ある日、出先で真っ赤なワンピースの似合う女性に目を奪われて。
最終更新:2021-04-30 16:25:17
1385文字
会話率:55%
BARの片隅で、いつも寡黙に
目の前に置かれたバーボングラスと向き合っている男
そんな男にも、忘れることの出来ない過去があった
それは二十年前のクリスマスから始まった
一年間の思い出だった
傍から見れば些細な事なのかも知れないが
彼にとって
は
人生を左右する程の出来事だった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 19:08:48
5127文字
会話率:15%
「薔薇のように真っ赤なワンピースはあるかしら」――アパレルショップを訪れた美しい女性客は、自分が頼んだ商品になぜ文句を付けたのか? 不思議な客について、碓氷と蒲生が辿り着いた答えとは。
最終更新:2018-10-28 21:54:28
6689文字
会話率:69%
恐怖心が女の呪いから逃れるたった一つの術なのか?
就職の内定が出て最後の学生生活を満喫している栗原隆一。ある日、駅のホームで見かけた真っ赤なワンピースを着た顔を覆う程の長い黒髪の女を見かけた。会ったことがない筈のその女は隆一に不気味に視線
を送り続けていた。それ以来、女は不定期に隆一の目の前に現れる。女が現れる頻度が多くなると共に、最初は表情すら読み取れない程の距離に立っていたその女は段々と隆一との距離を縮めてきたのだった。命の危険を感じた隆一は友人の紹介で、ある住職と出会う。住職は隆一を救う事が出来るのか?そして、女の正体、女の呪いとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-07 23:20:58
12969文字
会話率:49%