我らが英雄が敵国に捕まった。彼は敵国に寝返った。戦場で敵軍に混ざる英雄様を見かけたらしい。
噂は広まっていく。しかし英雄と戦場に立ったことがある者たちは言った。
あれは偽物だ。彼はあんな動きじゃない。彼の魔法はあの程度ではない。彼はどこかに
隠されてしまったのかもしれない。探そう、英雄を。待とう、彼の帰りを――。
その頃英雄は不思議な赤ん坊に翻弄されていた。
※赤ん坊のセリフをできるだけ赤ちゃんっぽくしているため、何言ってるかわからないと思います。
ゆるゆる世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 16:46:41
24333文字
会話率:54%
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
貴族学園のとある放課後の教室。
各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
「……どういうこと
でしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私があまりそういった冗談が好きではないことは、殿下もよくご存知ですよね?」
「フン、もちろん冗談などではないさ! こんなこと冗談で言えるものか! 僕は君のことを、つくづく見損なった! まさかキャシーに対して、あんな陰湿な嫌がらせをしていたとはな!」
「ダリル様、あまりジュリア様を責めないであげてください! わ、私は本当に……、気にはしていませんから……」
「キャシー、無理をするんじゃない! 辛い時は素直にそう言っていいんだぞ!」
「ダリル様……」
ダリル殿下が、男爵令嬢であるキャシー嬢の肩に両手を置きながら、慈愛に満ちた瞳を向ける。
クラスメイトたちも、何事かと遠巻きにざわついている。
「話が見えないのですが? 私はキャシー嬢に対して、嫌がらせなどした覚えはございませんよ?」
「フン、そうやって白を切るというなら、こちらにも考えがある! ついて来い!」
そう言うなりキャシー嬢の肩を抱きながら、さっさと教室から出て行ってしまう殿下。
私はフウと一つ溜め息を吐いてから、野次馬のクラスメイトたちと共に、殿下の後を追った。
「これがその証拠だ!」
ドヤ顔で殿下が指差したのは、校舎裏にある壁の一角。
そこには夥しい数の、ありとあらゆる落書きがされていた。
この壁は、通称『匿名掲示板』。
最初は誰かがほんの悪戯で悪口を書き始めたのだが、それに対して他の人間がどんどん便乗していった結果、今では虚実入り交じった、まさしく匿名掲示板と言えるものにまで発展してしまったのである。
「これがいったい何だというのでしょうか?」
「よく見てみろ、ここを!」
殿下が指差した箇所に目を向けると、そこには『男爵令嬢のキャシーは本当に生意気』と書かれていた。
「それが何か?」
「まだとぼけるのか! これを書いたのは、君だと言っているんだよ僕は!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 21:03:47
4007文字
会話率:56%
あらすじ?なし!思いつき、暇潰し、チラシの裏の落書き!
キーワード:
最終更新:2024-02-23 17:29:28
436文字
会話率:89%
奈良で生まれた山中雅は、小学四年生、貧乏長屋におかんと弟とで暮らしています。
近所に住んでいる子供たちは、雅を含め、しつけ、勉強、塾、習い事、子供を拘束するすべてのことに無関係の子供達ばかり、自由な時間がありすぎてやることが派手。
爆竹の火
薬を集めて爆発させたり、パチンコで石を飛ばし合ったり、井戸に石を投げ入れたり、野良犬の顔に落書きしたり、学校のクラス仲間では絶対やらないようなハラハラドキドキする遊びばかりやっていたのです。
雅もランドセルを家の中に放り込むと汗まみれ泥まみれになって子供達と遊びまくるのです。
そんな中で起きる物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 18:26:21
10568文字
会話率:37%
ふと思ったことを書き連ねてみました。見直しはしてません。誤字があったとて知るかボケの精神で、私的妄想の落書きをネットの海に投棄してます。
最終更新:2024-02-06 18:16:56
2244文字
会話率:0%
公爵令嬢クラリッサが王立学院にて、婚約者である第一王子チャールズがピンクブロンドの男爵令嬢をお姫様抱っこしている場面に遭遇した。ピンクブロンド男爵令嬢は言った。クラリッサに無視されていると。それはそうかもしれない。気にしてなかったから。ん?
わたくしがあなたの教科書に落書きしたり、足を引っかけて転ばせたりした? 何を言っているのだろう、このゴミは。障害とも言えないような事件を通して愛を深める、令嬢と王子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 07:27:37
3474文字
会話率:45%
砂丘の地面に落書きをすることは、鳥取県条例により禁止されています。
最終更新:2024-01-20 19:08:25
220文字
会話率:20%
悪役令嬢と言えば婚約破棄。婚約破棄するために……そもそも平民なので婚約してないから、会いに行った先には。
第何弾か分からない落書き。
深夜テンション+酔っぱらった勢いしかない。ストーリーもないです。細かい描写もないので短い。
つまり何にも
考えてないです。
微妙に滑っている馬鹿な子を書きたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 20:36:32
4504文字
会話率:48%
うん。生まれ変わったらしい。でもって俺は捨てられたんだが。かっこいーチートはとこ行った?モンスターと仲良くなるチートなんていらんのだが。気づけは魔王なんて言われて討伐って、ちょっと待て、俺はか弱い人間だぞ?ちよ、おい、バカ竜。誰が勇者連れて
来てんだよ。
※息抜きです。前の話はどこ行った? うん。気のせいだよね(*_*;
だって、流行りに乗りたかったんだ。( ー`дー´)キリッ。
※このページ自体落書き帳扱いの為に時々話の内容が変わる可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 21:25:24
4052文字
会話率:32%
なんとなくファンタジー? 暇つぶしの落書。
最終更新:2023-12-11 01:02:13
47724文字
会話率:54%
「その落書きは、未来を予知した内容なんです」
最終更新:2023-11-24 12:31:09
5435文字
会話率:61%
公衆便所の個室に駆け込むと、目の前に落書きがあった。
「よう来たな、まぁ座れや」
当たり前だ、こちとら緊急事態なのだ。言われるまでもないのだが、座って落ち着くと、落書き通りに行動してしまっている自分に気付き愕然とする。
エスパー
か?
いやいや、トイレで座るのは当たり前で、それを前もって宣言されたって何も偉くない。
そういった日常で気になったことを、妄想を交えてコメディタッチで書き記そう。
ここで敢えて言わせてほしい。
「よう来たな、まぁ読んでくれや」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 23:45:24
62488文字
会話率:22%
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
何かを連想されることもあるかもしれませんが何処にも許可を取っておりませんのでご容赦ください。拙い落書きですが、楽しんでいただけたら幸いです。
あと、最後の2行読めばあらす
じOKです~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここは剣と魔法と危険がとっても身近なユーカッスという大陸、様々な種族が助け合ったり、国を作ったり、ときどき争って滅んだり。
でも神様が見守ってるからきっと大丈夫。
それなりに平和なこの世界は繁栄が約束されているのです。
そう、高名な占星術師が ごめんね、正直に言っても大丈夫?と前置きするほどのヤバイ未来が暗示される前までは。
それは各地で起きる不可解な事件。
各国共通の脅威である魔王国の軍勢に侵攻の気配。
さまざまな噂と予兆の一致を見て、人々は不安な空気に包まれていきました。
もうこの平和は終わってしまうのかと。
***
人間族が治める小国レインタイムスのとある辺境の村では、今年9歳になる少年少女が職業の洗礼を受けるため教会に集まっていました。
洗礼に立ち会った人々は願いました、世界に危機が訪れた際に現れる「勇者」という職業を授かる子の誕生を、人間族の希望となる光が降臨することを。
その日、見たことも聞いたこともない職業を授かった男の子が紆余曲折を経て、なんやかんや良い感じに成長し 世界を救ってしまう・・・みたいなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:18:10
18621文字
会話率:38%
最近見た事の風刺的落書きです。
最終更新:2023-10-19 09:16:53
898文字
会話率:0%
僕、歌川清水は高校一年生。
何をやっても中途半端なお調子者。
そんな僕が見つけたのは、机の落書き。
そんな落書きに書いた返信から、僕の灰色だった
僕の学園生活は変わっていく。
さぁやじるし、僕を導いてくれないか?
カクヨム同時掲
載です。よろしくお願いします!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 22:20:13
10420文字
会話率:27%
子供の頃、よく車の窓ガラスがくもったら落書きをしていました。
そのときの思い出だったり。
最終更新:2023-08-27 00:41:09
466文字
会話率:15%
神様がお留守の時に天使たちが神様のクレヨンを勝手に持ち出して空に落書きをします。
番町花屋敷の中でサチが描いたと言っているうろこ雲のおはなしです。
最終更新:2023-08-24 16:00:46
1433文字
会話率:50%
『齢三十にして立つ』という言葉を聞いたことがあるものの、たつのはあそこばかり(陳謝)。
人間年齢三十歳はまだまだ若輩者でありながらも、死に一歩一歩近付き始めてる感が否めなく、人生を自然と思い返すことも増えてきた。
あらゆる方面の正と負が
ぶつかり合い、混ざり合い、そして忘却されていく。
思い出した出来事を徒然なるままに……、私の頭の中から消えてしまう前に。
緊張のためか少し硬くなってしまいましたが、私は赤ん坊の頬のように柔らかくありたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:23:00
1525文字
会話率:22%
ある日、クラス単位で異世界に召喚された竜胆悠斗。クラスメイト達が強力な天職を手に入れる中、彼が手に入れたのはおかしな天職と偏ったステータス。そのせいで、ダンジョンで実戦訓練をしている途中、彼女とクラスメイト達にモンスターの囮にされ、奈落の底
に落ちてしまう。しかし、そのような危機的状況中、何とか生き残ることに成功したユウトは、そこで元勇者のアスナと出会う。その出会いによって、彼の止まっていたはずの運命の歯車は、動き出すのであった......。
第零章;人物紹介
第一章:異世界召喚
第二章:神の箱庭
第三章:堕落した神々との戦い・アルタイル編
第四章;堕落した神々との戦い・和の国編
更新は基本的に不定期です。
更新は夕方から夜にかけてです。
この小説は、『報いはないが、救いはある』をコンセプトにしており、ファンタジー系俺ガイルとスケダンをゴールに目指しています。スコープとしては、それらを読まない、またはシェアすることができない方はあまりレコメンド致しません。
注意事項:時々文章をブラッシュアップの為にリバイズするので気をつけてください。
:ビジネス用語をジャストアイディアで使用します。(主に前半)
:前書き・後書きは、作者の落書き帳です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 11:39:33
1134994文字
会話率:48%
雨音AKIRAがこれまで作画してきたイラストをまとめた創作日誌です。
小説作品の挿絵、キャラ絵、FA、落書きなど。作画工程も含んだイラスト全般について掲載。
【基本情報】
・2019年頃からデジタルでの作画を開始。
・今の作画はほぼデジタ
ル。
・使用ソフト:CLIP STUDIO PAINT(現在はEXを使用)
・ノートPCにワコムの液晶タブレットで作画(Wacom Cintiq 16)
※作中の画像は無断転載厳禁です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 20:54:51
196234文字
会話率:1%
異世界の大都市イルモニカにあるスエル・ドバードいう町に住む、紅い毛を持つ女セシリア・ルージュは、その街の酒場"ボルカ"で働いていた。
幼少期の頃に母の借金の身代わりとしてボルカに売られると、そこで生活する為に奴隷のよう
に働き店主に仕えてきた。
そんなある日、その店主から16歳を向かえる前にある頼みごとをされてしまう。
それは、セシリアの生活を良くする為の条件として毎晩のように帝国アルダ・ラズムの兵士たちの性奴隷として働くことだった...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 17:35:20
106391文字
会話率:47%