いろいろなところで行われている命名権。
自分にも誰かが付けたらどうなるかな。
好きな人が注目するネームが良いな。
最終更新:2024-12-18 12:13:12
905文字
会話率:28%
吾輩は雪見大福である。
白い猫である。
人間たちは吾輩をメインクーンなどと分類しているらしい。
アライグマのような乱暴者と同一視されるのは、甚だ遺憾だが理知的で心優しい猫として、寛容な心で許そうと思う。
そんなことより吾輩は憂い
ていた。
猫飼い主達の結婚状況を憂いていた。
ほんの少し身体が丸くなったせいで、飼い主からオヤツのちゅーとろが貰えないことを憂いていた。
それもこれも飼い主が落ち込み気味なのが悪い。
残業帰りのお疲れモードでも優しい飼い主だが、お酒が入ると「出会いがない」と嘆く日がある。
仕事は充実しているらしい。
花形の秘書課などと呼ばれる組織に配属されて、氷帝と呼ばれる若きイケメン社長という推しのそばで仕事できて嬉しいと言っていた。
正直、飼い主がなにを言っているのかわからん。
職場に出会いがあるではないか。
吾輩はそう思うのだが、社長とやらはあくまで観賞用らしい。
仕事が出来すぎて、自分にも他人にも厳しい。
ミスで叱責や詰問されることなどはない。
けれど優しいわけではない。
なんでも無言で人を見限り、他の部署に飛ばすのだとか。
そのため氷帝とやらが社長になってから秘書課は入れ替わりが激しいらしい。
飼い主が秘書課に配属されたのもそのおかげだとか。
人間とは大変である。
飼い主の愚痴が増えたのは先月の誕生からだ。
どうも人間社会では25歳を過ぎればアラサーという呪いにかかるらしい。
いくら仕事が充実していようと、恋人がいないと焦燥感に駆られて悲しくなるのだとか。
人間とは複雑である。
ちなみに吾輩のちゅーとろが減ったのはその前からだ。
飼い主が吾輩を見て、深刻な表情で「ダイエットさせなきゃ。私も一緒に頑張るから」などと言い始めたのだ。
人間とは失礼である。
そんなとき吾輩は知ってしまった。
家を守っているときに、適当にテレビ番組をつけていて知ってしまった。
人間は猫を飼うと結婚しないらしい。
なんと犬を飼うよりも結婚しないらしい。
これは家猫として看過できない問題である。
このままでは家猫の地位が危ない。
飼い主の婚活を促進しなければ。
こうして吾輩は外に出て、電車に乗り、飼い主の会社に向かった。
そして現在、吾輩は社長室で氷帝と対面している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 11:00:00
32132文字
会話率:30%
不器用で、真面目だと言われるけれど融通が効かないだけ。自分をそう評する第一王子マチアス。
幼い頃幼馴染とふたりで机を並べ勉強をしていた時、「将来どのように生きていくか、今から考えておくことも大切です」と家庭教師に問われた。
幼馴染カナメは真
面目な顔で「どこかの婿養子にしてもらうか、男爵位をもらって生きていきたいです」と言って家庭教師とマチアスを笑わせた。
今もカナメは変わらない。そんなカナメが眩しくて可愛い。けれど不器用で融通が効かないマチアスはグッと我慢するのである。
✔︎ 美形第一王子×美人幼馴染
✔︎ 真面目で自分にも他人にも厳しい王子様(を目指して書いてます)
✔︎ 外見に似合わない泣き虫怖がり、中身は平凡な受け
✔︎ 美丈夫が服着て歩けばこんな人の第一王子様は、婚約者を(仮にそう見えなくても)大変愛しています。
✔︎ 美人でちょっと無口なクールビューティ(擬態)婚約者は、心許す人の前では怖がり虫と泣き虫が爆発する時があります。
➡︎ 章や作品タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではいただいたリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
➡︎ 婚約式後設定には『✿』が付いています。
!ATTENTION!
【「セーリオ様」「カムヴィ様」共通の話 】
こちらに入っている小説は『セーリオ様の祝福』と『セーリオ様の祝福:カムヴィ様の言う通り』の両設定共通の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 22:10:00
57385文字
会話率:23%
人が思う以上に不器用で、真面目だと言われるけれど融通が効かないだけ。自分をそう評する第一王子マチアス。
外見に似合わず泣き虫で怖がりなのは、マチアスの婚約者カナメ。
マチアスが王太子にならないと決まったからこそ結ばれた婚約だったのだが、ある
日事態は急転する。
✔︎ 美形第一王子×美人幼馴染
✔︎ 真面目で自分にも他人にも厳しい王子様(を目指して書いてます)
✔︎ 外見に似合わない泣き虫怖がり、中身は平凡な受け
✔︎ 美丈夫が服着て歩けばこんな人の第一王子様は、婚約者を(仮にそう見えなくても)大変愛しています。
✔︎ 美人でちょっと無口なクールビューティ(に擬態している)婚約者は、心許す人の前では怖がりの虫と泣き虫が爆発する時があります。
!ATTENTION!
この話は『セーリオ様の祝福』では王太子にならない第一王子マチアスが『王太子になったらどうなるのか』という「もしも」の世界のお話です。
キャラクターの設定などは全て『セーリオ様の祝福』そのままで変わりありませんが、『セーリオ様の祝福』に比べればシリアスなお話です。
【 一部番外編の掲載先について 】
『セーリオ様の祝福』と『セーリオ様の祝福:カムヴィ様の言う通り』共通の番外編は『セーリオ様の祝福』コンテンツ内にあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:20:00
156250文字
会話率:19%
幼い頃、実の両親を亡くしたミリー・アレルダリスには、血の繋がらない侯爵と子爵の兄がいる。どちらの兄も優しいけれど、当主であるアレルダリス侯爵である兄には少し困っている。自分で探しておきながら、ミリーの婚約者候補をあれが悪いこれが悪いと、初顔
合わせ寸前で全て遮断するのである。自分にも伯爵令嬢の婚約者がいるが、ミリーが幸せになるのが先だと一向に結婚しようとしない。
ミリーは、侯爵の兄と彼の婚約者のためにも、子爵の兄と侯爵家を出ようと決意するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:22:29
6253文字
会話率:44%
変わっているという理由だけで、クラスメイトからイジメられていた音村義弘。
そんな彼のクラスメイトたちは、忽然と姿を消した。……彼だけを残して。
その影響で休校となり、ある日、気を紛らわせるために家でゲームをしているうちに、いつの間に
か寝てしまった義弘――。
次に目が覚めたらどこかの神殿。そして、自分を召喚したと言う謎の老人……。
そんなありきたりな異世界転移が、まさか自分にも降り掛かってくるなんて、夢にも思わなかった。
しかも、この世界には圧倒的な力を持つ魔王がいるし、とある事情から先に異世界転移していた判明したクラスメイトたちは、スキルやジョブを活かした魔王軍との戦いで、命を削っている状態だった。
そんな散り散りになったクラスメイトたちに、義弘は過去のイジメのことは一度水に流して、彼らを助けて元の世界に戻ることを決意する。
しかし――。
「召喚しておいてアレじゃが、君は不遇職である"ニート"なんじゃ……」
なんと、自分に与えられた"神の加護"と呼ばれるスキルやジョブは、完全に不遇職と呼ばれる"ニート"だった……。
――だが、音村義弘はそれでもクラスメイトのことは諦めなかった。彼にとって、それは逆に好都合だったのだ。
「もし、教養も魔法の才も剣術の才も、何もかもが無い"ニート"なら、逆に自分で才能を作れば何にでもなれるのでは!?」
そんな少しズレた発想を元に、義弘は大得意なファンタジー系ゲームの感覚を活かして、不遇職という壁を乗り越えて、散り散りになったクラスメイトたちを助けていく……!
そして、この世界の命運は……!?
続きは本編で――。
©2024 謎の赤毛折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 12:11:58
16117文字
会話率:44%
継母と義姉たちに亡き父の遺産をうばわれて、帝国を追放されたセナは、隣国である王国の高級リゾート地で、ホテルの客室係として働いていた。
ある日、幼馴染だった帝国貴族のミアがホテルに宿泊し、いきなり病に倒れ伏してしまう。
友人として仕事
の合間にミアの部屋へと、たびたび顔を出していたセナは、親友から驚きの贈り物を受け取る。
「自分は参加できないから貴方に貰って欲しいの」、と渡されたそれは、このホテルで開催される仮面舞踏会のチケットと仮面、そして豪奢なドレスだった。
スタイルも容姿もよく似ているセナは、確かにミアの代理を務められそうだった。
かつて馴染みのある社交界に、今夜だけでも戻ることができる。
セナは内心で嬉しさがこみ上げてくるのを、抑えきれないでいた。
噂では王国の王太子殿下の妃候補を選ぶ場所でもあるらしい。
新聞やホテルのロビーに飾られている人物画で見知っただけの彼に声をかけられたとき、セナの心は思わず、踊った。
一夜だけの夢を見ても許されるでしょう? と、誰かに問いかけたくなるほどに。
ダンスを踊り、雰囲気とシャンパンの勢いとともに、セナは彼に身も心も捧げてしまう。
そして一夜が明け、普段の自分にもどる時間がやってきた。
セナは正体を知られる前に、彼の元から姿を消す。
王太子ロバートの秘密を宿しているとも気づかずに。
〇前半をヒロインと殿下との出会いとしているため、ヒロインが不遇になった理由などは中盤になっております。
継母と義姉たちへのざまあ回は、後半のラスト近くなりますが、ヒロインにはハッピーエンドを用意しておりますので、お付き合いいただけると幸いです。
他の投稿サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 23:13:24
160759文字
会話率:31%
高校受験の頃、心の底から好きだった黒羽天音に嘘をついてしまった主人公、水無月透。彼の人生は、その瞬間から嘘で塗り固められていった。自分にも、周りにも嘘をつき続け、ついには大きな後悔を抱えたまま、人生を無意味に過ごしてしまったと感じる透は、全
てを終わらせようと決心する。
しかし、死を覚悟したその瞬間、彼の身体は突然時を巻き戻し、12年前の高校受験直前の自分へと戻っていた。再び訪れた天音との再会。そして、過去の選択をやり直す機会。
透は、このチャンスを活かして天音との未来を変え、自分の人生を取り戻そうとするが、再び彼は嘘をついてしまう。自らの弱さと後悔、そしてタイムリープの謎に向き合いながら、透は自分の本当の気持ちを伝えることができるのか――。
タイムリープを通して、過去の過ちを取り戻すために奮闘する主人公の葛藤と成長を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-20 12:00:00
5126文字
会話率:29%
高校受験の頃、心の底から好きだった黒羽天音に嘘をついてしまった主人公、水無月透。彼の人生は、その瞬間から嘘で塗り固められていった。自分にも、周りにも嘘をつき続け、ついには大きな後悔を抱えたまま、人生を無意味に過ごしてしまったと感じる透は、全
てを終わらせようと決心する。
しかし、死を覚悟したその瞬間、彼の身体は突然時を巻き戻し、12年前の高校受験直前の自分へと戻っていた。再び訪れた天音との再会。そして、過去の選択をやり直す機会。
透は、このチャンスを活かして天音との未来を変え、自分の人生を取り戻そうとするが、再び彼は嘘をついてしまう。自らの弱さと後悔、そしてタイムリープの謎に向き合いながら、透は自分の本当の気持ちを伝えることができるのか――。
タイムリープを通して、過去の過ちを取り戻すために奮闘する主人公の葛藤と成長を描いた物語。
ーー俺は、もう!君に嘘をついて離れたくないんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 09:22:55
2977文字
会話率:13%
人生というものは中々思い通りには行かないものであり、思い描いていた自分にも成れないもの。
それでも腐らず人道を踏み外さず真面目に生きていく事が人としては何よりも大事だったりする。
そして、戯れに賽子を振るかの様に。
運命というのは気紛れで、
予期しない筋書きを紡ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 00:00:00
139617文字
会話率:9%
―誰かの独白―
思えば、最初に会ったときから魅入っていた。目が離せなかった。あの目を見ていると、訳もなく自分の存在が許されたような気分になる。自分にも価値があるのだと、生きていていいのだと思えてくるのだ。
※※※
霊に悩まさ
れる主人公――雀部つづら。
彼女は『映画研究倶楽部』という部活に入部したが、部長であり一つ上の先輩でもある海尋メルがこれまた難儀な性格の人物であった。
霊現象に巻き込まれる中、二人は仲を深めていくが――。
この物語は彼女が霊現象に巻き込まれる一端のはなし。そして、彼女が"先輩"の存在を消した、高校一年の夏の告白のはなし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 17:00:00
111740文字
会話率:51%
「だから、私も吸ってるの、大麻。わりと日常的に」
「はい、これで同類だね」
学校の屋上で隠れて大麻を吸っている高校生の貞西(さだにし)は、同じ学年で皆からの人気もある美少女、蒼井冴里(あおい さえり)にその現場を見られる。
教師への
報告を警戒した貞西だったが、冴里は彼を売るような真似はせず、むしろ自分にも大麻を分けてもらうように伝える。清廉潔白で知られる優等生な彼女は、大麻の常習犯だった。
その日を境に、貞西は冴里との歪な関係性を始めるのだった。
※本作はフィクションであり、また犯罪を助長する事を意図して書かれたものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 03:51:16
19187文字
会話率:56%
恋愛をしたことがない落羽恋。入学式の日、恋に落ちた。二人で遊んでいく中で相手が自分にも好意を向けてくれていることに気づく。それと同時に彼女が何かを隠しているということも。
ある出来事がきっかけで二人は離れ離れになってしまうが恋はあきらめず彼
女を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 12:40:38
37018文字
会話率:60%
――いらないのでは? こんな男。
娘の卒業パーティーで起こった婚約破棄騒動。王子に婚約破棄返しを華麗に決めた悪役令嬢に感銘を受けた一児の母・アデライドが、浮気夫に三行半を突き付けて再出発する話。 はたしてアデライドお母様はあれもこれも大掃除
してすっきりさっぱりできるのか?!
(他サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 18:10:00
28708文字
会話率:29%
結城アストは剣士になりたかった。
だって父親は剣聖なのだから、自分にも欠片ぐらいは才能があるはずと信じて。
だけれども、現実は残酷で。
賢者の才能ばかりが開花して、気付けばその年齢にしては上位の魔術師になってしまっていた。
これではいけ
ないと実力を隠し、剣士として冒険者になることを決意する。
だけども早速クラスメイトにばれるわ、いろいろ事件に巻き込まれるわでてんやわんや。
彼は無事、剣士になれるのだろうか!!
※カクヨム様にも投稿させていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 21:50:40
165806文字
会話率:48%
「エリザが闇堕ちしちゃうじゃない!」
長くやっていたRPG系乙女ゲームの世界に、名も無き『悪役令嬢の妹』として転生した主人公。このゲームユーザーなら誰もが、悪役令嬢エリザ・ダークロードが溺愛する妹を失うことで極悪な悪役令嬢に堕ちる、とい
うことを知っていた。
「貴女が消えるとエリザは、この世界を崩壊へ誘う厄災級の存在になる。だから、彼女が壊れないようにしないといけないんだ」
「私にかかってるってこと!?」
「大丈夫! 私達も協力するから!」
同じく乙女ゲームの世界に転生した他のユーザー達にも助けられ、執拗に続く『悪役令嬢の妹』への襲撃から、華麗に逃れる主人公。だけど、このままで良いわけがない。
「貴女の覚悟が決まったら、あの地下室に来て」
これは、地味で慎重なアラサー女性だった主人公が、自分にも婚約者がいるとは知らずに三人の年齢バラバラな人に恋をしてしまったり、魅惑的な悪役令嬢を演じようと頑張ったり、前世からの癖が結果的にこの世界を救うことになっちゃう? ゆるふわでドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:32:34
511853文字
会話率:49%
星(スター)になれ!!青春の傷とその痛み。自分にも他人にも興味がなかった高校生の奏(そう)。彼女が選んだアイドル候補生たちも、様々な傷を持つものたちだった。
父親の芸能事務所を引き継いだ女子高生の奏。倒産寸前の事務所の危機を救うため、男子
アイドルグループをプロデュースすることに。自らキャスティングしたイケメンアイドル候補生たちと経費削減のため共同生活を始めるが、果たして各々ワケアリな彼らをデビューさせることは出来るのか……そして業界の裏ボスから彼らを守り事務所を救えるのか?!というヒリヒリ、ハラハラ、ドタバタ、青春ハートフルヒーリングストーリー
※こちらは'22年にアルファポリスにて掲載し完結したものを
新たに『'24年改稿版』として両サイトに連載していくものです
※コピー、模倣、転載、アイディアの盗用、シーンの抜き取り、全て固くお断りします(特にシナリオ界隈、書き手の方、作家モラル推奨でお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:08:05
357900文字
会話率:47%
誰も必要としない私のことを、どこまでも大事にして慈しんでくれた彼を裏切る日が来るなんて自分にも想像できなかった。
私は付き合ってから3回目となる一緒に過ごすはずの彼の誕生日の一ヶ月前に、姿を消すことに決めた。
全くの新しい街と環境に丸々一
年かけてやっと適応し始めた矢先に彼が現れたー新しい彼女を連れて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 10:00:00
2423文字
会話率:2%
あの日、自分にもっと勇気があれば今の自分とは違った未来を見出せたのだろうか?人間の一生はそれほど単純ではないだろうが、航海だけはしたくない。いつか初心を忘れてしまうのだろうが、それでも忘れたくはない想いがある。立ち上がれ、若人よ。今君の手
に握られているのはりっぽけ希望じゃない。やがては人類を救うかもしれない奇跡の灯なのだ。――春に捧げる人類賛歌。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:54:20
1093文字
会話率:0%
人事部の田辺健太郎は、日々の面接に退屈していた。
意味を感じない質問をする自分にも、模範解答を暗記したような返事をする就活生にも。
「あなたを物に例えると何ですか?」
就活生は答える。
「潤滑油です」
またいつものやつか。日本の人材にはスポ
ンジか潤滑油のどちらかしかいないのか……田辺と辟易する。
しかし、就活生の様子が少しおかしくなり……状況は一変する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 20:00:00
3011文字
会話率:48%
私は物心ついた時にはすでに、周囲の同年代の子供から浮いた存在だったと思う。
自分に違和感を感じながら育った『私』。
だけどこの違和感も、冷めた自分にも理由があった。
最終更新:2024-03-11 01:41:09
3748文字
会話率:14%
年が明けてから、運命を思わせる出来事が続いていたり、自分にもあったり。踏み出すしかないのがこの世界の建付けだと思う。でもね、そうはできない人も大勢いて、政治になにかしら期待したりするけど。
最終更新:2024-01-12 23:34:08
321文字
会話率:0%
それは言わないでと言われても、ふと言ってしまうことは誰にでもあるのだろう。自分にもあるだろう。だから、それほど気にしなくてもいいんじゃないかと思う。あまり感じないようになりたい。
最終更新:2021-09-25 08:25:59
435文字
会話率:0%
何をしていても、自分はこう感じている、あの人はこう感じたんじゃないかと、思う。国や時代が違えば、当たり前に感じることも変わるのだろうし、感じることをわかり易く書くことは、自分にもできる、数少ないことだと思う。
最終更新:2021-07-11 14:54:01
436文字
会話率:0%