洞窟の奥深くに建てられた今にも崩れそうな掘っ立て小屋に、王命で訪れた王国の騎士、ニール・マクレイ。
彼の目の前に座るのは『洞窟の魔女』と謳われるミルドレット・レイラ・ルーデンベルン。何を隠そう、彼女はルーデンベルン王国の第二王女だった。
あまりの天真爛漫さに修道院に入れられるも脱走。行き倒れになっているところを魔導士に拾われて、すっかり『洞窟の魔女』として名も売れてきたところを、ニールによって発見されたのだ。
しかし、ニールは王城に連れ戻そうとしているわけではなかった。彼女を姉である第一王女アリテミラの身代わりとして、隣国の王子へ嫁がせる王命を果たす為に来たのだ。
隣国ヒュリムトンは大国である為、国力が高く、王太子妃の座を狙い、他国からも妃候補が送り込まれていた。彼女達に打ち勝ち、王太子妃の座を勝ち取らなければ、ミルドレットは父王に殺される運命であることを知る。
ミルドレットは断固拒否し、幼少期に淡い恋心を抱いていたニールにも断絶の態を取るが、ニールは強制的にミルドレットを連れて隣国へと向かってしまう。
どうにもつかみどころの無い隣国の王子シハイルは、ミルドレットを気に入った風ではあるものの、自分には妃を選ぶ権利が無いのだと言う。
ミルドレットは王太子妃になる為、ニールの厳しい特訓を受ける事となった。しかし、暗殺者まがいの扱いを受け続け、過酷な王命ばかりを果たしてきたニールの凍り付いた心を、ミルドレットの天真爛漫さが少しずつ溶かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 17:08:12
176970文字
会話率:49%
ガーランド王国から南、アイゼルへと向かう列車『カノープス急行』に三人は座っていた。一人はガーランド王国第一王女であるライナ姫、もう一人はその護衛である勇者、そしてもう一人、タビの先生と言う女性アイザックが同席していた。そもそもこの旅は勇者
が魔王軍を一人で討伐し、すっかり平和を取り戻した世界で国王が娘の見聞を広める為に用意した外交の旅。本来、観光気分ではいられないはずなのだが、アイザックは列車の駅弁に始まり、数々の旅の醍醐味を二人に教えてくれた。
そんな中、列車で隣に座った老夫婦からの差し入れに喜びひょんな事から馴れ初めを聞きーーーー。
人生とは、旅とは。知らない事が沢山ある。
彼らの旅はこれからも続いていく。
そして、これを読んだ後はちょっぴり旅に出たくなる。
ファンタジー版『深夜特急』目指してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 12:09:22
79757文字
会話率:52%
番藤茶太郎が目を覚ましたのはゴツゴツした石の床の上だった。辺りを見渡すと、クラスメイト達も同じように横たわっている。そして目に付くのは、彼らを取り囲む鎧姿の白人達。コスプレではないようだ。
「皆さん! 起きてください!」
人垣から歩
み出た若い女が声を張った。目を覚ました学級委員長が「ここは何処か?」と訊ねる。
「ここはガドル王国。私は第一王女のエミーリアです!」
聞いたことのない国。
異世界転移にざわつくクラスメイト達。エミーリアは「この世界を救ってください! 勇者様!」と言う。
ステータスで勇者の称号を確認したクラスメイト達は盛り上がるが、番藤は冷めた瞳でその様子を見ていた。
王女に悪態をついて追放された男、番藤茶太郎はその固有スキル【穴】を使い、異世界の侵略を始めてしまう。
#カクヨム先行
#カクヨム異世界ファンタジー日間週間月間一位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:10:00
150714文字
会話率:49%
突然現れた魔王に第一王女が連れさらわれる。第一王女は妾の子だったため、王妃は喜んでいた。しかし魔王と王女は子供の頃会っていて、結婚の約束をしていたが…?
強い姫君とそれを好きになった魔王の拳で繋がるラブファンタジー
最終更新:2024-09-12 14:43:33
11096文字
会話率:64%
*注意:これは、前作カリ幸のスピンオフなので、ネタバレを多いに含みます*
アルカナ王国第一王女のカミラは、悪魔の血を引く隣国の皇太子殿下と婚約が決まった。
「政略結婚は仕方ない。でも、一度でいいから恋がしてみたい」
では私と恋人になり
ましょうと言う皇太子。彼女の願いは叶うのか?
シスコンの弟が出てきます。お姉様方が大好きです。ちなみに、姉弟でも結婚できる世界線なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 17:53:42
31558文字
会話率:43%
クラルス王国第一王女のエルは、幼い頃から戦場の象徴として育ち、クラルスの戦乙女として名を馳せていた。
そんなある日、身内の裏切りにより敵国で世界一の軍事力を誇るアウレア王国に売られてしまう。
どんなことでも受け入れる覚悟を決めていたエル。
だが、アウレア王国の王ユリウスに一目惚れされ「俺のことを好きになってもらう」と、なんだか思っていたのと違った。
しかもこの男、冷酷非道だと言われているがエルとは目も合わせられないほどの初心(うぶ)。
それなのに、エルがどこかへ行こうとすれば必ずついてくる。ユリウス自身がどこかへ行くときも必ずエルをつれていく。離れてほしいと言っても「傍にいてもらうと言った」と譲らない。
他の男性と話せば不機嫌になり、駄々をこねる。何ならすぐに国を滅ぼそうとする。
でも、エルとは視線が合わせられない。
そんなユリウスの嫉妬深く重い愛を受けているうちに、次第にエルの心にも変化が訪れる。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:30:00
60002文字
会話率:47%
ドゥセテラ王国は、美しい王女を各国に嫁がせることで外交関係を結び、自国の影響力を広げる外交戦略を取っていた。
そんなドゥセテラに、大国カラスカス帝国皇帝は、一番美しい王女を娶りたいと申し出る。
それぞれ母親の違う、四人の美しい王女のうち、
誰が一番美しいか、選ばなければならない————。
第一王女、フィリス・ノワール
第二王女、トゥリパ
第三王女、ロゼリー
第四王女、ブルーベル
そんな状況の中、密かに一番美しいと評判だった、第四王女ブルーベルは、何者かに襲われ、顔に傷を負う。
ブルーベルが気がついた時は、すでに顔の右半分を覆う仮面が付けられており、彼女に事件当時の記憶はなかった。
元々、家族に虐げられて一人離宮で暮らしていたブルーベル。
美しい顔を失った王女に、人々はさらに冷たかった。
カラスカス帝国へは、第一王女フィリス・ノワールが嫁いだ。
一方、ブルーベルもまた結婚が決まり、辺境の謎めいた王国、アルタイスに輿入れする。
そこでブルーベルを待っていたのは、王弟であり、最強魔法騎士と名高い、魔法騎士団長のアルヴァロ・ヴィエント公爵だった。
豊かな自然と精霊が息づく辺境の地で、ブルーベルの人生は一変する————。
※ハッピーエンド
※カクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:10:00
163265文字
会話率:32%
<ワールドエンド・プリンセア・マギア>
◇ウィノア王国第一王女のロゼフィンは、生来の虚弱体質のため、王宮の片隅でひっそりと生きるしかなかった。
ある日、王国領である亜人の土地・レイヴェンスを治める辺境伯に嫁ぐよう命じられる。
国王である
父、賢母と名高き母。天真爛漫な妹。
そのどれもが、幼いころに見たきりである。記憶の片隅にある家族を信じつつ、王命に従い一路辺境へと向かうのであった。
ずっと側で支え続けてきた執事のバルマン。
新しい番となる、辺境伯のレオ。
宮廷魔術師のデイヴィッド。
新生活はロゼが思っていたよりもずっと安息で、暖かい日々だった。
陽光のようなやわらぎの中、熱烈な『歓迎』を受け、戸惑うこともしばしば。
だが、ロゼフィンの身には隠された秘密があり……。
愛が勝つか。秩序が勝つか。
姫君仕掛けのからくりは、キィキィと音を立てて回り始めるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:17:10
15390文字
会話率:43%
主人公ミエルは異世界転生した。女の子だ。王国の第一王女に転生していた。4歳のバナナの栽培、5歳のマッシュルームの栽培からはじめて。お転婆娘をしていた。そして6歳になり裏庭の植物園を整備する。7歳には植物図鑑を完成させた。そんな僕には幼馴染の
女の子「ルーシー」がいるのだ。ルーシーはいつもキスをしてきて「好き」と言ってくれる。女の子同士だけど、幸せな姫生活。裏庭から続いている「王宮の森」では水の精霊様と契約したり、マイマイを取って食べたり、ナイフを作ったり、キャンプをしたり。自然がいっぱいで楽しい生活をする。そんなミエルとルーシーの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 19:10:00
34621文字
会話率:51%
魔術が権力の象徴とされるロキア王国で、第一王女ユスティーナは微弱な魔力しか持たず嘲笑の的になっていた。
異母妹のマリカに馬鹿にされる日々を送っていたが、ユスティーナの家庭教師を担うのは国一番の魔術師シルヴェステル。
そのことに嫉妬した
マリカはあの手この手でシルヴェステルを奪い取ろうと画策してきて。
そんなある日、王立図書館で偶然禁書を手にしたユスティーナ。
その中に魔力封印の禁呪の記載を見つけたユスティーナは、それが毎晩夢に出てくる不思議な模様と同じものだと気づく。
自身の魔力が何者かの手によって封印されたと知ったユスティーナは、封印を解くため犯人捜しを始めるのだが……。
絶対に魔力を取り戻したい王女と、絶対に王女を手に入れたい魔術師の、いちゃいちゃ攻防ファンタジーラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 00:58:05
61001文字
会話率:40%
第一王女である【オーバークイーン】は、第一王子である【ナイトキング】に婚約破棄を宣言されてしまう。
婚約破棄をした理由は弱いからという理不尽なものであったが、それはクイーンの実力を、キングが知らないからであった。
なんと、クイーン
はとんでもない方法でモンスターの討伐に貢献していたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 17:43:21
1845文字
会話率:59%
シャフリー王国の貴族の子息令嬢たちが通う学園で行われていたパーティー。そこでアリシア伯爵令嬢は侯爵の息子であるアンガスに婚約破棄をされる。突然の出来事に唖然とするアリシアだったが、
「私と結婚してほしい」
第一王女ミオにプロポーズされた
かと思うと、
「オレと結婚するよな?」
「アタシと結婚するよね?」
続けて第二王女であるリン、第三王女であるララにもプロポーズされ三つ巴の戦いに発展してしまい――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 00:21:23
5658文字
会話率:39%
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」
男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句
、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。
何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?
★ 誰にも選ばれず、手紙を残して消えたはずの王女が幸せを掴み取るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 09:18:27
95565文字
会話率:41%
ベレスフォード王国。
そこは、自然の豊かさと平和をうたう女王制の国。
海に面するその国には、はるか昔義賊が国を発展させたという伝説もある。
そんな国で生まれた第一王女 サクラ・ベレスフォードは様々な経験を経て、歴史史上最も有名な女王への道
を進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 20:00:00
5395文字
会話率:18%
時はヘイアンの世、三人の貴公子が交換視察団として月へと降り立った。主人公は身分を隠した時の帝。都造朱鷺(みやこのつくりこ とき)と名乗り、従者である三条水影(さんじょう みなかげ)、春日安孫(かすが あそん)と共に、長年の悲願である月の都の
女人――「天女らとの酒池肉林三昧の日々を送る」という最大の目的の為に動き始める。三人は歓迎の宴に出席する為に、用意されていた「しゃつとすうつ=シャツとスーツ」に着替えるが、そのお粗末な姿を覗き見ていた一人のメイド――ルーアンに笑われる。宴の中でメイドのルーアンが、かつての第一王妃の娘であることを知った朱鷺は、彼女を目的完遂の為の援者とすることに決め、悲願が成就した暁には天女であり女中であることから、天女中と渾名したルーアンの望みを叶える手助けをすると約束する。
酒池肉林において、どうしても第一王女のスザリノを侍らせたい朱鷺は、水影の策で目的とする彼女に近づくことが出来た。だが、彼女は第二王妃(現第一王妃)エトリアの娘であり、第三王女である時から願い続けてきた、王族特務課のセライとの結婚が頓挫してしまったことに未練を断ち切れないでいた。その最中、スザリノに他家の王族との見合い話が持ち上がり、セライの進行の下、朱鷺ら三人もその様子を見聞する。その席に、エトリアと宰相に僻地に追放されたかつての第一王妃のミーナやルーアンの支持者(反乱者)が現れる。彼らとの戦いの中で月の世の不穏を知った朱鷺は、悪の根源である宰相、ハクレイと対峙することを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 11:41:09
356254文字
会話率:61%
理不尽な死に抗う力を願って姉妹揃って転生した先が妹が大好きな乙女ゲーム【勇者と花冠の姫】の世界だったけれど第一王女は別のゲームの悪役皇女にそっくりだった。前世にプレイしたキャラクターと違う上に『召喚』の加護でいつも彼女のそばにいるアースドラ
ゴンは神格級。
王族として双子の姉弟(第二王女と第一王子)に転生した姉妹は『受け継がれ』の加護と『新生加護』を駆使し、更にはチートな姉にも恵まれバッドエンドの亡国ルートを回避して今度こそ生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 05:00:00
43745文字
会話率:24%
天才王女と呼ばれるラミィ・ルークベルクはルークベルク王国の第一王女です。彼女は誰もが見惚れる容姿に聖女と言わんばかりの優しい性格、更には頭も切れ部芸にも精通しています。王国の人々は尊敬し、忠義を捧げ、いつしか彼女は若いながらも時期女王として
絶対的な立場を手に入れていました。しかしそんなに彼女にも一つ、問題がありました。それは今まで一度も恋愛経験をしたことが無いということです。長所の多い彼女は様々な人から求婚されてきましたが、彼女は恋愛に興味がなく、今までその全てを断っていました。そんなある日、彼女が出席した社交界で一人の男性が彼女の目に止まりました。その男性は自分よりも少し上の年齢でしたが彼女はその男性が気になった彼女は男性に話しをかけに行きました。話しかけてきた彼女に男性は丁寧に接しましたが、男性が彼女に興味を持つ素振りは見えません。しかしどうしても男性に興味を持ってもらいたい彼女はなんとしてでも興味を持ってもらうため、何度も何度も男性の住む屋敷へ通いました。そして遂に男性に興味を持ってもらい、男性との距離が近づいた頃、事件は起こります。突然目の前にいた愛する男性の背中にフードを被った何者かが襲い掛かりました。フードを被った何者かに気づいた彼女は何とかして男性を守ろうとしますが、それも虚しく男性は背中に大きな袈裟を落とされてしまい、その刃は命にまで届きました。彼女は目の前で起きた最愛の男性の死に絶望し、放心状態になりました。放心状態になった彼女は男性を殺したフードの何者かに抵抗もなく斬られてしまうのでした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 12:01:01
7214文字
会話率:31%
人魚の呪いを掛られた王女様 〜王女様の想い人は呪いを掛けた魔女様です〜 の番外編となります。
アクアマリン王国の第一王女様は、人魚の呪いが解けて晴れて魔女様の恋人に。
しかし、ある日突然、魔女と一緒に真っ白な部屋に閉じ込められてしまう。
紙には、見つめ合わないと出てない部屋と書いてあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 17:54:50
1859文字
会話率:46%
アクアマリン王国の第一王女ティレーネは、0歳の時に魔女に人魚の呪いを掛けられてしまう。
その呪いは、腕と足からは魚の鱗が生え、顔にアザができ、おまけに恋が成就しなければ泡となって消えてしまうという呪いだった。
呪いを掛けられたティレーネは、
鱗が生えた腕や足、アザのある顔を隠しながら護衛騎士と共に学園で生活をする。
学園で生活を送っていると隣国のエメラルド王国から王子リュシオンが留学生としてやってきた。
ティレーネはリュシオンとそこそこな交流しか交わしていなかったが、交流会でリュシオンに恋人にならないかとを告げられる。
隣国との繋がりは重要なため、ティレーネは恋人にを了承する。
しかし、ティレーネには想い人がいて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 14:56:50
21046文字
会話率:38%
ブライアン王国で50年ぶりにオリンピックが開催されることになった。第一王女セリーナは各国からの要人への対応に追われるが、オリンピックでは次々に事件が起こる。種族の壁を乗り越え、セリーナたちはオリンピックによる平和の実現を目指す。
最終更新:2024-07-31 08:05:07
1896文字
会話率:57%
第一王女タムタムは、兄のマラケシュ、妹のヤムヤム、侍女のシャナなどと、のびのびと王宮ライフを送っていた。しかし、隣国の陰謀により、タムタムはすべてを失ってしまう。タムタムは持ち前の魔法の才能と少しの機転を生かして、冒険者を目指す旅に出る。
最終更新:2024-01-31 19:53:01
16393文字
会話率:61%
愛想がないと実の父親から見離され、溺愛されている異母妹の代わりに冷徹鬼人と呼ばれる男に嫁ぐことになりました。
鞄ひとつにまとまった荷物を持って、いざ対面。
『俺の部屋に入ることを禁ずる。同様に、俺もお前の部屋には入らない、決してだ』
(………それはとても都合が良いのでは???)
皇帝(19)×元第一王女(21)が平和なのんびり生活を送ったり目指したりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:44:22
6774文字
会話率:55%