【第1回Ruhuna小説大賞応募作】
貧民窟出身のメルフェリーゼ20歳。2年前、14歳年上でユルハ王国第二王子のアウストルと結婚した。しかし、年上の夫はメルフェリーゼに指一本触れず、会話もない。冷めた結婚生活、周囲からは世継ぎだけを望まれる
日々。
ある日、城に隣国の騎士だという男が大怪我をして運び込まれてきた。怪我によって国へ戻れなくなった騎士は、一冬の療養中、メルフェリーゼの孤独に触れて恋に落ちる。孤独と依存の果て、メルフェリーゼは夫を殺し、騎士との駆け落ちを選ぶが――。
「他の男のものになることを、俺が許すと思ったか?」
そこに立っていたのは、殺したはずの夫。
殺人からはじまる、溺愛生活。
※アルファポリス、カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:00:00
31936文字
会話率:33%
魔法使いのベルンと剣士のリオは冒険者。元辺境伯令息とその従者である二人は、とある事情で平民になり、現在は互いを相棒として活躍している。A級並みの実力を持った二人は、今日も我が道を行く。そんな彼らの大陸を股にかけた冒険譚。★★★ひろたひかるの
アカウントで投稿しておりますが、ひろたひかると紅葉様による合作小説です。連名の合作小説ということで紅葉様から掲載の許可はいただいております。紅葉様マイページはこちら→https://mypage.syosetu.com/364269/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:00:00
125901文字
会話率:60%
もと料理係のピアは、恋人同士のイベント「聖ベーゼクトの日」を楽しみにしていました。ですが、このイベントが平民だけのイベントで、貴族には知られていないことを聞いてしまいます。★★★「料理係シリーズ」ですが、今回は恋愛カテゴリで失礼いたします。
★★★なお「ベーゼクト」は作者が適当に考えたので調べても何も出てきません。たぶん。★★★5月末のキスの日合わせで書いたのですが、すごい遅刻です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 10:09:17
3638文字
会話率:28%
「私、執事というのは、皆裏の顔があると思っているの」
ジョギングを終える。
シャワーを浴びる。朝食を食べる。
なんてことない毎日を執事と過ごす日々。
そんなある日のこと。
いつものように紅茶を飲むと
舌に異変が起きた。
原因は執
事が混入させた毒らしいが…
なんでも、それは国民と私のためだとか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:44:49
2717文字
会話率:38%
数年前に途中で書けなくなり、凍結した小説を最初から追加執筆して連載再開しました。
今度はなんとか完結できるよう頑張ります。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ある王国に圧倒的な国民の支持を受けている令嬢がいた。後に、王国の黄金時代を築き上げ
た歴史に残る女性である。
しかし、その令嬢がどのような心境で激動の時代を生きてきたのかは誰も知らなかった。
その令嬢は2つ名でこう呼ばれた。
『微笑みの令嬢』と。
これは本人の行動と気持ちとは裏腹に、周囲が勝手に勘違いして物事を進めていく悪運の強い令嬢の物語である。
※同作者作品
【この悪役令嬢には悪さは無理です!みんなで保護しましょう!】
の、後継作品となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:26:59
95646文字
会話率:46%
この短編は3部構成となっております。1話完結型です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
オラクル聖王国の筆頭聖女であるシオンは疑問に思っていた。
癒やしを求めている民を後回しにして、たいした怪我や病気でもない貴族のみ癒やす仕事に。
そして、身体に
負担が掛かる王国全体を覆う結界の維持に、当然だと言われて御礼すら言われない日々に。
「フフフッ、ある時気付いただけですわ♪」
ある時、白い紙にインクが滲むかの様に、黒く染まっていく聖女がそこにはいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 21:00:00
13924文字
会話率:34%
その日、国民から愛された皇后様が病気で60歳の年で亡くなった。すでに現役を若き皇王と皇后に譲りながらも、国内の貴族のバランスを取りながら暮らしていた皇后が亡くなった事で、王国は荒れると予想された。
しかし、誰も予想していなかった事があった
。
「あら?わたくし生まれ変わりましたわ?」
すぐに辺境の男爵令嬢として生まれ変わっていました。
「まぁ、今世はのんびり過ごしましょうか〜」
──と、思っていた時期がありましたわ。
orz
これは何かとヤラカシて有名になっていく転生お皇后様のお話しです。
おばあちゃんの知恵袋で乗り切りますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 07:00:00
146394文字
会話率:43%
Blow'in In The Wind ー風に吹かれてー の同じ世界を舞台にした、一般平民の十五歳の少年を主人公にした物語です。
本編の方を先に読んでもらえると、より分かりやすいかと思います。
こちらは、「風に吹かれて」の世界をより細かい描
写と主人公視点でわかりやすいように書いていこうと思っています。
こちらも長編、小説家になろうのみです。
不定期になるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:23:38
22412文字
会話率:22%
広島の片田舎に住む来栖家は、人里離れたポツンな農家である。農地は広くて生活も安定しているけど、敷地内にはダンジョンが2つも生えていると言う。
そんな町の自治会では、とにかく探索者が寄り付いてくれないと頭を悩ませていた。それもその筈、この
町の所有ダンジョン数は他の町と較べると軽く2倍以上。オーバーフローに対処する労力は相当なモノを必要とされるのだ。
そんな町の苦肉の策、探索者の誘致に無料の民泊案が浮上して――
とかモタモタしてたら、来栖家の敷地の裏庭に突然3つ目のダンジョンが爆誕!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:15:07
2929742文字
会話率:12%
かつての大災厄を切り抜けた人類だが、その副作用で大陸は空間を漂う孤島のような存在へと成り果ててしまっていた。その中の一つ、ヤンダー大陸は光の民が生活する浮遊大陸である。
そんな新時代に突入しても、他種族との接触による戦争はなくなりはしな
かった。光の民もその運命には逆らえず、しかしそんな危機を2度に渡って救う英雄の出現に。
ヤンダー大陸は現在、束の間の平和の中にあった。
それにより“白銀の英雄”の二つ名と名声を得たベイクだったが、彼の活動は平和の中では極端に制限される事態に。王宮通いにも嫌気がさして、家庭も顧みずに騒ぎを起こして、下町の居酒屋でくだをまく日々。
そんな中、田舎から一人の少年が依頼を持ち込んで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-17 02:32:30
215926文字
会話率:27%
架空の街、大井蒼空町では、ケーブル配信されているオンラインゲーム『ファンタジー スカイ』が大流行。ケーブル配信の特性上、ゲーム参加者は街に住む住民だけ。そんなゲームの5月の期間限定イベントが始まり、街はちょっとした盛り上がりを見せ始める。
そんな中、中学生ギルドを結成する弾美や瑠璃の幼馴染みコンビは、ネット内のもう一つの架空世界で今日も縦横無尽の活躍をみせる!
*以前にこのサイトに途中まで投稿していた、作品の投稿し直し作品です。前のIDではどうやってもログイン出来ず、泣く泣く連載を中断してました。
作品自体、既に最後まで書き終えてます。後は仕事の合間に、ぼちぼち投稿して行きたいと思ってます。途中まで読んで下さっていた皆さんが、ここを見つけられる事を願ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-28 22:54:18
880243文字
会話率:30%
ここは精霊界。特色の異なる7つの王国と、国々を束ねるひとつの大都市で構成された人の社会は、精霊魔法という自然の力を司った不思議な力を基軸として発展を遂げた。世界の中枢、永久中立都市『セントブレイン』に本拠地を置き、武力によって人々を守る『精
霊騎士』は市民にとって憧れの存在であった。
不自由なその体に『精霊王』を宿した、ノルという少年がハーフエルフの美少女クァインと共に精霊騎士養成大学校の入学試験を受けたことで、その存在が世界に発見される。それをきっかけにして、恋にバトルさらには闇深き陰謀まで....様々な運命が動き出す。これは、特別な運命を背負った少年の『選択の物語』。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:10:00
103627文字
会話率:50%
ブラック企業に勤めていた日本のサラリーマン小倉孝人。
気に迷いにより列車への投身自殺を図った彼は、奇妙な超越存在の手によって、魔界の最底辺に生み出されたまがい物の都市「モック・ニュータウン」へと転生する。
現地獣民、模造人(モックレイス)と
して新たな生を受けた彼は、街の中心となる巨大な『塔』のダンジョンをめぐる冒険に巻き込まれていく。
『REmnant・REvenants・REincarnation』
それは、残念を抱えた者たちの、新たな生の物語。
世界の底の底で、生き抜く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
457939文字
会話率:53%
リアラ・エステマリアは伯爵家の娘だ。しかし、両親は豊かな伯爵領の財産を使いつぶしていった。領民を顧みず、自らの享楽に講じた結果、リアラが生まれた数か月後に断罪された。それを手に掛けたのが、当時齢15歳だった、リドクリフ第三王子だった。しかし
、生まれたばかりのリアラには罪がないと断罪の手を下すことはなかった。その決断を見ていた、兄王からリドクリフに下った命令は、リアラが5歳になり、リドクリフは20歳になれば、1代限りの公爵となり、リアラの貴族後見人として伯爵領を支えろである。面倒を見ることが出来ないなら殺せと仰せつかり、リアラを面倒を見ることを決意したのだ。まだ、幼いリアラを、当時の乳母であった家庭に預け、リドクリフはその時を待った。
そして、実際にリアラが5歳の誕生日の時に、エステマリア伯爵家へと移り、領主の勉強を実行していく。
それとは別に、リアラは転生者だった。前世は、シンガーソングライターということもあり、領を文化発祥地としたいと強く願うと同時に、勉強と音楽とに一心に身を注いでいく。そのため、5歳にして発想は飛んでおり、周りからも一目置かれていく存在となっていく。
音楽の才能を発揮し、考える理想を追いかけ、努力する姿に周りはリアラの存在をどうにか取り込もうと周りの大人たちは動き出して――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
235136文字
会話率:37%
リリアーナ・カルテという少女がいた。だがその少女は国民に生存を確認されていない。そして彼女には2つの秘密が…?そしてその少女と同じ秘密の婚約者が…⁉︎2人の絆と恋愛が詰め込まれた異世界転生物語
最終更新:2025-02-01 18:00:00
38708文字
会話率:63%
元化二十四年。
かつて珪素獣から世界を救った組織である人類解放戦線が、人類防衛機構と名を変えてから四十八年後の……七月十九日。
静岡県の浜名湖に、かつては未確認生物に分類されていた海洋生物『シーサーペント』が出現。
人類防衛機構
の静岡第一支局は、シーサーペントが地上に進出し民間人を襲おうとした場合に備え、ただちに女性兵士こと防人の乙女を浜名湖に派遣するものの……時すでに遅く。
幸いな事に民間人への被害は出なかった。
だがシーサーペントには逃げられ、そしてそのシーサーペントにより浜名湖の生物は……養殖されていた魚介類を含めて食い荒らされていたという、まさに防衛組織にとっては敗北と言うべき状況となっていた。
それから、一年後。
元化二十五年七月二十一日……その浜名湖に再びシーサーペントが出現。
前回の敗北を反省し、静岡第一支局の防人の乙女達は万全の準備の下、再びシーサーペントへと挑む!!
この作品は「N9157EU」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
18065文字
会話率:18%
侯爵令嬢リリアンは婚約を破棄された。アマステラ皇国の次期皇帝であるジュリオに。するとリリアンはまさかまさかで護衛共々逃走!? そしてジュリオは、愛人である平民のルーミアとハッピーエンド……なんて都合の良い展開になるハズがなく。なんとジュリ
オは執事長のアイサクに導かれ、今までも何度か現れた敵国を撃退するために“自立型移動国家”であるアマステラ皇国を操縦しなければいけない事に!? 果たしてジュリオの明日はどっちだ!? というかリリアンは護衛共々どこ行った!? まさかな自立式移動国家系巨大ロボット戦記……まさかの起動!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:00:00
9995文字
会話率:32%
俺の母方の祖父母が住んでいる■▼市には、少々怖い言い伝えがある。それは、大地震が起こるまで海に存在したという小島『碧之島』にあったとされるかいづち村についての伝承。それによるとその島の住民は不気味な儀式をしていたらしく。そしてそんな儀式を
していた住民は縄張り意識が強く。余所者が島に近付くと攻撃的になり。そして、島が沈んだ今もそれは同じで……島があった場所に近付こうとすると、かいづち村の住民の幽霊によって、余所者は海の中に引きずり込まれるらしい。だけど今や、科学でほとんどの事象が証明されんとしている時代。怪談なんて時代遅れ――そんな事を思っていた俺の前に。春休みを利用して■▼市に遊びに来た俺の前に。そのかいづち村について知りたがっている女子大生が現れて…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 21:00:00
12175文字
会話率:20%
目が覚めると異世界の貴族ザクスノートの体を乗っ取っていた主人公。しかし、ザクスノートの記憶を継承していない主人公に貴族は無理と判断され、貴族籍を剥奪され平民ザックスとして生きることになる。
そんなザックスに貴族の父は言う「ダンジョンを攻略し
て、貴族に戻って来い!」
異世界シュピルフィーア。そこはダンジョンに侵略され、徐々に人類の生活圏が削られて衰退し始めた世界。主人公は伝承にしかない力、複数ジョブと聖剣を武器にダンジョンを攻略する。
何番煎じか分からない定番のダンジョン物です。聖剣は強すぎるので切り札として温存し、コツコツ攻略して強くなっていくので展開は遅めです。新しい魔物やジョブ、スキルが登場した時は色々検証しますが、単純作業となった場合は描写をカットしていく方針です。
ジョブに関しては定番物から、変わった物まで色々取り揃えております。商人とか遊び人なんて育てても意味なくね?と感じるかもしれませんが、使えるかどうかじゃないんです。取り敢えずレベルを上げて、その先が見たいだけなのです。
カクヨムの方で先行公開しています。(2021/12/24時点で114話、18層攻略中)追いつくまでは毎日更新、その後は月、水、土曜の週3更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
688240文字
会話率:28%
カリストリア聖王国 特別号外
「神に選ばれし英雄、またも勝利!」
この国には英雄がいる。北からの魔物の脅威に日々怯えて暮らす民にとって、この英雄の活躍の情報は心の支えになっていた。
神聖視されてきた英雄は、これまでずっと経験と戦歴以外の情
報が伏せられていたが、今の暮らしや実際の言葉を取材し、聖王国民に届けることが決まった──要はプロパガンダである。
そんな英雄に取材をすることになった新米新聞記者ロベリア。彼女が出会った英雄、ヴァリクは……なんだか、伝え聞く英雄伝とはかけ離れた、のほほんとして抜けていて、自信の無い猫背の大男であった。
という感じの、ボーイミーツガールです。
作品名が思いつかないので短いですが、後で色々付け足すと思います。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
331423文字
会話率:41%
犬と猫、どちらが優れているのか――この議論に終わりはない。
「ワイらは散歩で健康も守っとるんや。ネコカスは寝てるだけやん」
「いやいや、寝てるだけで癒しを与えるのが最強やろ?」
散歩派の犬、ゴロ寝派の猫。毎日繰り返されるスレッドでは、互
いの主張がぶつかり合い、譲り合うことなく議論は続いていく。
犬がしっぽを振れば、猫はゴロゴロ音で応酬。そんな言い争いの中で交わされる何気ない一言や、一瞬の静寂が、時にはスレッドを大きく動かすこともある……かもしれない。
今日も、彼らのレスバトルは熱を帯びていく――。
週1更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:00:00
19693文字
会話率:0%
結婚適齢期を迎えた青年たちの通過儀礼である〈炎龍鳥狩り〉。危険な儀式に挑む青年たちの無事を祈って、血縁の娘たちは、その血の呪力を込めて皆で刺繍を施した新しい上衣を贈る。九歳のプディヤは、この、〈糸の姉妹〉の仕事に、今回、初めて加えてもらった
。本来ならまだ少し早いけれど、儀式に挑む従兄のユウアムはプディヤを幼いころから特に可愛がり、プディヤも彼に特に懐いていたから、その糸にはきっと強い想いの力が宿るだろう――という理由で。
アジア山岳少数民族風異世界で、年の離れた従兄への幼い初恋に心を揺らす少女を描くファンタジー短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:52:31
2401文字
会話率:3%
卵から生まれて水の中で育ち、満月の夜に陸に上がって<ひと〉になる不思議な種族〈沼地の民〉。しっぽと水かきを持つ青白い肌の〈幼生〉は、大人たちの仲間入りをしたいという気持ちが芽生えてはじめて〈ひと〉の姿を得て陸に上がることができる。仲良
しだった弟が未だ幼生のままなのを、一足先に陸に上がった姉は、やきもきと案じるが……?
ここでないどこかの大地に暮らす幾つかの種族を紹介する、『異世界風土記』的な連作ファンタジーの1作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 21:29:33
9888文字
会話率:11%
不漁にあえぐ貧しい漁村の、夜の浜辺で寄り添う幼い兄妹。飢え凍えてなすすべもなく死を待つふたりの前に、謎めいた旅人が現れて、不思議な物語を語り始める――
※『金の光月の旅人』のアナザー・ストーリーです。続編ではなく、ストーリーに連続性のない姉
妹編なので、独立して読めます。
※『金の光月の旅人』同様、拙作『イルファーラン物語』と世界設定を共有しています。
※個人サイト『カノープス通信』(http://www.geocities.jp/canopustusin/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 17:12:07
37940文字
会話率:10%
「『面白れー女』をやっている本人は……全っ然面白くないっっ!!」
男爵令嬢クリアは元平民。学業成績としっかりした性格を評価され、サンブリング男爵家の養女になったのだ。
ある日、アニメ映画「君の世界の名前は」のヒロインに転生していたことに
気づいてからは、さあ大変。この映画は、ヒーローがヒロインに恋する力で「世界の滅亡を防ぐ」話だったから。
入学する学園で、ヒーローの王太子レイニーに好かれなければ、全てが終わる。しかもこのヒロイン、まさかの「ど天然キャラ」だった!!
ヒーローの女性の趣味にドン引きしつつも、泣く泣くヒロインになりきろうとするクリア。
世界の行方は? ヒーローが隠していた真意とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:17:13
48793文字
会話率:33%
MMO の世界では、オンライン上で様々な人達が冒険するため、しばしば攻略勢や検証勢、各職業ごとのトップ勢などが存在し、新発見をしては攻略情報を更新していく。
このフルダイブ型 VRMMO アトランティア・オンラインでも、同じように攻
略・検証・トップ勢を含む色々な人達が様々な情報を発見しては、世界を開拓していたが、そんな最前線の人達にまざり、とあるゲーム内掲示板のスレ住民が度々爆弾情報を落としていた。
そのスレの名は……《お散歩スレ》
お散歩と題してゲーム内を気ままに彷徨い歩く彼らは、予想の斜め上の行動をしては爆弾情報を投下していく。
この物語は、そんな《お散歩スレ》に、ひょんなことから参加した主人公のお散歩?道中を見守りつつ、変な情報に驚かされる。そんなお話――
* * *
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:00:00
16419文字
会話率:32%
会計院庶民課納税係で働いていたコレット・レイビィは、ある日出向を言い渡される。男社会のなかで煙たがられようとも頑張り続けたコレットだったが、ついに左遷かと覚悟を決めて向かった先は何故か王城の、王子殿下の執務室。どうやら会計院庶民納税局顧問の
親族を助けた縁で、王子殿下の私財管理を任命されることになったのだ。だがコレットはできれば断りたい。何故なら彼女には、誰にも言えない秘密がある。それはコレットがかつてノーランド伯爵令嬢だったこと。母は物心つく前に病死し、実の父親も事故で失い10歳にして義母に家を乗っ取られた。それどころかある事件に関わり王家への謀反を疑われ、伯爵家は爵位返上となり一族離散。幼いコレットは伯爵家で働いていた元家令の病死した娘に成り代わり、平民コレット・レイビィとなって生き延びていた。そんな下町で逞しく育ったコレットの新たな勤務先が、まさかの王宮。しかも上司が、生家没落事件と関わりのある王子様。垂涎ものの高額給金か、無職を選べと迫られれば、コレットはやるしかないと腹をくくるのだが……地位も財産も放棄したとはいえ、王家を欺いてちゃっかり生きていることがバレたら後がない。ならば全力でシラを切り通すまで!
執念のこじらせ王子と逞しい元令嬢の、勘違いが元凶のすれ違いラブ、の予定。カクヨムでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:00:00
512732文字
会話率:45%
プライム大陸の大国スメラヴィア皇国。その皇族とも縁のある貴族家令嬢として生まれたレイア・トニトゥル・エクティエース・ミエスク。
彼女こそが悪しき機械生命体ニクスレイアの生まれ変わり!
自身にはかつての力があり、世界を崩壊させる戦乱でぶつかり
合った対抗勢力もいない現状を幸いと、レイアは己の意思で世界を統べてやろうと立ち上がる!
支配下にある民の効率的な活動のために福利厚生を整え、今の人の技術では及ばぬ難事を片付け、豊かな環境を作り上げていく方向で!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:00:00
217179文字
会話率:36%
この国は、東を森緑の集、西を麦沙(ミャクサ)の民、朱浜(シュヒン)の族、北を空嶽(ソラタケ)の民という部族がそれぞれ治めており、中央に都が置かれている。
そんな国の東の部族で結縁(ユイエン)という女性は巫女を務めている。
巫女というのは、部
族内外関わらず人々の相談を聞いたり、天候や気温、湿度などの状況を見たり、実際に占ったりして、これから起こりうることを人々に提示したりする者だ。
巫女は代々部族内の特定の一族の中で受け継がれる。
結縁が巫女の位に着いてからはや4年ほど経った。
現在16になった私は、一人の青年の相談から、様々な事件に巻き込まれることになり…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 16:30:00
10988文字
会話率:45%
ボーイスカウトのキャンプに参加していた小学6年生から高校生までの20名近い少年少女たちが、突如異世界へ転移してしまう。そこは魔物と冒険者が行き交う中世的な世界だった。異世界の過酷な環境に戸惑いながらも、彼らはボーイスカウトの組織構造とスキル
を活かし、生き残るために動き出す。隊長や副長という成人が一人もいない状況で、それまで培ってきたスカウト精神を活かし、「班ごとの役割分担」「キャンプスキル」「リーダーシップ訓練」――現代では普通と思われていた彼らの活動は、異世界では画期的な生存術として注目を集める。
そして、次第に異世界の住民たちにも「ボーイスカウト」という新たな概念が根付いていく。やがて、少年少女たちの活動は異世界全体を巻き込む大きな運動へと発展することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 16:20:46
140894文字
会話率:39%