別の世界へ主人公は迷い込んでしまう。そこは最悪を体現したような街で、まるで掃き溜めだった。そんな逆境でどう生き延びていくのか、その過程と成長を綴っていきます。
更新のペースは遅いかもしれませんが、御付き合い頂ければ幸いです。
最終更新:2021-09-05 17:12:14
5818文字
会話率:62%
「掃き溜め」
俺達の住むスラム街を端的に表現するのに最も相応しい言葉だ。ここの住民以外は、自分達の生活に必要のないものを棄てるゴミ捨て場として認識している。有害な産業廃棄物に生ごみ、死体、そして赤ん坊……
とてもまともな神経の人間が
暮らせるような場所じゃない。
俺達スライムにさえ、忌み嫌われるような土地なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 20:14:36
2804文字
会話率:42%
【小窓と押し入れのちょうど真ん中、“溝”や“透き間”という響きがよく似合うその三角形に座りながら、狭い台所に立つ先輩の背中を見ているのが好きだった。】
互い、本当の名前も知らない男女と、間違いだらけのポテトサラダの話です。
(別名義で書いて
いた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 19:29:34
3157文字
会話率:43%
都市の闇の掃き溜め、スラム街。その路地裏の一角に住む家庭の間に産まれた子供が、俺だった。母親は娼婦で、俺を育てようと必死に頑張っていたが、客に執着されて殺された。父親はヤバイ商売に手を出し、尻拭いのために見せしめとして殺された。
俺は孤児
になった。この都市の孤児院に引き取られたが、そこの院長は絵に描いたようなクズだった。
俺は孤児院を抜け出し、また元のスラム街に戻った。そこでは明日を生きるために盗みを働いて生きてきたが……………今日、俺は雨の中、頭から血を流して倒れている。
どうして俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ。どうして俺のような人間は泣いていて、都市のやつらは笑ってるんだ。
雨に打たれて身体が冷えたからか、意識が朦朧としてきた。そのまま俺は目を閉じる。願わくば、このまま死ねるようにと……………でも、意識を失った俺に待ち受けていたのは、悲鳴も上げられないような苦痛と、膨大な知識の流入だった。
苦痛が終わり、落ち着いた頃に俺は悟る。
俺は、かつて冒険者だった。裏の世界に平気で出入りするような、渇いた人生を送る男だった。男の最後はあっけなかった。背後から、暇つぶしに面倒を見ていた後輩の冒険者に背中を刺されて死んだのだ。
恐らく、これは前世の俺の記憶、そして知識だ。だが、なぜか俺という人格は俺のままでいる。いや……当然か。前世の記憶があろうと、俺は俺だ。何者であろうと、俺という存在が犯される事などあり得ない。
だったら、この記憶と知識を有効活用してやろう。今度こそ、安心して明日を生きれるようになるために。
今度こそ、飢えぬ人生を送るために。
これは、やがて【混沌の英雄】と呼ばれるようになる、とある少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 15:46:54
206文字
会話率:8%
一般人のただの愚痴をうだうだと書いたもの。ニートや留年してる人は何となく共感出来るかもしれない。目を通すだけ通してみてほしい
最終更新:2021-03-22 23:15:32
607文字
会話率:0%
全ての時間・宇宙の負の感情が集まり、死霊の掃き溜めになった場所『黒檻』。この絶望の監獄へ『願い』を叶えるため、記憶を捨てて堕ちてきた主人公べクト。負の毒素を莫大にため込んだ死霊を浄化し、『死の巫女』の下へたどり着くことで、黒檻は不可能な『
願い』を叶え、元の世界へと戻してくれるという。ベクトは言葉を話し成長するナイフを相棒に、黒檻の世界を探索して死の巫女を探す事にした。探索の最中で善良な霊を助け、仲間とし、拠点を拡張させながら探索を進めるベクトの向かう先にあるものは―――?
◇2020年11月5日にドラゴンノベルス様より『黒檻の探索者『吸収/成長』の魔剣と死の巫女の謎』が発売されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:24:00
378091文字
会話率:64%
20●●年、極東日本州。
世界は進化し、時代にそぐわないもんは掃き溜めにポイッ。
そうして出来たのが『世界の終わりの地』日本。
イヴと店長。灰色の街で生きる2人は、幸せだった。
ある日、日本州は爆撃され閉鎖。
マザーコンピューターに拐わ
れたイヴを取り戻す為、店長は戦いを始める。
さあ、時代に捨てられたゴミ屑諸君‼︎
イカれた技術崇拝者共に革命(ワック)を魅せてやろうじゃん?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 07:13:30
4073文字
会話率:21%
とある田舎の村に住んでいた少女アリアは、数年前に母を亡くし一人暮らしをしていた。
しかし最近になって誰かの視線を感じるようになっていた。
気のせいかもと考えていたが、遂には周囲に争ったような形跡まで見つかり始めた。
村の人達に迷惑がかかるの
を恐れて母が亡くなる前に『困った事があったのならここを頼りなさい』と言っていた母の知人のノアの元を尋ねる事にしたのだが、辿り着いた場所には何故か《貸し出し屋》の看板が掲げられていた。
事務所に入ろうとすると中から言い争うような声が聞こえ、入るのを戸惑っていると怒った男性が文句を言いながら飛び出してきた。
体勢を崩し床に座っていると、扉から出てきた美しい獣人の少女が心配して声をかけてきた。
「あの、ここにノアさんはいらっしゃいますか?私はその人に会いに来たんです」
獣人の少女にそう言うと、扉の奥から一人の男性を連れてきた。
「あー、悪いんだけど爺さんはもう亡くなってるんだよな。話くらいなら聞いてやるけどどうする?」
男性の言葉に衝撃を受けつつ、とりあえず話を聞いてもらう事にするのだった。
こうしてアリアは貸し出し屋の店主のリードと出会うのでした。
このお話は王都で最も治安が悪いとされる《掃き溜め通り》で貸し出し屋を営むリードとその従業員達が織り成す笑いあり、涙あり、感動ありといったお話です。
基本的には貸し出し屋を訪れる訳ありなお客達とのやり取りが中心となります。
それ以外にも従業員や周囲の人々との話も書く予定です。
興味を持たれた方は是非お読みになって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 20:00:00
180828文字
会話率:48%
これは、私がTwitter(:oa_iko_kaki)で呟くにしても長すぎてなんかアレな持論を適当に貼っつけて、ついでにインプレッションを貰おうなどと浅い考えで始めたものである。
初めに言っておくが、多様な価値観を持っていないと「は?」と
なることばかりだと思う。
基本として病んでるので、小説のキャラ作りの参考にでもしてくれると私喜びますよ。喜びますよ!なのでここに書いてあることは出典さえ明らかにしてくれればどんな扱いしてもおっけいですよ!(目立ちたがり屋)
……私としてはここに乗せてることに関しては意見を募りたい気持ちもあるので、気軽に感想でコメントいただけると嬉しいです。
あとこれ多分ブログに近いですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 22:40:10
9468文字
会話率:6%
今でこそここまでの感情の爆発はないが、それが許されていたころにiPhoneのメモに書き殴っていた掃き溜め的文章を黒歴史と理解しつつ漁り晒していく。記憶がないもので、こんなになるような出来事なんてあったかしら?とか誰だよあんたって読み返しなが
ら投稿していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 23:55:40
8720文字
会話率:2%
エッセイとは銘打ったものの、雑記のような日記のような落書きのような独り言のような掃き溜めのようなポエムのような。
なんのために私は文字を書くのでしょうね。
生産性など無いのに。
念のため15指定にしておきました。
その他必要
キーワードありましたら指摘お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 10:37:07
89535文字
会話率:2%
気晴らしになろうを読んで、なろうにイラついて、感想欄荒ら……しそうになって、なろうで解消。
負のサイクルに囚われだしたらどーするよ?
私はなろうにぶち撒けます。
最終更新:2020-10-06 03:05:23
417文字
会話率:0%
ある日突然異形の怪物(後にバイスと呼ばれる)が世界中に現れ世界は混乱と絶望の渦に叩き落とされた。それから五年、シグナルと呼ばれる対バイス専用特殊部隊が結成。名目はバイス専属の捜査本部だが実際は不要な人材を切り捨てるための掃き溜め場であった。
そんな人材の処分場へ所属することになった優、彩夏、秋、冬香、シキそして彼女たちをとりまとめるリーダーの春樹は謎多き怪物、バイスに関わる事件を日夜解決していき、その正体まであと一歩というところまで迫っていた。そんな時、彼女らのもとへ世界サミット(四年に一度行われる世界の首脳が集まる会談)開催までイギリス大使アリサを護衛する任務が届く。 ここから始まる世界の終わり。終わりの始まりの物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 00:00:00
105771文字
会話率:51%
ある日突然異形の怪物(後にバイスと呼ばれる)が世界中に現れ世界は混乱と絶望の渦に叩き落とされた。それから五年、シグナルと呼ばれる対バイス専用特殊部隊が結成。名目はバイス専属の捜査本部だが実際は不要な人材を切り捨てるための掃き溜め場であった。
そんな人材の処分場へ所属することになった優、彩夏、秋、冬香、シキそして彼女たちをとりまとめるリーダーの春樹は謎多き怪物、バイスに関わる事件を日夜解決していき、その正体まであと一歩というところまで迫っていた。そんな時、彼女らのもとへ世界サミット(四年に一度行われる世界の首脳が集まる会談)開催までイギリス大使アリサを護衛する任務が届く。
ここから始まる世界の終わり。終わりの始まりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 23:18:30
13182文字
会話率:46%
魔法と剣の世界を舞台に傭兵団が冒険する王道のファンタジー
最終更新:2020-09-10 17:33:53
1697文字
会話率:97%
ある日の仕事帰り、黒猫を追いかけて辿り着いた不思議な世界。
「欲望の掃き溜め」と称されるその世界に迷い込んだ主人公の運命やいかに。
最終更新:2020-09-04 11:47:54
4079文字
会話率:40%
毒にも薬にもならない(?)微妙というか変な持論語り。
……を、何をトチ狂ったのか連載版にしました。いや、思ったよりも書きたいことがあったんですよね。こんな変なものを連載版にするのはちょっと気が引けますが誰も見ませんしいいでしょう。
※深夜
テンションで変な風に書いています、もし読むならご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 18:00:00
6007文字
会話率:4%
【BKブックス様より書籍版、発売中です!】
婚約者が妹を選んだ。
行きたかった大学には妹が行く。
三年間描き貯めた服のデザイン画は全て妹に奪われた。
だから私は、ただ泣く場所を求めて『ザ・エンヴァースワールド・オンライン』というゲームに逃
げ込んだのだ。
でも、その世界は私と同じ『人生に絶望した自殺志願者』の掃き溜め。
『自殺志願者救済』を掲げた、政府公認VRMMORPGだった!
この世界で私は……
念願の服屋さんをやる為、冒険者を始めまーす!
※小説家になろう様、カクヨム様、ツギクル様(外部URL)、アルファポリス様(外部URL)、ノベルアップ様(見直し改稿ナッシング先行公開しました)にも掲載します。
海外、動画サイトなどへの転載はしておりませんし、許可しておりません。無断転載はもっての外なので万が一見かけましたらお手数ですが該当サイト等への違反報告をお願い致します。
伏線とか張らずにほのぼのしたい(希望)
書籍化に伴い『泣き虫な私は今日も前を向きます!』から改題致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 12:00:00
154297文字
会話率:44%
『ポータル』。これを通れば、現実のようなゲーム空間にダイブすることができる。ただしゲーム内で死ぬと現実でも命が奪われるデスゲーム。ゲームであって〇〇ではない!
……なんて使い古された物語の世界を、誰かが本当に現実にしてしまった。
ただ一つ
そのような物語と違うとすれば、このゲームに参加する人々は、自分の意志でデスゲームに参加していることだろう。
大切な人を救うため、貧窮する家族を養うため。立派な理由は数あれど、残念ながら『彼ら』は違う。
現実はクソ。人生はクソ。俺はクソ。
クソクソクソと文句を言っては自分勝手にすべてを投げ出し、デスゲーム内で好き勝手。
そんなクソ共を、人々は蔑みを込め、『掃き溜め組』と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 15:06:48
5484文字
会話率:44%
スーツアクターの青年『志藤 悠宇(しどう ゆう)』は、とある出来事により目指す道を完全に閉ざされた。
そして、『立場あるモノ達』からの終わりの見えない制裁の日々を送る事で自暴自棄となり、身と心をすり減らしていった結果、あれほど演じたかっ
た『ヒーロー』の役を肉体と精神が拒絶するほどの状態に陥ってしまう。
「なぜ、自分はスーツアクターに、『英雄《ヒーロー》』になりたかったのだろう?」
そんな自問自答を繰り返していたある日、悠宇は突然光の靄に飲み込まれる。
その先にあったのは、数多の世界と概念が混じり合った成れの果てと呼ぶにふさわしい坩堝《るつぼ》の世界。
そんな掃き溜めのような壊れゆく世界で悠宇は『英雄を憎む』銀髪の少女と出会い、自らの運命が加速していく。
その右手に握られた蒼い刃を手にー。
これは、『英雄《ヒーロー》』という概念と意味が薄れ、壊れた世界を舞台に『英雄失格』の烙印を刻まれた者達の足掻きと藻掻きと再生を願う、絶叫の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 22:00:46
15878文字
会話率:35%
0001のナンバーを振ってる辺りから本タイトルの作品が読めます。
まあエッセイやその他って具合から、実験小説ではあります。
1000話で一話200字くらいの話を作ってみるという実験でしたが、
ちょっと手詰まりになったので今回は500話程度で
満足いただければ幸いです。
大体SFとファンタジーとエッセイの混合物です。
そんなジャンルあるか! って人もいるかもですが、
まあ落ち着いて読んでみてください。
(旧題:エッセイってなんだかんだ言って書きにくいし、小説みたく連載しなきゃいけなかったりするしで、苦労するんでしょ?)
(旧あらすじ: エッセイってものをまともに書いたことが無いので、
とにかく文をつづってみて思いついたことをボロボロと、
出して、墓穴を掘っていく試みです。
人間としてどうなのかと悩むことは多いですが、
それでも生きている以上、文章が浮かんでしまっては消え行くので、
とにかく人間として書くことで気分を晴らしながらエッセイします。
ええ、エッセイしますとも、多分。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 07:00:00
211206文字
会話率:22%