童子カンナは、悪魔憑きであることを伏せて雨乞いなどを行う神代になるべく幼馴染の右京サクラとともに国立神子養成学校に入学する。
神様が暮らしているこの世界で、悪魔は天敵である。悪魔憑きであるために幼い頃から神様に嫌われてきたカンナは、神代に
なるためには必須の神様の力を借りるための仮契約が未だにできていなかった。
悪魔に取り憑かれていると知られれば、即処刑されること間違いなし。秘密を守り通すために平凡で勉強ができない風を装い入学するが、努力の方向性を根本的に間違っているせいでその仮面は入試の段階で学園長である十六夜チハヤに見抜かれていた。
そんなことは露知らず演技を続けるカンナは知らない。茶飲み友達だと思っているテンが、神様の中でも高位の鬼の神の長・雷電であり、幼い頃にとうに彼との契約が済んでいることを。
個性豊かなクラスメイトたちとの学園生活は平穏に過ぎていくように思われたが、新入生歓迎会と称した毎年恒例の禊で事件は起こる。
禊を避けるために、カンナに取り憑いた悪魔・マルファスが悪鬼を呼び寄せたのだ。それなりに強い鬼を呼んでくれたせいで禊どころではなくなり、その場は大混乱。
悪鬼を退治するためにマルファスの力を借りたせいで無能ではないことが露呈し、入学早々希望していた神代ではなく戦闘特化の神薙を目指すことが決まる。
マルファスが憑いているせいか、学園生活は平穏からどんどん遠ざかって行く。
そしてある日、悪魔の王であるサタンがマルファスの気配を察知して接触してきて……!?
悪魔のナンバーツーに取り憑かれ、鬼の神の長に見初められたカンナは無事に秘密を守り通して学校を卒業できるのか……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 18:36:51
29225文字
会話率:64%
『魔女』それは、この世界に災厄をもたらす存在。ある物語では悪の権化として語られ、また別の物語では人類の守護者として語られることもある。
そしてこの世界における魔女は、前者の方だった。その力は強大で、その昔、国一つを一夜にして滅ぼしたと言
われるほどだった。
時は流れ、世界に厄災をもたらすために『魔女』と呼ばれる存在はまた暗躍することになる……。
世に蔓延る悪魔を断罪する特殊悪魔討伐対策組織『レイブン』。そこに在籍する主人公、アデル=バーライト。普段は普通に王立魔法学院に通う学生だ。
そして同じ学院に通う、仕事の相棒のあまり感情を表に出さない、淡々としている性格のツンツン公爵令嬢アリスティア=セブンシーズ。アデルは唯一の身寄りである愛しの妹を養うため、日夜、悪魔を狩っている。
「中に入る前に言っておきます。あなたは守り専門です。前に出ないでください」
「いちいち言わなくてもわかってるよ」
「あとアデル=バーライト。変装か何か知りませんが、その伊達メガネ、ダサいですよ?」
「うるせぇ!余計なお世話だよ!」
そんなやり取りは日常茶飯事。それでもこの二人は若き『レイブン』の魔法士としての実力があったのだ。
悪魔憑きを産み出す魔女『ドール』と呼ばれる人物を狩るため、最強の「剣」と「盾」の魔法士バディが今日も王都を駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 20:00:00
90138文字
会話率:67%
これはここではない別の世界の話、その世界では火、風、水、土エトセトラと人によって千差万別な力があった。人々はそれを魔術や異能と呼び、生活や戦争等に使っていた。そんな世界で一人の召喚者が異界より、魔物や亜人を無尽蔵に召喚し、世界を混乱のどん底
へと突き落とした。たくさんの悲劇、破壊、差別、怒り等が生まれ、戦争をしていた人々は呉越同舟となりながらもなんとか召喚者を捕らえ、総攻撃をかけ、事態を収拾した。
この事が戒めとなり、落ち着きを取り戻した世界に1つのルールが制定された。
「齢12を迎えた者は必ず力の種類を特定し、目録を作成し保存する事
また、その中に召喚術を持つ者現れたなら、悪魔憑きと認定、力を消去し、顔と名を変えた上で平民として人生を歩ませる事とする」
上記のルールを制定した世代がすべて代替わりする程の時間が流れた。そして、とある国、とある貴族のフォウンタイン家の娘ユニスが特定の儀により、召喚者である事が判明する。果たして、ユニスの運命は如何に。
血が出ます、そこまでグロテスクな描写は避けます。R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 15:41:58
19457文字
会話率:51%
悪魔憑きの狗神朋子(いぬがみともこ)が放火魔と戦う物語です
※カクヨムとノベルアップ+にも投稿しています
最終更新:2022-06-12 20:06:14
4081文字
会話率:50%
社畜のまま過労死して転生することになったぼっち童貞。転生先では平穏に暮らしたいと願うが、社内ニート女神に特典として戦闘狂の悪魔を憑かされ、願っていた異世界生活とは違う方向にいってしまう。その他に○○の○○、○○に○○な奴らが出てきて主人公の
予定していた異世界生活はさらに狂っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 14:53:04
55157文字
会話率:65%
悪魔に取り憑かれた少女と、悪魔祓いの少年の物語です。
最終更新:2022-04-12 14:07:45
958文字
会話率:48%
神を崇める法王庁の審問官にも関わらず、過去のトラウマから神に不信感を抱く主人公の比良坂九十九(ひらさかつくも)。突出した知識も体力もない無力な彼が、劣等感に苛まれながらも悪魔憑きと呼ばれるこの世界の犯罪者(神の教義に反して悪魔と契約した人間
)と戦い、己の運命に絶望し、世界から孤立して尚も神の実像に迫る物語です。宗教色は強くありませんが、死体や出血など、過激とまではいかないまでも多少のグロテスクな表現が出てくる予定ですのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 13:16:34
6630文字
会話率:6%
亀岡たわ太が勇者パーティから追放される。ニート精神障がい者は生きてけるのか?
最終更新:2021-12-05 00:00:00
28594文字
会話率:44%
異世界転移してしまった亀岡たわ太は少女と出会う。いろいろおっさんには無理な現実が襲ってくるが。なんとかなってしまう、ファンタジーってえげつねえは!!と思う。おっさんでした。
最終更新:2021-05-04 16:04:21
904文字
会話率:38%
剣と魔法の世界の住民である主人公、ケイは、8歳の頃天職と呼ばれる自分に向いた職業を調べるため、教会に行くと、悪魔憑きだというデマを流され、周りから避けられる様になってしまう。
ある日、誰かがケイの家に火を放ち、命からがらケイは助かったが、
知らない人物に拾われる。
その人物の話を聞くと、何故デマを流したのか、誰が家に火を放ったかが分かり、復讐のために成長し、義賊になる!?
※話の流れが遅めです。
※投稿不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 00:38:27
60100文字
会話率:39%
修道院から呼び出され、十年ぶりに再会した父から告げられたのは異国の王子との縁談だった。
父--シッテンヘルム伯爵とその妻である母には双子の娘がいた。
同じ日に生まれ、同じ顔をした双子であるにも関わらず、シッテンヘルム伯爵夫妻は双子の姉マリア
・アントニアを六歳で修道院に入れ家族の輪から追い出した。 しかし、双子の妹であるアンネローゼは両親の愛情を注がれ、実家で何不自由なく育った。
厳しく質素ではあれど修道院の生活に馴染んでいたマリア・アントニアであったが十六歳になったその日、唐突に実家へと呼び出されたかと思えば、彼女は再会の言葉も喜びの抱擁も与えられることなく、異国へ嫁げという命令だけが与えられた。
更にはマリア・アントニアの嫁ぐ相手は遥か東の国イェニラ王国の悪魔憑きと呼ばれ冷遇される王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 10:00:00
157004文字
会話率:25%
冒険者アルスは絶望していた。
特別な才能、人には無い取柄、潤沢な資金や希少なアイテム……そういった物に恵まれず、しかし冒険者を志した少年。
立派な戦士になる夢だけを胸に田舎から王都へと旅立った少年は、今やその日の暮らしにも窮する生活を余儀な
くされていった。
パーティーの荷物持ちとして奴隷のような扱いを受け、僅かな収入で糊口を凌ぐ彼はついにそのパーティーにさえ見捨てられてしまう。
生きることに絶望し、魔物の支配する森の奥深くへ歩を進めていったアルス。
進む先で彼が出会ったのは――……生粋のド変態ショタコン悪魔、パイモンだった。
「え?死にたいの?ダメダメダメダメ!こんな可愛いのに死んじゃうとか、超絶勿体ないよ!ねぇ、私が君に力を貸してあげるからさ……一緒に、幸せになってみない?」
悪魔憑きとなったアルスは彼女の力を借り、伝説の存在『魔法使い』として人の世界に舞い戻る。
果たして、アルスは失ってしまった幸せな生活をその手に取り戻すことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 13:00:00
20842文字
会話率:32%
アメリアは悲観的で優柔不断で陰鬱な少女だ。おまけに悪魔憑きとなった彼女は少年の姿をしたやさしい幽霊騎士との交歓を繰り返し、狂気の淵に吞まれていく。美しき魔女の指し示すままに、惨劇は成る。色鮮やかでロマンチックなホラーとグロテスクで薄暗いロマ
ンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 08:33:29
84535文字
会話率:36%
三人の出会いによって物語は始まる。
夢や希望のない少年、物書きである日山照信(ひやまてるのぶ)。
絵がめっちゃ上手い悪魔憑きの少女。咲沼栞(さきぬましおり)。
編集の上手い飯田幸(いいだこう)。
三人は家出をしていた。偶然
出会い意気投合する。
照信は夢について両親に聞かれ、何もないと答えた。しかし、夢という漠然とした未来に不安を感じ、純粋に答えることができなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 08:43:12
440文字
会話率:0%
伯爵令嬢システィアは、出生時の事件によって父以外の家族を失った。
父の再婚相手はシスティアを虐待したが、爵位を継ぐ権利はシスティアのみにあったため、システィアはいずれ継母を追い出すことを決心して日々を耐えていた。
だが十三歳のある日の夜、継
母の連れ子である義弟との結婚を強要され、襲われそうになる。
必死に助けを求めるシスティアの声に応えたのは、人喰いの悪魔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 12:08:53
4439文字
会話率:26%
それは剣術と錬金術が盛んな世界。
『悪魔憑き』と呼ばれる謎の病気により世界が疲弊する中、元気が取り柄の青年は剣術で高みを目指す。
ひたすら真っ直ぐに突き進み、やがては数多の脅威を斬り払う剣聖を夢見て、彼は今日も過酷な世界で精進する。
※
戦闘描写に左右されますが、十万文字程度で終わらせる予定です。
古風な王道ファンタジーの世界観で、勢いと調合性を上手く取れればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 15:09:19
35118文字
会話率:43%
~命など取るに足らなぬ~
~救いは精神が欲する~
この世には、人知れずに存在する闇の生き物がいる。
闇の生き物は人を喰らい、誰にも知られず大都市の片隅で暗闇に溶け込み身を潜めていた。
この闇の生き物は傀儡を飼っている。
捕食対
象である人間を知るために、もしくは人間を『喰らう』ために。
傀儡は人間。
名はニーチェ。
闇の生き物が唯一、食欲が湧かない人間。
ニーチェの体には嘗て生前はうら若き乙女だった悪魔憑きが憑いている。
悪魔憑きは、人に取り憑く魂のこと。
そして不思議な事に、或いは奇跡的に二つの魂は仲良く共存していた。
「私たちは一心同体よ」
互いにそう言い合う仲であった。
或る日、喧騒たる繁華街でニーチェはエクソシストと遭遇してしまう。
仲の良い悪魔憑きを除霊されまいとしてニーチェはエクソシストに立ち向かう。
激闘の末、エクソシストを倒し知ったのは、神への信仰の復活を目論む殺戮計画だった。
計画を阻止しようと決心し、ニーチェは自信に取り憑く悪魔憑きと共に動き出す。
しかし、ニーチェの前に立ち塞がる超人化した自称悪魔たち。
そして、現れる謎の老婆。
老婆の口から悪魔憑きが知る者の声が聞こえてきた時。
ニーチェに取り憑く悪魔憑きが老婆にさらわれた。
――助けて! ニーチェ! 助けて!――
さらわれた悪魔憑きを取り返すためにニーチェは我が身が傷つこうとも、自称悪魔たちに戦い挑む。
エブリスタで書いた小説を再構築してダークファンタジーとして書きました。
エブリスタとは違うオリジナルストーリーです。
尚、現在エブリスタに掲載していた作品はすべて非公開とさせて頂いています。
更に現在「ノベルアップ+」に先行連載中です。
https://novelup.plus/story/280186486折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 08:00:00
364576文字
会話率:21%
悪魔憑きと称される怪病が発生した世界、エデン。
悪魔憑きによって人類は、悪魔への恐怖を抱えて生きていた。
そんな中、対魔師と呼ばれる者達が立ち上がった。彼らは天使の加護を受けた武器である聖具を手に悪魔と戦う。
対魔師達の活躍によって、悪魔憑
きは数を減らし世界は安定していった。
しかし、突如として世界のバランスを支える天使長ミカエルが姿を消し再び悪魔憑きが蔓延した。
天使長消失から、15年後 聖歴1996年1人の少年が対魔師になった。
少年は、聖具を手にし悪魔打倒を誓う。だが、その聖具は堕天使ルシファーの加護を受けたものだった。
彼は、悪魔憑きの対魔師として天使と悪魔の陰謀蠢く世界に踏み込んでいくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 21:22:21
4640文字
会話率:48%
魔法の実力は、血統によって決まる。
王国の長い歴史の中で武勲を挙げてきたのは総じて魔法能力の高い貴族家の人々であり、貴族の血統、及び魔法の実力は何よりも尊ばれるものとされている。
そんな魔法社会において絶大な力を誇るのは、貴族の中でも
トップクラスの能力を誇るカーライル家。
莫大な魔力量。
あらゆる魔法への適性。
三種の特化属性。
他の貴族とは一線を画するその強さは何百年にもわたって王国の栄華を支え続け、国王に次ぐ第二位の権力を有するエリート中のエリートである。
そんな家に生まれた少年、エデン・カーライルだったが、彼は莫大な魔力も、魔法適性も、特化属性さえも持っていない出来損ないであった。
何一つ受け継ぐことのできなかった彼は、ひどい境遇の中で生活していく。
その低能ゆえに学校に通うことさえ許されず、家の敷地外へ出ることを禁じられ、母親は彼のことを冷たく扱った。
何も持っていない彼は家で本を読むか、父に剣の稽古をつけてもらうことしかできず、自分はこの先どう生きていくんだろうと不安に駆られながら生きていた。
しかしエデンが15歳になった日、耳元で囁く声がした。
「何もかも嫌にならない?」
と。
そしてその日、彼の家は悪魔の襲撃を受ける。
※主人公は弱いです。弱いながらも頑張って、だんだん強くなっていくお話です。唐突に強くなることもないので、俺TUEEEE系が好きな方はブラウザバックください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 16:30:53
2806文字
会話率:20%
岩手県沖にある離島『尾狩島(おかりじま)』。
そこでは人々が突発的に眠りについてしまう現象“悪魔憑き”が蔓延していた。
親元を離れ尾狩島に引っ越した僕は、そこで鏡の中に存在する“悪夢の世界”を知る。
そして悪夢の世界の中で僕は自
分の恐怖の象徴が具現化した存在『テラー』を従えることに成功した。
これは『テラー』による恐怖との戦いの物語。
そして僕と私が過去と向き合う物語だ。
※ 本小説は横書き形式で読まれる事を前提として書かれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 19:21:10
218724文字
会話率:49%
「神は死んだ」世界でも悪魔に魂を売る人は死に絶えない。2050年東京、そこでは“悪魔”と呼ばれる化け物と契約した人間による事件が多発していた。数少ない“悪魔”が見える人の一人である篤志は友人の征司と“悪魔”の事件に巻き込まれる。社会からの迫
害によって自分を見失ったヤクザ、事故で妻を失い狂ったサラリーマン、子供のために鬼になる覚悟を決めた母親。“悪魔”と契約した人間の望みとは何なのか。篤志と“悪魔憑き”たちの闘いが始まる。
(基本的に全ての話は独立しています。お好きな話からお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 08:25:13
41217文字
会話率:60%