火定(かじょう)というのは、焼身自殺と違い、仏教の修行者が自らを供養物として火中に身を投じ、入定することである。鎌倉時代の尼僧・慧春は災害と戦火に苦しむ人びとの幸福を願い、自らを炎に投じた女性である。
最終更新:2024-01-12 14:38:37
10481文字
会話率:18%
「宗教」
剣と魔法のファンタジー世界といえども、
人間がいて街があって国があって、金があって商売があって、
社会があって生活があって、などなどは現実世界と同じです。
であれば、いろいろな宗教団体もあるでしょう。
教義があり戒律があり、宗教
家たちによる勧誘行為もありましょう。
そう。現実にも、RPGなどにもいる「僧侶」とは何かというと、
坊さんであり神父さん。例外なく宗教家です。プロの信者です。
ただの、「回復方面が得意な魔法使い」ではありません。
教会で死者蘇生だの呪いの解除だのをする僧侶ってのは、
その教会の=その宗教団体の上級会員です。お忘れなきよう。
ただ、ファンタジー世界の宗教家・プロ信者たちは、
回復魔法とかを使えてしまう。そこが現実との大きな違いです。
しかし当然、「インチキな」宗教団体もあるでしょう。
であれば現実世界同様に、悪質な霊感商法なんかもするでしょう。
しかし当然、「インチキではない」宗教団体もあるでしょう。
であれば現実世界同様に……
その辺りを描いてみました。
ご意見ご感想、お待ちしております。
(この作品は「アルファポリス」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 21:00:00
126576文字
会話率:47%
名門暗殺一族『贄』の当主襲名式。
かつての教え子であるアキトが当主となるということで、ショートヘアの少女、または長髪の少年に見える殺し屋も、海沿いの田舎町、尼宮に向かった。
贄家の屋敷で出会ったのは、ひとりの少女だった。
※この作品はど
れから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 13:12:40
6243文字
会話率:60%
独りの靈止(ヒト)が、人間性を抱きしめながら、山小屋で人間性を失ってゆく。星が記憶する、とある、その者の魂の思い出、日の午後のこと。
最終更新:2023-11-06 16:59:04
796文字
会話率:0%
東海地方のとある県にある古刹、凪川稲荷(なぎかわいなり)は商売繁盛のご利益で知られるが、その北別院通称『べついんさん』には願主の魂と引き換えにどんな願いでも叶えるという噂があった。
その鎮守として祀られる吒枳尼天(だきにてん)の化身と称する
少女、薬師峰瑠璃(やくしみねるり)が失職中の青年、佐上忠平と誓約を交わし、物語は始まる。
他の小説投稿サイトにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 04:57:59
8254文字
会話率:39%
子狐のアカネと、少年のヨシアキ。一人と一匹を襲う理不尽な権力と暴力に対し、彼らは余りにも無力だった……
そこに現れた謎の尼僧、その思惑や如何に。
日本昔話やら何やらを思い出したりもしながら作った、お手軽な娯楽作品です。全5話の短編。
※カクヨムで完結している作品です。文章が多少ブラッシュアップされていますが、内容にほとんど違いはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 15:58:33
5485文字
会話率:38%
貴方の神を捨てて
私にパンと血を下さい
血を私と流して下さい
世界を見つめれば
流れる血が見える
井枝尼 理出亜
天涯孤独の彼女は
児童養護施設に預けられた
形見は、ぼろぼろの聖書と資本論、そして預けられてはならない、あるものが
理出亜は、現れるオフィスに、工場に、ネットに、予想もつかない場所に
次々に現れる。本当の彼女はどこにいるのか。問いは広がり続ける
そして、一人の理出亜は出会う吉満 光太郎に、彼の全てを求める。
それは世界の破壊の始まりかかそれとも再生か。
本当に見つめることを
私はあなたに問う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 16:59:00
4318文字
会話率:0%
仏教の教祖であるシャカムニブッダ。
彼の周囲の女性たちを主人公とした独白形式で、シャカムニブッダの生涯をたどります。
第壱章の主人公は、マハーパジャーパティ。シャカムニブッダの育ての母で、最初の尼僧になったと伝わる人物です。
できるだけ
歴史研究によって明らかになっている史実に基づいた創作をこころがけてはおりますが、中には後世に作成された伝説をも組み込んで物語としております。あくまでフィクションとしてお楽しみいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 13:59:37
6278文字
会話率:8%
王華国、神獣によって作られ神獣に守られる国
その国の桜州という州は大昔に本州から迫害されたものや妖怪が集まった孤立した島で独自の文化を築き、700年ごろの女王、八百比丘尼の桜姫(おうき)が手がけた異能者や妖怪の寄宿学校、神華牡丹学園で起き
た事件、大昔に封印された妖狐を復活させようと企む者たちを阻止した桜姫軍の勇者達の子供の物語
陰陽師や、不思議な生き物たちが居るこの学園で一体どんなドラマが待っているのだろう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:05:13
299213文字
会話率:53%
日向と平太は山中で迷い、この世のものでないものを見る。そこを声を掛けてきたのが地元の尼僧に助けられる。しかし、日向は「どうもおかしい・・・」と違和感を感じる。
最終更新:2023-07-20 10:00:00
7459文字
会話率:35%
とある三柱の神さまのボヤキ
最終更新:2023-05-04 09:53:31
2995文字
会話率:35%
とある老人がいつも話していた御伽話。ある男が人魚を喰った話であった。悠久の時を過ごした男の物語
最終更新:2023-04-19 23:21:53
1000文字
会話率:0%
魔王にその存在を脅かされる小国アサーヒク。悩む王の前にリンと名乗る一人の少女が現れた。
かつて邪神を討ち果たした伝説の勇者の子孫というリン。
王はリンと玉座の間にて対面し、こう言った。
「その鎧おかしいだろ」
果たして彼女のビキニアーマ
ーは本当におかしいのだろうか。
その是非を問う、この世で最もどうでもいい謁見がついに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 00:09:29
5350文字
会話率:61%
叛逃軍人×王室醫生
雙男主的城邦陰謀。
人人愛戴的國王,現在卻成為醫生理斯的災難。
三年的戰爭宣告結束,還未嚐到戰後的喜悅與和平,辛多尼斯所屬的小隊在中立區遭受偷襲,隊員全數罹難。
一城之主的賽尼爾沒有心思歡慶勝利,身體的疼痛已經無
法支撐工作,在幕僚的建議下卸下城主的位置,賽尼爾不再是「愛巴斯城邦」的城主,開啟無限的治療。
理斯醫生擔綱起賽尼爾的照顧,長期臥床、吃喝拉撒都需要幫忙,曾經人人愛戴的城主,在理斯眼裡只是壓在身上的負擔。
同時,辛多尼斯隱藏敵國的身分,受邀住進城主的宮邸......
疑點重重的三年戰爭、不明的偷襲事件、城主的去留、其他城邦的蠢蠢欲動,城邦內外的人各個心懷目的,朝個各自心中的理想踏步走去,共演一齣精采絕倫的「愛巴斯」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 14:54:32
600文字
会話率:0%
中世ヨーロッパの尼僧院で、告白する尼僧。わきまえた女性の詰まらない人生。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2023-04-01 00:00:00
3369文字
会話率:0%
高校二年生の秋月史郎が暮らすアパートに尼子冴絵という少女が引っ越してきた。短い会話をしただけで史郎は尼子の楽器を奏でるような美しい声に恋してしまった。
だが尼子冴絵は史郎が転校先の同じクラスの高校生だと知ると途端に口をきかなくなる。
そして転校初日、尼子は教室で自ら律した戒律で沈黙を続けると宣言し、一切声を出さなかったのである。そしてついたあだ名が『沈黙のシスター』であった。
そして史郎の元には妙な手紙が届くようになっていた。
――尼子冴絵から目を離すな――
……差出人不明の謎の手紙である。そのことから史郎は尼子に注目を始めた。
そして史郎は近頃連続して起きている放火事件の現場に必ず尼子冴絵の姿があるのを知った。
そんな尼子を実は放火犯ではないかと史郎は疑惑を持ち始めてしまった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 12:00:00
29768文字
会話率:13%
ある日、尼子康平は朝起きると美少女に馬乗りされていた。しかしその少女は幼少期に結婚の約束をしたはとこの美少女である白神かぐやがいきなり「婚約者になりました!」と宣言し戸惑いながらもそれを受け入れて高校生活満喫して二人が結ばれるまでただただい
ちゃつくだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 21:39:24
59803文字
会話率:68%
戦国乱世において、東伯耆の国(現在の鳥取県中部湯梨浜町)の河村郡松ヶ崎城にて生を受け、久米郡岩倉城主として兄南条伯耆守元続を支え、毛利と織田の勢力抗争の中でも領国を守り抜き、六十四年の生涯を善く生きた。
秀吉の朝鮮出兵では、南条勢千五百
の兵と共に朝鮮に渡海し、加藤清正の危機を救った。
関ヶ原の戦いでは、攻め寄せる肥後熊本の加藤清正の軍勢から、小西家宇土城を守り抜く。
その後は、旧友加藤清正に乞われ、加藤家の客将として知行六千石で迎えられた。
二人の間には、「徳川政権から、豊臣秀頼を守る」密約で固く結ばれていた。
清正の遺言で、秀頼の守護を託された南条元清は、出家し名を南条元宅と改め、開戦まじかの大坂城に出向くため上京するが、道中でにわかに発病し、京都で療養の甲斐なく生涯を終えた。
困難な時代背景の中で、元清の生涯を通じて郷土愛、兄弟・家族愛を全うした生き方には、今でも学ぶべき事が多い。戦国時代の狂乱の中でも、私利私欲に溺れる事も無く、自身を抑制し、時代に翻弄されることも無く、晩年を汚す事もなかった。東伯耆三郡の領主として統治した期間は短かったが、羽衣の里(湯梨浜町東郷湖周辺)の情景を想うたび、故郷に帰還できなかった寂しさを心に秘めたまま、京都で生涯を終えた事を想うと心が痛む。戦国乱世を生抜いた、東伯耆武将南条元清の生涯を通じて、その生き方に現代でも学ぶ事は多い。そこには、郷里を守ろうと必死に生きた多くの武将の姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 18:26:59
246842文字
会話率:31%
幼い頃修道院へいれられ、尼僧になっていたクライセ王女は、王位を継げる人間が死に絶えたことで宮廷へ呼び戻される。修道院から都までの旅の途中、悪漢達に襲われた彼女は、貴族の城で知り合った道化師に救われる。
王女と道化師は、襲撃されながらも都
を目指して旅を続けた。クライセは段々と道化師に惹かれていくのだが……。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 13:42:49
11966文字
会話率:14%
北国で生まれ育った喜多ちゃんは、師匠の命により、群れの中で強い一匹狼を作り上げるという校風を持つ孤立主義の最前線孤狼尼女学園に潜入することになりますが、そこでは師匠から聞かされた話とはまるで違う環境が広がっていました。喜多ちゃんは北国で育っ
た知識を生かして孤独主義を取っ払い、友達沢山を目指します。
そんな感じの緩めの学園ものの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 11:13:16
12599文字
会話率:37%