うちの子爵家はかなり変わっている。ただの地方の貧乏子爵家のはずなのに…。
兄も姉達も普通じゃない。5人兄妹の末っ子が学院デビューする。
社交界では最後の妖精だと注目の的だが、気付かないのは箱入り子爵令嬢のリリベルだけ。両親には普通でいいから
ねと言われているが、従来の、のんびりした性格が、自分にも兄妹達のように何かが降りかかるなんて欠片も思っていなかった。そもそも同学年で同じクラスに第三王子殿下がいた時点で、それに気付くべきだった。リリベルと彼女を取り巻く思惑タップリのおかしな人々が織りなす恋愛コメディです。「水色のベルと緑色のベル」に出てくる子爵家の末っ子のお話です。ぜひ合わせてご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 11:41:16
24496文字
会話率:15%
5人兄妹の真ん中の子爵令嬢マリベルは、家計を助けるために学院には進学せず、神殿で聖女候補の侍女になったのに、なぜかこんなことに!?マリベルを取り巻く人々の、様々な事情と思惑が交差し、全員でハッピーエンドを迎えるラブコメディです。具体的に不幸
になる人は出てきません。簡単に読めるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 13:34:46
91600文字
会話率:7%
ドイツ、ベルリンはノイケルン区。
ケーニギンクローネ女学院に通うシシー・リーフェンシュタールは、才色兼備な全生徒の模範。
しかし、彼女にはもうひとつの裏の顔がある。
それは違法な「賭けチェス」に興じていること。
そして「リスクを負う」ことに
生を感じること。
底の見えない彼女の欲望は、大金のみならず、自らの身体、そして命までも賭けの対象として、生を貪る。
その先に待ち受けるものは、喝采か、破滅か。
堕ちていく、ひとりの少女のカタストロフィ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 10:34:59
358926文字
会話率:38%
幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 09:50:00
330360文字
会話率:33%
―音が、私たちをひとつにした。―
名門・神響(かみなり)女学院――そこには、音に選ばれし五人の少女たちがいた。
火花のごときギターを操る《ギタボ》花咲 詠。
静寂を波紋に変える《リードギター》紫月 澪。
桜の風を奏でる《キーボード&タン
バリン》千歳 琴羽。
雷と鼓動を重ねる《和太鼓ドラム》火ノ宮 天音。
静かなる支配を響かせる《ベース》式部 理央。
彼女たちは「祝具(しゅくぐ)」と呼ばれる特別な楽器に選ばれ、音に“祝福”を宿す使命を与えられた。
その力は、癒し・守り・祈り・戦い――音楽を魔法とし、人々の心に光を灯す力。
だが、音を蝕む“ノイズ”の脅威が学園と世界に迫る中、五人はぶつかり、支え合い、やがて一つの音を見つけていく。
それは、孤独を抱えた彼女たち自身の「心の再生」と「絆の協奏」だった。
音楽×魔法×友情――
この物語は、五色の音が重なり合い、希望のハーモニーとなって世界を変えていく、“奇跡の五重奏”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 09:00:00
29508文字
会話率:25%
生まれつき心臓が弱く、夢を叶える前にこの世を去った少女・天宮詩音。
彼女のたった一つの願いは、「誰かを笑顔にするアイドルになること」だった。
——そして目を覚ました時、彼女は剣と魔法が支配する異世界で、
名門エルステリア侯爵家の次女・シオ
ンとして赤子に転生していた。
やがて彼女は、歌うだけで人々を癒し、心を鎮める“不思議な力”を発揮しはじめる。
それはこの世界でも前例のない、詠唱なし・感情と歌に連動する奇跡の魔力だった。
しかしその力が周囲に知られれば、教会や王宮、国家すら動かしかねない——。
両親はその力を隠しながら、シオンの平穏な幼少期を守ることを決意する。
そして迎える五歳の春。
王立魔法学院の「魔力量測定」をきっかけに、シオンの運命は大きく動き出す。
この世界には存在しない「アイドル」という概念。
だが彼女は信じている。
歌で人の心を動かすことができるなら、きっと誰かの希望になれる。
笑顔のために、舞台(ステージ)のために。
シオンはやがて、“聖女”と呼ばれることになる存在へと成長していく。
——これは、夢半ばで散った少女が、
もう一度夢を追いかけて輝く、歌と魔法と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 05:22:45
221034文字
会話率:23%
アタゴ山の戦いから1年が経ち、七本槍道化衆は再び冒険の旅へと旅だった。今度の冒険の地はボルケーノ。聖京都より南西の国。
ボルケーノ、炎英離都にある炎英魔宝学院で学んでいる聖京都王の孫、オーウィズ王子の護衛の任務であった。
しかし、護
衛の任務の最中に火山島の火のマナ獣に会いに行くことになった。ライガの息子が「マナ失調症」というマナを失い果てていく病にかかっていることをナギト達は知る。その病を治す方法をマナ獣だけは知っている可能性があった。
ようやくマナ獣とあった七本槍道化衆ではあるが、マナ失調症を治すにはマナの剣の封印を解いて復活させる過程で出来るマナを吸い取る核を使うしかないと聞いた。
それには2つの鉱石が必要と言われる。硬芯鋼と軟芯鋼である。
その鉱石は北のエントレイスの砂漠に5年に一度現れる蜃気楼の街モガナートだけであり、その5年に一度の時期がまさに今である事を告げられ、急いでエントレイスに向かうのであった。
マルクロードを北上してオアシスの街ノルディーナで準備した七本槍道化衆はそのまま砂漠を進みモガナートへと到着する。
モガナートで鉱石を手に入れ、今度は封印を解くために更に北のクラスタルに向かう為に再びオアシスの街ノルディーナを訪れた時、旅の雑技団の催しを見ることになった。
その雑技団の中央で踊っていたのは、バンパイアの3魔女の一人末っ子のミリアンであった。
再び七本槍道化衆とナギトはバンパイアの戦いの渦に巻き込まれて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 23:00:00
105994文字
会話率:44%
魔王が退治された100年が経った。
ナギトは12歳で王下冒険者学院へ入学。通常2年で卒業する教育課程を4年で卒業した。
一緒に入学した4人の仲間はすでに卒業し、冒険者への道を進んでいた。
卒業後、ナギトは4人仲間(ユウ、アイカ、グロス、コハ
ル)が設立した冒険者部隊、「七本槍の道化衆」に合流した。
戦士資質のユウ(男)、魔法使い資質のアイカ(女)、武道家資質のグロス(男)、水質士資質のコハル(女)、そして、魔法剣士資質のナギトの5名となった。
新生「七本槍の道化衆」の最初の依頼は迷いの森の調査であった。
迷いの森は不可侵の森として長年知られてきた。
しかし、その封印が解けたのか、深部への出入り口が発見された。
その出入口付近の地図の作成が依頼内容であった。
水質士のコハルのスキル「水滴」は周りをサーチする事が出来る。このスキルを評価されての冒険者連合からの直接の依頼である。
5人は意気揚々と迷いの森に向かった。
そして、出入口付近の地図を作っていると、その中に不思議な空間を発見する。
入る事の出来ない空間である。
ナギトのスキル「マナ寄せ」を使って、その封印をユウが切った。
すると、そこには館が佇んでいた。
5人は恐る恐るその館に入ると、そこは100年前に退治された魔王の部下(ヴァンパイア)の住む、死狂の館だった。
そして、ナギトとヴァンパイアの戦いが幕を開けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 01:00:00
152322文字
会話率:35%
教会領の子爵令嬢のハリエットは、学院卒業後は領地に戻って母の跡を継ぐ予定の、ちょっぴり力こそパワーな美少女。
勘違い公爵令息に勝手に溺愛され、その婚約者に詰められ、学院内を逃げ回る日々。
ストーカーの無理強いエスコートから逃がしてくれた騎士
貴族の庶子コーネリアスに求婚するものの、あっさり玉砕。
でも、騎士の子なのに100000%頭脳担当の彼には思わぬ闇があって…
ストーカーから逃げ回りながら、やや脳筋美少女と完全インドア派のダウナー系モブが未来を模索する話。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:21:11
107095文字
会話率:35%
【11,000PV突破】
世界樹の麓に在る教育機関・フラムベル魔術学院。そこに突然現れたのは、魔術師のサラブレッドの血筋と思われる記憶なき青年トウヤだった。転入生として頭角を示す内、神魔を喰らう力がある事に気付き、とある災禍の魔神が現れて、
トウヤの運命は大きく動き始める。災禍の力に未来視、そして失われた記憶。垣間見る知識の先に、トウヤは己の目的を理解していく。それは後悔に満ちた未来を大きく書き換えていく始まりだった。
2019.04.22掲載開始
2/25現在
111部まで公開中
122部執筆中
シナリオ整理、最後までの大筋作成済。
更新履歴
7/7第45部改稿
5/27あらすじ改稿、第一話改稿、各話分割変更
5/25タイトル追記変更(後半部分)
5/25背景色変更(黒→紫)
※本作は未だ修正中につき、随時改稿する場合があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:37:39
690991文字
会話率:28%
血液内科医 中條悟は7年目の医師で血液内科としては5年目。
大学院で研究をしつつも臨床医としては油の乗った時期であるが、忙しさにかまけて体調不良を放置。自分の専門分野である白血病で死んでしまう。
例のごとく魔法のある異世界に転生し、持ち前の
知的好奇心で魔法の科学的検証を開始する。
しかしながら、ある事件を契機に医師としての使命に目覚め魔法技術と自分の医療知識を融合し再び患者の前に立つことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:17:56
379038文字
会話率:33%
——復讐が始まる。金色の光と、壊れた世界の中で。
蒼ヶ野エネルギー工科大学の大学院生・神蔵幸哉は、超合金ミスリウムのエネルギー蓄積実験中、爆発事故に巻き込まれ命を落とす。だが、その直後、彼は異世界〈イージェリオス〉の辺境、ココット村に転生
していた。目を覚ました彼を救ったのは、幼い少女ナイーザだった。
異世界の言葉を覚えながら村人と交流を深めていく幸哉。次第に打ち解けていき、ココット村が第2の故郷となり始める。
やがて幸哉は、自らが**「金を錬成する能力」**を持っていることに気付く。錬金術師としての力は、村を飢えと重税から救う光となった。村は発展し、彼の存在も次第に伝説のように囁かれるようになる。
だが、幸哉は選択を誤った。
その錬金術は、災いしか呼ばないことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:00:00
65452文字
会話率:27%
ウィンスレイド王国の王立学院高等科に在学中だったルナリアは、ある日突然、王宮警護隊によって王宮へ連行された。
そこで故郷ダーラウに発生した疫病で領主の父と母を失ったことを知らされるが、王命のせいで王宮の一室で軟禁生活を強いられ、身動きが取れ
ずにいた。
軟禁生活がひと月を過ぎる頃、王宮で仮面舞踏会が開かれることを知り、この絶好のチャンスにルナリアは王宮脱出を試みる。なんとしてでも王宮を出て、王都で頼れる唯一の人、婚約者のトレヴァーに助けを請うつもりだった。
仮面をつけて王宮内を歩き回るうちに、ルナリアは黒い仮面の美しい青年と出会い、彼の助言を得て王宮から出ていこうとするが、そのとき、彼女の前に妖獣と呼ばれる異形が立ちはだかる――。
それから3ヶ月後。
ルナリアは王太子妃となり、夫である王太子ジェレルと愛のない結婚生活を送っていた。
ジェレルが、疫病が原因で死の街と化したルナリアの故郷ダーラウへ旅立つことになり、ルナリアは自分も連れていってもほしいと懇願するが、ジェレルを怒らせてしまう。
王太子夫妻に対する心ない噂にうんざりしながらも、ジェレル不在の王宮をなぜか心細く感じるルナリア。
そこにルナリアの弟フォルシアンが面会に訪れ、ルナリアは意外な形で王宮を出ることになる――。
ウィンスレイド王国に伝わる【月の女神と邪神】の神話の再来が近いとされる中、【呪われた魔剣】を手にした王太子ジェレルと、月の女神の力を封じ込めた【紅の秘宝】を両の瞳に宿すルナリア、そして【国内最強の剣士】でルナリアの元婚約者トレヴァーが、それぞれの生き方・愛し方を模索しながら運命に立ち向かう物語。
※ルナリアの苛酷な過去、及び【月の女神と邪神】の神話に関する記載・戦闘シーン等に残酷な描写が含まれます。
※【同時掲載】小説家になろう、カクヨム、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:20:00
74397文字
会話率:40%
目を覚ますと、そこは妹が熱中していたヤンデレ乙女ゲーム「狂恋学院 〜闇に咲く純愛〜」の世界だった。
ゲームの舞台である名門校に通うことになった主人公は、この世界のヒロイン・紅野エリカの恋愛成就に協力することになる。
しかし、新学期早々に彼
女は屋上から飛び降り、命を落としてしまう。
——紅野エリカが自殺するはずがない。
彼女は誰かに殺されたのではないか?
ゲームの知識と過去の記憶を頼りに、主人公は真相を探ることを決意する。
けれど、この学園には攻略対象たち——“ヤンデレ”が潜んでいた。
彼らの歪んだ愛、執着、狂気。
次第に追い詰められる主人公。
甘く、重く、逃れられない恋の檻。
紅野エリカを殺したのは誰なのか?
真相を突き止め、この狂ったゲームで“ハッピーエンド”を掴み取ることはできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:00:00
138192文字
会話率:24%
魔法使いになりたいと願う男子高校生、丸井真留斗は、高校入学3ヶ月で不登校になってしまい、挙げ句暴漢に襲われそうな姉を助けて異世界に来てしまう。
念願の魔法使いになれると意気揚々と冒険を始め、魔法学校に入学するが、異世界でもやっぱり留年して
しまう。
しょうがないのでラノベ作家として生きていく。ゆるめの異世界転生ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:49:24
3169文字
会話率:11%
『誰も思わないだろうね、悪役王女と聖女がほぼ毎晩――なんてさ』
平民から聖女となった、ミツル・サラは王立魔術学院へ入学することになる。
門を潜った瞬間に思い出したのは、前世の記憶。
悪役令嬢ならぬ悪役王女に立ち向かいながら、恋を成就させる
乙女ゲーム『星キラステップアップ』の世界であると。
国一番の魔術学院、重厚な校舎を背に現れたのは、かつてゲームの悪役王女“リリナ"と同じ名前だと笑ったミツルの元恋人――里々奈であった。
かつての恋人との禁断の逢瀬、そして攻略対象の要注意人物達との関係、神殿やら王家やら……。
襲い来る厄介事に、ミツルはどう立ち向かうのか?
選ぶのは、元カノか?それとも別々の人生を歩むのか?
ヒロイン適正!なし!
クール、スレンダー、長身!
クールも行き過ぎれば怠惰!?
聖女、ミツルの運命はいかに。
※百合表現を含みます
※軽い性描写がございます、ご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:27:02
7625文字
会話率:40%
精霊力によって自然に満ちた世界には過去、人類と精霊は密接な関係で誰もが精霊力を宿し共存していた。
だが現在は精霊を見た者がいなく、精霊力を宿す人類すら減少傾向にあり、精霊と同じく自然を操る精霊術を扱う精霊術士は希少とされていた。
その
一人、ロロベリア=リーズベルトは八歳の頃、同じ孤児として教会で暮らしていた同い年の少年がいた。
お互いにシロ、クロと呼び合う二人はある約束を交わすも一年後、クロに引き取り手が現れたことで離ればなれになる。
六年後、一五歳となったロロベリアは世界三大国の一つ、ファンデル王国でも選りすぐりの若者が集まるマイレーヌ学院に入学。わずか三ヶ月で学院実力者一〇名の一人、序列一〇位との序列戦に挑み打ち倒した才女とまで成長していた。
そんなロロベリアの前に学院の役員としてやってきた、クロの面影や特徴だけでなく同じ名前をした少年。
突然の再会に驚きながらも喜ぶロロベリアに対し少年――アヤト=カルヴァシアは誰だと否定。
アヤトとの出会いからロロベリアのクロと交わした約束を果たす、世界を守る英雄の道が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:10:00
2696313文字
会話率:44%
言魂。
それは人々の魂に刻まれた、超常の力を持つ言葉。
中でも戦闘に適した言魂を持つ者は、言魂学院に入ることを許され、魔族との戦いに身を投じる。
そんな学院で特例として、言魂を持たない少女が入学試験を受けることになった。
そしてその場には、
一文字使いの少年の姿もあり、2人は戦うことになったのだが――。
没落した家系で、言魂を持たず『無字姫』と揶揄され続けても、懸命に努力する少女。
最弱の一文字使いのはずが、規格外の力を見せ付ける少年。
彼女たちを中心に、人間と魔族関係なく、世界に変化が生まれ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:13:01
956文字
会話率:34%
【小説情報】
三人称小説/1話あたり約2500文字/超長編 全100万字(予定)/硬筆文体
チート描写はありますが、異世界転生・転移作品ではありません。
長い物語になるのでゆっくりお付き合いください。
【あらすじ】
『惑星アナトリア』の文
明は、この星を侵略しようとする勢力『アニマ』と護ろうとする『四大精霊』との争いに巻き込まれ崩壊を見せた。
『四大精霊』に与し『アニマ』の尖兵『コラプス』の大軍を異空間に封じ込めた『ノイルフェール』と呼ばれたシナノは、全ての力を使い果たし、虚無の中に消え去ろうとしていた。
それを全力で救った風の大精霊ユーフェミアだが、彼女もまた力尽きてしまう。
それから5000年。『魔術」が貴族を中心に普及した世界は、歪な状態ながらも文明を取り戻した。
その中で生を受けたシェリルだが、彼女は捨て子であり実の両親を知らずに幼年期を孤児院で過ごしてきた。
頼れる者は自分だけ……そう言い聞かせ頑なに生きてきたシェリルは、努力の末『ホーリーウェル魔導学院』に入学する。貴族社会の縮図のような階級社会の中で、孤児院育ちのシェリルは、主席の座を守り続けていた。
そんな彼女の前に、オリハルコンの冒険者プレートを持つ、一人の男が現れた。
その男の名はシルヴェスター。彼は悠久の時を生きる、この世界で唯一の『賢者』の称号を持つ存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:00:00
181691文字
会話率:36%
令嬢クラリスは、婚約破棄をきっかけに目覚めた力で『特殊な剣術』をたしなむ日々を過ごすようになっていた。
そんなある日、剣を使う令嬢を招きたいと、王国剣術学院への見学を頼まれる。
父の仕事も絡み、断れぬまま訪れるのだが、そこで受けたのは『金持
ちの道楽に興じている愚かな令嬢』という扱いだった。
そして使用人まで見下され、クラリスは静かに木剣を抜いた。
※前作『静眼の令嬢~婚約破棄されたら、静かな怒りで『弱点』を見通せるように』https://ncode.syosetu.com/n3907kq/を予想以上に読んでいただけたので、もうひとつ短編を書きました。おそらく、前作を未読でも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 16:05:42
6143文字
会話率:47%
令嬢クラリスは、婚約破棄をきっかけに目覚めた力で『特殊な剣術』をたしなむ日々を過ごすようになっていた。
そんなある日、剣を使う令嬢を招きたいと、王国剣術学院への見学を頼まれる。
父の仕事も絡み、断れぬまま訪れるのだが、そこで受けたのは『金持
ちの道楽に興じている愚かな令嬢』という扱いだった。
そして使用人まで見下され、クラリスは静かに木剣を抜いた。
※前作『静眼の令嬢』(n3907kq)を予想以上に読んでいただけたので、もうひとつ短編を書きました。おそらく、前作を未読でも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 15:36:35
6143文字
会話率:47%
ドゥサード・ナーセル子爵令息は成人して間もない若き薬師(くすし)である。王城内に勤め平時は薬品の管理や製造、そして有事の際には治療現場に担ぎ出されるような何かと忙しい部署である。
そんな多忙な毎日を送るあまり自らの婚約者に会う事が出
来ていなかったドゥサードであったが、ある時にちょっとした暇が出来た。それを利用して歳下の婚約者、まだ学生であるラフレシア・マエラール辺境伯令嬢に会いに彼女が通う王都にある貴族向けの学院に向かった。しかしそこで待っていたのはラフレシアによる婚約破棄宣言と彼女の横に立ち勝ち誇ったようないやらしい笑みを腹違いの弟の姿だった。
この物語はドゥサードが婚約破棄の宣言を受けて困惑するところから始まる、同時に前世の事とここ異世界では日本で当たり前の薬の使い道がまだ備わってはいない事にも気づく。同時にラフレシアは婚約破棄をしながらも薬師として働き続けるのなら下男代わりに家に置いてやっても良いとナメた事を言い出す始末…。怒ったドゥサードは断固拒否、するとラフレシアは実家の力を使ってなんとしてでもドゥサードを廃嫡させ王城勤めの薬師の座も奪いヤブイシーに与えてやると叫ぶ。すでにラフレシアは実家の力も使ってドゥサードの父や継母を丸め込みドゥサード廃嫡を進めヤブイシーに家督を、同時に王宮薬師の座も与える工作をしているという。
考えてみれば弟とは昔から反りが合わず継母からは疎んじられていた。そして父も継母への肩入れして嫡男である自分を後継者としての実績も積ませてもらっていない。むしろドゥサードは家を出て他家へと婿入りするか、あるいは今自分がそうしているように王城に出仕しなんらかの役職を得て別家を興して独立せよといった扱いである。
ドゥサードは決意する。家格は上だがわがままで不誠実なラフレシアとの別れを…、自分をぞんざいに扱う実家にも戻らない事を…。そしてドゥサードが出奔する事で空いた王城勤めの薬師の席につくヤブイシー、だが日本での前世の記憶がない時でも無意識のうちにその知識を活かしていた薬師ドゥサードの代わりは勤まらず失態も繰り返す。そうこうするうちにヤブイシーは王城での信頼を失い、ナーセル子爵家も落ち目となりついにはヤブイシーとラフレシアの中も険悪なものになっていく。
一方、ドゥサードは名をサードと改め新しい一歩を踏み出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 15:56:49
48553文字
会話率:50%
聖華女学院の秘密組織「月影団」は、麻薬で都市を操る犯罪集団「黒鴉」と戦う。リーダー結城楓と仲間たちは、「月焔」で身体能力を高め、動く要塞「闇焔の巨塔」に立ち向かう。新メンバーの星宮光は、黒鴉の実験体だった過去に傷つき、仲間を信じられない。陽
菜の笑顔、蘭の覚悟、桜の導きで光は心を開き、黒鴉のボス・闇野蒼との壮絶な戦いで「星焔」が覚醒。絆が試される中、月影団は巨塔を破壊し、星空の下で新たな絆を誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 13:00:00
2165文字
会話率:0%
聖華女学院に通う6人の女子高生は、江戸時代から続く秘密組織『月影団』の末裔。麻薬と人体実験で闇を広げる『黒鴉』の電柱を、伝統の覚醒薬『月焔』でぶち壊す少数精鋭チームだ。残酷さとは無縁の彼女たちは、師弟の絆を頼りに、初めての本格任務に挑む。こ
の一夜が、彼女たちの未来を決める——。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 15:14:55
2007文字
会話率:0%