** 『カクヨム』にも同作者名義・同タイトルにて掲載しております。内容に違いはありません。毎週日曜更新予定。 **
──破滅令嬢、恐るるに足らず!
美しいものをこよなく愛するローラ・ルルベルは学園に入学した当日、一人の少女と出会う。その
少女の名はアメリア・パンナイフ。数々の恐ろしい噂と共に『破滅令嬢』と恐れられているアメリアだったが──
「綺麗……」
その冷ややかな美貌に惹かれたローラは、気づけば彼女に手を差し伸べ、告げていた。
「お友だちになりましょう」
気軽に放ったその一言が、何をもたらすかも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:00:00
12202文字
会話率:54%
『ずっとそばにいるよ。たとえ君が、何者であっても。』
… ✴︎ … ✴︎ … ✴︎ … ✴︎ … ✴︎ …
生まれつき魔法が使えない落ちこぼれの主人公・ミチルはある日、魔法学校に現れた人食いの怪物──マモノを生身でコテンパンにしてしまう
。
その拳に宿る力は、かつてこの国の歴史に名を残した一人の英雄を彷彿とさせるものであった。
成り行きで親友の護衛を任されることとなったミチル。
守るべき友の正体はなんと……“超訳アリ”のお姫様!?
親友を狙う刺客たちを、拳ひとつでぶっ倒せ!
個性豊かなクラスメイト達と紡ぐ、脳筋青春学園ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:05:03
14193文字
会話率:32%
―音が、私たちをひとつにした。―
名門・神響(かみなり)女学院――そこには、音に選ばれし五人の少女たちがいた。
火花のごときギターを操る《ギタボ》花咲 詠。
静寂を波紋に変える《リードギター》紫月 澪。
桜の風を奏でる《キーボード&タン
バリン》千歳 琴羽。
雷と鼓動を重ねる《和太鼓ドラム》火ノ宮 天音。
静かなる支配を響かせる《ベース》式部 理央。
彼女たちは「祝具(しゅくぐ)」と呼ばれる特別な楽器に選ばれ、音に“祝福”を宿す使命を与えられた。
その力は、癒し・守り・祈り・戦い――音楽を魔法とし、人々の心に光を灯す力。
だが、音を蝕む“ノイズ”の脅威が学園と世界に迫る中、五人はぶつかり、支え合い、やがて一つの音を見つけていく。
それは、孤独を抱えた彼女たち自身の「心の再生」と「絆の協奏」だった。
音楽×魔法×友情――
この物語は、五色の音が重なり合い、希望のハーモニーとなって世界を変えていく、“奇跡の五重奏”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 09:00:00
35153文字
会話率:27%
イジメって本当になくならないな…
そんなことを思いながら、モヤモヤとしていたある日、
近くの神社で狐と出会い、不思議な世界へと誘われた。
美優と晴風の友情物語。
最終更新:2025-06-27 22:02:43
48218文字
会話率:25%
(*一番下に注意事項あります)
神秘の息吹が宿る豊穣の地と呼ばれる地・テレスファイラ。その地に、大いなる〝力〟を持ち、過酷な運命を告げる予言を受けながら、誕生した少女・エリンシェ。
彼女は魔法を学ぶため赴いた学舎で、様々な人々や出来事に
出逢う。守りたいひと、立ち向かうべき敵。友情、絆、愛、成長――。
果たして、彼女の運命は。
ଓ Episode 1 あらすじ
学舎に初めて赴いたエリンシェは様々な人々に出会いながら、学舎生活を送っていた。――が、ある日、彼女はとある事件をきっかけに、自分自身に大きな〝力〟が秘められていることに気付いて――!? やがて〝覚醒〟へと至る、出逢い編。
ଓ 注意事項
こちらの作品はカクヨムにて連載中の作品を転載したものになります。Episode 1までの投稿予定です。また、色々思うところがありますので、期間を限定しての公開になるかと思います。
また、Episode 1最後まで投稿完了しましたら、一旦完結という形を取らせていただきます。お手数ですが、続きが気になる方はプロフィールのツイッターご参照下さい。何とぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:15:19
471477文字
会話率:20%
赤司大牙がひとりでグラウンドの隅に立っていたのは、春の終わりの夕暮れだった。
部活が終わった放課後だった。彼はひとり黙々と壁に向かってボールを投げていた。
フォームはひどかった。軸足が流れ、リリースも甘い。投げた球はたいてい浮い
て、ガシャンと鈍い音を立ててフェンスに当たった。
――それでも、大牙は毎日投げていた。誰に褒められるわけでもなく、誰かに見せるでもなく。
「おい」
そんな彼に、ある日声をかけたのが――遠野青葉だった。
制服のスカートに、だるそうに肩を落としたカバン。耳にはいくつものピアス。ぱっと見で「関わるな」と言わんばかりの空気を纏っていた彼女が、唐突に、芝の上に座りこんだ。
「お前、それじゃ肩ぶっ壊れるぞ」
第一声がそれだった。
大牙は驚いて振り返る。誰だ、この怖そうな人は――と一瞬思ったが、彼女はすでにボールを拾い上げ、勝手に構えを指導してきた。
「リリースポイント高すぎ。そんなんじゃスライダーもまともに曲がんねえし、インハイ抜けるだろ」
「……なんでわかるんだよ」
「うちの親父、元プロだからな。……まあ、クビになってからはロクなもんじゃなかったけど」
その日からだった。
最初は半信半疑で彼女のアドバイスを受け入れ、何度かキャッチボールをするようになり――気づけば、それが日課になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:41:42
27385文字
会話率:21%
―火乃森炎架、ただいま敗者モードで参上!?
かつて“灼熱の天才”と称され、学園の頂点・SS等級に君臨していた少女――火乃森 炎架(ひのもり ほのか)。
その彼女が、ある事件をきっかけに一転、最底辺のE等級へと降格され、誰もが忘れかけたそ
の名が、今ふたたび学園に響き渡る――!
制服を着崩し、癖っ毛ミディアムを揺らしながら、火花散るような視線で登校してきた炎架。
その姿を見て、周囲はざわつく。
「……あいつ、戻ってきたのかよ」
「本当に契約精霊、失ったって噂……?」
「っていうかファンクラブまだ生きてる!?」
敵視と畏怖と憐憫、そして熱狂。
今や彼女の存在は、学園最前線の“過去の亡霊”と化していた。
だが、炎架にとってこれは“幕引き”ではなく――「再起の第一歩」でしかなかった。
◆
かつて手を取り合った親友、無邪気に支えてくれる後輩、
氷のように冷ややかな宿敵、そして小生意気なマスコット精霊(?)。
平穏そうでちっとも平穏じゃない学園生活の中、
彼女の周りでは“精霊界をめぐる不穏な気配”が静かに忍び寄っていた。
今はもう手の届かないはずの、あの“灼熱の契約”。
それでも、諦められない――この手で、再び炎を掴むために。
「私は、終わっちゃいない――この火が、まだ消えてないんだから!」
これは、一度全てを失った少女が、仲間と出会い、戦い、笑いながら“本当の居場所”を見つけていく、
ちょっとだけ青くて、ものすごく熱い、“情熱と再起”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 04:06:31
42161文字
会話率:13%
目が覚めた瞬間、俺は確信した。
「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。
だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。
その人が
今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ?
しかもだ。
上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。
いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。
冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。
「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」
「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」
「味噌汁の前に説明求む!」
もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。
昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。
熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。
「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」
ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:31:13
9006文字
会話率:36%
「自信がない、だから屋上でこっそり踊るだけだった。
――あの日、誰にも見られないはずの“ひとりごと”が、運命の出会いを引き寄せるまでは。
不器用な私たちが、秘密の屋上で見つけた夢のかけら。
ダンス、歌、そして初めてのオリジナル曲『Aozor
a Drop』。
これは、青くて甘酸っぱい汗と涙と笑顔が詰まった、私たちの青春ファーストステップ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:24:48
81943文字
会話率:30%
東京湾に浮かぶ未来的な人工島。
そこに設立された学園、赫弾学園《アーク・ノヴァ》は、現代社会に認知され始めた未知のエネルギー「魔晶石《マナ・コア》」を増幅・変換する特殊な銃、「魔導銃《ディゾルバー》」の扱いを学ぶための特別な場所。
この学園の高等部1年生として入学した廻世ルファは、触れたものの構造を不安定化させる固有の能力を宿した魔導銃《壊砕の赫弾《クラッシュ・ルビー》》を手に、その門をくぐる。
無愛想で一匹狼的なルファだったが、明るく社交的な同級生との出会いをきっかけに、彼女の日常は大きく変化していく。プライドが高く努力を惜しまないお嬢様、物静かで豊富な知識を持つ知性派、そして持ち前の運動能力を活かして戦う快活な少女。個性豊かな彼女たちは、時に意見をぶつけ合い、時に深く支え合いながら、かけがえのない友情を育んでいく。
学園生活の中で、少女たちは魔導銃の訓練に明け暮れる。それぞれの固有能力を最大限に引き出すための連携戦術を磨き、日々実力を高めていくのだ。頼れる先輩たちもまた、彼女たちの成長を見守り、時には助言を与え、時には共に汗を流すことで、その絆は学年を超えて広がっていく。
やがて訪れる学園最大のイベント「クラス対抗戦」。少女たちは個人戦、そしてチームとしての総合力が試されるグループ戦に向けて、情熱を燃やす。幾多の激戦と困難を乗り越え、力を合わせて乗り越えていく。
特殊な力を持つ「魔導銃《ディゾルバー》」を巡る、少女たちの青春と成長の物語。
学園での出会いと友情、そして来るべき戦いを経て、彼女たちがどのように未来を切り開いていくのか。
その学園記録が、今、ここに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:30:00
2907文字
会話率:23%
八方美人委員長の斎藤が、クラスのつまはじきものの小林と交流を図ろうとする話。
最終更新:2025-06-25 18:15:43
27044文字
会話率:10%
かつて“悪役令嬢”として異世界で名を馳せた令嬢――リリアーナ=フォン=エーデルワイス。彼女は処刑寸前、気づけば現代日本の学園に“江戸川りりあ”として転生していた!
気高き所作、完璧な振る舞い、そして天然なまでの気品を纏いながらも、どこかズ
レた価値観で日常に挑むりりあは、入学初日から学園中の視線を独占。だが、クラスメイトからは「なんかすげぇ子来た」とちょっと浮いた存在に。
そんな中、水沢ほのかとの出会いが、彼女の運命を大きく変える。陽キャギャルのノリに戸惑いつつも、りりあは“友達”という概念を初めて知り、次第に現代に馴染んでいく。
そしてもうひとつ、彼女の心をざわつかせる存在が。それが、ちょっと不良風で無愛想なクラスメイト・蓮(れん)。彼とのすれ違い、噂、ふたりきりの時間――令嬢のくせに恋愛初心者なりりあは、毎日が“ときめき事件”の連続!?
校則違反? スカート丈? 恋の指南? テスト事件?
ギャルなほのかと令嬢リリアーナと無愛想な蓮が手を取り合い、恋と友情とドタバタが渦巻く学園ライフが、今はじまる!
これは、“悪役”だった少女が、自分の気持ちと居場所を探していく物語。
現代という異文化で見つけた“誰かのために笑える幸せ”が、彼女の心をやわらかく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 07:20:00
83519文字
会話率:47%
六つの王国が大陸評議会のもとに束ねられるオルドラヴィア大陸。その中立機関である魔法学園《アカデミア・アルカナ》には、各地から選ばれし少年少女たちが集い、魔法とともに生きる術を学んでいた。
片田舎の農家に生まれた少年・オスカーは、莫大な魔
力を秘めながらもその力を知らず、学園へと旅立つ。やがて個性豊かな仲間たち──器用な親友ルーク、剣の名手クリフ、知識の探求者トマス、努力家の少女フィオナ、天才肌のハンナ、高慢なお嬢様エリーゼ、そしてその従者ジュディ──と出会い、友情と試練の日々を重ねていく。
だが、学び舎の穏やかな日常の裏では、古代の封印と精霊たちの囁きが再び世界に影を落とし始めていた。
これは、魔法と運命、そして仲間との絆をめぐる少年たちの成長と、やがて訪れる大いなる選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:41:47
16325文字
会話率:43%
お馴染み愛媛県シリーズの大洲。見渡せば海・川・山の自然。女子高生三人組の経験する友情とかわいい恋のものがたり。
最終更新:2025-06-24 00:25:54
9665文字
会話率:65%
お願い、神様。
男らしくなりたい――なんて、願わなきゃよかった。
気弱で自分に自信が持てない高校生・廣野優は、ある朝、突然「女の子の姿」で目を覚ます。
混乱の中、家族に助けられながら日常を取り戻そうとする優だったが、学校では思わぬ優し
さと戸惑いが交錯する。
昔から一緒だった親友・松平渉(まつひらわたる)、学園のアイドル的存在の坂井遥(さかいはるか)、明るい双子のひなたとひより……
優を「女の子」として受け入れてくれる彼女たちのまなざしは、やがて友情と恋の境界線を曖昧にしていく。
――これは、“男だった僕”が、“女の子としての僕”と向き合っていく物語。
揺れる心と変わっていく関係の中で、優が選ぶ「自分らしさ」とは?
ちょっぴり切なくて、ちょっぴり甘い。
青春×TS(性転換)ラブストーリー、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 00:30:00
146408文字
会話率:39%
オレことカイ・キルマーは商人の息子で運動神経はギリ普通の平民の凡人だ。国立軍学校っつーとこに今通ってんだけどよ、何故か男にモテる日々を過ごしていた……いや、おかしいだろ⁉
そんなところに編入生、エルがやってきた。オレとエルは同じように狙
われ、二人で頑張って貞操守ってたら、仲良い友人になったんだけどよ……あいつのこと知れば知るほど、謎だらけだし、変だし、見た目と中身が全然一致してねぇって分かったんだ! てか、周りも変な奴ばっかだな⁉
***
メインは友情です。ボーイズラブは要素だけでメインではございません。あらすじと最初の方だけ見るとBLメインに見えますけど、本当にメインは友情なんです。
***
第一章完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:51:56
651039文字
会話率:39%
2030年、ほしな(15歳)たちは新たな闇に備え、ひなた、れなら前作の戦士が導く「星刻の場」で過酷な修行に挑む。れなの「児童虐待?」なメタツッコミと、ひなたの「この力で何を守りたい?」との諭しで、ほしなはメンタルを克服、完全覚醒で自由に変身
可能に。バカだがクソ強い敵幹部「ヴェイル・ノヴァ」が襲来、仲間も親も苦戦し、ほしなは変身解除のピンチ。つばさ、りんが隠れた魔法少女の力で救うが、「助けたわけじゃない」と去る。絆の一撃で未来を守れるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 21:00:00
1887文字
会話率:0%
花巻ミヨは自作の「私国語」を広めたいと、親友の猪原カンと共に「私国語部」創部を目指す。部員集めに苦戦する中、風紀委員長ルナから「三日以内に五人集めなければ創部不可」と宣告される。カンを支えに諦めず、ミヨは自分の“私国語”のルーツが、病弱だっ
た母との大切な思い出だと明かす。母との特別なコミュニケーションが原点だと知ったカンは、物語朗読のアイデアを提案。ミヨが校内で私国語を用いた物語を披露すると、徐々に生徒たちの興味が集まり、入部希望も現れる。最後はルナもその情熱を認め、私国語部は活気あるスタートを切る。言葉の生み出す力と友情、新しいコミュニケーションの形が温かく描かれる青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:00:00
5839文字
会話率:92%
完璧な日常を愛する真面目メガネ男子、佐倉律。
彼の平和な高校生活は、ある日突然現れた転校生によって木っ端微塵に打ち砕かれる!
その名は、天上院エリー・アン。息をのむほど美しい容姿、ずば抜けた頭脳、超人的な身体能力を持つ、まさに完璧なお
嬢様……のはずが、彼女の行動はどこかヘン!?
放課後、律が目撃したのは、なんと電柱に齧りつくエリー・アンの姿だった!
「わたくし、あなたの星で言うところの『エイリアン』なのですわ」
かくして、エイリアンお嬢様の地球における「世話係」兼「秘密の隠蔽係」に任命されてしまった律。
次々と巻き起こる奇想天外な騒動に、律の胃は休まる暇なし!
個性豊かなクラスメイトたちを巻き込みながら、二人の間に芽生えるのは、友情? それとも…?
ちょっぴり不思議で、とびきり騒がしい、SF学園ラブコメ開幕!
「リツ、この星の文化は、実に非効率的で……魅力的ですわね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:00:00
37125文字
会話率:49%
春、桜が舞う4月。高校二年生の臼木崚雅(うすき・りょうが)は、平凡すぎる自分を自認する「普通」の少年。親友のアニメオタク・辛康太(かのと・こうた)とともに、いつも通りの教室でだらけた日々を送っていた。
そんなある日、担任の山田先生が連れてき
たのは、まるでアニメのヒロインのような転校生・納戸瑠璃(なんど・るり)。キラキラと輝く青髪とサファイアのような瞳を持つ彼女は、教室の空気を一変させ、崚雅の隣の席に座ることになる。
康太は「青髪ヒロインは負けフラグ」と独自の「データベース」で盛り上がるが、崚雅はそんな話を適当に流しつつ、瑠璃のミステリアスな雰囲気に少しずつ引き込まれる。昼休み、瑠璃がふいに話しかけてきたことで、彼女の落ち着いた微笑みとどこか掴みどころのない存在感に、崚雅の「普通」の日常が揺らぎ始める。放課後、桜の花びらに囲まれた瑠璃の姿を見た崚雅は、彼女に何か秘密があるのではないかと感じる。
翌日、瑠璃から話しかけられたことで、崚雅の平凡な高校生活は予想外の展開へ。転校生・瑠璃を中心に、友情、恋、そして彼女が隠す「何か」が絡み合い、崚雅の「普通」は少しずつ色づいていく。これは、日常と非日常が交錯する、青春と謎の物語の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:30:08
27149文字
会話率:52%
中学三年生になった千紗。悲しいのは、菊池亮介と違うクラスになってしまったこと。腹が立つのは、鮎川さやかは、今年も菊池と同じクラスになったこと。
鮎川さやか。あたしと違って、足が速くて、華奢で、立ち振る舞いも声も可愛い。菊池は、そんなさや
かがお気に入りなのを、千紗はよく知っている。
千紗は悲しく思う。あたしは、足が速いわけではないし、地声は大きいし、がさつで体も大きい。男子どもから、怪力とか女子プロレスラーとか、あまり嬉しくない呼ばれ方をしているし。でも、あたしだって、痩せたら、今より細い手足が手に入るはず。そうだ。痩せよう。痩せればいいんだ!
千紗の親友、山ちゃんは、恋する千紗が、菊池のあれやこれやで一喜一憂するのを見て、恋をするのも大変だな、と思う。山ちゃんは、ありのままの千紗が大好きだから、さやかのようになりたくてダイエットを始めた千紗が、気に入らない。どうして、さやかみたいになりたいなんて思うの? そのままのゴンちゃんて最高なのに。
猪突猛進に強引なダイエットに走る千紗と、それを時に冷静に、時にはらはら見守る山ちゃんの、これは友情の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 16:00:00
44921文字
会話率:37%
天涯孤独の高校生の宇宙大地の元へ、どう見ても小学生の(自称)大地の娘が現れ、なんと結婚を迫ってきた! 娘どころか嫁も彼女すら居ない大地だが、その名前も知らない少女の正体と意図とはいかに?!
この作品はカクヨミにも掲載しています。
最終更新:2025-06-16 01:13:20
797747文字
会話率:57%