現代の日本には、人間と共存を望んだ妖怪の血を受け継ぐ『妖族』という種族がいる。
妖の血を持つ者はみな金色の目を持っており、それぞれの種族の特性を引き継いでいた。
桜庭市は、そんな妖族が日本で一番多く住まう区域だった。
桜庭市八ヶ坂町には、
鬼の妖族が営むカフェレストラン『たまゆら』がある。
そこでは店長の鬼崎慶一と、その許嫁のポジティブガール佐倉悠里を中心に、様々な妖族とヒトの物語が紡がれている。
※物語の主な舞台はカフェですが、グルメ系の内容ではありません。
※各話それぞれの登場人物を中心にした物語となっています。時系列が前後することもありますので、短編集として読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:00:00
25225文字
会話率:44%
人と妖(あやかし)が共存共栄した時代、五百年に渡る妖人戦争を1人で終焉させた白楽天は、時代の流れとともに吟遊詩人として刀ではなく筆を取っていた。しかし、争いのない泰平の世で再び不穏な動きが起こり始める。それにより大陸の長より腕を買われ事件解
決の命を受けた白楽天は自身の罪の重さと向き合いながらやがて彼も知らなかった真実への扉を開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 14:19:20
31782文字
会話率:47%
人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って
、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:30:20
242746文字
会話率:42%
死者を弔うために地獄を旅する巫女と、罪を犯して死んだ妹を探すために地獄マニアの勇気が一緒に旅をする。
勇気リンリンの地獄巡り。
来年の春ごろ本格連載開始ですが汗 ナイツ・オブ・ラストブリッジと同時進行していきます! 度々改稿、
加筆修正を致します汗 本当に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 17:16:16
69761文字
会話率:39%
いずれ自分の店を持つために飲食店で見習い料理人として働いていた藤原伊吹は、突然無職になってしまう。
気力を失い、ひどい虚無感におそわれた伊吹は家に引きこもっていた。
ダラダラと過ごす毎日の中で、たまたまテレビの「日本縦断ロードバイクの旅」を
見て、自分も旅に出ようと思い立つ。
旅の途中、伊吹の周りで不思議な現象が起こるようになる。
それはやがて伊吹の命の危機に発展し……。
助けてくれたのは旅の初日で見た綺麗な男。
その正体は――『妖魔』だった。
『料理人見習い兼、あやかしホイホイ』の伊吹と妖魔の新米バディが繰り広げる、ご当地妖怪✕ご当地グルメのロードムービー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 09:13:37
57919文字
会話率:49%
僕とケウケは酒を飲む。
ケウケは妖怪について語る。
そんな僕たちの晩酌の話。
同じ話をカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2024-08-17 17:43:02
8585文字
会話率:74%
ブラック系不動産会社を退職し、勢いで地元に戻った青年、東雲悠弥。
朝霧不動産という小さな不動産屋に転職した悠弥は、風変わりな客と出会う。
「木の葉払いで保証人は大天狗様」内気そうな少年が発した言葉は、あやかしが住まいを探しに来たことを知らせ
る秘密の合言葉だった。
朝霧不動産では古くから、人間たちと共に生活をしようとするあやかし達に家を貸し、人間とともに暮らす手伝いをしているのだ。
悠弥は跡取り娘の遥と共に、不動産を通してあやかしと人間との縁を結び、絆を繋いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 19:20:00
182824文字
会話率:42%
捨てても捨てても戻ってくる、簪の話。
死んだはずの幼馴染とそっくりの少女に簪を手渡された日から、彼女が夢に出てくるようになった。
令和6年9月8日 文学フリマ大阪で出品する3話のうちの第1話目を全文公開。
最終更新:2024-08-04 11:40:32
20341文字
会話率:41%
江戸時代、天保十二年。老夫婦は飼い猫である“みけ”のおかげで鼠害に悩まされこともなく平穏な日々を送っていた。しかし、ある日家族同然に大事にしていた“みけ”は寿命を迎えて亡くなってしまう。
鼠害によって食料が荒らされる日々、そんな中で旦那に
は不調が出始め、老夫婦の草履作りの内職にも影響が出る始末。困り果てていた二人のもとに、ある日、“みけ”そっくりな三毛猫が現れたのだった。
一緒に暮らすことになった新たな“みけ”の様子はどこか変で――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 12:06:38
4333文字
会話率:29%
短命の呪い。それは小邑家にかけられた妖狐の呪い。
小邑家はかつて国内でも指折りの陰陽師一族だった。しかし何百年も前に当時の小邑家当主が妖狐討伐を放棄して、恋した妖狐と共に逃亡するも失敗。怒り狂った妖狐の婚約者が呪いをかけて以来、小邑家は妖
狐としか番うことができなくなり、生まれた子供は20歳までに妖狐の片親を自らの手で殺さなければ短命の呪いで命を落とすと言われていた。
祈里も妖狐である母親を持つ19歳の青年であり、宿命により妖狐の母親を殺さなければならなかったが、未だ出来ずにいた。
生きられるのは、自分か母親のどちらかのみ。
けれども妖狐であっても自分の母親を殺せない祈里は、短命の呪いを受けて自分が消えるか、母親を消して20歳より先も生きるか選択を強いられていた。
そして19歳の最後の日、とうとう祈里は覚悟を決めると、母親が捕らわれる座敷牢へと向かうーー。
※ノベマほかにも掲載しています。完結まで予約済。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:15:58
29886文字
会話率:46%
ホラー×あやかし×微恋愛×現代ドラマ×飯テロ×同居が合わさった物語。
中学3年生の鈴宮ナナの母が交通事故で死んだ。身寄りがないナナは、入籍前だったが、母と結婚する予定だった男との同居生活をすることに。ナナの父親代わりになったのは、23歳
の売れっ子漫画家水瀬エイトだった。
保護者代わりのエイトはなんと半妖で死神の血をひくらしい。エイトが経営する定食屋では寿命を半分もらうかわりに怨み晴らしをしているとのことだ。
見た目とは裏腹に料理雑学、家事雑学をいっぱい知っている雑学家事男子(カジダン)だった。アシスタントと店員も個性的な半妖怪!
怨み晴らしやとしての客の依頼を引き受ける傍ら、
ボランティアで子ども食堂を始めることに。子ども食堂を通じて地域の人々との人間ドラマが繰り広げられる。
本当の家族になるために、二人は生活を始める。
母親の仇をエイトに頼んで討ってもらうが、どこか気が晴れないナナ。自分の寿命が半分になってしまい、辛い日々。
怨むことで満たされないこともある。
ナナに生まれた好きの気持ちはどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:10:00
101638文字
会話率:57%
「消滅転生!!」「封印!!」お札を使ってあやかしと対峙。
霊感魔法少女「有瀬レイカ」。
生まれつき霊感があり、見えない者が見える少女。魔法については、1分時間を止める力と、元に戻すことができる力を持つ。
同級生で片思いのあやかし使いの神社
の息子で伝説の札を持つ「妖牙タイジ」に誘われ、あやかしカウンセラーをはじめることに。
かわいいモフモフ二匹、あやかし使いの中学教師や美少女のトイレの華絵さん、人体模型つくもがみのジンもメンバーに加わり、「あやかし相談所」を発足する。
縁結びのムスビさんの少し甘い初恋の話。
現代妖怪にはたくさんの種類がいて、オレオレサギサギ、カロー(過労)、ストレッサー、ホーキ(放棄)に出会い、赤と青の札を持って立ち向かう。
闇に包まれた謎の美形若手男性教師、夜神怪(やがみかい)は敵か味方か。
怪しい影を潜ませ何か目的を達成しようと近づいてくる。光と影が交差する場所を探しているようだ。その場所には特別な道ができるらしい。
中学生のレイカとタイジ、先生二人の正体と恋にも注目!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:43:06
97626文字
会話率:53%
佐伯美澄は美容部員として働く厄年の33歳。
そのせいか会社が倒産し、実家に帰るはめに。そこでも美澄の厄年は発揮され、家に泥棒が入られるわ、父は骨折するわ、母は財布をなくすわ、弟は結婚破談になるわと悪いことずくめ。
そんな美澄に父親が言
う「天狗様に相談する」と。
ひょんなことから天狗様の息子、太郎坊に見初められた美澄は、従業員も客もあやかしだらけの「天童ホテル」若女将として働くことになる。
一癖も二癖もある従業員に客たち。
そんな彼らとのただの厄年人間の美澄との奮闘記―――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 00:12:27
98569文字
会話率:67%
★★★アルファポリス第7回キャラ文芸大賞奨励賞受賞作!★★★
勤めていた会社が倒産して突然暇になった都築ましろは、先日亡くなった祖母が経営していた「寿寿亭」という定食屋の片付けをしていた。
そこへ、着流しに下駄姿の奇妙な男がぶらりとやっ
て来る。彼はカゲロウと名乗り、どこか人を食った飄々とした態度で「一緒に店を再開せんか?」と持ちかけた。もちろん、ましろはびっくりして断ったが、その後も昭和テイストなおかっぱ少女がやって来て「おいなりさんを作れ」と無理難題を言ったり奇妙なことばかり。
何と、カゲロウの正体は昔は神様だったらしい?あやかし、おかっぱ少女は神の使いの狐で、祖母の古くからの友人と判明。足繁く通った子供時代に彼らの存在を知らなかったことを不思議に思うましろだったが、あやかしたちから店を再開して欲しいと懇願され、祖母の下で働いていた獏(人型はイケメン)を誘って、「寿寿亭」を再開することにした。
カゲロウは「用心棒」と称してカウンターに居座り、狐ことポン太(ましろ命名)は昭和ギャルに扮して接客担当、イケメンバクさんは調理の補助を担い、あやかしのサポートを受けてましろは祖母の代わりに厨房に立つことになった。
初めてだらけの仕事に戸惑うなか、人間あやかしを問わず奇妙な客がやって来る。あやかし定食屋「寿寿亭」は今日もにぎやかに営業中!
アルファポリスに先行投稿。冒頭にあるように、第7回キャラ文芸大賞奨励賞作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 12:10:00
88433文字
会話率:63%
あやかしが見える女子高生、九頭龍湖春。
親を亡くした彼女は親戚をたらい回しにされるなか出会ったのは龍!?しかも番だなんだと騒いでくる!?
龍とJKが織りなす恋愛劇!
最終更新:2024-07-17 00:07:50
447文字
会話率:22%
『ガラクタ娘と蔑まれた少女と百鬼夜行の王の結婚から始まる大正シンデレラストーリー!』
落雷で父親を亡くした色葉は十年間、母親と妹に「お前の呪いのせいでお父様は死んだ」と虐げられてきた。
ある日、色葉に妖怪の王・塵塚雪嶺との縁談が押
しつけられる。
雪嶺はかつて、百鬼夜行を束ねていたと言われているが現在は隠居し、百年間ひきこもっているという。
「とんでもなく恐ろしく醜い異形の妖怪と結婚するなんて色葉にぴったり!」と、母親と妹は嘲り笑いながら色葉を無理矢理に家から追い出した。
しかし、色葉の前に現れた雪嶺はとんでもなく美しく煌びやかな美形の殿方だった。
どんな男性よりも凜々しくて、どんな女性よりもたおやかな美貌を誇る、どうしようもないほどの美しさ。しかも、その声色は色気の権化の如く。
そんな雪嶺は色葉を一目見るや否や、電光石火の勢いで婚礼の儀を行う。曰く、色葉のことを「運命的」だと思ったらしい。
結婚当初は、不器用な雪嶺と引っ込み思案な色葉のギクシャクした生活が続いた。
だが、雪嶺は色葉の純粋さに心を開き、色葉は雪嶺の優しさに心を奪われて、やがて二人はお互いに惹かれ合っていく。
そして、二人は幸せな新婚旅行に出かけるのだが――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:32:14
84023文字
会話率:44%
仕事をクビになり、希望を失くした優太がふらりと立ち寄ったその店は、あやかしばかりが集まるBarだった──……。
***
この作品はエブリスタにも掲載しています。
(こちらが主です)
最終更新:2024-07-10 18:10:08
55947文字
会話率:46%
厄獣。
それは害獣の枠組みを超えた生ける災厄。
古くは神や鬼や妖怪と呼ばれていた存在。
30年前から歴史の表舞台に出てくるようになったそのバケモノたちを、
日本国政府は元凶であるA県トコヨ市に壁を築き、その内側に閉じ込める決定を下した。
そして時は流れて今。
対厄獣討伐のエリートであり
厄獣に強い憎しみを抱く男「東雲タマキ」は、
失態の末にトコヨ市へと左遷される。
しかし、左遷先で彼が目にしたものは、
人間と厄獣が共存し、
市役所職員がその橋渡しをする
騒がしくも明るい日常だった。
トコヨ市役所の厄獣対策室に配属されたタマキは
バディとなった青年「鳥羽シータ」と行動するうちに
少しずつ変化していき――?
【毎日20時頃投稿 6/1まで投稿予約済】
※「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 20:00:00
191925文字
会話率:49%
大学を経て、実家である神社に戻ってきたヤオを迎えたのは、その神社に住む妖怪・ナノだった。そんなナノはお姉さんな見た目から、中学生サイズに小さくなっていた。さらに「ユーチューバーをやりたい」と言い出し、なし崩し的に早々ユーチューバーの撮影をす
ることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 17:30:00
81218文字
会話率:44%
少年には趣味がある。
それは自由研究で作成したアリの巣を眺めること。
透明なガラスの向こうにあるアリの巣の断面を見つめ、迷路のような構造を眺めることである。
毎日、少年はアリの巣を眺めていた。
そのせいなのか、何かしら奇異な力
でも呼び寄せたのかもしれない。ひょろりと、アリたちがあやかしの姿に変わってしまった。年老いた猫が化け猫に姿を変えるように、アリたちが金槌坊というあやかしの姿になっていた。
アリたちは真っ黒な皮膚、大きな目の姿に変わっていた。
手にはハンマーのような物を持っている。
その姿を見て、少年はダンジョンを作ることにした。
趣味が高じて。
アリたちに指示を出し、少年は世界中にダンジョンを作り出していた。たくさんのダンジョンができると、楽しいダンジョンライフを迎えることができると信じていたのである。
しかし、予期せぬ出来事が起きる。
ダンジョンの中で、忌わしい気配が漂う黒い石を見つけてしまう。それは人非ざる者が作り上げた呪われた物であることがわかった。
ダンジョン作りに支障をきたすため、少年はハンマーで黒い石を壊そうとした。黒い石が割れると、呪いをかけられて少年はあやかしの世界に足を踏み入れることになる。
さらに、友人と一緒にダンジョン探検へ行くと、モンスターを倒す姿を配信され、何故かヒーローとして扱われるようになってしまう…。
少年はダンジョンライフを満喫することができるのか…
※|金槌坊《かなづちぼう》
『百鬼夜行絵巻』にて大アリと呼ばれている。
wikipediaから抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%A7%8C%E5%9D%8A#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Muromachi_Oari.jpg
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 10:14:16
183138文字
会話率:26%
おさんどん女子高生とひとならざるものの、愛も状況も重めでちょっと切ない異類婚姻譚もどきの現代ファンタジーです。もしよかったらのぞいてやってください。宜しくお願い致します。
高校一年の木ノ下澄雨は、母親と幼い弟の幹也と三人暮らし。
父親を
亡くして三年、フルタイムで働く母親を支え、家事育児の一切を担い逞しく生きていた。
それなのに、年も押し迫った十二月も初めのこと。
澄雨の元に、かつて父親の葬儀に来たという見知らぬ若い男が姿を現す。
目にも鮮やかな深緋色(こきあけいろ)のスーツを身に纏ったその男は、縦に光る不思議な虹彩の挑戦的な眼差しで澄雨を眺めやる。
「あの時の、溢れんばかりだった怒りや悲しみは、まだ君の中に残っているかい?」
男はひとならざるもので、かつて交わした約束通り澄雨を迎えにきたという。
おとぎ話だ、いまさらだと澄雨は拒絶する。
父親を亡くしたばかりの心細げな女子中学生ならいざ知らず、今となっては押しも押されもせぬ、家事育児に忙しい立派なんおさんどん女子高生と化していた。
けれど、慎ましい胸の奥にわだかまる、この黒い泡はなんだろう。
澄雨の迷いを察した男は、
とある選択を持ち掛けてくるのだが。
クリスマスの夜に向かって、事態が急速に収束していく中、
雪はただ、しんしんと降りゆく――。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 11:54:26
42420文字
会話率:39%