後悔ばかりの感覚派&柄の悪い神経質バディが送る、近未来風SFファンタジー。
遥か昔から、「地球」には雲と並んで空に浮かぶ大地が目撃されていた。
その大地に築かれた日本所有の天空都市「彩雲」は昔から、人々の憧れのリゾート地であった。
ところが、突如機械を食い散らす異形「天空鬼」が空に現れたことで、天空都市と地上の往来は断たれ、彩雲の人々は空に取り残されてしまった。
異形が現れてから十年。西暦2050年。
天空都市『彩雲』で、ある運び屋の噂があった。
彼らは『彩雲』から地上へ、人や物を送り届けてくれると言うのである。
天空都市からその身一つで飛び降り、天空鬼と戦いながら地上を目指す。
その名は、運び屋『藍銅鉱(アズライト)』。
※こちらの作品は、カクヨム、エブリスタにも掲載されています。
※エブリスタ「執筆応援キャンペーン「バディ/ブロマンス」」準大賞受賞作 権利関係は作者に既存する旨、コンテスト主催元様に確認済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:22:14
146638文字
会話率:45%
未練を残して死んだ人間の魂が怪異化した存在、ゴースト。
彼らを狩るのは特殊治安管理局の職員、通称〝ゴーストクリーナー〟。
ゴーストクリーナーである溯春《そはる》と東雲《しののめ》は、二人でバディを組んで日々ゴーストを狩っていた。
しかし
ある時、二人の前にゴーストしか持ち得ない異能を持った少女が現れる。彼女はその異能を使い、自殺に見せかけ多くの人間を殺害していた。
そんな少女をゴーストとして〝処分〟しようとする溯春。しかしその方法は少女の命を奪うというもの。
東雲はそんな手段は取らせまいと溯春と意見が対立する。
どうにかその件はやり過ごしたが、その後の溯春は能力者達に異様な執着を見せるようになった。東雲が理由を尋ねるも、彼が答えることはない。
そして能力者達の痕跡を追おうとする溯春を嘲笑うかのように、ある事件が起こってしまう。
元囚人で他者に一切思いやりを見せない溯春。
犬の身体能力を組み込まれた超人で、優しく正義感溢れる東雲。
正反対の二人は、果たして少女をどう〝処分〟するのか――それぞれが己の価値観と向き合い前に進む、近未来SFブロマンス。
〝かつて人類は仮想空間への移住を目指した。これはその残骸の記録――〟
■□全7章、約17万字で完結□■
※SF感は弱めです。あらかじめご了承ください。
※第四章くらいから話が一気に動いてくる気がします。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は以下にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085874610120
※関連絵はこちら。
https://xfolio.jp/portfolio/ninaini/series/1808997
© 2024- 新菜いに/丹㑚仁戻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:18:12
170588文字
会話率:50%
この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。
人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。
対魔組織『ヴァルハラ』に所属する私立真宮皇道館大學の二回生、アラタ・ナユタは、皇紀2667年のその日、
運命の出逢いを果たす事となる。
*ノクターンにて連載中のR18作品『黒き破滅のリベリオン』と設定を共有しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 18:00:00
235588文字
会話率:51%