千年前から続く“かの神”との因縁と村の儀礼。
絶望と破滅の運命に立ち向かう
秘密を抱えた四人の少年少女たちの物語。
ーーーーーーーーーーーーーーー『運命歯車逆回転、運命歯車逆回転……!!』
全身が毛におおわれ、三メートルを越えるような巨体
をもった、獣のような、人のような、およそこの世のものとは思えないおぞましい姿の化物がこちらを見ている。恐ろしく静かな目で。やつは私を殺す気なのだ……。
日々モノやココロは失われていく。
世界は徐々に綻びを隠しきれなくなっていったーーーー。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 07:32:04
23857文字
会話率:49%
数年前、突如として色無(いろなし)病という奇病が日本で流行る。
全世界では感染者が少なく、何故か日本では多い。
謎が多い色無病だが、感染者にはある共通点がある。
それは生きがいを失くした時、あるいは感情の欠落した時。
感染者は全身が徐々に
白に染まる。
症状は体だけではない。進行が進むと感情が無くなり、興味を示さなくなるのだ。
全身が真っ白になると体は生きているが、心が死んで廃人化する。こうなってしまうと感情を取り戻す事も完治する事も不可能になってしまう。
完治する方法は、
心を揺さぶられるほどの強い感動を抱くこと。
これは僕が君に色をつける話
これは俺がお前に色をつける話
これは私が貴方に色を与える話
恋愛を中心に色無病という奇病に振り回される少年少女と、色無病の本当の正体も明かされる現代SF人間ドラマ恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:36:43
1650文字
会話率:26%
世の中には災害が起こる。
それは天候によるものでは無い。異形の魔物、人型の全身が黒い闇に包まれた物。
それらを退治する事で生活している桜真は若くして独立した。が、大概いい加減な性格故に殆どその日暮らしとなっている。
そんな中でも桜真にはやり
遂げなければならない事がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 08:44:43
628文字
会話率:39%
どれだけ歩いただろうか。意識なんて物はもうほとんど残ってはいない。何処を歩いている、自分は何をしている。わからない、わからないが、ただ俺は生きたい。それだけはわかる。死にたくない、終わりたくない。
「こんなの、こんなの嫌だ」
死への恐怖
と生への執着だけが今の自分を動かしていた。腹がすいた、喉が渇いた、足が痛い、視界がぼやける。死が一歩ずつ詰め寄るような感覚が背中に悪寒を走らせる。
自分が何故こうなったのか、今となっては覚えていない。震える足で前進を続ける、目の前の光を掴むように。光が大きくなった瞬間、俺は派手に転んだ。光で段差があったのに気付かなかったのだ。全身が痛い、腕に関しては折れたようだ。だが悪いことだけではないようだ、目の前には川が流れていた。死に物狂いで水を飲む、その時は必死で気付かなかった。だんだんと意識が戻り始めた時に気づいた。
「この川、鉄っぽい味がする」
味だけでは無い、周囲に匂う生臭い香り、そして俺はそれを見つけた。上は人間で下は魚の化け物、人魚というにしては大型の車の様な大きさをしていた。
「なんだあれ」
まともに頭が回らない俺はこれが精一杯の驚きだった。幻覚を見ている気がしたが俺はそれに近づき触ることが出来た。ヌメッとした身体に堅い鱗の感触がホンモノなんだと実感させる。
不意に腹の虫が鳴く。その後は覚えていない。気がつくとそこには何も無かった、骨さえ残らず俺は喰ったのだ。
宗教団体が社会問題になった世界で化け物狩りをする、一匹の化け物のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:10:46
3039文字
会話率:57%
その晩はやけに暑く、寝苦しかったことだけは覚えている。
そう、全身が火照ってしまうほどに。
最終更新:2023-02-27 21:05:04
8800文字
会話率:20%
※カクヨムにて、同じものが投稿されております。
ツァレストゥラ公爵家の長女であるステラは、魔法の才を持つ少女であり、真実を見抜く光の精霊の加護を受けていたが、彼女はそれをひた隠しにして生きていた。
傲慢な第一王子との婚姻に嫌気が差していた
彼女は、ある日婚約破棄パーティに嬉々として参加するがそこで全身が月を思わせる銀…ではなく、黒に覆われた青年と出会う──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 19:12:07
4921文字
会話率:12%
鳴門 旅人(なるとき たびと)は交通事故が原因で死亡し今世の幕を閉じた。
次に目を開けるとそこには何やら神々しい人物が
旅人はその時直感的にこの人物が神様なのだと思う。そしてここが死後の世界だと言うことも。
旅人は神にこう願った
。自分の来世を"人と変わった能力を持つ人物にして欲しい"と。
神はそれを了解し、旅人が次に目を開けた時には素晴らしい能力が、、、、、1つも備わっていなかった。
ついでに何故か自分の第2の人生は赤ちゃんからのスタートでは無かった。
目の前に見える光景、それは何やら重く暗い雰囲気を醸し出して、複数人のスーツを着た男女が大きな丸テーブルを囲んで話し合っている様子。
旅人は顔を下に向け自分の服装を見てみた。自分もスーツを着ていた。左の胸ポケットにはプレートが付けられている。それを周りにバレないように読んだ。
【極悪超能力者対策本部:鳴門旅人・ランクC】
こう書かれており、その文字を読み取った旅人は全身が凍りつくように感じた。
極悪超能力者対策本部って何?!と。
しかも自分のランクはC。
その時ふと旅人はこう思う。神に願った"人と変わった能力"、それを自分が持っているからこの極悪超能力者対策本部の一員になっているのかもしれないと。
あぁ!神様に感謝!感謝!そんなことを思っていると
「おい!B!聞いてんのか?」
馬鹿でかい声の人物が旅人の方に目を向けている
旅人は思う。B?なんの事だろう?
「B、あのな、お前も名前で呼んで欲しけりゃ強くなれ。それしか名前で呼ばれる方法はねぇ」
B=旅人。この方程式が頭の中で繋がった。
旅人は聞く
「あの何故俺は、名前で呼んで貰えないんでしょうか」
「だからな、お前ははっきりいって弱い。この対策本部では弱い奴に名前は無い。ほら、物語でも通行人Bとかあるだろ?特に物語に関係しない役として。"ここ"でも戦力の無い奴は通行人Bと同じ。だからお前の事をBと呼んでいる。分かったか?」
旅人は思う。俺は通行人B、ただの登場人物Bなのかと。
ならば、名前を呼ばれる以上に強くなってやろうじゃないか。
この"人と変わった能力"を使って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:01:54
1097文字
会話率:100%
R15(残酷描写、性描写あり)
この作品『金剛戦輝ヴァジュランテ』は、「カクヨム」、「ノベルピア」にも重複投稿されています。
(各話の文字数は、それぞれの媒体に応じて変えています)
イントロダクション
202X年。極東の島国で、あ
る奇病が広がった。
奇病を患った者は、皮膚が硬質化。
前身にヒビのような痕が生まれることから“ヒビワレ”と呼ばれた。
ヒビワレと化した人々は意識を失い、次々と人間に襲いかかるようになった。
ヒビワレは一種の伝染病だった。
ヒビワレに噛まれた人間は全身が硬質化した後、粉微塵となり大気中に消え去った。
生き残った一部の人間はヒビワレと化した。
硬い皮膚に覆われたヒビワレに対し、刃物、重火器といった通常兵器は一切通用しなかった。
彼らを倒せるのは“ヴァジュラ”と呼ばれる神の力を宿した戦士・ヴァジュランテだけだった。
この物語は、ヴァジュランテとしてヒビワレと戦う少年の一人・布都野ミチオの日々の記録である。
何も持たない平凡以下の少年だったミチオは、ヒビワレと戦う中で、何を獲得し何を失っていくのか?
人類の命運を賭けた、ヒビだらけの青春バトルダイアリーが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 18:00:00
3548文字
会話率:32%
堕天使シェムハザの降臨に端を発する終端戦争から千年余り。
東方連合と西方魔境の狭間に位置し、今なおその地下遺跡最深部にシェムハザの眠る絶対中立地ゲヘナ。
そのゲヘナで何の夢も希望も目的も持たず、ただ漫然とその日を生きるだけの半獣人の少年ア
ゼル。
彼はある日、武装警備員たちに追われる不思議な少女セフィと出会う。
面倒事を嫌い、その場はセフィを見捨てたアゼルだったが、その後、地下遺跡深層にて思わぬ再会をする事となる。
激しくぶつかり合う二体の巨人と、それから逃げるセフィ。
今度は咄嗟にセフィの手を取り、走り出すアゼル。
しかし、その果てに巨人たちの争いに巻き込まれてしまったアゼルは、瀕死の重傷を負ってしまう。
赤い血が流れ続け、意識が薄れていく。
「死んで、たまるか……!」
それでもアゼルは生を渇望し、セフィはそんな彼に自らの翠色に輝く血を飲ませ、分け与えた。
次の瞬間、全身が激しく燃え上がるような痛みと苦しみの中、アゼルの巨人ネフィリムへの転化が始まった。
※pixiv、小説家になろう、カクヨムに並行して上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 13:18:47
199084文字
会話率:38%
白(しろ)という娘がいた。
娘は全身が真っ白で、日の光で火傷をしてしまう体だったが、外に出て遊びたいと願っていた。
見張り役の大次郎は、そんな白をいつも気にかけていた。
しかし白は、成人を迎える前にこの世を去ってしまう。
彼女の遺言から、大
次郎はひまわりの種を白の墓の近くに植えた。
そこから、真白のひまわりが生まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 17:00:00
1000文字
会話率:24%
俺、戸塚・涼介は超能力者であり、その能力を買われて、街の治安維持を社長であり、パートナーでもある欧羅・巴さんと日々遂行している
しかし、今回の依頼は奇妙だ。連続動物変死体遺棄事件。しかも全ての動物が高所から叩きつけられたかのように死んでい
る
超能力者の仕業に違いないが、何故このような奇行を行うのか?
まあ、俺としては金さえ貰えればそれでいいのだが……
手がかりも運よく得られ、こうやって犯人と対峙してるのだが、こいつの真の目的は何だ?
もしかして、この事件は始まったばかりなのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:35:53
57486文字
会話率:47%
孤児で全身が真っ白のトゥキスモは、幼い時に「真っ白い服を着た聖女様がけが人を回復させる話」を聞いて自分も人を回復させられるのではないかと思い育ちました。
いつの日か素敵な大人になって、素敵な恋をして子供たちと触れ合えるお母さんになろうと決意
しました。
沢山の人達を治療しながら、素敵な母親も目指すトゥキスモの未来は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 06:00:00
30927文字
会話率:20%
倒産、起業失敗、父親の死となかなかの境遇から抜け出すべく奮闘した夏。
無事に大企業のスタートアップに関わることができ、安心安全のサラリーマンに復帰と思ったのもつかの間、またまた倒産に直面……
心が折れた俺の目の前に飛び込んでくる土浦ナ
ンバーのトラック……
全身が砕ける痛みに苦しんでいたら、オンギャーと赤ん坊の泣き声……
どうやら、産声を上げたのは俺自身らしいわ。
時は戦国室町時代、天文年間は奥州最南端の棚倉。一弱小勢力に生まれ変わったオッサンの戦国サバイバル。
うろ覚え技術と歴史の知識で戦国時代を生き延びろ。
気分は某有名歴史SLGのリプレイ!
*「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」各サービスにて掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 12:00:00
1411228文字
会話率:43%
就職活動も面倒なので、アルバイトとして潜り込んだ大企業にそのまま新卒採用。安心安全のサラリーマンになれたからには、素晴らしき家庭を築いて人生勝ち組!と思っていたが、現実はそんなに甘くは無かった。
給料はちゃんと出るが、不規則な就業システ
ム等、決して婚活のやる気などが起きることはないエンジニア生活。
とりあえずは自分たちが造った作品が世に出る喜びを、人生の喜びと無理やりに勘違いをさせて生きていた最中、なんと会社が倒産……。
心が折れた俺の目の前に飛び込んでくる土浦ナンバーのトラック……
全身が砕ける痛みに苦しんでいたら、自称十代美少女の女神さまの声……
ああ、はいはい。これってうちの会社が野焼き商売してる系の異世界転生のオープニングね。
世の中に流されるままに生きてきたエンジニアが偶然手にした異世界転生。
女神さまと一緒に新しい世界を作るんだとさ。まぁ、何とかなるっしょ。だって、隣には女神さまがいるし。
新世界構築と女神さまの退屈しのぎという大役を仰せつかったオッサンの奮闘記。
いや、奮闘するの?だって、ほぼ神っしょ?俺って……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 12:00:00
47861文字
会話率:40%
俺、近藤源助は目を覚ました途端に女の子に飛び付かれた衝撃に声にならない悲鳴を上げた。
いや、比喩ではなく本当に声が出ない。全身がバラバラになりそうな痛みも尋常では無かった。
おまけに熱湯でもかぶせられたかのように体中が熱い。
身じろぎすら出
来ない状態でかろうじて目線を動かせば包帯だらけになっているじゃないか。
えっ? 梅木らいかって誰? 俺の事か?
話の要点を纏めると、どうやら俺は魔法少女で敵の幹部と相討ちになって入院させられているらしい。
困惑していると敵の襲撃を告げられる。
すると見舞いに来ていた女の子達が変身して窓から飛び出していったじゃないか。
マジか? 餓鬼の妄想かと思ってたけど本当に魔法少女だったんだ。
そこで俺は重要な事を思い出す。
これって弟が大コケした魔法少女物のラノベの設定に良く似ている。
打ち切りになってヤケになった弟は敵味方が全滅するバッドエンドに舵を切ったヤツじゃないか!
まさか俺はバッドエンド確定の魔法少女に転生してしまったのか!
どうなる、俺? どうすんだ、俺? このままじゃラスボスと自爆しちまうぞ!
これは魔法少女アクストフランメこと梅木らいかに転生してしまった俺の地獄のような物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 01:16:46
18283文字
会話率:44%
エルドリア海の深海には数多くの魔物が棲息《せいそく》しているが、6年前からエルドリア海を囲む6つの国で“鉄鯨《てつくじら》”が有名になって居た。その生物の特徴は、全身が鉄のように固く呼吸もせずに時折《ときおり》海面に浮上して、近くを通って
いる軍船や輸送帆船を襲っているという噂《うわさ》だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:11:53
56335文字
会話率:60%
ゴーレムと人間を繋ぐ運命の力。
これは、伝説のゴーレムと運命の誓いをしたある少年の話。
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「誰か……誰か! 助けてっ!」
助けは来ないことを、リンは疾うに知っていた。
山の麓から響いていた悲鳴は、もう聞
こえない。
サオリに民はもう残っていないのだろう。
全員が息絶えたのか、それとも運よく逃げ切れた者がいるのかはわからないけれど。
そもそも、ゴーレムに対抗できるような力を持っているのは、リンたちの血筋だけだ。
「ゴーレム様は人間を守ってくれるんじゃなかったのかよ……!」
奇しくも今日聞いたばかりの昔語りが、頭にこびりついていた。
人間を守ってくれるはずのゴーレムに、攻撃されている。
感嘆には受け入れられないその状況は、事実としてリンの目の前にある。
「姉ちゃん、リナ……」
リンの目から大粒の涙が溢れ出した。
ランとリンの年が七つも離れていたこともあって、リンには「男なのだから姉と妹を守らなくてはならない」という意識が希薄だった。
リナと一緒に、いつもランに守られていたからだ。
孤軍奮闘しなければならない状況になってはじめて、リンは自分の無力さを痛感した。
「頼む……頼むよ。動いて……俺を助けてくれッ!」
リンは残る力を振り絞った。
体中の血が沸騰しているかのように、全身がカッと熱くなる。
文字通り、全身全霊で挑んだリンに応えるように、リンを中心として円を描くように周囲の地面が突如として発光した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 20:16:13
40711文字
会話率:22%
鷺沢拓巳(さぎざわたくみ)には物心ついた頃から奇妙なものが見えていた。
全身が影のように黒く、深紅の瞳をしたそれは人間の負の感情によって生まれる魂の化物で、ラナウェイと呼ばれるものだった。
それらは人間の外見をしていたり、ウサギや犬のよう
な動物の姿をしてたりする。
そんなある日、拓巳は突然ラナウェイに襲われる。
自分自身で死ぬことを覚悟したとき、一人の少女と出会い、その少女にゾンビとして蘇らされた。
少女はミクト・ランテクールトリという死神だという。
その後拓巳は、少女と共にラナウェイと戦うことを決めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 00:34:11
80299文字
会話率:49%
伯爵令嬢のシルヴィアは、超がつくレベルのコミュ障。
人の視線に晒されただけで全身がこわばり、何も言えなくなってしまう。
そんなある日、国中の貴族が一堂に会する夜会の最中、婚約者であり第二王子殿下でもあるダグラスに、身に覚えのない理由で婚約破
棄されてしまうシルヴィア。
だが、無数の好奇心を纏わせた視線が突き刺さり、言い返したくても怖くて口が開かない。
絶体絶命かと思われたその時、ある人物がその場に現れ……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 21:02:07
4376文字
会話率:51%
全身が痛い。
何故なのか分からない。
近くに誰か居る。
一体誰だ? ーー俺だった。俺、スカラグだ。
じゃあこの身体は誰のものなんだ?
全8話。毎朝6時更新。
ゆるふわ設定。ご都合主義。
最終更新:2022-03-17 06:00:00
31173文字
会話率:51%
テロの爆発で死んだ青年は、なんの説明もなく異世界に生まれ変わった。しかし転生先の身体は最悪だった。
まず元と性別が違う。それだけでも辛いのに体力が全然つかないし、ありえないほど病弱だ。
そして最悪なことに全身が真っ白。それは被差別対象で
ある"呪い子"の特徴だった。
そんな身体のせいで森に捨てられてしまった主人公。彼女は老人に拾われ、"ゼノリア"として生きていくこととなる。だがそれは更なる苦難の始まりに過ぎなかった。
存在しえない形で存在する異形の獣達や魔法を使える獣である魔獣、呪い子を付け狙う騎士団。身に降りかかる危険など、それこそ上げ始めたらキリがない。
だけど少女は立ち向かう。
全てはそう、死なないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 16:50:16
32268文字
会話率:27%