仕事を辞めたばかりで将来の見えない日々を送っていた谷山慶太は、大学時代の先輩・木村雄介の誘いで、心霊調査団「あやかし」の撮影サポート兼記録係としてバイトをすることになった。
初仕事の現場は、取り壊しを控えた古びた一軒家。
依頼者はこの家
のかつての住人の女性――。遺産として譲り受けたのはいいものの、借り手も買い手もつかない家を持て余していたのだという。
≪心霊調査団「あやかし」≫のファンだという依頼人は、ようやく決まった取り壊しの前に木村達に調査を依頼する。この家を、「本当に取り壊しても良いのかどうか」もう一度検討したいのだというが――。
調査のため、慶太たちは家へ足を踏み入れるが、そこはただの空き家ではなかった。風呂場から聞こえる水音、扉の向こうから聞こえるかすかな吐息、窓を叩く手に、壁を爪で削る音。
次々と起きる「不可思議な現象」は、まるで彼らの訪れを待ち構えていたかのようだった。
軽い気持ちで引き受けた仕事のはずが、徐々に怪異が慶太達の精神を蝕み始める。
その「家」は、○△を招くという――。
※保険の為、R-15とさせていただいております。
※この物語は実話をベースに執筆したフィクションです。実際の場所、団体、個人名などは一切存在致しません。また、登場人物の名前、名称、性別なども変更しております。
※ホラー・オカルト要素を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 14:00:00
21345文字
会話率:34%
あらすじ
私はたまごの管理人である。依頼人の大富豪の御嬢に、雪山にある別荘の管理を頼まれた所だ。
どうやらたちの悪い窃盗団が別荘を荒らしに来るようで、私に仕事が回って来たようだ。
コロン様主催、たまご祭りの個人企画用の投稿作品
となります。企画へと新規投稿するために第5回なろうラジオ大賞へと投稿した作品を大幅に加筆しております。
投稿当時はヒューマンドラマでしたが推理に変更しています。また短編集にも同作品の加筆版があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 22:39:50
2077文字
会話率:0%
紙からインクを取り出す魔法を使うロティアのもとに、不思議な依頼が舞い込んでくる。
依頼人は画家のリジン・キューレ。依頼は「家に住み込みをし、リジンが描いた絵のインクを取り出す」という内容だ。
画家の絵を取り出すすなわち消すという不自然な仕事
と、口数が少ないリジンに、ロティアは初めは戸惑ってしまう。しかしすぐにリジンの持つ優しさに気づき、良好な関係を築いていく。
そんなリジンには、自分の魔法に関する誰にも言えない秘密がある。その秘密によって、リジンは絵を描かなくなり、ふたりは引き裂かれることになる。
しかしロティアは諦めなかった。親友のハト・フフランや友人たちから知恵と協力を得て、リジンとの再会を果たす。
ロティアが見つけ出した方法で、リジンは再び絵を描くことができるのか。
傷ついた少年を癒したのは、インクがつないだ一つの出会い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:10:00
237702文字
会話率:51%
命を代償にしてでも願いたいものがある。
それを叶える玉が存在する。
少女の仕事はその玉で依頼人の願いを叶えること。
依頼人の様々な感情を見ながら成長する少女の話。
最終更新:2025-01-31 09:53:26
28129文字
会話率:22%
剣と魔法が夢を描くファンタジー世界。
魔族帰りで体に1つの体に2つの人格を宿す主人公、ネロ・ディア・ロスティルは、王国貴族から獣人族の奴隷を救い出した。
しかし、ラトゥーリエ王国では亜人に人権が無く、獣人たちには居場所が無い。そこで、
奴隷たちを国外逃亡させるべく、ネロたちは国境へと向かった。
国境の門を通ることに成功した一行は、最初の街へと到着する。宿で一泊しよう考えていたが、奇妙な依頼人が待っていた。
依頼人は娼館の遊女で、絶世の美女であった。
ネロたちは、彼女の取り巻く災難の渦に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 05:00:00
26999文字
会話率:38%
突如世界に現れ始めた謎の存在――シャドウ。
夜にしか現れないが、現れれば直ぐに人間を襲おうとする驚異。
シャドウに対抗できる者は人間の中でも限られた存在――《シャドウクルセイダー》と呼ばれる者達だけだった。
そして、光ヶ丘の一角に事
務所を構える及川探偵事務所にも夜な夜なシャドウを消滅させる為に戦う松蔭珀十という男がいた。
彼は、国が管理するシャドウクルセイダーが所属する団体の特務機関エンネアとは別に第三者として戦う変人である。
及川探偵事務所には裏の顔があり、その名をデコードという。デコードこそシャドウに関わる事件を解決しようというものなのだが、ある日そこへ女子高校生の依頼人――佐伯識黎嘉が訪ねてくる。
その少女の依頼を境に及川探偵事務所の運命のスイッチが入るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 05:00:00
201937文字
会話率:39%
人に触れることで、人間の無意識に入り込むことが出来る夢見の才能を持つ者たちがいた。
「夢見探偵社」を名乗った彼らは、能力を駆使しながら依頼人の悩みを解決すべく奔走していく。
最終更新:2025-01-24 19:03:30
4913文字
会話率:22%
絆の糸を管理している『糸番人』である糸口結(いとぐちゆい)に依頼が来た。
依頼人は小学生のケイくん。
結びたい相手はトカゲだという。
キーワード:
最終更新:2025-01-17 18:11:50
1092文字
会話率:16%
「雨が来た」その言葉を口にした瞬間、風間時雨は他者の人生へと飛び込む。
心理学部の学生、時雨は特殊な能力「ダイブ」を使って他人になりきり、その行動や思考をシュミレーションして探ることができる。だが、この能力は雨の日にしか使えず、時には真
実と嘘を混ぜ合わせ、彼自身を深い迷宮へと誘う。
そんな彼の元に、とある失踪事件の捜査協力依頼が舞い込む。依頼人は消えた兄の行方を捜す男性。
手がかりを集め、能力を駆使し、彼の記憶の断片に飛び込むことで真相に迫ろうとするが、次第にその失踪には隠された陰謀が絡んでいることが明らかになる。
「俺が見ているのは真実か、それとも幻想か?」
他人になりきることで得られる情報は増える一方、時雨自身の精神も徐々に蝕まれていく。
能力のリスクと引き換えに、時雨がたどり着く真実とは。そして、雨が降り続く理由の裏に隠されたもう一つの秘密とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 22:50:02
10761文字
会話率:35%
探偵事務所SQATT(スカット)。通常はただの探偵事務所。しかし、条件によっては依頼人のために仕返し代行をしたり、サポートをしたりする「仕返し屋」をすることも。
今日も依頼主が現れた。彼女は兄嫁に濡れ衣を着せられて実家を追い出されただのだと
いう。その上、人生を大きく捻じ曲げられていた。そんな彼女の無念を聞いて、仕返し屋が動き出す。
どんな方法で兄嫁に仕返しをするのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 06:00:00
16025文字
会話率:51%
探偵の凸守の元に依頼人、小鳥遊小鳥がやって来る。依頼内容は彼女の婚約者である「佐藤一郎」を探すこと。当初は単なる人探しだと思っていたが、佐藤は眷属を変化させられる特異体質であることが判明する。そしてそれは「神威」という特殊な眷属だった。その
ことを知った凸守は激しく動揺する。実は六年前に亡くなった凸守の妻から、「もしも『神威』の眷属を持つ人間に出会ったら殺してほしいの」と言われていたからだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:18:08
114445文字
会話率:37%
「アリシア・シルバーストーン!お前との婚約は破棄だぁっ!」
王城の小ホール、今は王立学園の卒業を祝う会が開かれている、その会場の少し高くなったところで、我が国の第一王子殿下が声をあげた。
卒業生の代表として挨拶に登壇した王子殿下は、それ
はもう、目に見えて楽しそうだ。傍らにギラッギラに着飾った女生徒を携えて、勝ち誇った顔をしている。
「アリシア!返事をしろゥよ!」
「アリシア!どこだ!」
三回目。ようやく私の出番。
「はいはい、私、婚約破棄代行サービスの者です」
この婚約破棄、依頼人のアリシア嬢に代わり、こちらで承ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:47:21
7595文字
会話率:25%
「喜べ、お前は次の魔力使用者に選ばれた」
「……盛大な詐欺か何かか?」
日本の男子高校生、細川裕は、地球上に五人しかいない魔力使用者に欠員が発生し、その枠を埋めるために選出されたことで異常な日常に身を投じることとなる。
旧知の依頼
人が訪れる何でも屋を運営し、雪女や幽霊の少女と出会い、堕天使や宗教組織を追う戦いを秘かに繰り広げ、最期には■職し……。
天使に魔法に妖怪に、クラスの少女とラブコメ展開!? これは後の伝説の始まり、やがて人知れず世界にも影響を及ぼす彼と、全ての始まりを描く物語。
※小説家になろう及びカクヨムで同時連載しています。またこちらは、過去に小説家になろうにて連載していた『気まぐれ魔法店』の改稿版です。改稿前よりレベルアップした、歴史修正済みの最新の情報でお届けしています。内容には物語が大きく変わるような改変はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 09:00:00
310942文字
会話率:48%
妖屋は、境界にある妖怪相談所。日々妖怪について悩む人々を招き、原因を取り除く。依頼人は、絶対に妖屋の場所を知らない。世界の全てを目に見ることはできない。
用語解説
境界……現世とは違う空間。妖怪たちが多く住んでいる。
変化……歳をとった動
物などが、妖力を蓄え妖怪になること。
登場人物
・怪祖祀瑠……妖屋店主。黒いスーツ、黒いロングコート、片眼鏡をかけた男性。長身細身で顔は若いが、実際の年齢や出自は不明な点が多い。
・白吹冷……妖屋従業員。白い着物を着た、震えるような美貌を持つ女性。銀白色の長い髪と、氷のような水色の瞳が特徴的。
・チャトラ……怪祖の使い魔的存在の猫また。ふてぶてしく主にすら横柄な態度は、猫様そのもの。
・■■■■……元日本人の凄腕魔導師。日本にいた頃は何でも屋を営んでいたが、異世界へ住所を移してからは、魔道具屋を出している。お得意様であり良き友人の怪祖と同等に、詳細の読めない人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 12:00:00
5993文字
会話率:45%
終電でターゲットのもとに向かい、消す。
コードネームは、終電の殺し屋。
「依頼人さん、その前に少しお話しませんか?」
最終更新:2024-12-05 23:51:24
52332文字
会話率:43%
「行く末が光で満ちていますようにーーーー」
死体の通告から葬儀の依頼まで、人が死んでから葬送するまでの全ての仕事を担う「テ・レデオ社」で働く、葬式通報人のルナ・シュヴァリエ。
不思議な色の瞳を持つ彼女は、その目で人の寿命を見ることができる
不思議な力を持っていた。葬式通報人として、働く傍らで、彼女は自分の能力を使い、依頼人が”悔いのない死別”ができるように、手を差し伸べていく。
彼女自身は、大切な人に別れを告げることができなかったからこそーーー。
そんな彼女は、ある目的のためだけに生きていた。
それは、5年前、戦場で離れ離れになった”ソラリス・ウィリアム”。彼の「遺体」を探し、自分の手で弔うこと。なぜ、彼女は彼の遺体を探しているのかーーー。
そこには、彼女のある過去が関係していた。
大きな犠牲を出しながらも勝利を収めた「第二次大戦」が終結した世界。
大戦によって負った傷を乗り越えながらも、生きるために「死」と向き合う人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 20:27:55
46529文字
会話率:45%
依頼人「ガスパール」が探偵「イザーク」に対して親探しの依頼を出した。
ガスパールは「カリーナ」という少女の親を探している様で、イザークは受ける事にした。
しかしその謎は深く、未熟な探偵のイザークは頭を抱えることとなる。
最終更新:2024-11-28 13:51:03
4645文字
会話率:45%
箱――そう言われて想像するものは何だろうか。
この場所で箱が何かと問えば、皆一様に街の事だと答えるだろう。
いくつもの箱が折り重なって出来た街。
ゴミ箱のように有象無象が流れ着き、ブタ箱のように無法地帯が広がるそこが、彼らの居住区だった。
箱に暮らす彼らを導くものもまた箱である。
その箱の名は――電脳箱[K-hack]。
電脳箱[K-hack]は常に道を示してくれた。
分からない事があれば正解を答え、何を選ぶべきか、どんな仕事に就くべきか、誰と結婚するべきか、今日何を食べるべきかまで、どんな些細な事でも答えを教えてくれた。
運び屋を営む青年アニ。
彼もまた電脳箱[K-hack]によってその道を選んだ者だ。
そんな彼に配達の依頼が舞い込んで来る。
けして中を見てはいけない箱――その箱を運ぶアニに奇妙な出来事が起こり――――しかして、電脳箱[K-hack]は何も答えなかった。
代わりに――眼鏡の男がアニに手を差し伸べる。
「怪異って知ってる?」
依頼人オリアが求めるその箱は果たしてどんなものなのか。
運び屋アニと民族学者オリアが織り成す、箱に纏わるちょっぴりレトロでちょっぴりホラーなサイバー怪異譚が蓋を開ける――……?
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不定期更新
バトルあり急接近ありのバディ成分強めの怪異譚
評価等々頂けましたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:00:00
414172文字
会話率:26%
長い事無職、家賃の滞納でそろそろのっぴきならない状態のアラサー青年人見豪(ひとみごう)
慌てて仕事を探す彼のスマホに「お仕事募集」の不審なメールが届く。
最初は訝しがる豪であったがその余りに高額な報酬に釣られついうっかり募集のリンク先をタッ
プしてしまった。
気が付くとそこは絵に描いたようなファンタジーの世界、スマホから発せられる依頼人の声の指示のまま行動を余儀なくされてしまう。
現地で集合する他の三人の仲間、声が言うには魔王を倒してその世界を救うまで現実世界には帰れないという。
果たして豪は元の世界に戻る事は出来るのであろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:13:55
3961文字
会話率:23%
【アイ探偵事務所】そこは失せもの専門の私立探偵事務所。大正八年の十月、依頼人が現れる。「黒瑪瑙の指輪を探してほしいの」依頼人の少女は母親の形見の指輪を探しているらしかった。千里眼を持つ探偵、茂住透悟(もすみとうご)と、霊媒体質の助手、常石匡
佑(つねいしきょうすけ)は指輪探しの仕事を引き受けるが、透悟は寝てばかりで全く動かず。そんなとき『指のない死体』があがったと警察から連絡が入る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 15:51:59
11795文字
会話率:70%
春から大学4年生になった主人公である高島俊明(たかしまとしあき)は、大学生をやりながら学外では
ボディーガードとして仕事をしていた。大学の授業が始まる春のある日、寝坊して走って大学まで行く際に学校内である女性にぶつかった。1週間後に自分が
履修している科目でのグループワークで前週にぶつかってしまった彼女、新前華南(しんまえはな)と同じ班になったことがきっかけで話すようになる。
そこから話が始まっていく。
※この話はフィクションです。
登場する建物や施設は現実の物とは全く関係ありませんのでよろしくお願いします。
毎週月曜日~金曜日 12:00(正午)に更新 土休日 14:00に更新 時々月曜日休み
急用で更新できなかったらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 18:00:00
1163402文字
会話率:59%
フォルシア王国で運送屋を営む魔法使い ミリナ=リエステラは、依頼人も届け主も不明になってしまった荷物の中から出てきた少女・ソフィアを保護する。そんな出来事から二人の同居生活が始まり―
最終更新:2024-10-16 18:00:00
193963文字
会話率:40%