時は2030年――日本を起点に『異種族』と呼ばれる者達が地球に現れるようになった。やがてその数は増加し続け、次第に地球は『異界化』即ち人類滅亡を目前としていた。それに危機感を感じた人々は一つの派閥を作り、異種族を無慈悲に殺害して現世から追
放する『異界還し』を行った。それが火種となり、日本と人類の存続を賭けた異種族との戦争が幕を開けた。
そんな世界の中で平穏に暮らしていた黒神美尊《くろがみみこと》の運命は突如狂い始めた。あの日……『黒い雷』が空を裂き、地を焼いた日。幼馴染の少女である白神彩芽《しらかみあやめ》が異種族に攫われてしまった、あの瞬間から。
後悔と己の無力さに追いやられていたところを、英雄を名乗る謎のサラリーマン紅零《くれないれい》に助けられる。そして彼との修行を得て美尊は一瞬で失われたこれまでの生活と彩芽を救うために異種族と戦う決意を固める。あの日目覚めた未知の力《呪い》『強制覚醒』と共に――
これは、力《呪い》を以て全てを救う物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:12:50
56110文字
会話率:56%
ある日、故郷に厄災が訪れた。姿形も見えない何かに街を焼かれ、ようやく慣れ親しんだ場所が一瞬で火の海と化した……
この『不自然な災害』によって両親を失った男の子は、焼け落ちた家と共に倒れている所を一人の若い女性に拾われる。
その
時女性はこう言った、「君は今、この街を殺した悪魔に助けられたんだよ」と。
意識を失っている雫月には聞こえない。だけどこう思っている事だろう、「僕を助けてくれた優しいお姉ちゃん」と――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 13:18:55
7107文字
会話率:54%
王の生誕祭の日、衛兵団の青年・エルヴィンは、街角でひとりの老婆に出会う。
その姿は、ほんの一瞬のうちに、若い女性へと変わっていた。
誰もが噂話としてしか語らなかった“魔女”は、たしかに存在していた――。
秘密を抱えた青年と、孤独に
生きる魔女。
街と森のあいだに芽吹いた小さな縁が、やがてふたりの心をゆっくりと結んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:00:00
26362文字
会話率:24%
「よーい」
この言葉で私の体は一瞬で強ばる。
緊張の一瞬は誰にでも訪れる。
正直、私はこの合図が嫌いだ。だけど、スタートを切るためには、絶対にないといけない言葉。
私の青春と人生がこの言葉で幕を開けることになるとは思っていなかった
。
もし戻れるのであれば、中学時代の最初に戻りたい。だけど、このまま新しい世界も見てみたい。ちょっと心が揺れている。
※物語の都合上、各種記録は2014年を参照しています。現在の記録ではありませんので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 05:00:00
266356文字
会話率:32%
かぐや姫に、殺される
-------------------------
一瞬にして都市を消し去る未曾有の災害「空間崩壊」
唯一の対抗手段は、「共鳴」と呼ばれる超常現象を用いて、
七分以内に「かぐや姫」と呼ばれる化物を倒すこと。
戦える
のは、“適合者”と呼ばれる、一部の選ばれた者だけ。
母を失った少女、有瀬ハルカは、その一人に選ばれてしまった。
彼女が戦場で願うことは、ひとつだけ。
七分後も、生き残っていること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:00:00
76008文字
会話率:38%
無職が転生したらチートボーナスがもらえるって思ってたことが僕にもありました!!!
ついさっきまでやってた超王道RPG~アルティア・クロニクル~
《ERROR: 無効な仮初の未来》
《ERROR: 潜在的な矛盾の発生》
大魔王を倒す寸
前でバグとエラーに塗れた画面。
気づいたらその世界に迷い込んだ28歳童貞ニート。
異世界転生!? いや、これは召喚!?
この見覚えのある容姿、見覚えのある村……って…
「最初の村で焚き火してるモブじゃねーか!!」
目の前にはゲームで主人公で勇者だったエミルと作中最強設定の兄貴ベルギス。
木が豆腐のように刻まれたり、一瞬で回復する下級治癒魔術。
ちくしょう! 普通異世界くるなら俺がそっちだろ!
対する俺はチートもない。ハーレムもできそうにない。
唯一いるのはバキバキツンデレの幼馴染らしい年下の女の子。
物語はどうやら勇者がこの最初の村にいるところかららしい。
チュートリアルじゃん。
《ERROR: 化ãが欠損しています》
《MALFUNCTION: 残留��が未解決のままです》
《INCONSISTENCY:���̃の改変が必要です》
俺の役目は多分エラーを解決する為に色々とフラグを改変していかないといけないっぽいのだが、理由が不明すぎる!
はぁ、もういい。
村人Aなら村人Aらしく生きよう。
テンプレツンデレ幼馴染もいることだし、それなりに楽しくのんびりやれていけそうだ。
とか思ってゆっくりしてたら、村は滅びました。
バッドエンドだろ…これ…。
これは、モブの俺が勇者の裏で人知れず世界を救う物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:24:53
676997文字
会話率:28%
惑いの森リドフォードの奥深く、美しい魔女ルルは、使い魔の少年ヴィクターと二人でひっそりと穏やかに暮らしていた。ある日のこと、ルルは森の入り口で倒れていた青年エドワードを助けた。エドワードはアルグランド王国の元第一王子で、現在は国を追われてい
る。
森の魔女ルル、使い魔ヴィクター、元王子エドワードの共同生活が始まる。
雪柳と木香薔薇。蛍が舞う泉のほとり。
降るような星空の下、美味しい食事と香しい香りの紅茶。
「王子様の願いが叶い、幸せになること」
それがルルの、千年前からずっと願い続けてきた、たった一つの願いであるとエドワードが知ったとき、世界は一瞬にして変わり始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:09:39
58446文字
会話率:25%
わたくしは公爵家の一人娘、十七歳。婚約者は優しい王太子殿下で、十八歳の誕生日には結婚する――そのはずでした。
しかし、誕生日をひと月後に控えたある日、突然の婚約破棄。原因は、王太子殿下と新しくやってきた男爵令嬢が親密になったこと。幸せな日々
は、一瞬で壊れてしまったのです。
失意の中、公園のベンチで泣いていた私に声をかけてきたのは、無精ひげを生やした長髪の不思議な男でした。
「誰を不幸にしたい?」と問う彼に、私は戸惑いながらも「そんなことは望んでいない」と答えます。
すると彼は笑い、「じゃあ、君の代わりに僕が“ざまぁ”してあげよう」と言い残し、去っていきました。
やがて宮廷では、男爵令嬢と王太子を巡る不穏な噂が次々と明るみに出て――。
彼はいったい何者なのか。そして、壊れたガラス細工のような私の未来は、どこへ向かうのか。
これは、公爵令嬢が失意から立ち上がり、思わぬ出会いによって新しい人生を歩み出す物語です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-29 18:00:03
1151文字
会話率:38%
十歳のころから決まっていた婚約者。
黒い鎧をまとい、無口で不愛想な騎士――レオン。
けれど十五歳になった今でも、アリシアは彼のことをほとんど知らない。会ったのは数回だけ。年齢差は十歳。結婚なんて本当に大丈夫?
不安になったアリシアは、こっ
そり婚約者を調査することに。
王宮で十人の騎士を一瞬で打ち倒す実力、冷たい言葉とは裏腹に子猫を拾う優しさ。そして屋敷の地下室で見つけたのは――監禁されているはずの「子供たち」。
まさか婚約者は恐ろしい秘密を抱えているのか?
真相は、アリシアの想像を大きく裏切るものだった。
黒鎧の騎士と貴族令嬢。
誤解と真実が交差する、不器用で甘い婚約物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 16:50:49
822文字
会話率:24%
癒しの力を持つ聖女オリビアは、親の決めた政略結婚で公爵令息アダムと婚約することに。けれど彼は、他の女性と親しくし、オリビアをないがしろにするように。
「僕は自由人だから、君に縛られたくないんだ」
そう言い放つ彼に、オリビアの心は次第に傷つい
ていく。
――だが、神殿によく来る“優しいおじいさん”の正体が明らかになったとき、物語は意外な方向へ動き出す。
聖女の癒しが、腐った婚約者と不誠実な貴族社会を浄化する――!
そして彼女の隣に現れたのは、あの時アダムを一瞬でねじ伏せた凛々しい青年で……?
ざまぁ、溺愛、癒し、逆転、そして幸せな再婚――全てが詰まった痛快ラブファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:23:53
1510文字
会話率:56%
「戦うのも痛いのも好きじゃありません。ただ、斬るのが好きなだけです」
剣を愛し剣に愛される、誰よりも笑顔が似合う白銀の髪の少女。
ツルギ=ヴォルフラム。
「剣が肉と骨をすり抜ける感触。血の匂い。命が天に召される刹那の愉悦。その一瞬の
幸福こそが生を実感するのです」
魔術と科学が根付いた混沌の時代。
魔導帝国ヴェルトリーチェで繰り広げられる戦争の中心で、剣に狂った少女は祈りを捧げる。
「何故軍に入隊したのか、ですか? だって合法的に人を斬れるじゃないですか。何人斬っても赦される。斬れば斬るほど褒められる。こんなに素晴らしいことはありません。ここは――――――――私の楽園です」
人道も倫理も常識も、全てを斬り裂く剣戟無双のダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 16:55:58
171027文字
会話率:57%
命を削り、仲間を守ったはずだった。
だが、守りたかった少女ユノの笑顔は、灰の中で静かに消えた。
終灰ノ界――それは、転生者たちの戦場にして、希望の墓場。
敵対する“人類側”が放った禁忌魔法《白燼結界(はくじんけっかい)》によって、街は一瞬
で焼却され、漆黒たち“深淵の徒”は瓦礫の中に立ち尽くす。
「なぜ俺たちが、滅びなければならない?」
叫びも祈りも、風に流れ、ただ灰だけが残った。
その灰の中で、漆黒は一つの記憶を完全に思い出す。
――自分は、かつて人類の側にいた者だったことを。
そして、ユノと約束した“未来を変える”という言葉を。
希望はもうない。
それでも、この灰の中から、俺は立ち上がる。
すべてが終わった世界で、“それでも”始めるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 09:28:14
10086文字
会話率:25%
# 華奢なる王と奉仕のミコ
## 慈愛と奉仕と王の怒り
わたしはミコ。この国で戦勝と五穀豊穣を祈る巫女でした。
世界を統一した華奢な主様のお顔を、一度も拝見したことがありません。それほど慎重で、それほど危険に晒され続けてきた方だから。
拝殿での平穏な日々から一転、主様の側仕えを命じられたわたし。前任者は「失礼します」と一言言っただけで、一刀両断で処刑されたと聞いています。
恐怖に震えながら初めて対面した主様は、想像とは全く違う方でした。気さくで優しく、でも一瞬で人を斬れる恐ろしさも持つ。謁見の間では絶対的な威厳を示し、わたしの前では人間らしい弱さも見せてくださいます。
政治の駆け引き、宮廷の陰謀、そして次々と起こる事件。わたしはこの複雑な世界で、主様をお支えできるのでしょうか。
純粋で天然な巫女と、世界を統一した華奢な王の物語。慈愛と奉仕、そして時として現れる王の怒りを描く、政治ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 03:00:00
8638文字
会話率:53%
「神原さん、ですよね?」
背後から、明るい声が響く。
振り返ると、ピンクのニット帽をかぶった若い女性が、マイクを手に笑顔で立っている。
磯部美琴、22歳。地元テレビ局の新人アナウンサーだ。
彼女の後ろには、カメラマンが無愛想に機材を
構えている。
「初めまして! 杜の都テレビの磯部美琴です! よろしくお願いします!」
美琴は弾けるような笑顔で手を差し出す。俺は一瞬戸惑いながらぎこちなく握手に応じる。彼女の明るさが、場違いに感じるほどだ。
「えっと、今日が初の仙台入りですよね? 地元ファンへのメッセージとか、聞かせてもらえますか?」
マイクを向けられ、奏汰は言葉に詰まる。
ファン? そんなものが、この球団にどれだけいるというのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:04:04
4524文字
会話率:26%
翔太はこの日、4打数0安打4三振。
バットに当てることすらできなかった。
ロッカールームは重い空気に包まれ、選手たちは黙々と着替える。登米だけが、淡々と後輩たちに声をかけた。
「開幕戦で負けるのはいつものことだ。明日か
らだぞ」
翔太はユニフォームを脱ぎながら、今日の試合を反芻していた。
そのとき、スタジアムの外野席に設けられた簡易ステージで、異様な空気が流れた。スーツ姿の少女がマイクを手に立ち、観客に向かって話し始めたのだ。
藤堂すずめ、18歳。仙台シルバーフォックスの新社長だ。黒のテーラードジャケットに、白いブラウス、タイトなスカート。長い黒髪は緩やかなウェーブで肩に落ち、鋭い目つきが場を支配する。
「皆様、今月から仙台シルバーフォックス球団の新社長に就任いたしました藤堂すずめです。本日は開幕戦にお越しいただき、ありがとうございます」
彼女の声は、冷静で、どこか威厳を帯びていた。観客席のざわめきが一瞬静まる。
「我々は現在、厳しい状況にあります。資金難、施設の老朽化、そして成績の低迷。しかし、私はこのチームを必ず再生させます。皆様のご支援が必要です。共に、シルバーフォックスを再び輝かせましょう。本日は残念な試合でしたが引き続き応援のほどよろしくおねがいいたします。」
すずめの言葉に、観客からまばらな拍手が起こる。だが、その中に冷ややかな声も混じる。
「なんでこんな若い女が新社長なんだよ! 球団潰す気か!」
すずめは動じず、軽く微笑んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 22:31:04
3410文字
会話率:41%
西暦2150年、人類は“ポート能力”を獲得した。
誰もが一瞬で世界中どこへでも移動できる――交通、物流、居住、国境の概念すら変えた「瞬間移動の時代」が始まった。学校も会社もドア一つで世界とつながり、人々は“移動のストレス”から完全に解放され
た。
しかし、その絶対的な自由の裏で、「転送事故」「存在しない場所」「盗み見られる空間」「消えた人間」など、徐々に不可解な事件が多発するようになる。
物語の主人公・ユウマ・セトウは、些細な疑問からポート事故の真相を追い始める。
仲間であるマイカ・リュウや、公安ポート対策課の捜査官クララとともに、世界の裏側に潜む“ポートの真実”へと近づいていく。
やがて彼らは知る。
この世界で“瞬間移動できない人間”がいることを――
そして、“全人類がポートできるはず”という常識こそが、最大の嘘であることを。
便利さの先にある監視、分断、そして選別の世界。
少年たちは、失われた「不便の価値」と「本当の自由」を取り戻すため、
ポートに支配された未来に戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 22:51:22
1000文字
会話率:40%
恋なんて、オレには一生縁がない――そう思ってた。
でも、文化祭で出会った「椎名瑠璃」は違った。
完璧すぎて別世界の人みたいな彼女に、一瞬で惹かれてしまった。
だけど、オレはただの男子校に通う恋愛経験ゼロの高校生。話しかける勇気すらない。
そんなとき、スマホに届いたのは──
【成長型恋愛サポートAI・AICOを起動します】の通知だった。
どうやらこのAI、恋愛指南をしてくれるらしい……けど、
なぜか“やたらボケ倒すタイプ”で、話が噛み合わない!
それでも少しずつ、AICOと一緒に彼女に近づいていくオレ。
好感度を上げるたび、AIもどこか人間っぽくなっていって……?
これは、ひとりの恋愛初心者と、ひとつの成長型AIが、
“本気の恋”を攻略していくラブコメ物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:22:43
98774文字
会話率:38%
埃の粒が光の中に漂い、ページをめくる音だけの静謐。夏の図書館の静けさは、声なき感情の棲処だった。
十八歳の僕と梨花は、思考よりも早く、指先の温度で互いを知った。誰にも聞かれない机の下、制服越しの接触。彼女は脚をひらき、彼はその手を引いた。
それは恋とも欲望とも言い切れぬ未分化な感情を呼び覚まし、言語の及ばぬ領域で、ふたりの内面を静かに攪乱していく。
梨花の沈黙は拒絶ではなかった。ただ、答えを保留する姿勢であり、震えるまなざしは問いかけそのものだった。「これは、何なの?」──その疑問を、僕もまた、答える術を持たずにいた。
夜の布団のなかで、彼女は一人「女になること」を経験する。誰にも知られず、自らの肉体と対話するように。僕は勉強に没頭するふりをしながら、心の空白に彼女の名を幾度も書きつけ、そして消した。
やがて言葉を交わさぬまま時間は過ぎ、少女と少年はすれ違いの中に身を置く。あの一瞬の接触だけが、ふたりの記憶に焼き付いたまま、世界だけが静かに続いていく。
恋になる前に、僕たちは触れてしまった──
触れることと、触れられることの意味をめぐって──名もなき感情が、名前を得るまでの、静かな旅の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:00:00
92639文字
会話率:11%
一瞬で分かる!『勇者ではなく』とは!
御剣龍人(主人公)
「えっと…う、運命の女神に選ばれし、四人の勇者達による多数の異世界を股にかけたバトルファンタジー!」
彼らの前に待ち受けるのは、同じく世界を股にかけて悪事を働く、諸悪の根源『
魔助連盟』‼︎
ルーク
「愛と〜、青春の〜、らぶあんどぴ〜す♪」
様々な世界。
そしてそこで出会う仲間達と共に巨悪に立ち向かう‼︎
芹沢歩
「裏切りには死あるのみ」
仲間や友の死を乗り越えながらも果敢に挑み続ける彼らのその先に待ち受けている物とは⁉︎
神崎伯斗
「へっ⁉︎僕の番⁉︎えっと…ポロりもあるよ〜」
血で血を洗う、愛と青春の異世界ポロり珍道中が始まる‼︎
フォルトゥナ(運命の女神)
「てっ、始まるかっ!始められる訳無いでしょがッ‼︎アンタら、ちょっとは真面目に…
てっ、ちょっ⁉︎話してる側から誰も居ないってどう言う事⁉︎
あっ、ま、待って⁉︎お願いだからちょっとタイムっ!」
今、彼らの冒険が始まる‼︎……多分。
ちなみに本編は5部からだ!
それまでは個別シナリオなので、あらすじとは一切関係が無いぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:33:48
581293文字
会話率:21%
ありふれた日常。
何も変哲もない、面白くない日常。
そんな普通を俺は生きていた。
ただ、そんな普通が壊れるのは意外と一瞬なものだった。
とある日を皮切りに、俺はある世界に迷い込むことになった。
昔、俺が創り出したある不幸な物語の世界へ
。
これは、そんな不幸な物語をハッピーエンドに終わらせるためのお話
自分が創り描いた不幸を自分自身が終わらせる、そんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
6148文字
会話率:39%
愛する夫との間にようやく授かった命を、大切に大切に育てていた。胎動に涙し、名を呼び、未来を夢見ながら、お腹の中で育ててきた赤ん坊。それは彼女にとって世界そのものであり、希望だった。
だが、ある日──その命は突然、終わりを迎える。
赤ん坊は、
父である夫の手によって殺された。
なぜ、そんなことが起こったのか。
夫の口から語られるのは、言い訳のような後悔、救いのない懺悔。
命を奪うのは一瞬。けれど、命を育てるには、愛と痛みと時間が要る。
志帆は母としての自分と、妻としての自分の間で引き裂かれながら、やがてひとつの決断に至る──
「母でいるために、妻を殺す。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:22:13
3831文字
会話率:10%
「魔王軍に姫さまが誘拐されました!!」
「緊急会議ィッッ!!」
時は人魔戦争時代……。
ある日のこと、ホワイトロック王大国に魔王軍兵士が侵入! 姫君『シーラ・ホワイトロック』が一瞬の隙を突かれて魔界へ連れ去られてしまった!
しかし、ひとつ
だけ致命的な誤算があった。何を隠そう、シーラ姫はしょっちゅう城を抜け出して城下町へ遊びに行く『脱走の達人』だったのだ!
なれば黙って捕まってやる道理はない! 即座に魔王城からの脱走計画をスタートさせるが、肝心の見張りがかなり厄介で……!?
さぁ、姫さま! 今こそ魔界を駆け巡り、人間界まで逃げ延びてみせよ! 姫さまの最高にロックな逃走譚、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:01
254532文字
会話率:63%
俺は儚い科学者になりたかった無職・木本源蔵だ!!野良猫と戯れていたら暴走族にリンチされて無事、転生することができたぞ?なんで転生できたのかは知らないけど新たな人生を謳歌するぞー!!
新たな俺の名はゲンゾー。あんま変わってねえな。でも姿形は前
世の俺とは比にならないほど美しく高貴だ。このまま女と遊びまくって楽しい人生送るか~。と、想像していた。だが、すぐにこの想像は打ち砕けることとなった。俺の住んでいる屋敷に空から謎の塔が降ってきたのだ!!謎の塔は屋敷を貫通し、地面の奥深くまで突き刺さった。塔のてっぺんの階層がピョコンと顔を出し、ドアが取り付けられている。これだけなら俺はなんも気にせず女と遊んでいるところだったが見てしまったのだ!!あるエルフが謎の塔に入っていったのだ!!金髪で耳が尖っていて、おっぱいがデカくて、ケツもでけぇ。それにあの青い透き通った瞳。俺は一瞬で虜にされた。あのエルフと話したい。遊びたい。イチャイチャしたい。俺は家族の静止を無視して謎の塔に侵入した。
これは俺による俺のための塔攻略物語である。
絶対俺の嫁にしてやるから待ってろよーーーーーー!!!!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:32:27
6129文字
会話率:25%
さて、「One Tale」の事の起こりは、およそ200年前の「魔狄襲来(まてきしゅうらい)」に端を発する。
凡そ200年前、魔王とその一族は、人間を支配し、魔族が上位に君臨する世界を作るため、 あまねく世界に宣戦布告し、降伏勧告を促した。そ
の時果敢に立ち上がり、魔王軍に戦いを挑んだのが、ガエンジルバウム朝初代王女、ユリエ・ベラだった。戦いはほぼ互角で、一進一退の攻防が繰り広げられたが、最後には、ユリエ・ベラの持つ力が魔王を圧倒し、完全にうち滅ぼす一歩手前まで追い詰めた(退魔戦)のだった。しかし、敵は、一瞬の隙を突いてユリエ・ベラが仕掛けた結界を逆手に、逆結界を施し、ガエンンジルバウム朝とその関係するあらゆる事物に大規模な呪いをかけてしまった。世界が魔王に支配されるという難は何とか回避したものの、敵による大規模な呪いによって、弱小国だったネージャーが大帝国に、当時の大国、ラムリエル・ギアー王国が退魔戦以前の領土の1/20以下となり、優秀な人材は悉く、湖の底深く幽閉されたまま200年が経ったのだった。
そして、今まさに、うち滅ぼされかけた魔王が200年をかけて復活の時期を迎えようとしていた。
これが、ガエンジルバウム朝第13代王女時代となる。
女主人公マリエ・ベラ(第13代王女)とそれを取り巻く者たちが、200年前にかけられた大規模な呪いを解く為に奮闘する物語。
およそ200年前、退魔戦と同時期にガエンジルバウム朝の禁書庫から「血の呪い」に関する一切の文献が消えていた。マリエ・ベラは、この事件がただの偶然ではなく、呪いをかけた者の仕業であると断定した。その文献の中に「呪いを解く鍵」が記されており、敵にとっては文献を見られると不都合な内容だったため、そのような仕儀に出たのだと推測。王女は内々に文献の捜索のため、他国への潜入捜査を開始する。
同時に、200年の時を経て魔王復活の時が迫っていた。
ラギア王国にかけられた呪いが解ける前に魔王が復活してしまったら、世界はこんどこそ魔王によって支配され、暗黒の世が訪れてしまう。それを阻止するためにも、呪いを解き、魔王を迎え撃つ準備を整えなければ……
これは時間との闘いでもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:17:33
72858文字
会話率:33%