兄ライルのような冒険者に憧れ、冒険者になった主人公ラサミス・カーマイン。
しかし、冒険者としては何をやらせても、器用貧乏止まりなラサミス。
次第に冒険者稼業への熱い情熱も消え失せ、一人で雑魚モンスターを狩る日々を過ごしていた。
そんなある
日、友人達とのゴブリン狩りの帰りに見目麗しき女騎士アイラと出会う。
アイラから兄ライルが人類に叡智をもたらせた
禁断の果実・知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだトラブルに
巻き込まれた事を知る。 そして兄を救う為、再会する為、
ラサミスはもう一度立ち上がる事を決意した。
そして兄ライルと再会して、失われていた情熱を取り戻すラサミス。
ライルの仲間の『暁(あかつき)の大地』の団長である
猫族(ニャーマン)ドラガンや仲間達と力を合わせて、
知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだ事件をドンドン解決していく。
次第にラサミスはパーティ内でも色々な役割をこなせるようになり始めた。
ラサミスは器用貧乏を返上して、真の英雄(ヒーロー)になれるのであろうか!!
そして今、六百年の時を超えて、魔族が蘇ろうとしていた!
少年と少女が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※2021年02月13日アクション部門・日間ランキング11位
※2021年03月02日アクション部門・週間ランキング24位
※2021年03月12日アクション部門・月間ランキング34位
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
2131648文字
会話率:27%
人としての不幸を煮詰めた様な人生を送っていた”居ない少年”「九冬 流々(くとう るる)」は、両親に虐待、育児放棄の末、売られてしまう。
連れ去られる寸前、ギリギリ逃げ出すことに成功した流々は不幸にも川に落ちそのままダンジョンの最奥に流れ着
いたが、そこに眠っていたのは忘れ去られた邪神”大いなるもの”であった。
流される途中で重傷を負った流々は、大好きな姉にもう一度会う為に邪神と契約し、邪神に今の世界を見せる代わりに傷を治してもらう。
だが、またしても不幸が訪れる。
なんと邪神は流々の性別を間違えて再生、更に触手が生えてしまい人の世界に戻れなくなってしまった。
姉に会うべく努力を続ける流々、だがまだまだ彼女には不幸が訪れるようで・・・。
戸籍も人権も無い少年が頑張って人の世界に戻るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
203469文字
会話率:34%
神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
373165文字
会話率:36%
社畜として過労死した俺が目覚めたのは、まさかの異世界。しかも、転生したのは生前ハマっていた乙女ゲーの世界、それも恋愛対象どころか、物語にすら絡まない、何の変哲もないモブキャラクターだった!
与えられた能力値はまさかの全項目ゼロ。スキルもユ
ニーク能力もなし。
おまけに、この世界は一寸先は闇の危険な魔物で溢れている。
このままではゲームのメインストーリーが始まる前に、あっけなく野垂れ死にしてしまう……。
絶望の淵で、俺は決意する。「モブにはモブの生き方がある!」。
地道な努力と、前世で培った社畜根性、そして何よりも「誰よりもゲームの知識を持っている」という唯一のアドバンテージを武器に、俺は生存戦略を練り始める。
しかし、ひょんなことからメインキャラクターたちと関わりを持つようになり、物語の歯車は思わぬ方向へと動き出す。
俺の行動が、世界の命運を左右する展開に…?
これは、全能力値ゼロのモブである俺が、世界の理不尽に抗い、運命を捻じ曲げ、やがては世界の真実にたどり着くまでの、波乱に満ちた成り上がり物語。
※※※※※※※※※※※※※※
一度読んで、続きが気になると思って頂けたら是非、ブックマーク、リアクションを頂けるとモチベ、投稿頻度に繋がります!
感想も随時お待ちしております!
毎日更新中!
【完結保証】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
165569文字
会話率:22%
地球にあるすべてが海に沈んでしまった時代。
とある人々は、海に眠る古代文明の遺産を手中に収めようと海へと挑もうとした。
浪漫と期待に胸を膨らませた彼らが最初に目の当たりにしたのは、怪物だった。
人々が魔法を中心に深めた文明で生きた、魔
獣。
人々が機械を中心に深めた文明で作られた、殺戮兵器。
更に、それらの怪物から生き残るため強く進化した海獣と呼ばれる生物。
人間には到底、手に負えない化け物ども。
過去の遺産を諦める者が続出する中、一度ついてしまった浪漫と期待という火をどうしても消せない者達がいた。
その勇気と自由を称え、その者らに誰かが名を付けた。
海に挑み、すくう者。《サルベージハンター》と。
少年ヒバナは、そのサルベージハンターに憧れていた。
ただ、少年はサルベージハンターには決して成れない。
サルベージハンターに必要な《自由》が、少年には欠ける。
少年は、サルベージハンターに成れない唯一の身分《奴隷》なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:03:15
99632文字
会話率:44%
冴えない社畜中年サラリーマンは、幸の薄い人生を歩んでいた。
だが、今まさに電車へ飛び込もうとしていた少女を救い代わりに命を落とす。最後に意味がある死に方が出来て良かったと安堵しながら。
再び彼が目覚めたのは地球から遥かに離れた惑星で、天使の
ような種族が住まう世界だった!
もう一度地球を見たい。そして緩やかな滅亡へ進む故郷を救いたい!
これはそんな少女が星々を巡りながら雄大な銀河を旅して地球を目指す物語。
ハーメルン様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
1015283文字
会話率:53%
幕末の京。町医者の娘・**よう**は、寺で医学を学びながら、ある青年と出会う。
その青年の名は──沖田総司。新選組一番隊隊長にして、無邪気な笑顔の奥に深い孤独を抱える男だった。
ふたりの出会いは偶然だったが、日々のささやかな会話や、桜の下
で交わした約束が、徐々に互いの心を近づけてゆく。
「よう、おまえといると、静かであったけぇ」
しかし、総司はすでに不治の病を抱えていた。
咳を隠し、剣に生きる男の誇りを守りながらも、澪との穏やかな時間に心を委ねていく。
季節は春。
満開の夜桜のもとで交わされた、たった一度の口づけ。
そして──「桜が散る前に、最後にもう一度だけ会おう」と、静かに約束を交わすふたり。
やがて総司は床に伏し、命の炎が尽きようとする中で、ようは彼の元へと駆けつける。
「よう、おまえがいてくれて、良かった」
それが、彼の最後の言葉だった。
花びらが舞い、桜の季節が終わる。
けれどようの胸には、彼がくれた言葉と温もりが、いつまでも息づいていた。
──これは、春に出会い、春に別れたふたりが過ごした、
ひとつの季節と、ひとつの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
2284文字
会話率:39%
いろいろあって自殺したら、異世界に来ました。これから無双でチートな冒険が始まると思ったのですが、どうやらそうはいかないようです。
使えない能力に最悪の召喚者、狭い牢獄毒入りのご飯。あてがわれたのは呪われた奴隷。契約したのはかわいい蜘蛛。
他
の転移者はチートで勇者で聖女で兵器級で待遇もよいらしいです。
召喚者は僕を始末したいそうで、いきなり詰んでいます。
それでも一度は捨てた命、ダメでもともと奴隷と蜘蛛を従えて、気合と根性と鍛錬で成り上がって見せましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
1740876文字
会話率:51%
早朝の雨上がり、シャッターが並ぶ〈日向坂市商店街〉に立つのは、失職した元銀行支店長・斎田拓実、四十五歳。静かな観察者として長年培った金融と人生の知恵を武器に、彼は「もう一度この通りに朝を呼び戻す」と心に決める。
まずは閉店続きの帳簿を洗
い直し、眠る需要を数字で掘り起こす。市役所財政課のえま、印刷職人の遼平、実務派の薫、気ままな移動カフェ店主・海翔――価値観も年齢も異なる仲間たちと、拓実は一軒ずつ店主を歩き回り、実地調査を重ねる。
官僚主義に縛られた役所、保守的な長老会、台風を呼ぶ夏祭り復活計画、外資系リゾートの進出――立ちはだかる壁は枚挙にいとまがない。それでも拓実は〈何を・なぜ・どうやって〉を常に具体化し、時に帳尻を合わせ、時に情を通わせ、現場を動かす。
中盤では外資による買収提案が商店街を揺らす。即金に傾く若者、伝統を守りたい年長者、そして街の未来を託そうとする市民。その間に立った拓実は、「数字は嘘をつかないが、人は数字以上に街を愛せる」と宣言し、公民連携モデルを提示する。
ラスト十話では病に伏せる拓実に代わり、えまが指揮を執る。仲間たちは彼の背中から学んだ「知恵を分かち、次に渡す」精神で、商店街を人の輪ごとブランド化。夜明けのアーケードを歩く拓実の視線の先に、世代を超えた笑顔が広がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:50:00
4405文字
会話率:58%
瀬戸内海に浮かぶ小さな島〈灯凪島〉。過疎と高齢化が進むこの島で、かつて夏の風物詩として親しまれていた伝統イベント〈サンセットフェス〉は、十年前の台風でステージが倒壊して以来、開催されていない。
この春、島の高校に進学した少女・結香は、かつ
ての祭を復活させたいと強く願っていた。彼女が目指すのは、観光や経済の再生ではない。島に生きる誰か一人ひとりの「戻ってきたいと思える居場所」をつくること。言葉では多くを語らない彼女だが、その背中と行動が、同級生・翔斗の心を動かす。
翔斗は、他人から好かれることを望むあまり、本音を隠して生きてきた少年。だが、結香のぶれない姿勢に触れるうち、「本当に好かれる人間とは何か」を自分に問い始める。
そして仲間たちが集う。自作ドローンを駆使する引きこもり気質の颯斗、何でもこなすが自信の持てない恵里、理想と現実に悩む音響担当の葵、観察力でチームを支える利奈、そして脱線ばかりだけど自分の得意を理解しているトロイと、冷静沈着なアリヤ。
反対する大人たち、予算不足、台風被害……数々の困難を前にしながらも、「じゃあ、どうすれば?」と問い、行動し、助け合う。言い訳をせず、立ち止まらず、一歩一歩進んでいく彼らの姿は、誰かの心に「信じたい」という火を灯していく。
夏が来るまでの三ヶ月間。島の誰もが「もう無理だ」と言った夢に、彼らは向き合い、挑み、叶えようとする。
これは、誰かのために動き出した少女と、行動の強さが人を変えていく物語。潮風が運ぶ希望の音に、あなたも耳をすませてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:10:00
8127文字
会話率:60%
田舎の旧校舎に取り残された12人の若者たち。かつての「特進クラス」のメンバーだった彼らは、高校卒業後にばらばらの道を歩んでいたが、ある日届いた一通の手紙で再会する。送り主は、今は亡き担任教師・坂下。そこには「最後の課外授業」の招待状が入って
いた。
12人は坂下が遺したメッセージに導かれながら、3泊4日の再会合宿を通して過去の確執や未解決の問題と向き合い、それぞれの人生の転機を迎えていく。
「一度壊れた人間関係でも、再び手を取り合えるのか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:50:00
56362文字
会話率:34%
もし、人生をやり直す“二度目のチャンス”が与えられたら――あなたは、どうする?
かつて強大なスピリチュアリストとして名を馳せたエリック・ヴァイガーは、宿敵との戦いに敗れ、死の淵に立たされていた。
だが、命を落とすことなく――彼は目を覚ます
。目の前に広がっていたのは、数十年前の世界。そして身体は、記憶を保ったまま、17歳の自分だった。
これは“やり直しの機会”なのか?
ならばもう二度と、同じ運命は繰り返さない。
故郷ネヴァリアを滅亡から救うため――
エリックは再び力を求め、スピリチュアリストとして鍛え直し、
襲い来る魔獣の侵攻に備える。
そして、すべてを奪った存在――
第七界の大君との決戦に挑む。
しかし、過去を知っているだけでは未来は変えられない。
かつての失敗は重くのしかかり、
新たな仲間と敵が、運命を大きく揺さぶっていく。
この旅は、ただの“復讐”ではない。
それは“贖罪”であり、“愛”であり、
そしてもう一度、すべてを守るための“選択”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:50:00
372109文字
会話率:27%
パンが好きで、声が好きで、2次元の美形が大好物。
だけど何より大切だったのは――
初孫・すーちゃんの笑顔と、家族の何気ない日々だった。
高城由美、五十七歳。
持病もなく、元気だと思っていたその日。
突然見つかった悪性腫瘍は、もうどうにもな
らなかった。
──あっけない最期だった。
せめて、あと少しで結婚だった息子の門出を見たかった。
すーちゃんの「ばぁば」って笑う声を、もっと聞きたかった。
そんな思いを胸に閉じた目を、ふたたび開けると……
そこは美しい山河と霊気あふれる異世界「玄辰仙界」。
見知らぬ男たちが自分を囲み、呼ぶ声は低く優しく、
その視線の先にいたのは、琥珀の瞳を持つ美しい青年だった――。
魂はそのまま、容れ物だけが若くなって。
私は、第二の人生をもらったらしい。
不思議な力、仙術、そして学院での学び。
人ではない存在たちとの出会い。
過去を持ち、それでも今を生きる者たちとの絆。
これは、人生の続きをもらった一人の“元・おばさん”が、
もう一度「好き」を胸に歩き出す物語。
⸻
美しき仙界で、心を取り戻していく――
中身オタクおばさん、外見イケメン。
異世界で始まる、ちょっぴり切なく、優しい再出発。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:39:42
4110文字
会話率:22%
商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。
私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。
悪態をつく姑。
私を妻と扱わない夫。
夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を
溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
結婚して三年。
私は流行り病である『バラ病』にかかってしまう。
治療費は金貨たった一枚。
しかし夫も父も私のためにお金を出すことはなかった。
その価値すら、もう私にはないというように。
分かっていたはずの現実が、雨と共に冷たく突き刺さる。
すべてを悲観した私は橋から身を投げたが、気づくと結婚する前に戻っていた。
健康な体。そして同じ病で死んでしまった仲間もいる。
一度死んだ私は、すべてを彼らから取り戻すために動き出すことを決めた。
もう二度と、私の人生を他の人間になど奪われないために。
父の元を離れ計画を実行するために再び仮初の結婚を行うと、なぜか彼の愛人に接近されたり、前の人生で関わってこなかった人たちが私の周りに集まり出す。
白い結婚も毒でしかない父も、全て切り捨てた先にあるものは――
「離婚ってこちらからも出来るって知ってました?」
こちらのリメイク長編版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:10:00
92188文字
会話率:34%
結婚式直前に婚約者にお金を持ち逃げされ、失意のうちに巻き込まれ事故で異世界転生をする。
異世界で今までにない優しさや温かさ、贅沢なものに囲まれ第二王女として何不自由ない生活を送ってきた。
しかし自国が戦争に負け、相手国の60過ぎの
王へ貢物として第13番目の王妃として嫁ぐことが決められてしまう。
そしてその王からの注文で、持ち物は小さな衣装ケース一つ、見送りも、侍女も護衛騎士も付けてもらえず馬車で嫁ぎ先へ。
サレ女の次は好色王の貢物?
冗談じゃない。絶対に嫌! そんなのの花嫁になるくらいなら、もう一度転生したいとばかりに、好色王と対峙する。
その時兵を連れた王太子が現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 13:39:38
13122文字
会話率:36%
レスになって数年。
それでも円満な夫婦として暮らしてきた。
たった一度の間違いだったのかもしれない。
しかしそれを見てしまったために、もう私は戻ることは出来なかった。
だってスマホのあの人は、私といるどんな時よりも幸せそうな顔をしていたから
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 23:57:10
981文字
会話率:14%
「跡を継いで生贄になりなさい」
奴隷市で育った少年、エディス。
自活する為に軍に入隊すると、国民の信頼を失って神様への生贄になった王女と自分の顔が瓜二つだと知る。
平穏な暮らしを願うエディスだったが、自分の息子を王にしたい叔母の所業を知っ
て王太子に立候補することを決意した。
負ければ生贄、勝てば国王。
嫌われ者の二世が集まればバッドエンドだって回避できる!? ヒロイック・ファンタジー。
<世界観>
・一度隕石の追突により滅びかけたが、文明を取り戻した地球が舞台
・剣と魔法のファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:00:00
261688文字
会話率:48%
「好き」と伝えた瞬間、すべてがなかったことになる。
国家の不正を暴く天才ハッカー《怪盗エル》の正体は、町のパン屋で静かに暮らす女性・緒方楓。彼女には、“誰かに恋をされた瞬間、世界が巻き戻る”という呪いがかかっていた。
それでも彼女は、失
踪した妹の真相を追うため、力と孤独を引き換えに生きている。
そんな彼女の前に現れたのは、国家公安の捜査官・岬朔弥。
感情を語らず、ただ“見る”男。けれど彼の沈黙は、彼女の静けさを崩していく。
一度目は、彼女が恋をして世界が壊れた。
二度目は、彼に恋されてまた壊れた。
三度目は——恋を避けながら、それでもどうしようもなく、心が触れてしまう。
これは、「言葉にできない想い」が、「言葉にしてはいけない運命」に抗う、
何度やり直しても恋に落ちてしまうふたりの、沈黙と選択のラブストーリー。
10万字規模想定。全40章プロット完成済。
nolaノベルズにも同時に連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:00:00
26036文字
会話率:39%
「僕は学年一の美少女からーー命を狙われている」
とある田舎の港町に住む男子高校生、花守春人の生きがいは、花を育てること。いつも通り昼休みに屋上の花壇の手入れをして教室へ戻る道中、学年一の美少女である冬月雪乃と、その彼氏の会話を偶然聞いてしま
う。どうやら別れ話のようだが、その男にひどい振られ方をして放心状態の雪乃が、放課後に呟いた聞き捨てならない計画が引っかかり、春人はその夜、もう一度学校の様子を見に行くことに。そこで灯油缶を持った雪乃が、学園を放火しようとする瞬間を目撃してしまう。今まで大切に育ててきた花と1人の少女を守る為に、春人は雪乃を説得しようと試みるも……
闇堕ちした美少女を更生させるべく奔走する、超刺激的ドタバタ学園ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:00:00
103530文字
会話率:63%
元・世界王者(37歳)、ワケあって青森でカーリング始めました。
桐原剛士(きりはら ごうし)、37歳。元ボクシング世界王者。
二つ名は“鹿児島の剛腕番長”。
しかし、栄光の過去も今は昔。
引退後は鳴かず飛ばずで、今では深夜のバラエティ番組
で体を張る、しがないテレビタレントだ。
家族のため、生活のため、男はとっくにプライドを殺していた。
そんな彼に舞い込んだのは、低予算テレビ番組の無茶な企画──
「元ボクサー、雪国・青森でカーリングやってみた」。
氷の上で出会う、新たな仲間たち。
人生にくすぶる大人たちの、腹の探り合いと熱い魂。
これは、一度はリングを降りた男が、氷上で人生の“第二ラウンド”のゴングを鳴らす物語。
──魂は、まだ燃え尽きてなんかいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:00:00
23191文字
会話率:22%
これは、特に面識もないが無性に王子が殴りたくて仕方ない少女と、彼女(の拳)に運命を狂わされた男たち(複数形)のお話である。
前世の記憶を思い出したことで、少女は一つの願いを抱くようになる。
――くっそあの王子超殴りてぇ!
自分
の生まれた『ここ』が前世で一度だけプレイした乙女ゲームの世界だと気づいた時、『ここ』にあの殴りたくって仕方のない王子(攻略対象)達がいるのだと気づいた時……少女は『王子を合法的に殴る方法』を考え始める。
そして気付いた。
そうだ、魔法学園に入ろう。
『王子様』を殴ったらアウトだけど、『同級生』なら殴ってもセーフ!
それが武術の授業ならむしろ殴らないでどうするよ!
王国でも数の少ない女騎士を目指し、王子を殴る為に拳を磨き、少女は魔法学園に入学した。
繰り返すが、王子を殴る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 05:00:00
602143文字
会話率:27%
前世の記憶に目覚めた子爵家三女、ミシェル・グロリアスは思った。
ああ、王子を殴りたい……と。
生まれた世界が前世で一度だけプレイした、乙女ゲームの世界だと気づいたからである。
攻略対象の王子達にイライラしていたミシェルは、合法的に王子を殴る
方法はないかと模索し始めた。
そして、思う。
そうだ、魔法学校に入学しよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 07:15:56
10719文字
会話率:4%
――その女は、金属バットを手に降臨した――
最初の犠牲者は、魔王だった。凶器はタカシ君の金属バット。
異世界へと召喚されてしまった絵麻さんは、思う……「やっべ、どうしよ!?」。
――これは、うっかり事故で魔王を撲殺してしまった絵麻さんと
、そんな絵麻さんに背後霊よろしくサポートキャラ状態で同行する魔王の瀧本さんが、瀧本さんの復活をかけて世界樹(の、樹液)を手に入れるべく駆け抜けた冒険???のお話。一週間という限られた時間内に、二人は無事に世界樹(の、樹液)を手に入れることが出来るのか!? そしてタカシ君の金属バットはナニをどれだけ撲殺してしまうのか! 魔王を撲殺したことを皮切りに、絵麻さんの武勇伝(事故)が始まった……。
(こちら、既に一度『小林晴幸のネタ放流場』に出した内容を連載にしたものになります。第一話はネタ放流場に投稿したものと全く同じです。撲殺はじめ暴力表現と流血表現が毎回のように出て来る予定なので、年齢制限はR15ってことにしています。)追記:不定期投稿の予定です。
☆本編完結しました。現在、番外編ということで蛇足展開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:00:00
174779文字
会話率:37%
「気づいたんだね。
……うれしいよ。ずっと、君を待ってた。」
最初にそう言ったのは、
白い服を着た少女だった。
冷たいようで、どこか優しい目をしたその人は、
まるでずっと前から、僕のことを見ていたようだった。
──うっすらと、気づいて
はいた。
この世界は、少しだけおかしい。
誰もが穏やかに暮らし、争いも悲しみもない。
でも、なにかが“整いすぎて”いる気がした。
きれいで、静かで、完璧な日常。
なのに僕だけが、その中に立っていると、
どうしようもなく「ずれて」いる気がした。
みんなが見えていないものが、僕には見えてしまっていた。
それでも、ずっと気づかないふりをしていた。
少女と出会ってから、
世界の輪郭が、少しずつ歪みはじめる。
存在しないはずの場所に現れた扉。
知らないはずの光景に、なぜか覚えがある感覚。
そして僕は、彼らと出会う。
この世界を見つめる「観測者たち」と。
「ここは一度終わった世界だ。
君にしか、この結末を選ぶことはできない」
どうして僕なんだろう。
ただ生きてきただけの僕に、そんな役目があるのか。
でも――
あの日から、心の奥で鳴り続けていた違和感だけは、
たしかに“本物”だった。
これは、生きることを忘れた世界で、
観測者たちに導かれた僕が、
たったひとつの答えを探す物語。
選ばなければ、選ばされる。
だから僕は、選ぶ。
もう一度、この世界を終わらせるかどうかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 03:14:14
9207文字
会話率:15%
# 華奢なる王と奉仕のミコ
## 慈愛と奉仕と王の怒り
わたしはミコ。この国で戦勝と五穀豊穣を祈る巫女でした。
世界を統一した華奢な主様のお顔を、一度も拝見したことがありません。それほど慎重で、それほど危険に晒され続けてきた方だから。
拝殿での平穏な日々から一転、主様の側仕えを命じられたわたし。前任者は「失礼します」と一言言っただけで、一刀両断で処刑されたと聞いています。
恐怖に震えながら初めて対面した主様は、想像とは全く違う方でした。気さくで優しく、でも一瞬で人を斬れる恐ろしさも持つ。謁見の間では絶対的な威厳を示し、わたしの前では人間らしい弱さも見せてくださいます。
政治の駆け引き、宮廷の陰謀、そして次々と起こる事件。わたしはこの複雑な世界で、主様をお支えできるのでしょうか。
純粋で天然な巫女と、世界を統一した華奢な王の物語。慈愛と奉仕、そして時として現れる王の怒りを描く、政治ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 03:00:00
8638文字
会話率:53%
生まれてきた意味なんて、知らなかった。
16歳の誕生日、命を終えた少女・メイは、死と生の狭間で神に出会う。
与えられた役目は、"死神"。
他人の死に触れながら、命や生きる意味を知っていく。
これは…一度終わった少女が、命
の意味に触れていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 02:09:09
2445文字
会話率:33%