女の名前はノア。ノアルティア。前世の記憶を持つ転生者である。
イベルノ国の公爵令嬢で、有名な魔法使いの一族に名前を連ねている。代々優秀な魔法使いを選出してきた由緒正しい魔法使いの出身であるが、私は才能がない出来損ないだ……十歳までは。
彼女の才能は、五歳年上の姉の手によって長年封じられてきたのだ。それも、十歳になったときに自力で解いてしまったが。
己の才能を自覚したノアは決意した。今世は自分のために生きて、好きなように生きよう、と。
十六歳の誕生日。婚約者であった王大使に別れを告げ、家族とも縁を切り、彼女は新しい人生を踏み出す。
これは、彼女が自分らしく生きるため、自分勝手な英雄譚。
2024/02/03より執筆開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:27:27
4606文字
会話率:44%
狂った死神がこの地上に降臨すること千年。彼の願いは叶うのか。そもそもその願い自体が何なのか彼自身もわからない。取り憑かれたように人類の魂を喰らう死神は今夜どこに向かうのか。
限りなく暗くて黒い話を書こうと決めてウンウン唸りながら仕上げました
。よろしければぜひ。
ちょっとダーク過ぎるかもなのでR15としました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 20:42:22
3412文字
会話率:21%
西暦二〇二四年四月。東京都内某所に半透明なクラゲ状の上の『生命体』が現れた。
生命体は人々を襲撃。襲われた人々は怪我こそしていないが、何故か意識が戻らない。その危険性から駆除作戦が行われるも、あらゆる攻撃が生命体には通用せず。
手をこまねい
ている間にも、危機は日本だけでなく世界中に広がっていき……
※科学の常識が通用しない、奇怪な怪獣と人類の戦いを描いた作品です。毎日投稿全23話予定
※『ハーメルン』『カクヨム』にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 21:00:00
146237文字
会話率:22%
「あの、お・・・お父様、も、もう一度、お聞かせいただけますか?」
フォルティア王国の第二王子と婚約していた辺境候の息女ユエリシス・ザビのもとに、神殿からの書が届く。それには、第二王子との婚約破棄が宣言され、その上彼が聖女の伴侶となる女神か
らの啓示まで記されており・・・!
ちょっとぼんやりしたご令嬢目線で進む、本人たち以外から横やりが入った婚約破棄騒動の顛末。魔法あります。戦闘シーンあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 00:31:25
13642文字
会話率:21%
スパルティアン家の長女シルフィアは本館とは別の五階建て、同敷地内に建てられた離れ最上階の一角を居室としている。
そこで彼女は毎週金曜日、異世界から来た魔王の息子、次世代魔王のトーマから夜這いを受ける様を全国中継されていた。
トーマは自
分の世界とシルフィア側の世界の穏便な和平交渉を成立させるため。
シルフィアは自分の名誉を守るため。
これは、そんな二人がスパルティアン家に代々伝わる儀式に挑み、毎週行われるしょーもない茶番を記したおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 13:29:52
84489文字
会話率:31%
複数の顔を持つ主人公ライト。彼は、女神イロハカルティアの側近であり、ポーション屋、さらにバーのマスターでもある。
ライトには、密かに進めようとしている重要極秘作戦があった。それは一見すると、ちょっと他の星まで行くだけのポーション屋。
しかし、ライトが作るポーションは、ただのポーションではない。魔道具『リュック』を使って、この世に存在しない物まで具体化していく特殊な物だ。彼が前世からバーテンダーに憧れていたためか、作るポーションはカクテル風味に仕上がる。
魔道具から魔人に進化した相棒のリュックと、有能すぎる幻術士カース、そして数え切れない数のワープワームを従えるライトは、ただの行商人を装い、重要極秘作戦を進めようとするが……。
「ちょ、ティア様! ついてこないでください」
「妾は、強くなったのじゃ。潜入作戦じゃ!」
変身の魔道具である猫耳カチューシャを付けて、獣人の少女に化けた女神イロハカルティア。彼女の願いもライトと同じだ。
彼が住む街では、経営するバーを中心としたスローライフ。そして魔族の国や他の星との交流や衝突、さらに因縁のある神との決着も。
*金曜お休み、週6更新予定です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 22:56:05
955947文字
会話率:50%
念願のバーテン見習いを始めた光田翔太は、忘年会帰り、不思議な猫のような生き物に導かれ、異世界に転生する。
「妾の落とし物を拾いに行ってくれぬか?」
その猫のような生き物は、異世界の女神イロハカルティアが魔力で創り出した分身だった。
主人公ライトは、女神から、落とし物係として必要な『眼』『器』『能力』、そして基本魔法を操る能力、さらに『リュック』を与えられる。
彼は特殊な属性を持ち、女神の番犬と呼ばれる最強の側近へと成長していく。
また、彼の前世の知識が魔道具『リュック』によって具体化され、この世界にないポーションを次々と生み出していく。
ライトは、ポーション屋を続けながら、自らが長を務める街で、前世からの夢だった小さなバーを経営。穏やかな日々を手に入れた。
【物語はここから始まる】
それから100年後、女神イロハカルティアが統べる黄の太陽系は、他の星系の神々から一斉攻撃を受ける。自由を愛する彼女の星系の勢力が大きくなりすぎたためだ。
100年前から因縁のある青の太陽系の覇者、青の神ダーラは、女神からライトを奪えば、黄の星系を手に入れることができると考えた。
二人は激突。そして……両者が消滅!?
ライトは『リュック』に封じた仕掛けによって、無事、生まれ変わる。だが、転生後のすべての記憶を失った赤ん坊として、始まりの地で目覚めるのだった。
彼は失った記憶を集め、そして今度こそ、「ライトは、しょぼいのじゃ!」と言われない街長を目指そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 21:46:59
516832文字
会話率:45%
大陸の歴史は魔族との戦争の歴史である。
かつて大陸は人類のものだった。地を這う魔獣は戦闘の訓練を積んだ冒険者たちが駆除し、人類は大陸全土で平穏を享受していた。
しかし、知識と理性を持たぬ“魔獣”たちは、千年ほど前に言葉を得た。それが魔族
の始祖、“魔王”である。
魔王は魔獣たちに言葉を与え、魔法を与え、武器を与えた。与えられたそれらを身に着けた魔獣たちは最早獣ではなかった。ゆえに“魔族”と呼ばれた。
それ以来人類は、魔獣を従え徒党を組む魔族に敗走を重ね、防衛を強いられてきた。遂には、大陸の半分を失う事態となったのである。
その数百年後に生まれたアストルティア王国は、訓練された魔法使いたちを軍隊として組織することを決定した。
しかし魔法は人知を超えた力。扱いきれなければ、当人が死ぬだけで済むことはほとんど無い。ましてそれが、標準的な教育のみで扱えるようになる程度の力を大きく逸脱していれば、尚の事。
そうして、アストルティア王立軍学校魔法科は新たな教育規定を定めた。
「極めて人知を逸脱した魔法の才を持つ候補生達は“特別カリキュラム”にて若年期より訓練を積ませることとする」
特別カリキュラム。通称“規格外クラス”の誕生である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 19:00:00
8199文字
会話率:75%
物語の舞台は自然豊かなリンレッド王国。そこに住むミルティア・リリアージュは16歳の男爵令嬢で、この春から王立学園5年生になる才女であった。
教師となるべく勉強に励む彼女に突然舞い降りた依頼は、王太子であるショコライル・リンレッドの家庭教師だ
った!
王太子であるのに彼のあだ名は「サボり魔王子」
幼い頃は勉学に励む非常に秀才だったのに、突然家庭教師から逃げ続け、勉強を放棄する王子となってしまい、国民の不安材料となっていた。
国王陛下たっての個人的な依頼を断ることもできず、渋々引き受けることにしたミルティア。4年振りに再会したショコライルは当時と変わらず、噂話とかけ離れた青年へと成長していた。
やがて彼のサボり魔としての真実、彼の人柄、優しさ、様々なことを知ることができ、淡い気持ちを持ち始めたミルティア。
ショコライルも初恋のミルティアのために、様々な行動をお越し、この再会を逃さないよう奮起する。
やがて2人の周りでは不穏な動きが…。2人はその渦中に巻き込まれることになる。
リンレッド王国の危機を救うのは、ミルティアが見る不思議な夢?
身分差の恋に悩む少女と初恋拗らせまくりの王子が織りなす物語。
溺愛&糖度高めを目指して執筆します。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:00:00
640923文字
会話率:55%
世界は、金属の悪魔ダエーワを恐れていた。
主人公アイリス・オルティアンは、八年前ダエーワに故郷を襲われて一人だけ生き残った罪の民。天界教を信仰し、ライア村で静かに暮らしていた。
最終更新:2023-12-15 21:15:32
80833文字
会話率:51%
【あらすじ】
クレイス子爵家の四女ミルティアは、大好きなシャトレイ伯爵家の三男クレオをもてなす為に中庭で茶席の準備を張り切りながら行い、待ち構えていた。そこへ柔らかな笑みを浮かべたクレオがやって来る。和やかな雰囲気で始まった二人だけのティー
タイムだが、クレオは開始直後から終始ミルティアを甘やかすような言動を繰り返し、遂にはミルティアを自身の膝の上に乗せ始める。
そんなクレオの接し方に淑女としてのプライドを刺激されてしまったミルティアは、抗議した。しかしデレデレ気味のクレオは一向に甘やかす行為をやめてはくれず、遂にはミルティアの口に出された焼き菓子を「あーん」とあてがってきた。流石のミルティアもこれには耐えられず、真っ赤な顔をしながらその膝の上から逃れよう奮闘し始める。
この話は、そんなやりとりをしていた二人とあるティータイムの出来事のお話。
※全二話のサクッと読めるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 10:53:42
11187文字
会話率:51%
「婚約破棄してくれ!」
公爵令嬢のメルティアーラは婚約者からの何度目かの申し出を受けていたー。
春、学院に入学しいつしかついたあだ名は踏み台令嬢。…幸せを運んでいますのに、その名付けはあんまりでは…。そう思いつつも学院生活を満喫していたら、
噂を聞きつけた第三王子がチラチラこっちを見ているようで……?!?
これは少しおっとり主人公が、たまにしょげては踏ん張りながらやっぱり周りを幸せにしたりやっと自分も幸せになったりするかもしれない物語。
「わたくし、甘い砂を吐くのには慣れておりますの。」ー踏ん張り令嬢は今日も誰かを幸せにする。
初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:12:28
138038文字
会話率:34%
ゲス王子は叫ぶ。「俺は着飾ったオッサンといるより、着飾ったオネーサンといるほうが良い!!」
忠犬ポチは祈った。「嗚呼、神様。どうかこの男に死なない程度の天罰をお与えください!」
生活苦から女であることを隠して兵士として従事していたポルト
。
厳しい時代は終わり、王子のペットである狼二匹の世話係に任命されるも、気がつけば「ポチ」と呼ばれ女好き王子フォルカーの世話(従者)まですることに。
いつかは生涯の伴侶をと願いつつも、コミュ障・幼児体型(ちっぱい)・性別詐称、おまけに脳筋の四重苦で成果は未だ実らず、ただトラウマを生産するばかり…。
狼達のもっふもふ毛皮の手入れをしながら、主人の夜遊びに振り回される日々はそれでも幸せだった。
しかしある事件で名誉の負傷。それがきっかけで……
――――「お前…本当は女だな……!?」
よりにもよってあの王子に女であることがバレてしまった!
王子の女性問題であたふたし、一念発起で始めた婚活は貧乳問題で挫折寸前…!?
ツッコミ要員で出したキャラは端から崩れ。それでもポチは、今日もお仕事頑張ります!
手が届きそうで届かない、王子と男装従者の身分差じれっ恋。
2017年12月9日 ジャンル別日間ランキング4位 ありがとうございます!
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・★マークが記載されているページには挿絵が入ります。不要な方は非表示設定をご利用下さい。
・当作品は魔法のiらんど様、comicoノベル様、アルファポリス様、MAGNET MACROLINK様でも掲載中です。
・女子向け要素が多々あります。
・男装ヒロインなのでネタ程度のBL要素もたまに出ます。
・無理やり砂糖をねじ込んでいる時がありますので、こちらも苦手な方はご注意ください。
・更新は遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 08:00:00
646204文字
会話率:47%
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、そ
の数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 01:11:05
3926文字
会話率:22%
私、シューラス王国で聖女やらせてもらってるアルティアです。
「アルティア! お前との婚約を破棄し、この国から追放する。偽物め!」
しかし、突然の婚約破棄宣言……しかも、婚約者の話では私、偽物の聖女らしいです。結構頑張ってたつもりな
んですけどねー……あ、お隣の方が本物ですか。そうですかー……そもそも聖女は女神様に認められれば増えるのですし、偽物って不正をした方ぐらいでしょう?私、不正した覚えもなければどうやって不正するかもよくわからないんですが……
あー、全然聞く気がないようですね……はぁ、気分転換に美味しそうなデサートを食べたいですね……目の前にあるのにお預けなんてひどいです。あれは、限定商品なんですよっ!
え?婚約破棄だぞ?辛くないのかって?……うーん、特には。だって、婚約者だからって優しくされたこともなければ会えば文句ばかりでは情も湧きませんよね。
無自覚な規格外、マイペースで食いしん坊な聖女が辺境を目指しつつ食べ歩きするおはなし。
無自覚なざまぁはありますが、復讐はないです。むしろ解放されてやったーって感じです。周囲がお仕置きする場合はあります。
※こちらの作品は以前投稿した短編を加筆修正した連載版となります。
※恋愛要素はかなり先になります。
※念のため残酷な描写有りにしています。
※この作品はアルファポリスさま、カクヨムさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 21:00:00
54540文字
会話率:47%
私、シューラス王国で聖女やらせてもらってるアルティアです。
「アルティア! お前との婚約を破棄し、この国から追放する。偽物め!」
しかし、突然の婚約破棄宣言……しかも、婚約者の話では私、偽物の聖女らしいです。結構頑張ってたつもりな
んですけどねー……あ、お隣の方が本物ですか。そうですかー……そもそも聖女は女神様に認められれば増えるのですし、偽物って不正をした方ぐらいでしょう?私、不正した覚えもなければどうやって不正するかもよくわからないんですが……
あー、全然聞く気がないようですね……はぁ、気分転換に美味しそうなデサートを食べたいですね……目の前にあるのにお預けなんてひどいです。あれは、限定商品なんですよっ!
え?婚約破棄だぞ?辛くないのかって?……うーん、特には。だって、婚約者だからって優しくされたこともなければ会えば文句ばかりでは情も湧きませんよね。
無自覚な規格外、マイペースで食いしん坊な聖女が辺境へ行くことになるおはなし。
無自覚なざまぁはありますが、復讐はないです。むしろ解放されてやったーって感じです。周囲がお仕置きする場合はあります。
続きが思いついたら更新する可能性があります。
※R15と残酷な描写ありは念のためです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 21:00:00
14779文字
会話率:50%
「お姉さま、ずるい!
わたくしの方がそのドレスは似合うのに!」
「でもね、ルティア、あなたには少し大きすぎるから」
「そんなことはないわ!
あ、お父さま!お姉さまが意地悪なことを言うの!」
妹のルティアは青い目をうるませながら、父の
元に駆け寄った。
いつものこと。
もうため息も出ない。
だって、お父さまの答えが、分かるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:10:30
4990文字
会話率:18%
「なッ!?なんじゃこりゃーー!?」
高校入学前日、ベランダのガーデンチェアで昼寝し目を覚ました先は異世界だった。私が転生した先は国を支える一本の柱である公爵家の1人娘メルティア。…の5歳。
子だくさんで知られる公爵家のたった1人の娘
として兄弟達と共に育っていく。けど……あれ?なんか溺愛されてるーー!!?
楽しい毎日送るために今日も頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
32441文字
会話率:51%
下町に拠点を構える小さな極道組織、鮫島組。
その組長、『神田の人食いザメ』、もしくは『ゲンコツのユウちゃん』と恐れられていた鮫島勇三郎はある日の酒宴の後、アイドル級に可愛い美少女となって異世界に転生してしまう。
そこは『ギルティア』と
いうギルドが国を統治する不思議な世界で、どうやら最上位のギルドにはその国の神と崇められるグリフォンから何らかの褒美を授かることができるらしい。
ある悩みを抱えた青年を立ち直らせ、勇三郎改めユウとして生きていくこととなってしまった彼、いや彼女は多くの惨事を目にし、自身がこの国を変えてやろうと決心し、国の悪へ立ち向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 02:03:37
507291文字
会話率:50%
【カクヨムコン8特別賞受賞‼︎書籍化進行中‼︎】
『今年生まれた子どもの中に、聖女の力が宿るであろう』
そんなお告げがあったと神殿が発表したのは、もう18年も前。
誕生日のスキル検査で、聖女候補とまで謳われた公爵令嬢リゼリアに発覚したのは
、【たくあん】と言う謎の黄色い食べ物を無限に錬成できるという【たくあん錬成】スキル。
その瞬間、愛してくれたはずの両親に役立たずと罵られ、婚約者であった王太子には身一つで追放を言い渡されたうえ、自身の双子の妹と浮気されていたことを知ったリゼリアは、一人何も持たされずその足で国を出る。
隣国フルティアへと渡る道中で行き倒れの美しき聖騎士クロードを【たくあん】の独特なニオイにより目覚めさせ、二人で彼の国フルティアへ向かうことに。
甘々に溺愛してくるクロードにたじたじになりながらも、教会の食堂にてスローライフしつつ前向きに、そして懸命に生きていく。
食べた人の怪我や病気が治る不思議な【たくあん】──て、これって聖女の力なんじゃ!?
【たくあん聖女】は果たして【たくあん】で幸せを掴むことができるのか!?
虐げられたたくあんの逆転劇×恋愛ファンタジー!!
カクヨムで公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 13:24:53
206208文字
会話率:37%
「結婚が決まりました」
国王の首席補佐官、ヴァイオスが言った。
私、アルティアは愕然とした。
遂に来た政略結婚・・・。
国王の娘である以上、避けられないと思ってはいたけれど・・・。
最終更新:2023-08-02 22:00:00
1761文字
会話率:76%
記憶を失った少女シルヴェーヌは、旧パルティア王国の旧都イブニスへと向かった。帝国が残した遺失物調査の為である。
しかし旧パルティアを再興しようと企んでいるパルチザン部隊の襲撃に遭遇する。
共和国の調査部隊とパルチザン部隊の間で戦闘が
始まり、調査部隊は壊滅状態となった。パルチザンに連れられ、シルヴェーヌは旧都イブニスへと到着した。彼女がそこで見た遺失物とは、千年前の決戦兵器だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 23:38:28
86205文字
会話率:63%