「イザベル! 今日限りでお前との婚約は破棄する!」
貴族学院の卒業パーティーで、突如始まった断罪劇。しかし観客のノリはこの上なく悪かった。なにせこの手の茶番は聞き飽きているのだから。
つまらないパフォーマンスで、せっかくの晴れの舞台をぶち
壊しにするなど言語道断。卒業生の一人であるエヴァンは、逆にこの断罪劇をぶち壊してやろうと密かに決意するのだった。
「もしも婚約者の王子がまともだったら」の続きのようなn番煎じの話。単体でもさくっと読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:07:55
7479文字
会話率:47%
俺は考えていた。世間から忘れられないための、鮮烈で斬新な次のパフォーマンスを……。夏のホラー2024『うわさ』参加作品です。
最終更新:2024-08-17 06:54:47
1383文字
会話率:0%
私と奈美は親友同士。お互いの恋を応援し合う仲だった。
最終更新:2024-08-04 23:35:02
2257文字
会話率:40%
「ありがとうお兄さん!あたし、おなかぺっこぺこだったんだぁ!」
喫茶店のテーブルの向かいでは、美少女がおいしそうに特大パフェを食べている。
この世界から人間がいなくなったのは何年前の事だったのだろう。
三百年前に起きた世界大戦で、地
上の全ての国が核攻撃の対象となった。
使用されたのは中性子爆弾。
物理的な被害は軽微だが、生物は殆どが死に絶えた。
地下シェルターなどに避難して生き延びたわずかな人間も、放射能による後遺症で出生率が低下し、病気による死亡率も上昇、次第にその数を減らしていった。
最後に人間が確認されたという記録は、俺が製造されるよりもずっと前だったのは間違いない。
おそらく、もうこの世界に人間は残っていないのだろう。
・・・というのが定説だった。
そうすると・・・今、俺の目の前にいるこの少女は、一体何者なのだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:20:55
74199文字
会話率:56%
火の輪をくぐるライオンのように、強く勇敢であれたらーー。
アヴリルは、どこにでもいる普通の女の子だった。少し違うところがあるとしたら、ボーイフレンドが絶えないこと。好きでもない相手と付き合ってばかりで、心から愛する人には出会えない。
シドニーで暮らしていた彼女は両親の離婚により、南米アルゼンチンのブエノスアイレスに引っ越す。だがそこで待っていたのは、一人の女からの嫉妬による陰湿ないじめだった。
そんなある日、彼女はある理由からネロという青年に化けて、引きこもりの伯父ケニーとともにアルゼンチン最大のスラムであるバラックエリアに足を踏み入れ、銃撃戦に巻き込まれる。
命からがら逃げた二人が乗り込んだのは、イギリスから来たサーカス団『ミルキーウェイ・トレインサーカス』が移動に使うためのサーカス列車だった。
サーカスの最終公演地が大切な友人であるオーロラが引っ越したロンドンと聞き、アヴリルはネロの姿のままで旅に同行することに決める。
動物の世話や雑用をするという条件でロンドンまで乗せてもらうことになるものの、クラウンを演じることになり、冷酷で非道な団長の下練習が始まる。
喜びや痛みを分かち合える仲間たちと出会い友情を育む中で、アヴリルの中にこれまでとは違う感情が生まれ始める。
※作中に出てくるパフォーマンスは宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』プリシオン海岸のクルミ発掘の場面をモチーフにしていますが、実際の内容とはかけ離れた寸劇になっていることをご了承ください。
※参考文献は最終ページに記載しています。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 22:00:00
354640文字
会話率:35%
サーカス団で働く少年ルーディ。彼は水や炎を操る奇妙な超能力を持っていた。
だが同時に記憶を失っており、頭に残っているのは、自分の父親らしき男が何者かに撃たれる瞬間のフラッシュバックだけである。世話係の青年ドグやサーカス団の面々に支えられ
るルーディだったが、悪夢を見ては何度も力を暴走させてしまう。
そんな中サーカス団は、オレゴン州南部のビリージョーズ・ヒルという街を訪れる。そして数奇にもルーディは、昔父親に連れられて街を訪れたことがあると思い出した。ルーディの正体は何者なのか、そして彼の父親は誰に何故撃たれたのか、眠っていた真実を探し出すため、ルーディはドグとともに街を調べ始めるが......
(登場人物)
ルーディ...クラウンヘッド・サーカス団にて「鬼人の子」という名でパフォーマーをしている少年。水や炎といった、形のないものを操る超能力を持っているが、ほとんどの記憶を失っている。
ドグ...ルーディの世話係をしている青年。
団長ランジェナ...クラウンヘッド・サーカス団の団長。
「火を吹く男」マチャティ...クラウンヘッド・サーカス団のパフォーマー。火を吹く男。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 11:19:16
193422文字
会話率:37%
新進気鋭の男性5人組アイドルグループのマネージャーとして奴隷のように働かされていた杉浦誠。
しかし、メンバーの一人が直前で事故を起こしてしまう。
仕方がなく代わりにライブに出ることになった杉浦だが、曲もダンスも自分で考えた杉浦のパ
フォーマンスはメンバーもファンも圧倒してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 13:15:53
88315文字
会話率:39%
少しだけ変わった中世ヨーロッパフウファンタジー世界に転生した男主人公。
彼はこの世界特有の、ちょっとだけ変なナニカを得る、儀式らしき礼拝に挑戦するっぽい。
※シリアスはありません。主人公がガチャっぽいナニカに失敗するだけです。
最終更新:2024-06-15 01:00:00
3053文字
会話率:0%
20年ぶりに再会した幼馴染の元カレは不動産屋だった。チョコを食べると脳が活性化されアイディアが浮かぶ主人公(コト)が不動産で社会問題を解決していく。そして大人になった二人の恋のやり直しはできるのか?
シングルマザーの疲弊、幼児虐待、老人の孤
立、街の活性化などを一度に解決する不動産とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:11:46
31535文字
会話率:66%
お客様、大変お待たせしました。こちらがうちの名物『借金取りパフェ』です。
最終更新:2024-04-26 23:33:27
1771文字
会話率:0%
今年で最後である兄の高校の文化祭を見に行くことになった神木 湊は体育館にて行われる部活ごとの出し物を見ていた。行われていたのはサーカス。舞台には1人の少女。その少女が行ったパフォーマンスを見た湊は胸が高鳴った。感動とは違う気持ちが湊を高揚さ
せた。そして決意した。この高校に行こうと・・・。
この作品はカクヨムにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 10:07:07
12657文字
会話率:54%
大学サークルで活躍する曲芸師(ジャグリングパフォーマー)たちの切磋琢磨を描いた短編。
最終更新:2024-04-20 10:52:59
3048文字
会話率:34%
寿司エアプ解説
サーモン
青魚ほど魚々しておらず、かといって淡白でもなく、ほどほどのタイミングで米と一緒に流れていってくれる、一番人気なのも頷ける美味さ。
人気過ぎて注文するとバカにされてしまうのではないか…という被害妄想が唯一最大の敵。
イカ
実は控え目な味で、ものによっては単なる醤油ご飯としか思えない事も。
米を置き去りにして早々消えてしまうかガムばりに残り続けるかの2択になりがちなのも難。
というか、噛めば噛むほど系の食材は寿司向きでない気が…。
タコ
イカをも超えるしつこさで喉を困らせる問題児。
しかも薄味。
醤油もワサビも米も消えたあと更にぐにぐにし続けていると、自分が惰性で生きる人間なのだと再確認できる。
赤身
マグロ。
寿司のアイコンに使われるのはこれと甘海老あたりか。
まさに代表格だが、よくよく味わってみると健康食品みたいな素朴な味で、美味いとか美味くないとかそういうカテゴリーに入れていいものなのか悩む。
着色料で赤を保ったりする辺りも傀儡政権感を漂わせており、なんだか悲しい。
玉子
「卵焼き上手く作れるなら寿司も上手く作れるよね!」というアバウトな理論で職人の腕を推し量ってくる謎の存在。
それは卵焼き職人なのでは…?
白身
言われるほど薄味ではなく、通ぶらずとも普通に美味い。
通というより、マグロのイマイチ感を知った層が流れていくのではなかろうか。
サバ
「オレ魚っスから!」とでも言わんばかりに濃い青魚の味。
おまけに肉厚で脂ギッシュ。
おそらくイヤな人はとことんイヤがるであろう。
だがそれがいい。
赤貝
妙に固い。
ホタテと喧嘩したらたぶん一方的に切り裂いていける。
サンマ
足が早いせいか、パック寿司ではまずお目にかかれない。
なのでと期待して口に入れると焼き魚と大差ない味が広がり夢が壊れる。
パフェ
パーフェクトらしい。
言うは易しである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 13:39:45
5661文字
会話率:26%
東京在住のTikToker・ニコラス、ロンドンで美容師として働くジャッキー、大阪で派遣社員として働く飯森そよの3人は、大阪市内で落ち合った。『スピカ』の番外編として描かれた物語。
最終更新:2024-03-31 21:00:00
8943文字
会話率:25%
やぁやぁやぁ子供たちよ。よく来たよく来た。そうそうほら、集まれ集まれぇ。
お菓子あるぞぉ。ん? いらないか、そーかそーか。はいはい、お話を聞きたいんだな? よしよしいいともいいとも。とっておきの話があるんだ。いいか? えー、むかしむかし
のこと。えーっと、えー、沼太郎いう少年がおったそうな。えー、沼太郎はなぁ、えー、え? 早く? 急かすな急かすな。まったく最近の若い子はせっかちだというのは本当だなぁ。タイパだったかな? そういう言葉があるのを教えて貰ったんだ。わしはタイ焼きパフェが食べたいのかと思って、買いに行こうかと思ったわ。
ん? はいはい、話な。えー、だから沼太郎は旅に出ました。そして夜……ある山に入ったのだ……。そこでは恐ろしい鬼たちが宴をしていた!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 11:00:00
1131文字
会話率:0%
梅雨入りがすぐそこに迫った六月、水際小夜子(みぎわさよこ)は大学での講義を終えて、六義園(りくぎえん)の下見もかねて、駒込駅方面へ歩いて行く。
大手素材メーカーの数少ない女性研究者としてのキャリアを積んできて彼女は、50を過ぎた今年度から、
大学で非常勤講師として講義を担当することになった。テーマは「女性のリーダーシップと企業文化」。子どものいない彼女は、大学で若者に接することで知的好奇心や母性本能をくすぐられていた。
駒込の駅前に、いかにも昭和という喫茶店があり、ディスプレイのチョコレートパフェとプリンアラモードに小夜子は心を奪われ中に入る。
店の中で、講義に出ていた学生に声をかけられた。彼は坂井と名乗った。彼女の授業の出席者は女子ばかりで、男子は数えるほどしかいない。男ばかりのなかでマイノリティの女子として学生時代を過ごしてきた小夜子は、坂井に良い印象を持っていた。
「先生に訊きたいことがある?」と言われて、小夜子は坂井と同じテーブルに座る。
坂井は穏やかな表情と穏やかな口調のまま、嫌な質問をしてくる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:36:23
8774文字
会話率:44%
女神がパフェ食ってると、邪神がパフェをあんぱんに変えてしまいました。怒った女神は宇宙まるごとグーパンで破壊して、パフェを食べましたとさ。(ノベルアップ+にもあります)
最終更新:2024-02-22 12:15:20
505文字
会話率:59%
「僕は! 真由美ちゃんのことが大大大好きです!」
中学校卒業の日、物心ついてからずっと片思いをしていた幼馴染の真由美ちゃんに告白をした。
しかし、返ってきた言葉は想像を絶するものだった。
「あんたみたいな暑苦しいデブと付き合うわけ
ないじゃん」
「鏡見てから出直してこいよ。ぷぷっ」
「二度とわたしの前に姿を現さないでね♡バイバイ」
僕はショックのあまりに立ち直れなくなってしまう。
実に三ヶ月間。部屋に籠って枕を濡らし続けた。
「真由美ちゃん……真由美ちゃん……うぅ……」
そんな絶望の淵で手を差し伸べてくれたのは妹だった。
「辛かったね」「よちよち」「いいこいいこ」
あまりの心地よさに、ほかでもない妹に依存してしまい……。気づけばバブみ。
それから『バブバブ』して『パフパフ』する日々を送り──。
見事、立ち直りには成功する。
おまけにダイエットにも成功。
その結果、超絶イケメンに大変身──。
美少女たちが僕を取り合って、さぁ大変!
あれ、でもなんで? その中に〝真由美ちゃん〟がいるの?!
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 00:13:55
39750文字
会話率:23%
小学三年生まで『ガキ大将』として名を馳せた俺は、二度の転校を経てぼっちで陰キャの『ガリ勉メガネ君』になった。
そして高校の入学式。ガキ大将時代に喧嘩の限りを尽くした宿敵にして初恋の相手を偶然にも見つけてしまう。
彼女は絶世の超絶S級
美少女に変貌を遂げていて、ガリ勉メガネ君の俺が声を掛けていい雰囲気ではなかった。
結果、声を掛けることなく1年が過ぎた──。
でも──。
ずっと両思いだったとしたら?
ガリ勉メガネ君でも関係ないとか言われちゃったりなんてしたら?
腕に抱き着かれて、たわわに実ったましゅまろを押し付けられて! こんなセリフを吐かれてしまったりなんてしたら!
「Gカップだぞ~? どーん!」
──感無量です。ごちそうさまです! ドリャアッ!
……とは、ならない。今の俺は彼女の隣を歩くのには相応しくないガリ勉メガネ君(しかも彼女より遥かに成績が悪い)
だから俺は決意する──。
彼女の気持ちに応えるためにも、Gカップを触るに相応しい知将系メガネ男子になることを!
これは俺が陰キャにサヨナラを告げて、Gカップをパフパフするまでの物語だ!(……たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:17:05
40009文字
会話率:32%
中世ヨーロッパファンタジー。
王権神授の時代。
神はまだ間近に存在していた。
ここ、エレノアール王国は「光」を信仰していた。
現在の王室は、 ハーティン家。
四代ほど英邁な君主に恵まれ、平和な歴史を刻んでいる。
王家に近しいローザンブルグ一
族は、神にも等しい恩寵を与えられていた。
その血を守るために、ローザンブルグ公爵家は存在し、レインドルク伯爵家は補佐を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:14:57
4391文字
会話率:29%
飽食を否定し、値段と味は比例しないグルメ論。価格やお洒落さという虚飾とは無関係に自分が食べたいものを食べたい分だけしっかり食べることが食欲を満たすことである。飽食に価値はない。飽食は崩食につながる。飽食のような飽くなき欲求は愚かで恥ずかしい
ものである。
自分が満腹と感じたら、それ以上食べる必要は感じない。『南方録』には「食事は飢えないほどであれば十分」とある。SDGs; Sustainable Development Goalsのターゲット2は「飢餓をゼロに」である。食べることに本気で取り組めば、心や体の質も上がる。それはひいては人生の質の向上にもつながっていく。
値段と味は比例しない。無駄に金を使って金を回すことが経済発展という昭和の発想を否定する。値段が高いものが良いものではなく、消費者に価値を提供できるかが問題である。コスパ(コストパフォーマンス)が大切である。高級だからといって美味いとは限らず、高級なものを食べれば舌が肥える訳ではない。値段が高くても質が良くなければ意味がない。逆に安くとも質の良ければそれはそれで意味がある。
高級料理を食べることで、金持ちになった気分になる人もいるだろう。しかし、本当にお金を持っている人は、そのようなことに頼らなくても豊かさを維持している。高級なだけの料理店に行っても感動できない。高級なだけの料理店で食べても、大した感想を抱くことはないだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:16:29
129020文字
会話率:30%