人間との混血が産まれないタイプの妖を母に、特別な血の人間を父に持つ少年、佐伯走矢。それを狙うヴァンパイア達との物語。
混血の産まれない妖と人間の子供は両親のどちらかのコピーのような存在として産まれてくる。
そしてコピー元にならなかった方の親
とは血の繋がらない実の親子という、奇妙な関係性になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:10:00
34876文字
会話率:41%
千年続く小国に不穏な影が迫っていた。隣国が侵略してくるという。不可解に思っていたラスティは、古くからの友人でもある王と王弟に呼び出される。彼らはラスティに国を出ろと命じた。一振りの剣を託して。
それは、かつて世界を滅ぼしたという破壊神の
剣。
敵国の目的を知ったラスティは、友人たちに言われるまま国を出る。神の剣を抱えた逃避行。ラスティは仲間を増やしながら、世界の姿を知っていく。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。
※自サイトに載せていた同題小説の修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:09:33
122435文字
会話率:42%
「雪が降ると、主人がね、帰ってくるんです」
越冬のため、小さな町コルタに留まることになった行商人のロシュ。
宿を提供してもらう代わりに朝市へ買い出しに行く仕事を引き受けたロシュは、帰り道に寒空の下で雪を待つ若い女クロエと出逢う。
雪が
降る頃に出稼ぎに行った夫が戻ってくるのだ、と語る彼女。
しかし、彼女の夫は一年前に雪山で遭難し、亡くなっているのだった――。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 06:00:00
6402文字
会話率:29%
半年ぶりに恋人から澪の元へと届いた便りは、結婚式の招待状であった。もちろん澪とのではない。社交界の華と謳われる令嬢との結婚式だ。
満月の明かりの下、絶望に打ちひしがれる彼女を励まさんと、執事はケーキを持ってやってくる。
満月を切り取っ
たかのような、真っ白いレアチーズケーキ。
お伴に、と彼女が頼んだ飲み物は、普段決して口にしない珈琲だった。
※カクヨムでは、「珈琲は月の下で」のタイトルで掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 12:00:00
7552文字
会話率:25%
化け物退治を生業とする游吾と喜一郎。
二人は若いながらも退治屋としてどうにか生計を立てていたが、同時に行き詰まりも感じていた。
そんな時に喜一郎がある儲け話を拾ってくる。それは幕府からの内々のお達し。
「北の地に大きな島が流れ着いた
。その島には見たこともない化け物共が巣くっている。その化け物退治を引き受けてくれる者たちを集めている」
というものだった。
游吾は警戒しつつも、喜一郎の説得もあり二人は北の地へと足を運ぶのだった・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:04:01
43900文字
会話率:38%
ある町にたどり着いた少女は、自分の名前と武術の流派以外の記憶を失った。
その少女、呉 空は陸軍従事ののちに冒険者として旅に出ることを決意し、探偵のアレット・ドイル、剣客の河上ひまり、銃士のピエリーナ・マルゲリータを仲間に迎え、自分の過去とお
いしいものを探しにゆく。
だがその旅路の果てには、純粋なる強き者、悪意を向けてくる者が待ち構えていた。
八極拳、バーティツ、古流剣術、ガン=カタ……
様々な武術の使い手が繰り広げる、これは英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:03:53
51651文字
会話率:55%
日常に棲む奇譚集。袋小路のランドリー室が今夜も怖い。今夜はなぜか……。
「ランドリー」
濡れた洋服が大量に入っている重たい籠が二つ。今日もランドリー室が憂鬱だ。
いや、憂鬱ではなく、本当のことを言うと怖いのだ。でも怖いと言ってしまうと本
当に怖くなってしまう。
ある夜、いつも消えて真っ暗なはずの、ランドリー室に灯がついている。ついさっき私が消したばかりではなかったか……。
「Re・サーチ」
ずぶずぶと、まるで波が引いた砂浜の上を歩いているようだった。灰色のタイルカーペットの上。
唯一輝いているのは自分のパソコンだけ。非常口の灯りが眩しい。灯りに誘われる羽蟻ように非常口に進む。手前のエレベーターが和希のいる階で止まっている………。座る。
「絹子さん」
「絹子さん、こんにちは。ヘルパーの秋山です。今日も外は寒いよ〜」
「こんにちは〜。寒いねぇ。いつもご苦労様」
仏様のように微笑む絹子さん。
「絹子さん、でもこの部屋はあったかいね。お弁当はどこがいい? ここに置きますね。」
いつもと同じようなやりとり。
「じゃあ、私はお掃除、始めますね」
私は部屋を出ようと襖に手をかけると—
「こんにちは〜 やっぱり外は寒い?」
不思議そうな顔をする絹子さん。挨拶済ませたの、もう忘れたのかな?
「さゆり」
同情されるのが1番嫌いなの。
そのお姉さんはいつもおどおどしながら入ってくる。
他のおばさんからはなんの感情も感じられない。おばさんたちはスタスタと入ってくる。
つまり仕事だとは割り切って、奥の部屋まで入っていくの。
だけど、そのお姉さんは-
うわわぁぁぁぁ……。
みたいな顔で毎回入ってくる。
怖いなぁぁと、声が漏れ出ていたときもあった。こっちがうわぁぁって言いたくなる。
お姉さんは扉が壊れて外された子供部屋を横目でちらっと覗いていく。他の人は子供部屋なんて興味もなくて、全然見ないのに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:03:31
21471文字
会話率:28%
第1章 元バンドマン編
ロックバンド「音坂ロック」を解散し、カラオケ店で働く日々を送る26歳の女性・高橋由希。ある夜、隣室から天才的なギターの音が聴こえてくる。奏でていたのは、10歳年下で無職の不思議な少年・三郎だった。ベランダ越しの何気
ない会話が日課となり、やがて由希の生活に少しずつ変化が生まれる。
第2章 アマチュア作家編
将来、小説家を目指している15歳の少年・川畑潤之助。彼は「妄想現実化同好会」という奇妙な同好会で三郎と出会い。非現実的で他愛もない日々の中で物語の構想が生まれ、三郎にアドバイスをもらいながらコンクールに挑戦することに。だが三郎は突然退学処分を受け、潤之助は一人で夢を追い続ける。
第3章 推し活ニート編
地下アイドルグループ「りこれくしょん。」のメンバー・御影藍歌に心を奪われた16歳の少年・望月三郎。藍色の瞳と迫力ある歌声を持つ彼女に魅了され、推し活に全てを捧げるが、グループは解散。目標を失いバイトも辞めて、無気力なニート生活に沈む中で、三郎は「音坂ロック」というバンドと出会う。ライブに通うため再びバイトを決意した矢先、電車内で“藍色の瞳”の女性と再会する。
第4章 元アイドル編
かつて「御影藍歌」という名で地下アイドルとして活動していた20歳の少女・中村七海。グループが解散し、普通の大学生として日常に戻ろうとしていた。そんな中、熱狂的ファンの三郎と再会し、当時の感謝を伝える。その後、彼からバンド結成を持ちかけられ、2人は「想像ベンチ」というバンドを結成。手探りで始めた音楽活動が、2人の運命を大きく動かし始める。
第5章 恋するイラストレーター編
イラストを描くことが趣味の15歳の少女・園田萌美。彼女は、バイト先で出会った10歳年上の同性の先輩・辻井瑠奈に恋をした。瑠奈が「音坂ロック」のメンバーだと知り、ライブに足を運ぶ。ステージで輝く彼女の姿を見て、“好き”という気持ちは確信へと変わっていった。2人の距離は縮まっていくが、瑠奈がバイトを辞めることが決まってしまう。
最終章 バンドマン編
ある日、由希は交通事故に遭い、目を覚ますと「音坂ロック」解散当日に戻っていた。困惑の中、「これは、もう一度音楽をやれってことなんじゃないか?」という仮説にたどり着き、由希は再びバンドを始める決意をする。今度こそ本気で音楽と向き合うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
100113文字
会話率:28%
人間嫌いでひっそりと教師をしていた義母がある日、元貴族である資産家の相続人の一人であると告げられる。胡散臭い親族、ハイエナのように群がってくる輩、渦巻く陰謀、そしてやがて明らかにある義母の出生の秘密。
イタリア在住の筆者が実際に巻き込まれた
ボローニャ名家の遺産相続争いの行方は折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
165136文字
会話率:37%
俺には小学校の低学年頃までよく遊んでいた女子がいた。名は白田桐香(しろた きりか)と言い、小太りながらも愛嬌のあるやつで、しばしば家に遊びに行ったり来られたりしていた。家は割とお金持ちで、いつもお高そうなおやつが出るので楽しみだった。
―
―で、中学年になる頃には自然と男は男、女は女で遊ぶようになり、女と遊ぶのはダッセーやつと言う空気が自然と出来上がる様になってくる。俺と白田も例外では無く、周りに囃されるのが嫌で俺は白田と少し距離を置くようになり、それとほぼ時を同じくしてあいつは『白ブタ』と呼ばれ容姿をイジられる事になる。
家は割と近所だから帰り道も一緒になる事も多かったにも関わらず、卒業迄の間まともに何かを話した記憶が無い。
そして、時は流れて俺・雨野五月(あめの さつき)は高校二年になる。白田とは中学も高校も違うけれど、たまに思い出して罪悪感に少しだけ胸が痛んだりもする。家は近いが卒業以来一度も見かけてはいない。
そんなある日、週二でバイトをしているコンビニに一人の少女が現れる。その日発売の漫画誌を買いに来たその少女は言った。『ここで働いてるんだ?』『五月くんでしょ?』『あ、もしかしてわたしの事覚えてない?』と。
「しっ白……田!?」
かつて白ブタと揶揄された少女は、スラリとした黒髪白肌の美少女へと成長していた。そして、彼女が手に持つ漫画誌の表紙は彼女がグラビアを飾っていた。
その日から白田は度々バイト先のコンビニを訪れる事になる。
罪悪感がブレーキを掛けながらも少しずつ進む、きっとスローペースな恋物語。
※過去に投稿した事のある作品ですが、アカウントを削除してしまったので再掲します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
163363文字
会話率:56%
『センパイ、惚れ薬です』、と言ってスポーツドリンクを渡してくる後輩の話。
※過去に投稿した作品ですが、アカウントを消した為、再投稿。
最終更新:2025-07-07 19:00:00
6383文字
会話率:59%
毎日22時更新です
ごく普通の女子高生、さらん。
私の通う執有瑠高校(とあるこうこう)は、ちょっとだけ…いえ、かなり変わっています。
なぜなら、私の周りには、とんでもない天才たちが集まってくるから。
観察と論理の怪物、写楽法夢(しゃらく、
ほうむ)。
人の心を見透かす貴公子、愛瑠来保亜呂(えるき、ぽあろ)。
そして、決して動かざる玉座の王、根露得不(ねろ、うるふ)。
彼らは、学園で起こる奇妙な事件を「遊び」だと言い、次々と解決していく。
その姿は、まるで、かつて世界を沸かせた名探偵たちの魂が、現代に蘇ったかのよう。
これは、平凡な私が、非凡すぎる彼らに振り回されながら、学園の謎と、彼らの心に触れていく物語。
※本作に登場する高校生探偵たちは、偉大な先達へのオマージュです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
5630文字
会話率:40%
その城は、いつも雨に溺れていた。国が滅び、建物は荒れて、中は水浸し。そんな城に、賞金稼ぎの少女トンカと彼女の師であるチゲがやってくる。彼らは荒城の中に棲む「ノロイ」という魔物を倒して賞金を得る予定なのだ。ところが、他の賞金稼ぎ達が分け前の賞
金を増やすため、トンカ達を殺しにかかる。その時、チゲ先生が予想もしない行動に出て……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:57:47
8974文字
会話率:29%
pixiv主催の「ブックサンタ2023」に参加する作品になります。
クリスマスの日。華やかな雰囲気を壊すべく街を徘徊する男は、落ち目の女流作家の家に押し入る。しかし、意外な事に彼女は彼を歓迎するのだった。その理由とは……!?
最終更新:2023-12-18 21:51:49
9839文字
会話率:36%
高校二年の春。新学期の始業式、光莉は転校してきた大智と再会する。彼は「幼なじみだろ?」と親しげに声をかけてくるが、光莉にはその記憶がまったくなかった。
光莉には好きな人がいたが、彼の明るくまっすぐな性格に触れるうち、少しずつ距離を縮めてい
く。しかし、大智に惹かれていくうちに、好きだった人の記憶が失われていくようになって――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-23 21:57:05
140500文字
会話率:48%
完全自動運転 V5が実現されてから、年数がたち、レベルアップを続け、第5世代まで進化を続けた。
自動運転の車だから、今までのハンドル・アクセル・ブレーキ・クラッチ・サイドブレーキ等、旧態依然としたインターフェースのままでいいのか!?
とう
、社長の活をきっかけに、斬新なインターフェースを社内公募し、
コンテストすることになった。どんなものが出てくるのか、
今日、決勝審査会が開催される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:56:12
6213文字
会話率:13%
「性欲がなくなったら、女の子たちが優しくなった。」
でも、それって──俺の中身を見てくれてるってこと?
大学院生の葛城達生(かつらぎ たつお)は、薄毛治療薬の副作用で“性欲ゼロ”になった。
欲望を失った途端、なぜか女子たちに好かれはじめ
て──
でもその関係は、どこか歪で、壊れやすかった。
モテているはずなのに、心がどこか満たされない。
果たして「本当の恋」は、欲の先にあるのか、それとも──
性欲ゼロ×逆ハーレム×裏切りと癒し。
欲望と孤独を描く、異常系ラブ・ドラマ、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:53:42
9382文字
会話率:35%
これは。今相撲で、やってる宇良と言う相撲取の
取り組み内容を、書いたものです。
あとは、私の感想ぐらいです。
この宇良って人は、最初にテレビで紹介された時に
とてもじゃないが、相撲の技なのって技を見せられ
ました、それで魅せられた
んですが。
身体能力が、凄くて、映画の少林寺みたいに、頭と
足だけで、回転とか、すげえーのひとことです。
昔は、幕の内で、なかったので、見過ごしたり
してましたが、そのころから、めったに見れない
技とか出てました。
幕の内にあがってくるのが楽しみで、今上がって
来て、喜んで見てます。
今回もかなりがんばってます。
低い姿勢で、抜群の土俵感覚、体重を、増やしたので
あたり負けも、昔にくらべたら、ましになってきてる
みたいです。
過去ですが、宇良は前頭十で身長174センチ、体重137キロです。
現在は前頭四です、体重はわかりませんが重くなってそうです。
体重差はでかいです。
私が、65キロで、110キロか120キロの相手と組手した時
びくともしませんでしたから。
まあ、凄い技も見たいけど、どんどん勝ち星増やして
がんばって、欲しいです。
ただ、そうなると強い相手と当たりだすんですが。
がんばってくれとしか、いいようがありません。
おー、プレッシャーを、与えては、まずい。
怪我などせずに、長くみたいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:53:13
224166文字
会話率:1%
まず、この話は女性を対象に書いてますので、男性からみて非常に不快な表現がでてくるかも知れません、ですので、男性は読まないで下さい。
そして、この話の前提は、現実の世界ではありません、男性の中にいる一部のキラー、女性を殺す存在、そのも
のから、どうやって自分を守るかです。
そして、この世界では、女性を、襲った男は、殺しても罪にはなりません、そういう世界の話として読んで下さい。
現実にそれをすれば、当然罰を受けることがあります。
そうこれは、あくまでもお話です、そう思って読んでいただければ、幸いです。
またこの話は、一部過激な表現もでてきます、極力おさえますが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 23:50:52
18733文字
会話率:0%
この話は、世の中を笑うやつらがそこにいるの第十四章
中で出てくる、アニメ超電気兵器ボルトンクラッシャーを
さらに詳細にしたものです。
オープニング、エンディングの歌詞は、世の中を
笑うやつらがそこにいる(全年齢)全て日本語
全年齢でな
いものは、部分的に英語になってます。
こちらには歌詞は記載されてません。
内容的には、地球を攻めて来た、宇宙人に
巨大ロボットで立ち向かうものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 19:14:57
7625文字
会話率:66%
アンリエッタは第一王子クロードが口説いてくるのを冷めた気持ちで聞いていた。
茶番であることがわかっているからだ。
発端は、クロードと恋人の逢瀬を偶然不幸にも目撃したことだった。
恋人を嫉妬の対象にしたくないから身代わりになれ、と言われて婚
約者がいるからと断る。
ならば自分が一方的に口説くから適当にかわせばいいだろうと言われる。婚約者から誤解されると面倒なことになると断ろうとすると家と公爵家の忠誠を疑われ、身内や誤解されたらまずい人たちへ事情を話す許可をもらうことを条件に渋々引き受ける。
クロードの目論見通り令嬢たちの嫉妬はアンリエッタに向かい、嫌がらせを受ける。
その裏で、王太子の選出が静かに始まっていた。
※始めのうちは説明が多くなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:44:51
323019文字
会話率:34%
金髪ロングと青い瞳が特徴的な女子高生、龍波竜美は周囲から浮いていた。竜美本人の不器用な性格もあって、「ヤンキー」と定義されていた。竜美は、そんな現状に苛立ちを感じながらもどうすることも出来ないでいた。
そんなある日、公園にいた竜美は、不
思議な移動図書館を見かける。なんと熊が運転していたのだ。さらに驚くことに、クラスメイトの猫田真由美がその図書館を手伝っていた。竜美は思い切って、真由美に話しかけてみる。すると真由美は驚いた様子で問い返してくる。「龍波さん……見えるの?」
ヤンキーJKが遭遇するちょっと不思議なお話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:38:29
15663文字
会話率:78%
売れない役者志望の青年、群山春彦はヤケ酒をあおり、二日酔いで新宿を徘徊していた。そこにネットニュースのレポーターがインタビューをしてくる。内容は「日本に童貞・処女の割合が増えている」というもの。春彦は自らを「バリバリ童貞です」とカメラ目線
で宣言してしまう。
動画は瞬く間に拡散され、ネットの玩具と化した春彦は引きこもっていた。30歳の誕生日を迎えた瞬間、知人を通じて連絡してきたのは、大学時代の先輩で、現在警視庁に勤務している黒都司だった。
黒都は春彦には素質があるという。春彦は古びたビルに呼び出される。そこには警視庁公安部秘事課があり……。
DTが遭遇するちょっと不思議な世界……⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:28:08
17858文字
会話率:76%
横浜市にある「聖英学院」。元々、幼小中高大学一貫の女子高であったこの学校は、一年前から共学化し、二年目を迎えた。
エリート中のエリートが所属する高等部2年A組……学業、スポーツ、芸術etc……あらゆる分野でそれぞれトップ〝だった〟女子た
ちが顔を揃えていた。そう、ある1人の男子生徒が入学してくるまでは……。
これはクラスの中央の席に座る一廉純という少年と、彼の前後左右斜めの席に座る8人の女子生徒による物語である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:15:56
16968文字
会話率:69%
仮に霊とか悪魔とかいうものが、この世とあの世の境に迷い込んだ人間にだけ見える死兆だとするなら、俺にとってはネトゲで知り合ったこの「のじゃ語」を使う女子との出会いが既にそうだったのかもしれない。
こいつとネトゲで出会ってもう二ヶ月。
顔の見えない関係を続けていたある日、こいつは「心霊現象を信じるか」と突然俺に問いかける。
きっとオカルト好きなんだろう。だけど相手が悪かったな。俺は霊とかお化けとかを真実だと語る真性オカルト信者なんてマジで大嫌いだから!
すると、こいつは途中でとんでもない事実を口にする。
どうやらこいつは、この世に蔓延る霊や悪魔を成仏させる「祓魔師(ふつまし)」、西洋的に言うと「エクソシスト」らしいのだ。
霊やらお化けが真実だと立て続けにアピールしてくるこの女子をどうにかしてギャフンと言わせたかった俺は、会話の流れでまずいことを口走ってしまった。
「いいよ? 俺に心霊現象を信じさせることができたら、俺はお前の助手でもなんでもなってやる」
とある理由で「のじゃ語」を使う女子高生祓魔師にひたすら絡まれる中で、自分の生き方を見つめ直す男子高校生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:33:44
109793文字
会話率:35%
不良に襲われる俺を、妙な力で助けてくれたクラスメイトのダウナー系美少女。
いつも影のある表情をして、一人も友達を作らない彼女は、ある日、ツンツンしながらデレデレしつつ俺をお昼ご飯に誘ってきた。
ただの大人しい美少女かと思っていたら、
どうやら彼女は三重人格者。
積極的でエロいお姉さんになったと思ったらすぐさま暴力的な男になったりする、普通じゃない女だった。
ツンツンしながらもところどころでデレの本音が漏れたり、他の人格にデレの本音をバラされちゃったり。
そんな彼女が可愛くて俺はどんどん惹かれていくが、そんな中、彼女がエスパーだというこれまた普通じゃない事実が判明して……。
何もかもが普通じゃない彼女に振り回されながらも一生懸命に愛を育む、二人の高校生のラブコメ。
※ ラブコメ8、ローファン2くらいの割合です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:35:49
156030文字
会話率:32%
大学生の神谷悠真は、あるモデルに憧れていた。
そのモデルの名は――篠原美紅(しのはら・みく)。誰もが見惚れる人気モデルであり、実は姉・瑞希の同期だった。
ある夜、瑞希が美紅を自宅に連れてくる。酔った勢いで「お前、小さい頃から美紅が好きだ
っただろ。だったら、結婚しろ!」と無茶ぶり。
だが、当の美紅が笑顔で頷いた――「いいよ。私でよければ、結婚しようか」
こうして始まったのは、交際0日で始まる極秘の新婚生活。
モデルと大学生、まさかの組み合わせに周囲は気づかず、日常と芸能のはざまでふたりは静かに愛を育む。
しかし結婚の事実が公になったことで、ふたりの未来は新たなステージへ。
やがて悠真は、美紅との共演を条件に芸能活動の一部を解禁。CM・ドラマ・映画と“夫婦共演”を果たしながら、愛と覚悟を深めていく。
そして大学卒業を前に、悠真が美紅にそっと囁いた――
「君との子どもが、欲しい」
これは、芸能界と現実を越えて、本物の愛を築いていったふたりの“交際0日婚”物語である。
毎日21:30更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:30:00
31968文字
会話率:38%
20歳の大学生・**綾瀬 陸(あやせ りく)**は、100種類以上のアレルギーを持つ希少な体質を持つ青年。花粉、食物、金属、温度変化、果ては人の体温にまで反応する体質は、彼の日常を「生き延びる戦い」へと変えていた。
そんな彼が通う大学の先
端免疫研究センターに、新任の女性研究員・**宮坂 楓(みやさか かえで)**が赴任してくる。陸の体に興味を持つ楓は、ただの研究対象としてではなく、陸の「生き様」に心を動かされ、次第に彼との距離を縮めていく。
一方で、陸は誰かと親しくなることを恐れていた。自分に触れることで、相手が苦しむかもしれない。自分が普通の人間のように「恋」などしてはいけないのではないか——そう思い込んでいた。
しかし、楓のやさしさと向き合い、陸は少しずつ心を開いていく。ふたりは“手袋越しの恋”を育てながら、「生きることの意味」をともに模索するようになる。
だが、そんな中で起こるアレルギーショック事故、楓の過去、そして研究所の打ち切りの危機。さまざまな困難の中で、陸は「ただの病気の被験者」ではなく、ひとりの人間として、生き方を問われていく。
「君のためなら、痛くても、怖くても、触れてみたい」
これは、限界の中で希望を探す青年と、それを支える女性の、命をかけたヒューマンドラマである。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-05 23:00:00
35636文字
会話率:23%
23歳の香坂眞衣は、ごく普通のOL。そんな彼女の胸には、かつて人生を救ってくれた“推し”――国民的アイドルグループ「Flare★Star」の元メンバー・灥(みなもと)耕助(こうすけ)の存在があった。
ところがある日、その“推し”が突然
、眞衣が勤務する会社に中途採用として転職してくる。新しい上司となった彼は、かつての煌びやかな姿とは異なり、少しだけ不器用で、だけど真摯な姿勢で職場に溶け込もうとしていた。
驚きと戸惑い、そして高鳴る鼓動――。
社内で交わす目配せ、偶然の二人きりの会話、深夜残業のすれ違い、そして封印していた“推し”への想いが、静かに溢れ出していく。やがて耕助の方も、眞衣のまっすぐさに惹かれていき、二人の距離は少しずつ縮まっていく。
社内恋愛というルール、元アイドルと一般社員という立場、過去と未来、すべての葛藤の中で――
彼は言った。「俺の本気の恋は、君です」
彼女は答えた。「あなたの未来を、私も守りたい」
誰にも言えない秘密の関係から、やがて“家族”としての歩みへ。
結婚、双子の誕生、退職と復帰、そして数年後の穏やかな日常。
これは、ひとりの“推し”を愛した女性が、“人生”を共にする相手へと恋を実らせた物語。
──アイドルを好きになった私が、アイドルと恋をして、家族になった。
リアルで甘くて、時々泣けて、とびきり幸せなラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 18:00:00
36399文字
会話率:24%
天野雨歌(あまの うか)、20歳。
人とうまく関われない特性をかかえ、美術専門学校も休学中。
幼い頃に見知らぬ少女から渡された「願いの種」に水をやり続けて、10年。
種が割れたその日、彼女は異世界《オルドレア》に召喚されてしまう。
そこで
魔獣治癒士としての名門に生まれながらも力が顕現しない、人を煽らせたら天下一品、最悪の嗜虐ドS美少年・シンフィルに出会う。
「帰りたいよなぁ?帰れねぇよ、俺が帰さねぇんだもん」
本当は繊細なドSな少年と、不器用な絵描きの、執着と願いの物語。
夢も未来も見えなかった雨歌は、
気づいたら、異世界の少年の“つがい”にされていた。
「アンタの絵、なんでこんなに、俺の胸、ざわつかせるんだ」
煽ってくるくせに、助けてくる。
手が届きそうで、届かない。
でも、なぜか、信じられた。
異世界×恋愛×バトル×執着。
“きみが世界をかえたんだ”
“気持ちわりぃこといってんじゃねぇよ”
「観る」ことで世界をかえる。
噛み合わない2人が、少しずつ「つがい」になっていく、
濃密じれ甘ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:26:54
146481文字
会話率:25%
私は、公爵令嬢のアリス。ピンク頭の女性を腕にぶら下げたルイス殿下に、婚約解消を告げられました。美形だけれど、無表情の婚約者が苦手だったので、婚約解消はありがたい! はれて自由の身になれて、うれしい! なのに、なぜ、近づいてくるんですか? 私
に興味なかったですよね? 無表情すぎる、美形王子の本心は? こじらせ、ヤンデレ、執着っぽいものをつめた、ゆるゆるっとした設定です。お気軽に楽しんでいただければ、嬉しいです。
※ アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:18:54
185298文字
会話率:31%
私、マチルダは子爵家の娘。憧れの騎士団長様のような騎士になるべく、日々、剣の稽古に励んでいる。
そんなある日、泣いている赤い髪の子ども?を見つけて、かばった。
すると、懐かれました。懐かれた以上は私が守ります!
「無表情の美形王子に婚約
解消され、自由の身になりました! なのに、なんで、近づいてくるんですか?」のスピンオフとなりますが、この作品だけでも読めます。
番外編ででてくる登場人物たちが数人でてきます。
いつもながら設定はゆるいです。気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします!
アルファポリス様にも掲載しています。そちらは、すでに完結。5万字程のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:21:08
52482文字
会話率:27%