ひとりの男の長くて短い精神世界の話です。全21話。
自分の中にいる“もうひとりの僕”とともに、かつて傷つけた“彼女”を探し続ける僕。
<僕はやまない雨のなか、夜更けの公園を歩いている。池に架かる橋の上、紫陽花の植え込み、植物園の看板、
古びた民家のような茶屋、池に浮かぶ神社の鳥居……どの場所にいても彼女の影が亡霊のようにつきまとう…>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 14:00:00
24693文字
会話率:59%
「カイン殿下につきまとうのはおやめなさい」
ご令嬢方から呼び出された伯爵令嬢のアマリア。
つきまとっているつもりはなかった。ただ、カインが私に過保護なだけで。
そう思ってたけど、私もしかしてカインの人生の邪魔してる…?
ごめんね、カイン
!私から解放してあげる!
大好きな人のために自立しようとする歌を歌う令嬢と、好きな子を独り占めしたいがために世話を焼いていたがそっけなくされてちょっと病んじゃう王子が織りなす加護付き恋愛物語です。
まきぶろ先生と琴子先生主催「ヤンデレ推進委員会0531」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 19:14:59
33121文字
会話率:37%
卒業パーティー前に第一王子に婚約破棄を宣言されたリナリア。
罪状は子爵令嬢であるカメリアを虐めたためだと言う。
証拠もなしにお決まりの「国外追放」を言い渡した第一王子に、我慢ならなかったのかある人物が声を上げる。
そこから第一王子達の転落
は始まった……
*ざまあは軽め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:05:45
12158文字
会話率:40%
吃音改善訓練
「言友会」は吃音者の全国規模の自助団体である。「香川言友会」が去年の4月に発足した。
吃音に関する話の会に出ると、多くの吃音者の体験談や吃音を良くしていく方法などの話が聞け、かなり参考になる。自身の吃音をある程度改善し
ていくことにもつながる。
吃音者の体験や本からヒントを得て、私の日課として二十分ほどの吃音改善訓練を午前中に行う。
最初に、体を伸ばしたり、腕を回したりの柔軟体操をする。そして舌を回したりして口の中を柔らかくする。
続いて、鏡を見ながら「バ・バ・バ・ア・ア・ア」と歯切れよく小さめの音を出す。次に五十音表の最初の方から少し大きめの声で区切りを付けて発音する。そして苦手な言葉の練習をする。
最後に中島みゆきなどの好きな歌を歌う。
日中は、他の人との会話を電話機などで録音して、それを聞いたりする。
吃音には心理的な影響が大きくつきまとう。
発声練習は音だけをテンポよく出すものである。発語練習は朗読などのように声に抑揚を付けたりと、より実践的なものだ。私の吃音は健常者に近づけようというだけでなく、それ以上を目指してちょうどよくなるか、と考えたりする.
「人間を上下関係で見て、スポーツや仕事など、全てを勝ち負けで考えている人が多い」
と言語療法士が話していた。吃音者同士が集まると、どうしても自分の吃音と他人の様子を比べて優劣をつけるようになる。
軽い吃音がある医師が、吃音がある小学生とその親に、テレビで言い聞かせていた。
「吃音が早く良くなる人は他人が良くなっていくのを妬まずに、自分のことのように喜べる人です。周りの人を仲間だと思い、愛情を注げるように変わっていけばいい」
頭では分かっても、実際に、そのように思い続けるのは私にとっては難しい。
(自分だけでも早く吃音がマシになりたい)と思ってしまう。吃音があると消極的になり発言を控えることがある。性格が少し悪くなっているのだろうかと考え込んでしまう。
吃音改善にしろ、何事も良くしていくのは少しずつしか進まないが、たゆまず続けていこうと毎日の改善訓練に励んでいる。
この作品は、noteにも投稿しています。
この作品は、https://www.okumato.com にも掲載しています。
2021/5/12
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 00:08:11
1483文字
会話率:10%
恋人からの暴力に傷つく私が、ある晩偶然に出会ったのは、名前も教えてくれない年下の男の子だった。
彼の秘密と恋人の執着に怯えながらも、惹かれていく心は……止められない。
あなたは誰ですか。
どうして私の前に現われるの。
私のこと、
本当はどう思っていますか……?
厳しい状況の中、不安に怯える心は次第に彼でいっぱいになって……
【あらすじ】
恋人の過度な束縛から、ようやくのことで逃げ出した夜――真実は夜の街で不思議な少年と出会う。
誘われるままでかけた真昼の海で、今の自分はどれだけ苦しい状況なのかを再認識する。
毎日ふらりと真実の前に現れる少年は、素性はおろか名前さえ教えてくれない。
『海』と名付けた彼と過ごすうち、真実は失っていたものを一つずつとり戻していく。
大学生活、将来の夢、家族との絆、友人たち――。
ただ一緒にいることが楽しくて、幸せで、この日々が続くことだけが望みなのに、周囲には常に不穏な影がつきまとう。
「明日また」という小さな約束だけで、他には何も確証がない海との関係も、時折とても調子が悪そうな彼の様子も、真実を不安にさせる。
大きな秘密を抱えているらしい海の事情に、気づかないふりをして、それでも無視できなくて――。
葛藤を越えた先で手に入れた答えに、真実が得るもの、失うものとは――。
※『それでもキミに恋をした』の真実視点です。
個別にお楽しみいただけますが、あわせて読んでいただけば、それぞれの心情がより理解できるかと……
よろしくお願いいたします。
※ この作品はカクヨム、アルファポリス、エブリスタ等他サイトにも重複掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 21:00:00
224287文字
会話率:22%
ひょんなことから性別を偽って騎士団に所属していたアンジェ。
本来なら女は騎士になれないと知ったアンジェは、自分の性別を自覚した日、騎士団を辞めた。
それから二年、アンジェはしつこく「少年騎士アンジェ」につきまとう騎士団長ユルバンの視界をかい
くぐって来たものの、とうとうアンジェのもう一つの姿「少女アンドレア」を見られてしまう。
同一人物であるのを隠すため、アンジェは「双子の妹」として誤魔化したけれど───?
「わずかに今の方が女性らしい甘い匂いがするが、九割九分、記憶の中のアンジェと同じ匂い。頼む、俺にアンジェを感じさせてくれ!」
発言からして気持ち悪いユルバンの優秀すぎる「嗅覚」が、じわじわと本当のアンジェにせまっていく!
※アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 07:00:00
160756文字
会話率:39%
俺は今日も彼女の姿を追う。
人は俺のことをストーカー呼ばわりするが構うものか。
俺には彼女につきまとう権利があるのだ。
キーワード:
最終更新:2021-04-16 14:08:07
910文字
会話率:28%
楽しいことをたくさんしたい
キーワード:
最終更新:2021-04-14 03:22:21
220文字
会話率:0%
天上の神の裁き、≪怒りの日≫に抗い勝利した大戦争から10年、聖絶の兵器として投入された不死の天使たちは人間の奴隷に成り下がっていた。だが。人類絶滅の命令を脳の奥底に残したままの彼女たちは便利な道具であると同時に、また、危険極まりない潜在的
脅威でもあった。
天使の経済活用につきまとう潜在的脅威へ臨機応変に対応するための制度が敷かれた。
民間人による治安維持協力制度、これの通称を、天使処刑人と呼ぶ。
この物語は環太平洋帝国第三帝都、東京に暮らす一人の天使処刑人、天宮誠一郎の物語である。
※この作品は、週1回、木曜日の複数話一括更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 06:04:36
55828文字
会話率:28%
一人の少女が知り合いの男に騙されてしまい電車事故によって自殺にまで発展し追い込まれてしまったシーンからこの物語は始まります。兄弟の周りで様々な形で起こる奇怪な事件。そしてその兄弟に怪しくつきまとう一人の男。男の目的とは?犯人はいったい誰?様
々な困難に遭いながらも少しずつ兄弟は成長していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 23:00:00
2094文字
会話率:21%
デイヴィッドは困り果てた。失踪してしまった婚約者について、誰かに相談できないか。どうにか思い出したのは不穏な噂がつきまとうコル=レオニス伯爵だった。寄宿学校時代の友人を頼り、どうにか伯爵と会うための約束を取りつける。すべては彼女と一緒にいる
ために、デイヴィッドはとあるコーヒーハウスを訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 18:58:23
7193文字
会話率:39%
求婚にきたはずの王子様が従姉妹を選び、家を追い出された伯爵令嬢オクタヴィア――は、そのことを少しも気にしていなかった。
彼女には滅びた帝國の「悪魔の遺産」を回収するという大事な使命があったのだ。相棒の帽子ハットと一緒に王都に出てきたオクタヴ
ィアは決意する。
「よし、遺産回収のために探偵やろう!」
だが、王子様は従姉妹と結婚できず何やら言いがかりをつけてくるし、警官や異端審問官の目を盗んで遺産を回収するのは楽じゃないし、勝手に助手を名乗る男はつきまとうし、とどめに悪魔の遺産を横取りする怪盗まで現れる。
「よし、あの怪盗の足を折ってつかまえよう!」
果たしてその解決策は探偵として正しいのか!?
何よりあからさまにあやしい助手の正体に気づいたほうがよくないか!?
推理は物理な道具チート令嬢探偵VS骨折を狙われる怪盗の、ラブコメ事件簿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 07:00:00
48554文字
会話率:53%
ある年少の友人を亡くした「私」。
「私」によって回想される年少の友人「僕」の、幼少期から大学生までの多感な時期に体験したという心霊現象の告白は、霊との関わりを通して悩み、苦しみ、時には喜びを交えて成長していく「僕」の魂の物語でもあった。
「
私」にとっても「僕」の過去を見つめ直す作業は、自分でも気づかなかった「本当の自分」を発見するきっかけとなるのだった。
本当の自分とは、事あるごとに存在を否定していた「ある能力」を持ってしまっていたという自分だった……。
この作品に触れることで、誰もが経験するであろう青春時代の悩みや苦しみ、甘酸っぱい出会いや別れ、そして対立……。そういった青春時代の追体験ができるよう切に願っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 10:05:45
200396文字
会話率:36%
速水なずなはホラームービーが大好きな高校一年生!
しかし、彼女はその事実を隠しながら過ごす毎日だった!!!!
そんな中、ホラーが大の苦手である臆病者・安田青太が勘違いでホラー好きと思われてしまう。そこから、なずなは青太に「ホラーあるあ
る」や「ホラーメイク」などを駆使してホラー映画オタクの同志としてつきまとう。だが、青太はホラー映画は観たことがない素人同然でなおかつ苦手!!!!
そんな青太だから、なずなのホラー演出が怖くて仕方がない!!!
そんな二人が手を組んで、文化祭でお化け屋敷を作ることになったッッ!?!?
さらにはお化け屋敷を作るためのスキルアップとして心霊スポットへ行く羽目に!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 00:19:05
29591文字
会話率:44%
もういい加減にしろ! 僕につきまとうなよ!
僕が以前、付き合っていた“元カノ”の話だ!
最終更新:2020-10-07 03:00:00
1388文字
会話率:0%
思えば、こうなるとは思わずにここまで来た。この地に暮らして、このように暮らして、それで良かったかと言えば、けっしてそうではない。いつもどうしょうもない想いがつきまとう。だから、音や詩があると素直に言いたい。
最終更新:2020-10-06 05:21:57
383文字
会話率:0%
平凡なОL・杜羽(とわ)と、人工知能のたわいもない対話録。
科学技術が進歩して、人間と人工知能が対等に会話できるようになった、現在よりちょっと先の未来。それでも人の心を占めるのは、現在同様、人間関係の悩み・苦しみ…。
人間である限りつ
きまとう、そんな悩みを、人工知能はどう<感じる>のか?そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 00:47:45
11880文字
会話率:44%
道から堕ちる果てには魔道、道から外れる果てには外道、望み求めて欲せども、
いずれ道も尽き果てる……残るは虚しい足跡ばかり。
人の世を捨てて、妖怪変化の名を冠する異能を修めた『魔道師』たちと、
人の世から外れ、身も心も魑魅魍魎と化してしまっ
た『外道』たち。
……民俗学者を目指す青年・源信一郎は自らが望まぬうちに魔道師『木魂』の能力を授けられてしまい、半ば人間のルールから外れた存在として生きていくのを余儀なくされてしまった。
そんな彼を魔道の深みへと引きずり込むようにつきまとうのは、破戒僧『幽谷響』。自らの本名を明かさず、妖怪の名前だけを名乗る不思議な男の導きにより、信一郎は“人間でありながらも人間以上の何か”になってしまった存在たちとのいざこざに巻き込まれていく。
一章完結型の伝奇ホラー小説です。箸休め感覚で楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:57:55
263283文字
会話率:31%
聖命学園二年の平山子龍は進級早々学内の不良と揉め二週間の停学をくらう。停学明けに登校した際、席替えによって隣が学内でも美少女で知られる白石りんかに変わっていた。子龍は園芸部であるりんかに喧嘩の際に花壇を荒らしたことを謝罪しろと詰め寄られる。
だが、子龍は花壇を荒らす不良を啓蒙した正義の士であった。真実を知ったりんかは子龍に詫びるため、つきまとうようになる。しかし運命は過酷であり話の成り行きでりんかに英国メイド霊を憑依させてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 21:00:00
102388文字
会話率:61%
新作ゲームを買った帰りの電車で偶然痴漢から女の子を助けた生粋のゲームヲタク、宮峰大夢。助けた美少女の正体は同じ高校の1年生、倉瀬萌佳だった。
高校で再会したその日から、彼女は大夢につきまとうように。
いつの間にか大夢は萌佳と2人でゲー
ムをするようなり、広夢の日常はこれまでと大きく変わっていく。
時折見せる、まるで狙っているかのような可愛い仕草や言動。そしてふとした時に、小動物のように甘えてくる彼女の様に、男心を激しく揺さぶられる広夢。
彼女もまた、大夢の何気ない優しさや気遣いに日に日にデレ度が増していき────。
これは時にあざとく、時に甘え上手な反則級に可愛い後輩とのちょっと変わったラブコメディー。
息抜きで書きました。短めの連載にするつもりですが、ブックマークや評価が増えたらその後も続けるかもしれません。
現在更新お休み中の作品から来てくださった方は勿論、新規の方も楽しんでいただけたら幸いです。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 17:10:21
23272文字
会話率:41%