エルフの血を引く公爵令嬢ルーナは、身に覚えのない罪で断罪され、婚約を破棄された。
濡れ衣を着せられたのは不服だが、迷惑でしかなかった婚約が白紙になるのは嬉しい。
「ここはいっそ話に乗ってしまおう」と存在しない罪を認めることにした。
トン
トン拍子で国外追放が決まり、その場を辞そうとしたルーナだったが……
「僕は貴女をお慕いしております。
――どうか、私とともに我が国へ来ては頂けないだろうか」
留学生である隣国の第二皇子マリウスから呼び止められ、その場で求婚を受ける。
あまり話したことはなく、むしろ嫌われていると思っていた人からの告白にルーナは混乱するばかり。
とはいえ……これは国外での生活基盤を得るチャンスなのでは?
(エルフと同等の力を持つ精霊術士である私は、帝国から見ても貴重な存在のはず。すぐに殺されはしないでしょう)
マリウスの行動に裏があるのでは、と疑いつつも求婚を受けることにする。
婚約を承諾して以降のマリウスは、これまでの冷たい印象がまるで嘘のように優しい。
――本当に溺愛されていると、勘違いしそうなくらい。
だが、これは何かしらの目的があっての婚約。
役立たずと思われたら最後、放逐される可能性がゼロとは限らない。
そう考えたルーナは、帝国での立場を盤石とするため、懸命に自分の活躍の場を広げようと行動する。
(一体どうすれば、ルーナは僕の想いに気づいてくれるのだろうか……)
自分のことで必死になるルーナは、マリウスの告白が策などではなく本心だという事になかなか気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 20:55:33
20841文字
会話率:23%
科学技術が進歩して、ずいぶんと便利な世の中になった。そんな中で、良い年した大人が、魔法使いになりたいと本気で思っているなんて、他の誰にも言えない。本物の本職には別として。
リッコは子どもの時間を共に過ごした魔法使いとの思い出があるから、
魔法の存在を信じている。そのため魔法使いになりたいという夢を今も大切に抱いているのだ。
しかし夢の実現のためには杖を入手しなければならないと思い込んでおり、更には杖が高額で取り引きされる商品だとも誤解している。その誤解のまま突き進んで、魔法使いから絶縁されてしまうリッコ。
意気消沈する彼女の元に意外な朗報が届く。曰く、魔法の杖を工場で大量生産するので、その製品のテストをする技術者を探している。最初から最後まで手探りの業務になるが、やってみないかと。
魔法使いに縁を切られた以上、他に魔法の杖を得る道はないと考えたリッコは二つ返事でこれを引き受けたのだった。
本物と遜色ない杖の開発には否定的な魔法協会。
魔法など危険なだけで一利もないとする協会の対抗勢力。
珍しい製品で荒稼ぎに燃えるプロジェクト関係者。
それぞれの思惑が交錯する中で、魔法の杖の開発が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 19:15:07
43796文字
会話率:51%
剣と魔法の世界にTS転生した魔女さんが幼少の時、排魔主義な王国にある故郷を救った結果、迫害されてしまう。
そんな中を幼馴染の少年に何度も救われたのだが、でも結局離れ離れになってしまうのだった。
王国を出た魔女さんは帝国で仕事に追われながらも
、勇者になった少年を若干ストーカー気味に探す。
聖剣を抜いて勇者になった少年の方も魔女さんを探しながら、ついでに世界を救うために旅を続ける。
二人は空回りしながら何度もニアミスし、すれ違い、互いを求めて探し合う。
頑張る勇者くんと、素直になれない魔女さんと、それを見守る人たちのお話。
※基本的に明るいラブコメディを目指してますがたまに曇ります。
※ハーメルン様にて先行投稿中。カクヨム様ともマルチ投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:10:00
92124文字
会話率:31%
自分以外の存在に"化ける"事ができるハル。
ハルはその力で猫に化け、危険な場所へ潜入していた。
しかしそこで襲われて怪我をおってしまう…
夜勤バイトをしている浪人生、瑞樹圭(みずきけい)。
圭はバイト中、怪我をした猫を
発見する。
その猫を拾って帰り手当てしようとすると猫は人間の姿になった。
ハルは療養の為圭の家で暮らす事となるが、生き方の違いからすれ違いもする二人の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:00:00
597428文字
会話率:51%
「認めたら負けだ、絶対に勘違いだ」
同性の親友の雨宮律(あまみやりつ)に恋愛感情を抱いているかもしれないと気がついた紺野咲久(こんのさく)は、持ち前ののネガテイブ思考と考えすぎな性格でその感情を拗らせまくり、精神的に辛い日々を送っていた
。
「彼女との関わりがある限り、私はずっとこんなに辛いのか」
そんな思考に陥った結果、律との距離を極端に置くことで親友→友人→知り合い→他人とか関係を完全に戻そうと試み成功した矢先、事故で死んだかと思えば、なぜか律とともに異世界に転移していたのだった。
自分自身の律への恋心を全力否定して精神状態を保とうとする咲久。一方、律が隠していた咲久に対する想いは尋常じゃないくらい重かった‥‥‥!?
自己の影響で咲久に対して過保護化した律と、お豆腐メンタル、すぐ病む、しかも強がりで素直じゃない咲久。
そんな性格難あり少女たち2人の、勘違いとすれ違いの異世界百合ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 23:50:00
104609文字
会話率:42%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 19:00:00
70926文字
会話率:21%
生まれたとき、期待されていた魔力がゼロだと認定された私は、伯爵である父の大きな期待を裏切った。そのため父に愛されることはなく、罵倒されて育った。
そして八歳のときに魔術師だった母親がなくなると、父親は子連れ女性と再婚し、今度は三人で私を
虐待し始めた。その上使用人達からも見下されて、彼らの仕事までさせられた。
そんな最悪の家庭環境の中にいたドアマット状態の私を救い出してくれたのは、同じ一門の伯爵家の三男の幼なじみだった。
その後私は、一門の長である侯爵様の取り成しで、我が家の嫡女と認定された上に、その恩人の幼なじみと婚約することが決まった。
しかし、その七年後に二人の婚約は解消されてしまった。弟が生まれたために私が廃嫡され、婿取りではなくなったからだ。
婚約者を心から愛していた私は大きなショックを受けて悲しみに沈むが、彼は平然としてそれを受けいれてしまった。その様子またショックを受けた私だったが、学園の卒業式に予想もしないとんでもない展開を迎えたのだった。
ドアマット伯爵令嬢と幼なじみの伯爵令息、そしてもう二人の幼なじみの意外とハイスペックな四人組の恋愛模様と友情の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 19:00:00
28184文字
会話率:23%
貧乏子爵令嬢のリネットは、名門侯爵家の嫡男レイクスの婚約者だ。彼女と彼と彼の弟のローリーの三人はいわゆる幼なじみで仲が良かった。
ところが、レイクスは学院に入学してからというもの、王太子の側近候補となったせいでとても忙しくなってしまった
。そのせいで月に一度のお茶会の席でも、彼は難しい専門書ばかりを読み耽り、ほとんど会話をしなくなってしまった。その上うるさいからしゃべるなと言われてしまい、それ以後のお茶会はただの読書会になってしまった。
二年後、彼女が学院へ入学してみると、婚約者がとある男爵令嬢の取り巻きの一人になっていた。
しかも彼女は周りのご令嬢達から、所詮あなたはレイクスの都合のいい女に過ぎないのだから、いい気になるなと色々な虐めに遭う。明るく元気でおしゃべりだった彼女は、やがて無口で暗い性格になってしまう。
両思いだったはずの二人が、悪意ある人々のせいで次第にすれ違ってしまい、リネットは次第にレイクスとの婚約を解消を望むようになる。
しかし王太子の婚約破棄騒動や誘拐事件などに巻き込まれていくうちに、少しずつ隠されていた真実を見つけ出す婚約者同士の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:00:00
34127文字
会話率:26%
結婚式の朝、ユージェニーは夫となるエルドウィンが無実の罪で兵士に連れ去られたとの知らせを受ける。
「エルドが王都の兵士に連れて行かれた!」
この知らせを聞いた瞬間、彼女の頭の中には「地球」という異世界の記憶が、怒濤の勢いで流れ込んできた
。
その異世界の記憶によれば、ここはエルドウィンを主人公としたダークファンタジーのアクションRPG「アヴェンジング・ジャーニー」の世界だ。主人公は冤罪により、九年間もの厳しい獄中生活を送ることになる。その主人公が脱獄に成功し、自分を陥れた者たちへの復讐を誓うところからゲームの物語が始まる。
ユージェニーは、ゲーム開始時にはすでに故人となっている。
エルドウィンを陥れたのと同じ者たちにもてあそばれ、非業の死を遂げているからだ。
まったく、冗談ではない。あんなやつらに殺されてなるものか。
彼女は生き延びるため、エルドウィンを救うため、そして彼をはめた者たちに報いを受けさせるために、運命を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:10:00
116128文字
会話率:46%
元気娘アンジェリカはある日、婚約者の浮気現場に遭遇してしまった。
その場で婚約者を張り倒し、婚約破棄を言い捨てて帰宅したものの、くさくさした気分は収まらない。
当面の間、婚約にまつわる面倒ごとから逃げたいアンジェリカは、小間使いのミリーを
伴い男装して出奔し、食べ歩きの旅に出ることにした。
彼女たちは旅の途中でひょんなことから二人の男たちと知り合い、人捜しをしている男たちに付き合って共に旅をすることになる。
さて、四人の旅路の行き着く先は────。
架空の国ののんびり旅をしばしお楽しみください。
全二十三話。さくっと読める中編です。
※「とある茶番劇の華麗ならざる舞台裏」のスピンオフ
と言いつつ、ストーリー的には何の関わりもないため、独立したお話としてお読みいただけます。
というか、あちらの作中に出てきたオペレッタ「アンジェリカ」の内容ほぼそのものなので、あちらを先に読むとがっつりネタバレしてます……。
※すれ違いはありますが、じれじれももだもだもありません。すれ違いは、気づいた瞬間に即解消。ノンストレスでお届けします。
※R15はほのめかす程度。
(たぶんタグなしでも問題ない程度、のはず)
読んで意味のわからない箇所のある方は、お父さんかお母さんに聞いてみましょう。
※アルファポリスにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 18:00:00
59849文字
会話率:47%
水野 司(みずの つかさ)と妹の結衣里(ゆいり)は、自他共に認める仲の良い兄妹。優しく器量も良い天使のような妹と、家事なども助け合いながら仲睦まじく暮らす、そんな毎日が続いていくと思っていた…………ある日、結衣里の背中に悪魔の羽としっぽが
生えてくるまでは!
その日から、兄妹の距離感は少しずつ変化し始める。
結衣里の態度がどうもおかしい。急に蠱惑的になってみたり、かと思えば「お兄ちゃんはカノジョ作ったほうが良いと思う!」などと言って世話を焼き始めたり。まさかこれも、悪魔になった影響なのか!?
これは、突然悪魔になった妹と心配性な兄が、微妙にすれ違いながら想い合う、ちょっぴり悪魔的な兄妹ラブコメ。
R15タグは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 17:03:44
159507文字
会話率:48%
魔物を森に封じ込めておくのが、侯爵である僕の務めだ。
しかし僕の結界は綻びだらけで、魔物を外へ逃してばかりいた。
逃げた魔物はもと伯爵令嬢である妻が討伐してくれていたが、おかげで妻はろくに食事もとれない、およそ貴族らしからぬ生活を送らなけれ
ばならなかった。
僕はそんな生活から彼女を解放するため、彼女との離婚を決意する。
しかしそれを聞いた彼女は、もう我慢ならないといきり立ちーーーー?
(ヘタレ侯爵×天然脳筋ドカ食いお嬢様の離婚危機)
(中世ヨーロッパ風ふんわり異世界設定です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 15:32:25
12173文字
会話率:28%
私は誰のことも愛しちゃいけなかった。
例えそれが夫であっても、心を委ねてはいけなかった。
なぜなら私は王女だったから。
私には国を守る義務がある。
常に大局を見据え、誰かに利用されることがないよう、気を張っていなければならない。
それでも
、私は夫を愛してしまった。
夫は小国の王子だった。
素朴で、優しい人だった。
私たちの結婚は政略的なもので、互いに、王族としての義務を果たしたに過ぎなかった。
けれどいつの間にか、私は彼を心から愛するようになっていた。
いけないことだった。
それに、彼は、私を愛していなかった。
彼の優しさは義務的なものだった。
彼が口にする愛の言葉は、后との仲が良好であることを周囲に示すためのものだった。
それでも、私は彼を愛した。
いつか彼に愛される日を夢見ながら、透明な結婚生活を送っていた。
しかしそんな虚しくも平穏な生活は、長くは続かなかった。
近隣諸国に戦争の影が指し、私たちの国にも影響が軍靴が聞こえるようになっていったのだ。
危機に瀕した私たちに、大陸一の帝国が支援を申し出た。
彼らの出した条件は、自国の姫と王子の婚姻だった。
私を后から下ろし、自国の姫を正妃とせよ、というものだった。
断る理由はなかった。
私含め、誰もがこれに乗る他はないと思った。
けれどなぜか、王子は固辞した。
私を離縁することはおろか、側妃に下ろすことも認めなかった。
周囲はひどく困惑していたが、私だけは理解していた。
彼がそう言わなければならない理由を。
そうして私は毒杯を仰いだ。
この透明な結婚に、美しい終止符を打つために。
彼を、偽りの愛から解放するために。
(中世西洋風王侯ものです)
(愛し合っていたふたりの悲劇です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:45:51
26061文字
会話率:16%
大陸の西の果てにあるスフィア王国。
その国の公爵家令嬢エリスは、王太子の婚約者だった。
だがある日、エリスは姦通の罪を着せられ婚約破棄されてしまう。
そんなエリスに追い打ちをかけるように、王宮からとある命が下る。
それはなんと、ヴィスタ
リア帝国の悪名高き第三皇子アレクシスの元に嫁げという内容だった。
結婚式も終わり、その日の初夜、エリスはアレクシスから告げられる。
「お前を抱くのはそれが果たすべき義務だからだ。俺はこの先もずっと、お前を愛するつもりはない」と。
だがその宣言とは違い、アレクシスの様子は何だか優しくて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 10:02:14
162529文字
会話率:24%
とある時代の、とある国の都。
世の中には人々を襲うあやかしが跋扈していた。
そんな中、退治人のリツは婚約者だった上司から任務失敗の責任を押しつけられたあげく、一方的に婚約破棄を言い渡され妹と婚約すると――中略――
そんなテンプレートな運命
を辿ったリツの左遷先では、セツと名乗る新しい上司が待っていた。
仕事の説明が始まると思ったリツに対して、セツは結婚相手にしか教えてはならないはずの真名を名乗りだし……。
すれ違い的なあれから始まる、平安風ファンタジーっぽい恋愛ものです。
※「【R18】半妖の退治人と呪われた上司」の前日譚ですがこちらはBLではなく男女CPとなっているため、ジャンルを女性向け恋愛にしています。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:00:41
111618文字
会話率:62%
成人の年を迎え、竜族の皇帝に謁見することになった妖精族の王女エフィニア。
皇帝グレンディルに出会った途端、なんとエフィニアが彼の「運命の番」だということが発覚する。
だが驚くエフィニアが聞いたのは「あんな子供みたいなのが番だとは心外だ」とい
う皇帝の心無い言葉で……。
ならば結構です。別に私も陛下に愛されたいとは思ってませんのでご安心を。
祖国の安全のため後宮には入りますが、皇帝陛下はどうぞご自由に他の寵姫を愛でてくださいませ!
他の側室の嫌がらせにもめげずに、エフィニアは精霊たちと共にのびのびと後宮ライフを満喫する。
やがて後宮に迷い込んだ小さな竜とも仲良くなるが、どうもこの竜には秘密があるようで……。
えっ、皇帝陛下が私を呼んでる? いつの間にか皇后候補に!?
私は静かに暮らしたいんですけど!!?
竜族皇帝×妖精王女の、異種族すれ違いファンタジー後宮ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 22:31:40
211571文字
会話率:32%
不貞を働いたと濡れ衣を着せられ、一方的に婚約を破棄されてしまった子爵令嬢シュゼット。
更には社交界でふしだらな女と噂され、次の婚約は絶望的だった。
そんなシュゼットに求婚してきたのは、父と兄を殺して当主の座を手に入れたと噂の「死神侯爵」ユベ
ール。
このまま腫れ物扱いされ続けるくらいなら…と、シュゼットは反対を押し切ってユベールのもとに嫁ぐことを決める。
だが訪れた侯爵邸で待っていたのは…ユベールの兄の忘れ形見である幼い兄妹だった。
え、子持ちなんて聞いてないんですけど!?
ユベールは「子どもたちのことは放っておいて構いません」と言うけれど…どう見ても問題児な二人を放置することなんてできません!
必死に子どもたちと関わるうちに、兄妹は徐々にシュゼットに心を開いていく。
それと同時に、愛のない契約結婚だったはずのユベールとの関係も変わり始めて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 22:15:12
153474文字
会話率:34%
ガラスの靴を手にやって来た王子の目の前で、シンデレラは魔法使いと駆け落ちしてしまった!
引っ込みのつかなくなった王子は、その場にいたシンデレラの意地悪じゃない姉を身代わりに城に連れて帰り、結婚することにした。
こうして二人はいつまでも幸せに
暮らしました……なんて上手くいくわけもなく――。
お前を愛するつもりはない? もちろん存じております。
目指すは円満離婚&慰謝料! 愛人でも側室でもご自由にどうぞ!
離宮に放置された妃は、釣りに畑にもふもふ牧場にスローライフを満喫する。
そのうちに、冷たかった王子の態度が変わりはじめて……?
これは、不本意ながら王子と結婚することになってしまった、ガラスの靴もカボチャの馬車も持たないシンデレラの姉が、自分なりの幸せを掴む物語。
※同タイトルの短編の連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:25:06
582919文字
会話率:35%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:50:00
1765695文字
会話率:44%
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:00:00
894597文字
会話率:43%
数年ぶりに再会した妹は、思わずドキリとしてしまうほど綺麗になっていた。
「またよろしく、兄さん」
「あ、あぁ……」
すぐ泣いて引っ込み思案、よく後ろを着いて回り甘えん坊。
それが今は多少素っ気なくもクールな感じの美少女に。
だから妹とい
うよりも同じ年頃の異性になっていて、再び始めた同居生活にドギマギしてしまう。
「あの、背中から乗っかってって……ちょっと近く、ないですかね?」
「? 昔はこうだったよ」
そのくせ昔の様に接してくるところもあって、距離感を測りかねる。
そんな一変した生活の中でも変わらないものもあった。
遠慮もなければ、気も使わない。我が物顔で部屋に入り浸り、だけどすぐ傍にいるのが当たり前。
誰よりも、家族よりもすぐ近くにいて、兄妹のように育った幼馴染。
「お、エロ同人! これってどちゃシコ?」
「あ、それ布教されたやつ。まぁ読めばわかるかな」
それが高校入学目前に、本人と見紛うばかりの美少女に変身した。
「見てみて! これが完璧で正しい高校デビューってやつだぜ!」
「いや、詐欺だろう!」
見た目はゆるふわ美少女で、これまでと同じように接して来られれば、家でも学校でもトラブルを起こして――
これはまるで別人の様に変貌した妹と、家族よりも近かった幼馴染と、一つ屋根の下で家族になるまでのお話。
※カクヨム様でも投稿しています
R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 19:00:00
214839文字
会話率:45%
目が覚めるとリュシル・ナミュールは記憶喪失になっていた。
それどころかこの国、ルーベルージュ皇国という国のことも文化にも聞き覚えがなく、その代わりに現代日本での記憶だけがぼんやりと残っていたことから、単なる記憶喪失ではなく別人に成り代わ
ってしまったのではとリュシルは密かに推察する。
リュシル・ナミュールにはアレクシという婚約者がいるが、記憶喪失になってしまったからと婚約破棄を申し出るも断固として拒否される。
アレクシは記憶を無くしたあとのリュシルにも優しく接してくれるが、明らかに記憶を無くす前のリュシルのことを想っていて――。
ラブコメほど明るくはないかもですが、すれ違いの末のハッピーエンドの予定です。ご安心ください。
2日に一回20時更新で頑張ります。本編はだいたい20話くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:00:00
30022文字
会話率:39%
~~準備中~~
二話だけ先行投稿します!
学校で知り合った娘に勧められたVRMMORPGを軽い気持ちで始めたつもりがログアウトできない!?
「まぁ言うてそのうち何とかなるやろ」とあまり気にしてない弟、零(れい)。
溺愛する弟を「ゲーム
か異世界かわかんないものに奪われた!」と、必死な姉達。
想いと世界のすれ違いと両者の温度差…。
再会はできるのか?はたまた姉たちは弟を助け出し、その禁断の想いは弟に届くのか…。
現代とゲームと異世界をまたぐ壮大…かどうかはわかんない、そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 17:00:00
527668文字
会話率:52%
子供の頃にした大切な約束。二人をつなぐための約束はいつの日か二人の間に距離をつくる原因になってしまった。お互いの勘違いから生まれた微妙な心の距離はどうなっていくのか、素直になれない女の子と意地っ張りな男の子の甘酸っぱく少し切ない学園ストーリ
ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:00:00
59510文字
会話率:72%
ゲーム大好きオタク女子な藍山晶子は、普段はごく平凡な会社員として暮らしている。
ある日、仕事終わりにやり込み尽くした大好きな作品のリメイクを手に入れて上機嫌な晶子は、帰り道の交差点でゲームのマスコットモンスターを見つけ……気が付けばゲームの
世界に!?
これは夢!? でもこの世界、知らない場面や話が一杯で……??
ゲームと似て非なる異世界で人々をハッピーエンドに導くため、女神の加護を受けて最強主人公になった晶子が東西南北を駆け回る!
「鬱シナリオ? 悲しきすれ違い? 哀れな敵キャラ? うるせー!! シリアスなんてするんじゃねぇ!! みんなまとめて幸せにしてやらぁ!!!!」
*基本は毎週金曜日投稿になりますが、間が開く場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
202337文字
会話率:41%
生まれ育った村で大飢饉に遭ったミュゼ・マルギットは、生き残る為に母と共に村を出た。
助けを求めに出たが、道半ばで母を喪ったミュゼは偶然通りがかった調査隊に保護される。
餓死寸前であったミュゼは、自身の生存の為に母の肉を喰らったことで大罪人の
烙印を押されてしまうが、実際はそのようなことをしていない――捏造された罪だった。
誰がなぜそのような冤罪をかけたのか不明ではあるが、クレス司祭の計らいもあって、ミュゼに課せられた刑罰はなぜか墓地の墓守をしているレックス・グレイヴヤードと共に生活することだという。
死霊の主人、とてつもない変人と噂されるレックスであったが、彼の正体はネクロマンサーの秘術で死体を操り、疑似家族を作って生活する本物の変人だった。
「家族と静かに暮らしたい」というレックスの願い、そして刑罰どころか教皇の息子による策略で「死霊使いの花嫁」として送り出されたミュゼ。
すれ違いながらも支え合う二人の下へ、一人また一人と問題を抱えた人物が現れては「家族にならないか」とスカウトする始末。
歪でおかしな仮初め家族は、無事に平穏な生活を送ることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:30:45
39885文字
会話率:31%
子供の頃から、外見のせいで「白豚」というあだ名を付けられ、決して明るくない学校生活を送ってきた彼は、今では大人気の歌い手アサとしてネットで話題となっていた。
決して素顔を晒さないアサは、世間のイメージ通りのキャラ作りを徹底して活動を続け
る。
そんな時、ゲーム実況者として大人気グループ・デルタ4のメンバーの一人エバとの親交が深くなったアサ。
アサ自身はデルタ4、特にエバのゲーム実況の大ファン。
エバは天使の歌声と称される歌い手、アサの大ファンだった。
順風満帆に活動を続けるアサの元へ、地上波デビューの顔出しオファーが来て困惑するも、当然「白豚」である自分が顔出ししてファンのイメージを崩すわけにはいかないと断ろうとしていたが。
エバは「オレがアサ君の代わりにシルエット出演すれば問題ねぇじゃん!」と提案する。
しかしその打ち合わせなどをする為には、今までデルタ4にすら素顔を明かしたことがなかったアサは白豚として、大ファンであるエバの前に姿を見せないといけないことに。
ネット上でしか会ったことのない相手と、かつて大ファンだった相手と友達になったことで、現実の自分の有り様に青年アサは思い悩み、どう向き合うのか。
高身長、イケメンの有名ゲーム実況者エバは、アサの本当の姿を見てどう思うのか。
二人のすれ違い、勘違い、行き違いを描いたラブ(?)ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 23:20:10
17189文字
会話率:27%
「ミレイユ嬢はとても優秀で努力家で才能あふれる女性なんだ!」
「あなたの彼女は誰でした? キャスリンという彼女がいたことお忘れでしょうか?」
貴族学校を卒業し就職した男爵令嬢のキャスリン・ロックハートはもうすぐ20歳を迎える独身令嬢。
学
校を卒業しても結婚していない女性は行き遅れ令嬢と蔑まれ、キャスリンはその未来に片足を突っ込んでいた。
ある日出席したパーティーで子爵令息のロイから突然交際を申し込まれる。しかし相手は自分より2歳も年下。交際相手の女性が年上というのも体裁が悪いが、ここで断れば一生行き遅れ令嬢として生きなければならない。
一世一代をかけた交際を始めるキャスリンとロイだったが、彼の話題に決まって登場する人物がいた。
ミレイユ・アストゥリアス伯爵令嬢だ。
口を開けば彼女の偉業を褒め称える言葉ばかり、それなのにキャスリンのことを褒めたことは一度もない。
そんなに伯爵令嬢のことがお好きなら私はもう結構です!
でも行き遅れ令嬢として生きる方がもっと嫌なので、結婚はさせてもらいます!
内気で思ったことを口に出せないトークスキルゼロなキャスリンと、デート中に他の女性を褒めちぎる鈍感な年下彼氏ロイ、話題に何度も登場してくる有能完璧伯爵令嬢のミレイユ。
他にも空気の読めない独特な変人セラ、いい奴だけど冗談が過ぎてしまうギャリー、キャスリンとは正反対な性格の陽キャな兄エルヴィンなど。
キャスリンとロイのお話を投稿終了しましたら、番外編として彼らのエピソードを書きたいと思います。
もしリクエストがありましたら、ぜひ感想欄で教えてください。特になければ私が気分でキャラクターを選んで書かせてもらいます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:59:38
72396文字
会話率:27%
スケベぎみな純愛ラブコメディです!
本作は「」でも宙色紅葉という名前で投稿しています。
「カクヨム」の毎日投稿企画に合わせて著者も8月2日から毎日投稿を行っておりました。
先日、連載していた「藍色人魚」が完結したため、本日から「捻くれ者の
恋」を毎日投稿いたします。
明日から午後六時ごろを目安に更新されますので、よろしければ読んでみてください。
また、現在連載している「無口魔族ちゃんの初恋」と「ひねくれカルメはログの溺愛が怖い……はずだったのに!」につきましては、これまでと同様に毎週水と木に滞りなく更新する予定です。
ただ、もしかしたら投稿時の量は減ってしまうかもしれません。
どうか、ご容赦を!!
長くなりましたが、以下に本作のあらすじをお載せします。
【あらすじ】
妹の病を治すため多額の借金をし、返済できなかったため○奴隷として売られてしまった主人公、セレーネ。
○奴隷の末路は悲惨であるため、せめてまともな人間に買われたいと市場に来る人間を品定めしていたところ、ケイという男性に出会う。
配偶者が欲しくてやって来たというケイは闇が深そうに見え、とてもまともな人間であるようには思えなかったが、身なりの整った物腰の柔らかな男性であったため「他よりはマシだ」とアプローチする。
結果、セレーネは自身の胸につられたケイに買われ、彼の家で生活することとなる。
自分を愛してくれるお嫁さんが欲しいがセレーネにそれを望むことは難しいだろうから、せめて愛しているかのように振舞って演技をしてほしい。
そのような珍妙な頼みごとに従ってケイと日々を過ごすセレーネだったが、これまでに人に優しくされてこなかった彼女は次第に心優しい彼に惹かれていく。
あっという間に彼のことを好きになってしまったセレーネは、もはやお嫁さんのふりというよりも普通に恋人として接し、ケイを大切に扱うようになる。
対してケイの方は何やら事情があるらしく、セレーネが素直に好意を伝えてもなかなか信じてくれない。
ケイに自分の愛情を知ってもらうべく、セレーネは奮闘し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:21:57
234937文字
会話率:29%
本作品は「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
人間と似た容姿に人間では持たぬような角や獣の耳を持つ種族、魔族。
彼らは人里で人間を襲わぬよう取り決められているのだが、不運にも旅人のロイは協定を破った魔族エレメールに襲われてしま
う。
瀕死の重体となった彼はなぶり殺される予定だったのだが、エレメールの気まぐれか解放されることとなった。
次に目を覚ました先は、どうやら誰かの自室らしい。
辺りを見回す彼の視界に入ったのは全く別の魔族だったのだが、どうやら彼女は自分に好意があるようで?
無口な魔族×警戒青年のすれ違い純愛ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 04:36:58
120530文字
会話率:26%
本作品は、「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
ちょっとスケベなクーデレご主人様と穏やかな純朴奴隷青年の両片思い系ラブコメディーです。
後日、二人の初夜を書いた性描写ありの小説を「ノクターンノベルズ」に、他にも健全なおまけ話
を「カクヨム」と「小説家になろう」にて投稿する予定です。
(できれば明日あげる予定です……多分)
よろしければ、そちらも読んでみてください。
なお、こちらはゴールデンウィーク毎日投稿企画の第三弾です。
短編のつもりが話が膨れ上がって大変でした(;^ω^)
前から準備をし、今日を心の中の締め切りに設定して執筆に取り組んでいたのですが、まにあって良かった~! って感じです!
結構、頑張りました。
まあ、まだまだゴールデンウィークは続きますが。
以下に詳細めなあらすじを載せます。
町医者タルトは奴隷を衝動買いした。
理由は奴隷青年ジルに一目ぼれをしたからだ。
購入後、奴隷契約は解除し、使用人として自宅に住まわせ家事手伝いを行わせているタルトだが、ジルの生活を握っている以上、彼は彼女の奴隷だ。
恋心を明かしてしまえばジルは、それに沿った行動をせざるを得ない。
タルトはジルへの恋心を秘匿し、こっそり溺愛しながら生活している。
これに対して、ジルの方もタルトへ好意を寄せている。
素直な彼は分かりやすくタルトへアプローチするのだが、くだんの事情と彼からの感情を親愛や家族愛だと勘違いしている彼女は真直ぐに愛情を受け取ってくれなくて……
勘違いすれ違い系両片思いラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 00:48:03
123846文字
会話率:22%