魔物を森に封じ込めておくのが、侯爵である僕の務めだ。
しかし僕の結界は綻びだらけで、魔物を外へ逃してばかりいた。
逃げた魔物はもと伯爵令嬢である妻が討伐してくれていたが、おかげで妻はろくに食事もとれない、およそ貴族らしからぬ生活を送らなけれ
ばならなかった。
僕はそんな生活から彼女を解放するため、彼女との離婚を決意する。
しかしそれを聞いた彼女は、もう我慢ならないといきり立ちーーーー?
(ヘタレ侯爵×天然脳筋ドカ食いお嬢様の離婚危機)
(中世ヨーロッパ風ふんわり異世界設定です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 15:32:25
12173文字
会話率:28%
「口撃の魔女」と呼ばれる乙女ゲームがあった。
リズムゲーム要素を攻略の基礎とした、乙女泣かせの乙女ゲーム『ホワイトリリーに抱かれて』。
リズムの神に見放された姉に頼み込まれ。渋々代打プレイをしていた俺は、死んだ覚えも無いのにゲームの世界に
転生していた。隣には何処かで見たような幼女の姿があった。俺はこの脳筋お嬢様を、狡猾な魔女(ヒロイン)から守り抜けるのか?乙女ゲームの世界で女子力と戦う執事見習いの奮闘記。
カクヨムにも同作品を掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 16:00:00
45918文字
会話率:45%
血のように赤い髪に、ルビーのような瞳。まるで人形のような美しさを持つ。
それでいてある時はドラゴンを下し、ある時は敵国の兵士を虐殺し――圧倒的な魔法の腕と剣技を持つ『兵器令嬢』、『爆炎令嬢』、『赤の悪魔』だとか色んな呼び名を持つお嬢様。
―
―そんなお嬢様を育てたと言っても過言ではないのが俺である。
「行くわよ、エシュター!!」
「はい、お嬢様」
今日も今日とて、俺はお嬢様の後ろを付き従う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 17:31:21
7603文字
会話率:39%