自身のブログでも公開しています。
最終更新:2018-04-22 21:04:24
326文字
会話率:0%
しんしんと雪の降る日のことです。
キーワード:
最終更新:2018-04-17 15:37:24
351文字
会話率:6%
中之島公会堂と川を挟んだ向かいの場所画廊を構える鴨井陸は自分の画廊主催の公募展に寄せられた一枚の絵に思わずうなる。それはフランスで活躍した画家ユトリロの風景画「白の時代」ととても似ていたからだ。そして冷たい風が画廊に吹いてそちらを振り向く
と女性が立っていた。それは隣のカフェの女主人だった。思わぬ人の訪問に鴨井は少し驚きながらも、彼女と話をしてゆくうちに過去に生きた二人の男女の青春に触れる。今ではもう別々の人生になってしまった若い二人の青春、それに思いを馳せながらしんしんと雪は静かに音も無く降り積もり、やがてかかわりあうすべての人々の思いも姿も雪が白く消し去ってゆく。これは降りしきる雪に過ぎ去った青春に思いを馳せる、そんな人々の心の情景をえがいた作品である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 23:10:37
7341文字
会話率:32%
クローンの研究を行う再生科学研究所で働くわたしは、ある日、同期の月島から相談を受ける。三年前、ブラジル政府の研究機関との共同研究に参加した月島は、現地の先住民から人魚のものといわれている組織を秘密裏に入手し、それを日本に持ち帰って個人研究を
続け、遂に人魚のクローニングに成功したのだという。
わたしは驚き、その日の晩に月島とともに彼の自宅兼研究施設を訪れる。月島のいっていたことは本当で、大きな水槽の中で艶めかしい身体つきの人魚が優雅に泳いでおり──。
伝説上の生物を復活させてしまったことで、わたしの人生の歯車が大きく狂い始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 17:00:00
23868文字
会話率:27%
しんしんと雪は降って。
ページ下部の作者の独り言は、詩の雰囲気を台無しに
する事があるので、お嫌なかたはスルー推奨です。
*重複掲載というか、大昔にサービス終了になった
携帯ブログ(サービス名も忘れました)と、
デンパンブックス
に掲載していた事がある
かもしれません。一応お断りしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 18:33:39
275文字
会話率:17%
皚皚(がいがい)とは一面に白く見える雪のこと。山眠る枯れ木に花が咲くことがあります。それは冬野に咲いた雪衾(ゆきふすま)。(他にも出します。)
最終更新:2018-01-10 23:48:31
220文字
会話率:0%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2018-01-05 00:11:18
840文字
会話率:13%
僕が「メリークリスマス」と言うと、彼女は「ホワイトクリスマス」と言い直した。確かにその時僕らの周囲にはしんしんと粉雪が降っていて、彼女は赤い服装をしてまるでサンタだった。けれど、僕は彼女の姿に見惚れている訳にもいかず、そっと白い包みを渡す。
「これから、僕と一緒に――」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 20:44:41
1500文字
会話率:60%
……薔薇が、降ってきた。それはしんしんと雪のように宙を舞いながら落ちてきて、やがて地面に朱色の斑点模様を刻んだ。僕はそっと頭上を見上げ、その校舎の屋上に立つ一人の女子生徒の姿に気付いた。彼女は薔薇を屋上から降り注がせて、凛とした声で歌い出し
た。「私はあなたがこの世から去っても、約束の為に、赤い雪を降らせようと思ったのです……」 一人の大切な存在を巡る、彼女と僕の、幸せな記憶の残滓――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-14 16:30:02
2846文字
会話率:30%
しんしんと、静かに雪の降る日は、彼が来る。
中身のない会話をして、意図のわからない行動を眺めて。
ただそれだけのままでいるのは、わからない、からだ。
最終更新:2017-02-20 22:47:06
915文字
会話率:52%
コカイン入りませんか? しんしんと降る雪の中、少女の声が小さく響く
最終更新:2017-01-28 12:30:28
1465文字
会話率:23%
しんしんと、雪が降り積もってゆきます
秋の女王は、国王に話しかけました。
滅びゆく、小さな国のお話
※冬の童話祭2017企画の設定を利用しています
が、
春は来ません
最終更新:2017-01-01 19:00:00
3143文字
会話率:29%
その夜、舞台は炎に包まれる。
しんしんと冷え込む二月。《エクストラム付属大学》通称《アカデミー》は間近に控えた仮面舞踏会――そしてバレンタインに浮かれた空気が漂っていた。
一方で巷では、放火未遂犯が現場近くにて廃人状態で発見されると
いう事件が相次いでいた。
放火犯の被害者たる友人:アルヴィーゼを心配するアシュレであったが、彼の正体は『死者』であった。
(当作品は「小説家になろう」ユーザー:「奥沢トビスケ」様のファンタジー作品である「燦然のソウルスピナ」の二次創作です。作者様にはご許可を頂いております。
「燦然のソウルスピナ」は中世ファンタジーではありますが、この作品はキャラクターをお借りしたうえで現代風に改変したものとなっております。ご注意ください。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 14:24:44
78697文字
会話率:22%
しんしんとゆきがふる。私は歩く。先輩の元へ、告白の返事を聞きに。
空からは絶え間なく、しんしん、しんしんとゆきがふっている。
※自サイトより転載
最終更新:2016-03-14 22:44:57
2151文字
会話率:15%
“きょうみ”が降ってきたお話。
最終更新:2015-06-07 16:46:03
747文字
会話率:0%
しんしんと胸に降るさみしさと昇華の詩。
最終更新:2015-05-25 03:21:10
246文字
会話率:0%
『しんしん、と』
『ひらひら、と』
の続きというイメージで書きました。
これだけで読んでも大丈夫です。
興味があれば前作も読んでいただけると嬉しいです。
最終更新:2015-05-07 02:04:10
3523文字
会話率:33%
春、終わりと始まりの季節に出会うものは―――――――。
『しんしん、と。』の続編のつもりでできたお話です。
これだけで読んでもおそらく大丈夫です。
最終更新:2013-03-23 03:24:40
1342文字
会話率:40%
「雪が降りつもる音を考えたのは誰だろう――――――」
『俺』の前に現れた『ユキ』。
冬の季節の、瞬く間の物語です。
短編ですので、暇つぶしにどうぞ。
最終更新:2013-02-05 22:01:13
1960文字
会話率:37%
天気予報。今日は雨。時々雪。
僕は待つ。君が来るのを。
最終更新:2015-01-28 23:03:25
244文字
会話率:0%
雪は白く、うさぎは白く。
最終更新:2015-01-06 20:43:00
527文字
会話率:75%
雪の日に拾った女リサが儚げだったのも、遠い昔。今ではすっかり逞しくなったリサに尻に敷かれる騎士団長。彼は今でもリサを愛してる?
――神は死んだ。
後はついでの副団長黙示録。
(12月26日追記 あらすじ頂戴いたしました)
こちらは
ナツ様主催のクリスマス共通プロローグ企画というものです。
前半226文字の(マトモな)文章部分が規定の導入部であり後は自由に書いてしまおうというおもしろ企画ですね。ええ、スライディングすれすれで飛び込み参加させていただきました。
もうこんな時間なんですが皆々様がすばらしいクリスマスを送れた事を切に祈って!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 22:09:17
5030文字
会話率:44%
…ー『紺色の夜空の真ん中にあるお月様は、煌々と地上を照らしている。どこからともなく産まれてくる雪の結晶は、しんしんと音を奏でているようだった。』
さて、雪深い冬の渓に伝わる龍と人ノ子の噺をしましょうか。
最終更新:2014-12-21 21:35:50
6967文字
会話率:30%