「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:39:00
36862文字
会話率:38%
バーネット公爵家の長女セレリアは、ジャレット王太子の婚約者だった。しかしセレリアの妹フランシスとジャレット王太子が、恋仲になってしまう。
王太子の強い希望により、セレリアとの婚約は白紙となり、フランシスが王太子の婚約者となる。
泣いて
詫びる妹を、大丈夫だと宥めるセレリア。
だが結婚式を目前に、フランシスは何者かによって毒殺されてしまう。
美しく愛らしい、誰をも魅了するフランシス。対して平凡な容姿で、両親からの期待も薄かったセレリア。確たる証拠もない中、皆がセレリアを疑いはじめる。その後、セレリアにフランシスの殺害は不可能だったと証明されるが、フランシスを失った苦しみから半狂乱になったジャレット王太子は、婚約破棄された腹いせに妹を殺したのだと思い込みセレリアを責め立てる。
「お前のせいでフランシスは死んだのだ!お前は呪われた公爵令嬢だ!」
王太子のこの言葉を皮切りに、皆がセレリアを呪われた公爵令嬢と噂するようになり──────
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 22:23:59
144967文字
会話率:44%
俺は、嫌われている。クラスの女子に、これでもかというぐらいに。
夢のような高校生活を送るつもりだったのに、ナイトメアにうなされる高校生活を送っていた。だがまだ甘かった。本当のナイトメアと云うものを思い知らされる事となる。
悪夢にうなされる俺
のパンツから、金髪碧眼のナイスバディの女の子が生霊となって這い出てきた。彼女は言う。私はあなたのクラスメイトだと。お前みたいな奴、見たことねえぞ。お前は何者だ。何が目的だ。彼女は答える。私の目的、それはあなたの初体験のお手伝いと。
俺の初めては幽霊に奪われるのか。
俺と幽霊の、貞操争奪戦が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:02:06
487954文字
会話率:29%
「お前とは離縁だ!俺はこのジゼルと再婚しようと思っている。とっくの昔に我が領地も立て直したし、こうなったらお前のような芋女の顔など見たくもないからな」
愛人の腰を引き寄せながら、フラナド伯爵は自らの妻に冷たく言い放った。
落ちぶれ
ていたフラナド伯爵家は、三年前に嫁してきた現伯爵夫人の領地経営のもと、右肩上がりに持ち直した。
その伯爵夫人こそ、離縁をまさに今言い渡されているメリアーナである。
過去の離縁まで指摘され、"芋女"、"みすぼらしい"、"実家が太いだけで何の長所も無い"と夫は言う。
「確かにわたくしは二度ほど侯爵家に出戻ってはいますけれど……」
領地を豊かにするのが趣味な女性の、三度目の離縁の顛末はいかに──
全六話。前半は糖度が低いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:32:45
13121文字
会話率:23%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:11:11
574354文字
会話率:38%
「私は守られたくないの。誰かを守りたいなら他を当たって」
「いやそれだと意味ないだろ! 俺はお前だから、守りたいのであって、」
魔法使いであり冒険者であるティアは可愛らしい容姿のせいか、守ってやるとよく男が言い寄ってくる。馴染みのフレッドに
もパーティ所属の勧誘を度々受けていて辟易していたところだった。
そんなとき、見慣れない男に声をかけられる。
「──じゃあさ、おれを守ってくれない?」
言われ慣れない言葉に驚いたティアは思わず頷いてしまって……。
人に守られたくない強情なティアが素直に好意を受け取れるようになるまで。ハッピーエンド。
設定ゆるゆる、恋愛要素薄め? の予定です。
よろしくお願いします(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:35:17
48076文字
会話率:49%
「お前との婚約は、ここで破棄することとする!」
ざわついた舞踏会で、俺はとうとう言ってやった。
婚約者であるパッとしない公爵令嬢より、素直でかわいい男爵令嬢のほうがいい。
ハロルド王子殿下が婚約者ミリタリアに婚約破棄を突きつけた結果とは…
…?
見ようによってはハッピーエンド。ひねくれたざまぁ要素あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 10:40:00
4867文字
会話率:34%
「何よ! 顔だけの男のくせに!」
「なんだと! そういうお前は家柄だけの女だろうが!」
顔を合わせれば喧嘩腰。公爵令嬢ジュリエッタとその婚約者テオの仲は悪い。
しかし婚約破棄はしない。
テオの美貌はジュリエッタの好みそのものであり、テオは公
爵家の後ろ盾がなんとしても欲しかったから。
あまりの美貌につっけんどんな態度になってしまうジュリエッタといつも不機嫌そうなジュリエッタに苛々するテオ。
いがみ合う婚約中の二人が結婚するまで。
誤解が解けてハッピーエンド。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 12:49:52
11031文字
会話率:36%
春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。
摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。
春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。悪なる者と善なる者の
区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめていた。
春も未だ遠き日、野良犬は旅立った。
世界を知るために、好奇心を満たすために、そして己が死を覆すために。俺は運命の駒じゃない、俺は俺だと遠吠えを謳いながら野良犬は世界を駆け抜けた。
時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!
舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。
これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!
お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!
野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った閣下を、そして己が身を、お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。
春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:08:09
2023407文字
会話率:51%
私の名はカッセル・アレサンドロ、恥ずかしながら大賢者などと呼ばれているが職業は冒険者だ。年齢は27になる。
私の所属する冒険者チーム『剣王の集い』は公国を中心に東西南北と大冒険の日々を送っている。これが中々に刺激的な日々だ。
冒険
者は危険と隣り合わせのハードボイルドな職業だが幼い頃に憧れた絵本のような大冒険の対価としては悪くない。
今宵はリーダーのアリエルから大事な話があると言って酒場に呼び出されている。ふっ、次の仕事もリスキーな香りがしている。
意気揚々と酒場へと入った私を待っていたのは三人のチームメンバーだった。
お…お前達どうしてそんな冷たい目をするんだ? アリエル説明してくれ、これはいったいどういう事なんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 12:00:00
4754文字
会話率:56%
「お前にはパーティーから抜けてもらう」
勇者パーティーから追放された魔術師、ルーファス。
しかし、彼の心は晴れやかだった。
追放されたことにより、好きな魔術を好き放題使えるようになったのだから。
故郷に帰ったルーファスは最愛の妹、ティナ、
幼馴染みのセラフィと再び冒険者を始める。
ギルドカードを更新したらなぜかSランク?
しかも、勇者たちが持っていた加護が全部ついている?
そう、彼こそが勇者パーティーの真の実力者だったのだ。
何かの不具合だろう、と特に気にせずにルーファス。急に龍が襲ってきたのでブッ飛ばしたら仲間になったり、ダンジョンの裏ボス倒したら超激レアアイテムゲット出来たりと楽しく冒険者生活を送っていた。
一方、主戦力を追放して弱体化してしまった勇者パーティーは賢者と名乗る女性を迎い入れる。しかし、彼女の加入によりパーティー内の人間関係が悪化していき徐々に崩壊していった。
※カクヨムでも投稿させていただいています。
※過去に別名義で書いていた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:00:00
39397文字
会話率:34%
不死の魔術師ルドルフと魔術師志願の少女セラ。
「リッチさんに学びたいんです!」
ダンジョンに引き籠っていたところを冒険者に襲撃されたリッチは、どこにも行き場のない少女を弟子にする羽目となる。
かつてともに世界を救ったエルフからのゴリ押
しゆえだ。リッチキングを倒す神子として育てろと言う。理由は面白そうな子だから。何を言っているんだ。
「お前なぁ、他人事だと思って」
やがて抵抗空しく言いくるめられたルドルフは、セラとともに安住の地を求めて未踏のダンジョン深層へと一歩を踏み出す。それは弟子の異才にひたすら驚く日々の始まりでもあった――
魔術と育成と冒険の人外ファンタジー。
===
一日一話投稿。
カクヨムにも同じ作品名で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:00:00
425676文字
会話率:37%
「お前を愛することはない!」
「ああっ、傷つきました。療養しないといけません!(棒)」
王族に目を付けられた主人公のエリザベス・アーネスト。婚約者の酷い言葉に傷心(?)した彼女は、猫カフェ作りに全力疾走。
その辺で拾った猫(魔獣)が何故
か強すぎて、猫カフェ『モフモフ王国』が難攻不落のヤバい国扱いに……。彼女からすれば、こんな可愛いのにヤバいという評価をされて、とても心外。気分も侵害。
今日もモフモフ王国は元気に営業中!
※カクヨム、ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 05:16:30
36156文字
会話率:64%
「結婚はするが、お前を愛することはない!」
そう言われたショックで前世の記憶を取り戻したエリザベス・アーネスト。『ドリーム・リアル・ファンタジー』という乙女ゲームの悪役令嬢である彼女は、どうせ婚約破棄されるならと、自ら婚約破棄を突きつけて
我が道を行く。
付きまとう元婚約者と浮気相手をあしらいつつ、念願の猫カフェ『もふもふ王国』を開いたところ、諜報員や軍人の人たち、冒険者、果ては元婚約者パーティーまでご来店。スペシャルな猫(魔獣)たちが精一杯のおもてなしをしてくれる癒しスペース、のはずだったけど、なぜか難攻不落の要塞とか魔王城とか言われてます!
※なろう、ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:22:25
39489文字
会話率:63%
ブラック企業に勤める二階堂悠里は、ある日会社帰りにトラックに轢かれたことで、神様に会うことになった。
とても運が悪い彼は、しかし、同時にとても身体が頑丈だった。そのため、トラックに轢かれたにも関わらず死んだわけではなかった。
それじゃあ、
なぜ神様に呼ばれたかと言えば……。
「二階堂悠里よ。お前は聖女として異世界グロウワーズに行くのだ」
それは異世界からの聖女召喚に選ばれたせいだった。男なのに女にされて異世界へと送られた彼に与えられた特典は『聖女(称号)』のみ。
名ばかり聖女とされた悠里は、平穏無事に聖女を辞めて、退職金でスローライフな余生を目指す。
しかし、大司教であるロベルトや王太子であるカイルをはじめ多くの人たちから何故か絡まれるようになってしまう。
聖女ユーリは彼らの魔の手をくぐりぬけ、無事に退職金を手にしてスローライフを送ることができるのだろうか?
※なろう、カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにて投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 17:30:00
46051文字
会話率:70%
ニナは魔女の師匠に「もうお前に教えられることはない。魔女として成長するために、今後は都会に住んで人と触れ合いなさい」と言われて村を出た。
首都に出て師匠が顧客に貰ったという小さなお城で暮らし始めたニナの前に、その城の正当な相続人であるレクス
が現れる。
ニナと学者レクスは、契約を交わして二人で古城暮らしを始めるが、そこに五歳の男の子フレッドも加わることになった。
ニナ、レクス、フレッドにはそれぞれ目標と悩みがあり、穏やかな古城での生活にも、ときおり小さな波風が立つ。
没落していく貴族、台頭するニューマネーと呼ばれる平民、絶滅寸前の魔法使い。
近代化の波が押し寄せているエルノーブル国。様々な立場の人間が入り乱れている首都パロムシティ。パロムシティの外れに立つ古城。
そんな古城で暮らす三人の、一見静かで穏やかな日々のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 04:24:38
219794文字
会話率:51%
「今日から俺がお前のボディガードだ」
そう言われてしまった私は両親が経営するADグループと言う日本屈指の会社で沢山の会社を保有する会長と社長の両親の下に生まれ高校三年生の時に黒ずくめの集団に襲われている所を同級生のとある男の子に助けてもらい
その子とは実は二年前にも助けてくれた男の子でその時とは見間違えるくらいの変わりようだった。
そんな同じ学校で同い年の男の子にボディガードとして守ってもらう事になってしまったが実は男の子にも色んな過去があった。
そんなどこぞの漫画展開だよとか思ってしまうがこれは私が体験したとても濃い高校最後の半年間の出来事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 02:37:23
185144文字
会話率:77%
幼い頃から親しかった友人と結成したパーティ。
しかし冒険を共にする間にとうとう気づかれてしまう。
「お前、弱くね?」
パーティを追放されてしまった主人公「コーラル・リーフ」のその運命やいかに・・・・・・!!
最終更新:2025-06-26 00:37:15
340429文字
会話率:29%
【短いあらすじ】暴言を吐いてくる令息と婚約を結ぶのは嫌なので、兄と一緒に家出します。
【長いあらすじ】
「ニーナ! いつ見てもお前は地味だな! 同年代の麗しいご令嬢にはそろそろ婚約話の一つや二つは出ているというのにそれもない。お前は売れ残
り確定だ! 嫁の貰い手なんてないぞ!」
確かにニーナは地味だ。
だけど、単に領地が隣り合っていて、親同士が親しく交流をしているだけの関係の令息に、そんなことを言われたくはない。
しかも、婚約を結ばされるなんて冗談じゃない。
嫌だから家出をすると兄が言ったら……。
世界が、一変した。
魔法。
キラキラ。
そして兄の秘密とは。
カクヨム様にも投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:25:45
9049文字
会話率:32%
【短いあらすじ】
『真実の愛』の下僕になれ? はい、喜んで♪ 生涯かけて尽くしますっ!
【長いあらすじ】
結婚式後の初夜に、夫となるジュリオから、「俺がお前を愛することはない。この俺の心はステファニアだけのものだっ!」と告げられた猫好き転生
令嬢キアラ。
ジュリオとステファニアは愛し合いたい。
キアラはお猫様に癒されたい。
全ての希望を実現するためにキアラは唱えた。
「猫ネコはっぴーパラダイス☆」と……。
そして、ジュリオとステファニアは猫化した。
守銭奴の父、借金、迷惑な純愛……などの困難を乗り越えて、猫まみれな人生を送りたいキアラと、未来の旦那様による、猫ネコはっぴーライフ!
割と気楽な話です。
短編『結婚初夜に「俺がお前を愛することはない」と言われたので、猫カフェ始めます。ニャンか文句でもあるかしら?』の長編バージョンとなりますが、設定・内容は短編版とはかなり異なります。
カクヨム様でも登校中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:13:26
105208文字
会話率:22%
長女ジェニファー。次女ユリア。三女ザビーネ。
そのジェニファーの結婚式の最中に、新郎であるクルトは言った。
「ユリアのほうが俺の真実の愛の相手だ。今から本当の花嫁との結婚式を始めさせていただこう!」」と……。
ショックで倒れるジェニファー。
喜びクルトに抱き着くユリア。
信じられない思いでクルトとユリアを見るザビーネ。
結婚式に招待されていた第二王女フランツィスカは、
「あたくしは、ジェニファーの祝いにとやってきたの。お前などには用はないわ」と言い放ち、ジェニファーを連れて、隣国へと向かうことにした。
姉ジェニファーを追いかける、ザビーネの全力の努力と恋の物語。
*カクヨム様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 08:05:18
104898文字
会話率:27%
「お前、甘いな」
それは性格の話ではなく味の話。
雨の日に出会った少女が妖を斬り、少年の傷口から血を吸った感想である。番傘に仕込んだ刀、突然の転校、どこか感情の希薄な少女、そして鬼を斬るのが目的だと言う少女と共に行動するうちに少年の心は
徐々に惹かれていく。
一緒に過ごすうちに少女の生い立ちを知り、彼女が迎えるべき運命の選択を迫られることになる。
古来より日本に存在する妖怪や幽霊などの存在を斬る少女と平凡であったはずの少年が雨の中出会い始まる物語。
〇人物紹介
少年……藍鞣 壮介(あいなめ そうすけ)
少女……神坂 柊依(かみさか ひより)
この二人を中心にして進むいわゆるボーイミーツガールもの。現在日本を舞台に潜む妖を斬るホラーアクション。
三年前に書き溜めていたものを手直ししながら投稿していますので、投稿間隔は長くなると思いますがなるべく週一で投稿できるようには努力します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:08:32
11144文字
会話率:33%
2✕✕✕年、人間とアンドロイドが共存し始めた世の中。妹が欲しい天才高校生「梅咲 虎雄」は理想の妹を作る為2年の歳月をかけてアンドロイドを作りあげる。
彼の天才的頭脳から生み出された最新のアンドロイド「心春」を起動するとき運命は動き出す。
お前は俺で、俺はお前の予定だったものに?
元に戻りたい虎雄は天然AIが引き起こすトラブルを解決しつつ元に戻れるか?
心春と虎雄はどこへいく!?
カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 20:11:18
453164文字
会話率:43%
子どもの頃、テレビCMで見た艶やかな黒い靴に、私は目を奪われた。「いつか自分でこんな靴を作りたい」――そう思った瞬間、裕福な家族は私の夢を一蹴した。「勉強に集中しろ、代々続く金融会社を継ぐのがお前の役目だ」と。
しかしある日、街を歩いてい
ると、目を引くゲーム広告が掲示板に貼られていた。調べてみると、『VRMMO: DREAM of WORLD』という世界中で数百万人がプレイするゲームでは、強力なモンスター、パーティーでの冒険、多様な種族、高度なAIのNPC……そして何より、「無限に広がる職業選択」が可能だと知った。
ならば、このゲームで靴職人になろう。
――私は、このゲームが自分の運命を変えることになるなんて、まだ知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:50:12
48202文字
会話率:25%
赤司大牙がひとりでグラウンドの隅に立っていたのは、春の終わりの夕暮れだった。
部活が終わった放課後だった。彼はひとり黙々と壁に向かってボールを投げていた。
フォームはひどかった。軸足が流れ、リリースも甘い。投げた球はたいてい浮い
て、ガシャンと鈍い音を立ててフェンスに当たった。
――それでも、大牙は毎日投げていた。誰に褒められるわけでもなく、誰かに見せるでもなく。
「おい」
そんな彼に、ある日声をかけたのが――遠野青葉だった。
制服のスカートに、だるそうに肩を落としたカバン。耳にはいくつものピアス。ぱっと見で「関わるな」と言わんばかりの空気を纏っていた彼女が、唐突に、芝の上に座りこんだ。
「お前、それじゃ肩ぶっ壊れるぞ」
第一声がそれだった。
大牙は驚いて振り返る。誰だ、この怖そうな人は――と一瞬思ったが、彼女はすでにボールを拾い上げ、勝手に構えを指導してきた。
「リリースポイント高すぎ。そんなんじゃスライダーもまともに曲がんねえし、インハイ抜けるだろ」
「……なんでわかるんだよ」
「うちの親父、元プロだからな。……まあ、クビになってからはロクなもんじゃなかったけど」
その日からだった。
最初は半信半疑で彼女のアドバイスを受け入れ、何度かキャッチボールをするようになり――気づけば、それが日課になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:47:15
25460文字
会話率:21%
「最強ヒーラー、やることは闇医者です!」
「お前……死ぬぞ?」
「そ、そんなこと言われても!! こっちは盗賊に斬られて瀕死なんだよ!」
「ま、命が惜しいなら治してやるけど。金はある?」
「た、高い!!」
「命の値段としては安いほうでしょ?
てかイケメンなら割引するけど?」
医学の勉強についていけず、夢を諦めかけていた元医学生が異世界転生!
しかも最強の「治癒魔法」スキル持ち。……だが、それ以外はからっきし!?
医者になれなかった彼女が目指したのは、 金とイケメンのために働く闇医者 だった!
「いいのよ、私は“善意”でやってるんじゃない。これは立派な“商売”なんだから!」
だが、そんな彼女の前に現れたのは、 「死の呪い」を受けたダークエルフの美少女。
「……お前の力で、私の命を繋げ」
「うわ、なにその絶望系美少女! ……え、イケメンじゃないけど割引しろって? む、むしろ追加料金では?」
こうして始まる、異世界“闇医療”ライフ! 命の価値を巡る冒険が今、幕を開ける——!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:47:51
876906文字
会話率:29%
「俺、未来から来たんだぜ?」
「何それ…」
「俺とお前は永遠の親友。って言っても、可能性のひとつだけどな?」
菅野拓也はへんなやつだった。
出会った時から、まるで昔から知り合ってたみたいに絡んでくるやつだった。
俺
たちは同じ町の、違う地区に住んでいる子供だった。
中学生になるタイミングで同じ学校になり、クラスも同じになった。
拓也は野球が好きだった。
いつかプロ野球選手になるんだって夢見てて、そのために“過去に戻ってきたんだ”って、息巻いてた。
「俺さ、人生をやり直したいんだ。未来じゃお前を殺しちまったけど、この世界じゃ、絶対にそんなことしないから」
「俺を殺した!?」
「ハハッ。まあ笑えない話なんだが、一応言っておく。俺はお前を殺した罪で指名手配になって、逃亡中に死んだ」
「はあ??」
「まあ、大丈夫だ。こっちの世界じゃ、なんの関係もないことだから」
俺を殺した?
最初聞いた時、頭おかしいなって思った。
信じるつもりはなかったし、それは今もだ。
拓也はどこか、他のことは違ってた。
どこか別世界にいるようで、他の子にはない明るさを持ってて。
いつも笑顔を絶やさないやつだった。
いつも、人一倍努力してるやつだった。
拓也の訃報を聞いた時、俺はどうすればいいかわからなかった。
かつて同じグラウンドにいたあの頃のことを思い出して、夏の終わりに蝉時雨が、町のどこかに響いてて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 02:47:16
716文字
会話率:28%
侯爵令嬢のセレナ=アルヴェリスは、王太子との婚約を突然破棄された。
理由は「平民の転生聖女ミリアンヌとの不仲」――冤罪である。
「お前のような悪女は、王都から出て行け!」
そう罵ったのは、かつて信じていた婚約者と、友人たちだった。
行き
場を失い追放されたセレナがたどり着いたのは、神々が眠ると言われる古代遺跡。
そこで彼女は、七柱の神から祝福を受ける。
──〈全属性魔法適性〉
──〈神聖創造〉
──〈天上の血統〉
セレナは、神々に選ばれし最強の魔導姫へと生まれ変わる。
そして一年後。
滅びかけた王国が、かつて追放した「悪役令嬢」に土下座してくるなんて――
「ふふっ……いまさら跪いても、許すとは言っていませんわよ?」
これは、すべてを奪われた令嬢が、世界すら手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:44:58
42148文字
会話率:34%
高校三年生の三国には、深刻な悩みがあった。
それは、生まれながらの幼馴染であり、ストーカーでもある鈴美を除いて、友人が一人もいないこと。
もっとも、三国はもともと孤独とは無縁の人間で、かつては友人に囲まれた学校生活を送っていた。
しかし、
二年前のある時期を境に突然、なぜか友人たちが次々と三国のもとを離れていったのである。
それからというもの、三国は周囲から徐々に避けられるようになり、それ以降、新たな友人は一人もできていない。
しかもその”距離”は学校だけにとどまらず、どこへ行っても周囲の人から薄っすらと避けられているような感覚がつきまとい、まるで社会全体が三国という存在を疎んでいるようだった。
そして二年が経った今も、その理由は分からないまま。
三国は日々、孤独への苛立ちと、かつての青春の日々への執着を胸に抱きながら、ただ鈴美との関係だけを頼りに、高校生活をなんとかやり過ごしていた。
そんなある日、三国と鈴美の前に、一人の謎めいた女性が現れる。
自らを退魔師と名乗る彼女は、三国に「異変探し」という怪しげな仕事の手伝いを持ちかけてくる。
鈴美に諭され、依頼を断ろうとした三国だったが、去り際にその女性が放った一言が、三国の心を強く突き動かすこととなる。
「異変探しを手伝えば、お前に人が寄り付かない理由を教えてやるぜ?」
彼女は不気味に笑った。
※全20話予定・毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:38:18
83300文字
会話率:37%
シルバーフェニックス族は美しい銀髪とグリーンの瞳を持ち、緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していた。彼らのことは、物語に出てくる架空の種族として人間の間で語り継がれるに過ぎなかった。ある事件が起こるまでは……。事の発端は、とある山奥で見付
かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。彼らの本来の姿を見た人間は美しい容姿をコレクションし始めるが、幽閉された彼らが餓死し始め、そして、彼らがいなくなった土地が砂漠化していく。非人道的な行いと環境の変化を止めるため、彼らの保護団体PFSが発足された。ある日、救出メンバーのキラがとある幽閉先に潜り込むと、シルバーフェニックスの女の子の隣に正体不明の男が閉じ込められていて「お前、何者だ?」と聞いて聞くる。「あんたこそ何者よ」そのあと同じ状況で再び対面する二人。男の正体は。二人の関係はこれからどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:54:52
674311文字
会話率:76%
【あらすじ】
1000年という長い歴史を持つ名門魔法学校、ヴァラール魔法学院。
最高峰の教育機関と名高いこの学院には、創立当初から数々の問題を起こす悪い魔女がいた。
彼女の名前はユフィーリア・エイクトベル。
学院の用務員として勤務
し、面白いことや楽しいことをこよなく愛し、悪戯や問題行動に勤しみ、星の数ほど存在する魔法を自在に操る大天才である。
記念すべき1000度目の入学式をぶち壊し、給料の7割減額を言い渡されても反省の兆しが見えない彼女は、次なる面白さを求めて神々にしか許されない大魔法『異世界召喚魔法』に挑戦する。
用務員の部下であるエドワード、ハルア、アイゼルネと協力して儀式を執り行うのだが……?
「……ここはどこだ?」
「ここ? お前にとっての異世界」
叔父夫婦から虐待を受けて育った異世界人、ショウを新たな用務員の部下に加えて、学院長にメイド服を着せたり、貴重な素材を無断で使ってメイド服を仕立てたり、食い逃げして捕まったり、学院を火事にしたり大暴れ!
悪戯しては怒られて、時に世界を騒然とさせる事件まで起こったり、ヴァラール魔法学院は今日も大波乱の予感。
「ユフィーリア、君って魔女は!!」
「悪い悪い」
魔法と笑いとちょっぴりシリアスなドタバタ魔法学院ラヴコメディー、開幕!
さて、今日の事件は一体何?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:24:10
3266194文字
会話率:49%
名門魔法学校を舞台に問題児と呼ばれる用務員と、異世界からやってきた少年がわちゃわちゃと問題を起こして楽しく過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
今日はハルアの誕生日。
今年のイベントは何かと楽しみだったハルアだが、
「ハル、お前に
は死んでもらう」
「何でぇ!?」
急に言い渡された死刑宣告!?
彼の身に一体何が!?
ハルアの誕生日は波乱の予感!
ユフィーリアが送る誕生日プレゼントとは一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 23:00:53
5677文字
会話率:45%
名門魔法学校を舞台に問題児と呼ばれる用務員と異世界から召喚された少年が、毎回問題を起こしながら楽しく過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
家族を殺害され、故郷を追放された10歳のエドワードは今日が誕生日。
同居人の魔女は魔法の練習
に明け暮れるあまり色々なものを爆発させ、誕生日なんてそっちのけでいつもの日常が始まるかと思っていたのだが……?
「出かける。お前も来い」
「どこに?」
普段は図書館に引きこもってばかりの魔女が外出宣言?
彼女が向かった先は一体?
本編では語られないユフィーリアとエドワードの過去、その一幕が明かされる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 23:14:05
8365文字
会話率:41%