王太子妃となったディートリンデは、結婚初夜に夫であるジークフリード様から「お前を決して愛することはない」と言われる。
失意に暮れたデイートリンデは、かねてより大好きだった可愛い女の子の笑顔を愛でるため、平民から『侍女見習い』を募集する。
そ
れが国を揺るがし、ジークフリードのと関係性を大きく変えるとは思わずに……
これは見た目からキツく思われがちの王太子妃ディートリンデが、ジークフリードに拒絶されたことから推し活をはじめて幸せを掴む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:39:25
15714文字
会話率:24%
我が一族の家業をお忘れですか?代々諜報に関わっているのですよ。
本日はお見合いではなく、御両親からの依頼で幼馴染のあなたに報告書を届けに参りましたのよ!!
魅了されてる場合ではありませんよ!しっかりして下さいな!!
最終更新:2024-05-07 19:46:35
4773文字
会話率:34%
「お前を愛することはない」
そう冷たく言い捨てる目の前の美丈夫、わたくしの大好きなリヒト様。
リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
この婚約が政略婚的なものだというのは重々承知している。
そもそも、成り上がりの男爵家の令嬢程度の
わたくしが、若くして侯爵位を継いだリヒトさまのお相手に選ばれるなんて普通だったらありえる話ではない。
お金で爵位を買ったと蔑まされているレイニーウッド男爵家はそれこそほんとうにお金だけはある家で、歴史あるリーエールシュタイン家を支えるためにと、リヒト様の後見人であるロックマイヤー公爵様の口添えのおかげでこうして彼のパートナーとなるべく婚約式にまでこぎつけた、のだけれど。
やっぱり彼、リヒト様はそれを快くは思ってくださらなかったみたい。
わたくしはリヒト様が大好きだ。
それこそ、生まれる前から好きだ。
最初にこのマギアクエストの、私が大好きだったゲームの世界に生まれてきたと理解した時には歓喜したものだ。
あのリヒト様に会えるかもしれない。
お近くで一目見る事ができるかも、そう思うだけで幸せだった。
私の最推し、薄幸の美少年、リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
若くして両親を事故で亡くし、愛を知らずに育った少年。リヒト様。
悪いおじさんにお家を乗っ取られそうになったところでロックマイヤー公爵に助けられて、侯爵となった彼。
そのどことなく影を背負った姿に、私はメロメロになって。
そんな彼、ゲームのヒロインの男爵令嬢のことを憎からず思っていたけれどなかなか恋にまで発展しない、というジレジレキャラで、私もけっこう攻略に苦労した記憶が残ってた。
このルートのヒロインは、男爵令嬢という情報しかない、そんなキャラだ。
マギアクエストは自キャラの名前も容姿も全部自分で決められる。
私は雨森亜里沙という本名をもじって、アリティシア・レイニーウッドって名前でゲームをしていたから……。
てっきり自分の事をヒロインだって思い込んでいたのだ。
でも。こうしてやっと婚約者にまでになれて喜びすぎて肝心の彼の気持ち、好感度も含めて、考える事ができなくなっていた。
なのに、ほんと、どうしよう。
彼の人生を狂わせてしまうような真似、したくない。
だったら……。
もうわたくしにできる方法はたった一つしか、思い浮かびませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:36:58
6038文字
会話率:18%
リリアン・ナフティ・ヴァーヴェリア、クロークス公爵家の長女であり、王太子の婚約者だ。
とある小説で登場するキャラクターで、悪役令嬢だ。
王太子から「お前を愛することはない」と言われ、ムキになって王太子を振り向かせようとするが、その行動
が裏目に出てしまい、婚約破棄され修道院送られることになる少女。
そんな悪役令嬢に転生した主人公が、逆に王太子に対して「貴方を愛することはありませんわ」と言ってしまったお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 11:29:57
6843文字
会話率:23%
ヴァイオレットは十歳の時に両親を事故で亡くしたショックで前世を思い出した。次期マクスター伯爵であったヴァイオレットだが、まだ十歳ということで父の弟である叔父がヴァイオレットが十八歳になるまでの代理として爵位を継ぐことになる。しかし叔父はヴ
ァイオレットが十七歳の時に縁談を取り付け家から追い出してしまう。その縁談の相手は平民の恋人がいる侯爵家の嫡男だった。
「俺はお前を愛することはない!」
初夜にそう宣言した旦那様にヴァイオレットは思った。
(この家も長くはもたないわね)
貴族同士の結婚は簡単には離婚することができない。だけど離婚できる方法はもちろんある。それが三年の白い結婚だ。
ヴァイオレットは結婚初日に白い結婚でさっさと離婚し、この家から出ていくと決めたのだった。
※1~3話は短編と同じで4話からが連載です
※恋愛要素薄目です
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:24:37
44955文字
会話率:68%
ヴァイオレットは十歳の時に両親を事故で亡くしたショックで前世を思い出した。次期マクスター伯爵であったヴァイオレットだが、まだ十歳ということで父の弟である叔父がヴァイオレットが十八歳になるまでの代理として爵位を継ぐことになる。しかし叔父は
ヴァイオレットが十七歳の時に縁談を取り付け家から追い出してしまう。その縁談の相手は平民の恋人がいる侯爵家の嫡男だった。
「俺はお前を愛することはない!」
初夜にそう宣言した旦那様にヴァイオレットは思った。
(この家も長くはもたないわね)
貴族同士の結婚は簡単には離婚することができない。だけど離婚できる方法はもちろんある。それが三年の白い結婚だ。
ヴァイオレットは結婚初日に白い結婚でさっさと離婚し、この家から出ていくと決めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:18:08
5710文字
会話率:60%
「お前を愛することはない」エラン王弟殿下は、結婚初夜にそう言いました。
彼は学園の頃から愛する人がいたらしく、しかしその方は身分違いで結婚が難しいとのこと。
公爵令嬢との婚約を破棄してまで、その人を選んだというのに……お気の毒な方。
それはそれとして、大公の末の娘のくせして貴族学園に行かず、魔導学園に入って研究研鑽三昧だった私。
急に降ってわいた王族との結婚生活なんて、興味はまったくないのです。
しかも務めは果たさなくていいと。なんて素晴らしい。
ところが。権力使って魔法省の職員の座を維持したまま、私は自由な生活を堪能し……今、身の破滅の危機にある。
夫のエラン、人を殺して魔石を取り出す非道な所業に手を出していました。このままでは私、断頭台に直行です。
しかも王弟エランを売ろうとしたら逃げられました。まずい、後がありません。
そんな私に、末の王妹殿下レン様が囁きました。
「わたくしを処刑し、民の怒りを鎮めなさい」
…………できません。
私は――――――――自らの手で、革命を起こすことにしました。
ずっと共に歩んでくれた、レン様をお守りするために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
15416文字
会話率:28%
伯爵家令嬢のアンナは「お前を愛することはない」と初めて会った婚約者に言われて、気を失ってまったのは五歳の時。
その時、前世の記憶を思い出したアンナはこんどこそ幸せになろうと思う。
あらためて会った婚約者はすっかり雰囲気が変わっていて……。
前世、火あぶりにされた魔女だった令嬢が婚約者と愛を育み、幸せになる話。
ヒロインとヒーロー、それぞれの視点あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 07:10:00
14496文字
会話率:36%
結婚初夜に“お前を愛することはない”と言われたシャーリー。
いや、おたくの子爵家の負債事業を買い取る契約結婚なのですが、と言うこともなく、契約条項を詰めていく。
どんな契約よりも強いという誓約魔法を使って全てを取り決めた5年後……。
最終更新:2024-03-25 15:21:44
3143文字
会話率:64%
「君を愛することはできない」
と婚約者殿が言い出した。
うん。結婚前のまだ十分に余裕のある時期に言い出してくれてありがとう!
では、今後の方策を考えましょう。
ーーー
気の迷いで、乙女ゲームものヒロイン的な男爵令嬢にフワフワしちゃった宰相の
息子と、そのしっかりものだけど恋愛面はどこかズレてる婚約者のお話。(翼獅子はこのイケメンな女の子の方の家の家紋です)
突拍子もないことを言い出した彼のハッピーエンドのために、彼女が万全の対策をうったら……え?あっちもこっちも恋愛が成就? "悪役令嬢"も発生前に解決?
恋愛下手なハイスペックトンチキ達の恋愛成就ストーリーです!
ーーー
短編「「お前を愛することはできない」と婚約者殿に断言されました。早期のご通達に感謝します」
https://ncode.syosetu.com/n8992io/
をベースにエピソード追加しています。初見の方はもちろんこれだけで問題なし!御用とお急ぎでない方はよってらっしゃいみてらっしゃい。
円満解決。ハッピーエンドましまし!
(ざまぁ系ではありません)
主人公とそのお友達の恋愛短編集。
お気楽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 19:00:00
48716文字
会話率:53%
「お前を愛することはできない」と我が婚約者殿が言い出した。
うん。結婚後に言い出さず、まだ十分に余裕のある時期に言い出してくれてありがとう!
では、今後の方策を考えましょう。
ーーー
乙女ゲーム(悪役令嬢)ものの宰相の息子ポジの婚約者がヒ
ロインです。
相手が早めにトンチキなことを言い出したせいで、彼のハッピーエンドのために万全の対策をうったら、悪役令嬢展開にすらならなかったという話です。("悪役令嬢"タグつけれません)
変なヒロインですが、生暖かい目で見てやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 19:00:00
11107文字
会話率:61%
初夜で失敗しないようにしましょうっていう奴。
有名な
『お前を愛することはない』
というセリフを、おちょくってみました♪~(´ε`)
他サイトでも公開。
1頁毎読み切り仕様。多分。
最終更新:2024-03-22 12:00:00
6312文字
会話率:25%
大人しい性格でドアマットだったレダは、婚約者であるハティスに舐められていた。それはもう、結婚前だというのに「お前を愛することはない」などという愚かな発言を何度も許してしまう程に。だが、何度目かのその発言のさなか、レダは突然前世を思い出す。前
世では、育児と仕事に邁進している間に夫が浮気をしていた。勿論慰謝料を勝ち取ったが。そんな前世を思い出した主人公は、前世の性格が強くなり婚約者を捨てることに。さてあとは、レダを不幸にしてくれていた家族や使用人も詰めていくか、と帰る途中、まさかの公爵家当主が求婚をしてくることに?!堅物公爵と聞いていたけど、なんだかグイグイくるし、これはまさか……溺愛では?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 08:00:00
84861文字
会話率:46%
「お前を愛することはない!」と初夜で言われた伯爵夫人の話です。見事に復讐を果たします(たぶん)。年末年始のお休みのお暇つぶしになれば幸いです。
最終更新:2024-01-06 06:00:00
8601文字
会話率:25%
ヘタレな国王が王妃に口撃されて撃沈する話。
テンプレを桜月がこね回すとこうなります。
最終更新:2023-12-17 08:00:00
6274文字
会話率:43%
「お前を一生愛することも、抱く気も更々ない」
夫パトリックに冷たく言われたクラッカは、それっきり一度も帰ってこない夫を待っていた。
だが一年後、夫の正妻だと名乗る女性サラが現れ、クラッカは彼女から衝撃的な言葉を投げつけられ、邸から追い出され
る。
愛想をつかした夫とも離婚し、彼がいるという"ある場所"を訪れた先で墓守の青年と出会いーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 20:25:39
10360文字
会話率:48%
幸せな結婚を夢見ていた伯爵家の令嬢リズ・オルブライトは、一度目の結婚で、旦那であるグレイン伯爵から不当な扱いを受けた挙句に、離婚を言い渡されてしまう。
悲しみに打ちひしがれるリズの下に、縁談の便りが届く。
しかし、その相手は血も涙も
ない戦闘狂との噂の辺境伯エラルド・ローレンツだった。
オルブライト家存続のためにエラルドの下を訪れたリズだったが、開口一番で「私がお前を愛することは決してあり得ない」と告げられた上、この縁談が『契約結婚』であることを知らされる。
二度目の結婚でも「幸せになれない」と悟るリズだったが、いつまでもくよくよしていられないと、得意の『錬金術』で領地改革を行ったり、一度目の結婚で学んだスキルで栄養満点の料理を作ったりと、自分を拾ってくれた旦那様に精一杯尽くそうとするリズ。
そんなリズを見て、最初は冷たかったエラルドだったが、次第に彼女の純粋さやひたむきさに惹かれるようになり……?
これは結婚に一度失敗した少女が、それでもひたむきに頑張って、夢にまで見た愛する人との幸せな結婚生活を手に入れる。
――そんな愛の軌跡の物語。
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※本作は約30,000字で一度完結予定です。
※毎日12:00に更新します。
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 12:00:00
22570文字
会話率:28%
推理小説という新しいジャンルが流行している今日この頃、婚約が決まった。子爵様の嫡男ということで、男爵家の娘である私が嫁ぐにはラッキーなのかもしれないけれど、婚約者様には恋仲の女性がいるらしい。そんな婚約者様がおっしゃるには。
最終更新:2023-10-15 00:00:00
15681文字
会話率:19%
「俺がお前を愛することは、この先決してない。結婚は嫡子の義務でしたまでだ、期待など一切するな!」
初夜に夫から面と向かって言い放たれた、一応その妻のはずのクラリッサ。普通の令嬢なら泣くか怒るかするところだが、彼女がしたのはそのどちらでも
なかった。
※シチュエーション、使っている単語などを考えて、念のためR15にしてあります。直接的な表現はありませんので、その辺りはご安心ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 22:14:29
4667文字
会話率:51%
シュヘラ・ロプノールは砂漠の国の姫だが、冷遇を受けていた。
よって東方の帝国皇帝が砂漠の国に親征し、シュヘラの父である国王がすぐに降伏した時、彼女は貢物として、あるいは人質として帝国の後宮に送り出されることとなった。
「貴女には嬪では
なく妃となって貰います。そして帝国風への改名を、今後は朱妃と名乗られますよう」
シュヘラを迎えに来た美丈夫の官吏、癸氏はそう告げた。
「な、なぜですか! 分不相応というものです!」
元々、親征で集められた異国の姫たちは序列三位の嬪の位が与えられる筈だったが、シュヘラのみ序列二位の妃とされたのだ。
だがシュヘラの反論は勅命の一言で封殺された。
こうしてシュヘラ改め朱妃は、後宮の陰謀劇に巻き込まれることとなる。その役割も分からぬままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 21:40:54
143618文字
会話率:36%
聖女と婚姻を結ばなかった方の王子と結婚するように。
そんな無理な王命を受けていたアメリアは、その通りに聖女と結ばれなかった第一王子と婚姻をする。
けれど、その夜アメリアはその王子に「お前を愛することはない」と宣言されてしまって。
さすがにそ
れはないと逃げ出すアメリアの短いお話です。
「お前を愛することはない」で始まる話を書いてみたかった感じの短編です。元鞘ではなく別にヒーローがいるタイプのお話です。
ざまあはあまり言及していません。そういうのを求める人はブラウザバックでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 17:46:58
8242文字
会話率:14%
トマシンは伯爵家の令嬢。平民の愛人と結婚したいスノードン侯爵は、おとなしそうな令嬢トマシンと偽装結婚を謀る。そしてトマシンに派手好き、遊び好きとうわさを立てて、気の毒な夫として同情を集めようとした。これで浮気もしたい放題。何ならトマシンの有
責離婚で、あわよくば愛人と再婚したい。有責の証拠のためにトマシンが連れていかれた娼館で、トマシンは美しい宝石のようなイケメンに出会う。「イケメン、危険」美人でも人目を惹くわけでもないトマシンは用心するが、イケメンの方が引っ付いてきた?「ねえねえ、復讐しようよ~」これは、イケメン主導による、トマシンの予期せぬザマァ&シンデレラストーリー。
甘々?は後半です。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 19:50:54
57560文字
会話率:46%