名取海は厨二病を拗らせた根暗で卑屈でうだつの上がらないぼっちだ。
特段仲のいい同性の友人はいないが裕福で温厚な家族がいるだけで満足な日々を過ごす。
その日は推しの新人Vtuberの生配信を見るため早目に帰宅…のはずが突然謎の光に包まれて意
識を失う。次に目を覚ますと【ダンジョン】の中に居た。
恐怖よりも好奇心が優った海は己が手に入れた唯一のスキルを確認がてら使ってみた。
「【焔〈黒〉】。わかんないけどなんかかっこいい。えっと、“焔よ彼の地を焦土とかせ!”とか言ったら何か出たりして…」
短絡的な考えのもと【ダンジョン】。それも【超難関ダンジョン】は音を立てずに消滅。
“《探索者:ホロウ》によって【超難関ダンジョン】の一つは制覇されました”
そのアナウンスは全世界に流れ《探索者:ホロウ》という人物は時の人、また探索者の開拓者であり最先端をいく道標となった。
あの騒動から三年が経過し、世界はダンジョン一色に変わった。
そんな中勘違いが勘違いを呼び探索者ランキング全世界三年連続一位に輝いた《探索者:ホロウ》こと名取海は絶対に正体をバレないために熱狂な《ホロファン》達の視線に怯えながら過ごす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 17:24:21
58052文字
会話率:49%
あたしが近所を散策していたら、雨が降り始めた。古びた洋館の軒先で雨宿りしていると扉が開き、中へ入ってみる。空き家かと思ったのに、本が入った棚がたくさんある部屋を見付けた。でも、日本語のものはない。
背表紙が何も書かれていない本を見付けて開こ
うとした時、見覚えのある少年に声をかけられた。えっと、誰だっけ。
あたしが持ってた本を開くと、なぜかページが飛び出した。そこへ図書館の管理者でキタップと名乗る妙なじいさんが現れて……。
ここ、どこ?
全八回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 19:00:00
34812文字
会話率:36%
某日某所、そこでとある青年が帰宅途中に不運にも通り魔によって刺され絶命した。
「・・・うそ、だろ・・・?」
この言葉を最後に暗闇に彼は沈んだ。
「やあ、おはよう」
「・・・え?」
「そして、おめでとう!君は選ばれた!!」
「え、
選ばれた...?」
「そう、君は騎士に選ばれました!!」
「ええっと、最初から説明を頼む」
「そうだったそうだった・・・ココは簡単に説明すれば天国かな?」
ああ、やっぱり、自分は死んだのだと嫌でも自覚する。
この死をきっかけに彼の物語は始まった。
「雑過ぎるだろ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 02:32:50
3126文字
会話率:56%
16歳の少年"タク"は大好きなアニメ作品「魔法少女ラブチューン」が人気になってほしいと思っているが、作品のあまりのマニアックさになかなか人気は出ない。
ところがある日、大手人気配信者が配信中に「魔法少女ラブチューン」を話
題にして布教を行うと、その影響で大ブームが巻き起こり、同時にタクの感情にも変化が起き始める…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 21:07:10
8278文字
会話率:36%
「ご主人様、あらすじだそうですよ!」
「……」
「え? 物語の一番面白そうな部分を紹介しつつ、続きが気になりそうな展開まで話す……?」
「……」
「な、なんて大雑把で曖昧な指示ですか! 全くご主人様は現場の苦労ってもんを知ってください!」
「……」
「とはいえ? この? ゆうしゅー、ぷりちー、さいきょー三拍子揃った奴隷ちゃんなら? 出来ないことはありませんけども?」
「……」
「ですがねご主人様! こちとら慈善事業って訳じゃあねぇんですよ! 頑張ったらご褒美の一つや二つ、いや三つくらいあって然るべきではないでしょうか!?」
「……」
「ふ、ふふふ….今更後悔しても遅いですよご主人様! その逞しい腕は今夜、私の枕になるのです!」
「……」
「そうと決まれば、ささっとそのあらすじっての終わらせましょう。この奴隷ちゃんにかかればちょいですよちょい!」
「……」
「えーとですねぇ、この物語はぁ……え? 文字数? もう終わり!? そんなの聞いてないですよ! あ、あぁっと、えっと、わ、私とご主人様が出会ったのは……じゃなくて……ま、待ってください! あぁ! 私のうでまく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 02:42:16
18022文字
会話率:81%
【オーバーラップノベルス様より書籍化、コミカライズしております!】
神の間で『人間にチート能力を与えて異世界に送り込み、彼らの人生をショーとして楽しむ』というものが流行っていた。その一人として選ばれた神原カナタは神の不興を買ってしまい、何
の力も持たされずに最悪のダンジョン《地獄の穴》送りになってしまう。そのままカナタは成す術なく命を落とすはずであった。しかし、そこで出会った自称人間嫌いの不死者の少女、ルナエールに助けられ、彼女より自分の身を護れるようになるまで修行をつけてもらうことになる。
「師匠、そろそろ俺、強くなったんじゃ……」
「ダメです! えっと、ダンジョンの外はっ、本当に危ないところですから!」
「こ、ここより危険なんですか!?」
……これは、寂しがり屋の師匠に過剰に鍛え上げられてしまったカナタが、そうと自覚のないままに世界最強の英雄へと至る物語である。
◆本作は他サイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 19:14:52
858044文字
会話率:33%
えっと、王子が少女を囲ってたら、貴族達に目をつけれて、無理難題を押し付けられて、ぶち切れた少女が華麗に難題をクリアしていくお話?
最終更新:2023-07-24 21:08:05
24893文字
会話率:55%
お調子者の29歳サラリーマンが転生したのは、乙女ゲームの悪役令嬢のついでに断罪される攻略対象者のモブ弟。しかも脳筋。いや、そりゃあないって。
とりあえず目覚めたのは赤ん坊からなので、生き方さえ変えりゃあどうにかなるかな?
えっと、こうして、
ああして、そうして……ぐぅ……。
気が付けば眠りに落ちていて思考はまともに働かない。恐るべきは赤ん坊の体。
第二王子とはいえモブだし、誰にも注目なんてされないでしょう。どうにか幸せに穏便に、ひっそりと生きていきたいです。
でも庇護欲そそる可愛い仔犬に会っちゃった。彼女を守る為には、ちょっと頑張ろうかな。
あれ? 穏やかなモブの生活はどこいった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
261665文字
会話率:35%
私、サーシャが公爵家の次女として生まれた時、世界は厄災と呼ばれる魔物たちによって壊滅的な被害がでていた。
「あれ、私生まれたばかりなのになんでこんなに意識しっかりしているの?」
不思議に思いながらも、第二の人生では思いっきり人助けをしよ
うと思っていると、前世の私は厄災の魔女と恐れられていたことが判明。
なんと世界を危機に陥れた役で絵本デビューしているし、街では吟遊詩人が私の悪名歌っている。なんなら私を神とする邪教まであって信者までいるらしい。
絶対信者とかやばい奴らじゃん。
しかも、その暴れている魔物たちの多くは、私が前世で飼っていたペットたちだった。
「記憶があることがバレたら間違いなく殺される。なんなら前世より残虐な方法で」
私は大人しく手の届く範囲の人だけ助けて、成人したら今度こそ誰にも見つからないような田舎でモフモフに囲まれて一人畑でも耕しながら生きるんだ。
回復魔法協会とか絶対に絡まないように、目をつけられないように、転生者だってばれないように、最大限の準備と警戒をしなきゃ!
まだ赤ちゃんだけどやらなくちゃいけないことが沢山。
身を守るために魔法の練習もしなきゃだし、一人で行く抜く知識も必要になる。
そんな私の周りには、私が転生したことに気がついた厄災の魔物たちや王子たちが集まってくる。
「ごっ~しゅじん様だ~」
「もしかして、あの子犬?」
「今世こそ必ずあなたをお守りします」
「えっと、あの助けた狐?」
「あなたに会うために生まれて来ました」
「隣国王子は勝手に家に住み着くな」
色々な問題を抱えていた公爵家はサーシャが生まれたことで、それまでの不運が嘘のように好転し、バラバラだった家族が段々一つになっていく。
これは前世で悲しい運命をたどった心優しい女の子が転生し、モフモフとちょっとだけめんどくさい家族や王子たちから沢山の愛に包まれ、沢山の愛を与える物語。
カクヨムにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 12:52:24
102972文字
会話率:40%
えっと、えっとね幼馴染の雫ちゃん?
その恍惚としてハイライトの消えた目はね、ちょっと心臓に悪くってね…?
いや、久しぶりに再会したとはいえ、距離、近くない?
ーーこれは、久しぶりに会った幼馴染が、完全に闇堕ちしていた話。
最終更新:2023-04-26 21:30:39
3734文字
会話率:12%
「好きです!! もしよかったら、僕と付き合って下さい!!」ある日の放課後、普通の高校2年生である佐藤一輝は学年一の美少女と言われている立花綾香にそう言って告白した。しかし、この告白は一輝が友人とのゲームに負けたことでやらされている罰ゲームで
あり、そもそも、一輝と綾香は殆ど話をしたことがない上、綾香は今まで何人もの男性に告白されてはその全てを断ったということで有名な人物だった。なので、一輝は振られることを前提に、人生で初めての告白に挑んだのだが「……えっと、こんな私でよかったら、これからよろしくお願いします」「……え?」何故か振られる前提だった罰ゲームの告白は成功し、一輝には立花綾香という、学年一可愛い美少女の彼女が出来たのだった。ただ、立花綾香が佐藤一輝の告白をOKしたのには一輝の知らない理由がある様で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 20:21:56
369846文字
会話率:47%
「好きです!! もしよかったら、僕と付き合って下さい!!」ある日の放課後、普通の高校2年生である佐藤一輝は学年一の美少女と言われている立花綾香にそう言って告白した。しかし、この告白は一輝が友人とのゲームに負けたことでやらされている罰ゲームで
あり、そもそも、一輝と綾香は殆ど話をしたことがない上、綾香は今まで何人もの男性に告白されてはその全てを断ったということで有名な人物だった。なので、一輝は振られることを前提に、人生で初めての告白に挑んだのだが「……えっと、こんな私でよかったら、これからよろしくお願いします」「……え?」何故か振られる前提だった罰ゲームの告白は成功し、一輝には立花綾香という、学年一可愛い美少女の彼女が出来たのだった。ただ、立花綾香が佐藤一輝の告白をOKしたのには一輝の知らない理由がある様で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 00:15:22
16461文字
会話率:48%
記憶喪失を患っている謎の男はとある女を手にかけることになるが同時に恋愛感情を自覚してしまう…。そして、死因に関与するもう一人の男を『必ず殺す』。…とだけ誓うがその念も虚しく訳も分からぬ『異世界』と一般的にはそう呼ばれる謎多き場所にまた謎め
いた男も転移してしまう…。
ただ、それは八方塞がりという訳でもないようで…?
あらすじを見てくださったみなさまどうも「いち。」です…。「いち。」です!やっぱ元気な方がいいですよね(笑)
この作品、定期更新ではないのですが月一ぐらいで「更新されてっかなー」ぐらいの軽いノリで訪れてくださるとありがたいです。その方がこちらとしても気負わずに、精神衛生も守られますので…アハハ。でも、アドバイス的なのは大歓迎なので、えっと、その、、気にせずバシバシに正直なコメントとかもください!(欲張りすぎ…?)
とりあえず、頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 21:05:16
56102文字
会話率:55%
私の相棒は人情味に溢れすぎているから、すぐに事件に必要以上に肩入れする。今回のクライアントにしても犯人らにしてもちょっと人間味がありすぎて、だから、えっと、相棒は苦労するし身体を張る。ほんと、そんな案件ばかり持ち込まれると、私としては困るん
だけどなぁ、かなり。
※ネタ提供:幌あきら様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 07:37:04
7565文字
会話率:70%
あらゆるゲームをコンプリートした俺、小童沖(ひちおき) 剛(ごう)は動画投稿サイトでなりきっていたイースタエット・アルンズフォルテになっちゃった‼
そしてそして、なんとゲーム『ACFO(オールコンプリートフリーダムオンライン)』のキャラ、ヒ
ュナちゃんを現代の日本に召喚することが出来るようになったらしい。
ならえっと、まず、動画サイトのネタがてら最初に小さいことからコツコツと人を助けることにしたのだけど銀行強盗を助ける時に本気を出してしまい。
それで、政府に目をつけられてしまったよ。その目立ちさもあって、政府はゲームをしている人々を自衛隊に無理矢理入隊させてきた‼
まったく、どうしてくれる‼ せっかく投稿していた動画サイトを続けられないじゃないか‼
これはひとりの青年が、起点と言う構成能力をその身で使いこなす、物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 08:00:00
27761文字
会話率:32%
とある夜会の、とある会場。王子は、私を救うという。夫からの度重なるDVから。束縛から。嫌がらせから。とうとう私を救ってくれるのだと。……えっと、何の話ですか? 全然覚えがないんですけど。というか、なんで愛しの旦那様がそこで糾弾されているの
ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 21:27:06
3621文字
会話率:54%
「ねえ、あらすじって分かる?」
「た、多分……本の表紙に書かれてるのだと思う」
「あ! この本はこういう物語ですよってやつ?」
「た、多分だょ――わわ!!」
「ボクはリツ! 冥王になるために旅をしてるんだ!」
「え? えっと、ハルカです。私
は……その……」
「ん? ハルカちゃん! あの幽霊、生きてる人から生気取ってる! 行こう!!」
「えぇ⁉ ちょ、ちょっと~、置いてかないで~!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 19:11:05
5636文字
会話率:66%
「あ、えっと、ミレイユ、……僕と婚約破棄をしてほしい」
「は?」
(あ、滅茶苦茶怒っている!)
王子に転生した陰キャの青年。前世でずっと好きだった乙女ゲームのキャラは死亡確定キャラ! どうにかして死亡フラグを折ろうとするのだが、上手くいかず
最終手段として婚約破棄を申し出るが……。
※王子視点と女騎士視点あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 08:30:03
7154文字
会話率:29%
えっと、初めての投稿です
自己紹介を書いてみましたっ
良ければ…見ていってください
コメントとか書いてくれると嬉しいです!
最終更新:2022-06-12 02:14:26
1191文字
会話率:0%
地味な学園生活を送る高校生、黒崎叶多(かなた)
ある雨の日、風邪をこじらせた叶多はバイト帰りにぶっ倒れてしまう。
「大丈夫、ですか?」
そんな叶多を助けたのは、学校でずっと寝ていることから”眠り姫”と呼ばれる美少女、夢川白音(しおん)
だった。
「友達とお泊まりなんてドキドキですねー」
「いつから君と……友達になった」
流れで白音の家に一泊することなった叶多。
彼女との関係は、その一夜限りのはずだったが……。
「私と、添い寝フレンドになってくれませんか!?」
「添い寝フレンド? なにそれ?」
「えっと、添い寝するだけのお友達です」
「……はい?」
以来、白音と定期的に添い寝をすることになった叶多。
「朝ごはん、すぐ用意しますので待っててくださいね」
「一緒に勉強会しませんか?」
「二人きりでお出かけなんて、まるでデートみたいですねー」
あれ? 添い寝だけって言ったよね?
これは、ぼっちで根暗な主人公が、銀髪敬語世話焼きポンコツ美少女と添い寝しながらイチャラブ(無自覚)するうちに絆されていく糖分マシマシラブコメである。
☆書き溜めマシマシなのでしばらく毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 20:00:00
103862文字
会話率:40%
15歳を迎えたある日、僕は冒険者となり、育った孤児院から旅立ちました。
僕が目指すのは、獣人が暮らすというとある国。そこでなら僕の夢が果たせるかもしれません!
僕の生まれた経緯はわかりませんが、何故か魔力が高く、魔法も沢山使えます。そして
、魔法を扱う為の知識も備わっていました。冒険を続けていれば、いつかその答えにもたどり着けるでしょうか?
いえ、そんな事よりも僕の夢を叶える事が第一です!
その為に冒険者となる事を選びましたからね!
ですが、僕は攻撃魔法は苦手で、補助魔法が得意な魔法使い。
信頼できる仲間は欲しいですね。誰かいないでしょうか?
こうして僕のトラブルだらけの旅は始まりました。えっと、よろしくお願いしますね?
◆ 挿絵有り
※本作品には、獣人と百合要素を含みますので苦手な方はご注意下さい。
カクヨム様でも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 22:06:51
2699598文字
会話率:54%