「今までの冒険の振り返りをする旅をしよう!」
野宿用のテントの中、食べかけのスープを床に置いて、僕は『皆に聞こえるように、声を張り上げた。』
そうしたら、パーティーリーダーで魔法剣士のゼルが、端正な顔から白い歯を覗かせて、
「そ
れも、いいね。」って変わらない笑顔で答えた。
これは、肯定しかしないパーティーメンバーと、僕の、限りある旅のお話だ。
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前作、「それでも、勇者は勇者であった。」と同じ世界線の物となっています。
直接は関係していませんが、あわせて読んでもらえれば、より楽しんでいただけると個人的には考えております。
興味があったら、そちらも覗いて下されば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 23:17:14
6473文字
会話率:27%
交通事故に巻き込まれた青年スガワラ ケン。
彼は【奴隷兵士(スレイブソルジャー)】として異世界へ召喚され、日々、危険な迷宮探索を強いられていた。
同じ奴隷兵士で、獣の耳と尻尾を持つ【少女:ラフィ】との、ささやかな生活を心の支えに、過
酷な日々を生きていたケン。
だが、ある日無謀な探索を命じられ瀕死の重傷を得る。
「今日もラフィへ無事に帰ると約束した。だから俺は帰る! 必ず!」
そんな彼の意思に共鳴したのは、迷宮の主で32番目の魔神:アスモデウス。
アスモデウスからDR(デビルレア)アイテム「星廻りの指輪」を授かったケンは、約100,000ものスキルを有する【スキルライブラリ】 そして、姿は愚か気配さえも完全に遮断する【絶対不可視】の力を手に入れる。
ケンは自分を虐げた異世界を見返し、ずっと支えてくれた少女:ラフィを幸せにするため立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 12:10:49
539685文字
会話率:35%
魔族が蹂躙する世界である、ここインシュラでは【左羽】【核羽】【西羽】と呼ばれる人種が造り上げた、対抗勢力が日々魔族の脅威と戦っていた。
イントス・エフォートは幼い頃から憧れていた西羽の門を、【発現】と称されインシュラでは誰もが発症する「
独自能力」を開化させた15の歳を数える年に叩いたが、公的任務の多い左羽や核羽と比べて、比較的門の広い西羽の入団審査に、魔力量に欠陥があるイントス・エフォートは、回数制限のない審査を何度も落ち続けた。かつての友人や知人がそれぞれの道を進み、30を越える年齢の現在も夢を追い続けたが、もはや少年の頃の光り輝く過去の夢は、その色を失い風化している。その事に気付きながらもイントス・エフォートは目を背け、無職であり続けた。
──いつか、必ず西羽に入団できる。才能がある俺は、環境が悪いだけで本気を出せる場なら、こうはいかない。西羽に入団さえできれば、すぐにでも同世代を追い越して見返してやる──
言い訳を暗示の様に何年も自身でかけ続け、近所で「無職のおじさん」と子供達に後ろ指を指される彼に、ある日1通の手紙が届く。その内容は子供が書いたとすぐに分かる筆跡で、妹の誕生日が近いので西の海で採取できる【三色殻】を内緒で取ってきてほしいと書かれていた。
「まいにちたんれんをしていて、ほんとうはつよいとぼくはおもいます」
手紙の最後に書かれていた一文は、イントスに過去に見た夢の光を思い出させるには充分であり、手紙を読み終えたその日に彼は街を発つ。
無事に着いた西の海で災害に見舞われ、海の波に飲まれたイントスが次に目を覚ましたのは魔族が生ける地【デスペル】であった。魔族の食用人間が生活をする地である【育人村】に連行されたイントスに、とある魔族が彼の能力に目をつけ、イントスの欠点である魔力量の少なさを改善した。魔族の地で力を手にした彼は気付く。憧れていたのは、正義ではなく、無類の強さであったことに──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 20:50:42
8229文字
会話率:49%
魔導学院で落ちこぼれだったロゼは、数々の魔法使いを輩出してきた実家から「お前のような無能など必要無い。家から出て行け」と言われ、家を追放された。
家から追放されたロゼが路頭に迷っていると、生きる伝説と呼ばれる剣聖、大賢者、聖女の三人に拾われ
ることになる。そんな最強の師匠たちに弟子入りしたロゼは、何の才能もないことを利点に、伝説の三人からあらゆる技術を受け継ぎ、最強のEX級魔法使いに成長し、彼を落ちこぼれと笑った者達を見返していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 23:00:00
48343文字
会話率:46%
突然、Cランクパーティ『鋼鉄の絆』を追放された。
だがそんなことではジョンの心は砕けない。
必ず俺を不当に扱った奴らを見返してやる。
今ここに、この俺ジョンの快進撃が始まるのだ。
最終更新:2018-06-26 03:50:33
4000文字
会話率:10%
勉強が嫌いで授業をサボりがちな素行不良の男子、牧彦をどうにかしろと上から目線で学級委員長に言われた里菜子。
あまりに腹が立ったので学級委員長を見返してやるとばかりに牧彦に勉強を教えこもうとする里菜子!
その牧彦と里菜子の二人の視点から勉
強を交えた青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 14:52:20
110037文字
会話率:38%
夢にまでみた異世界転移!最初はヒャッホウって思ってたけどスキルが【そうぞう】しかなかった。想像なのか創造なのかわからないし、ステータスも自分じゃわからないし。しかもそれが理由でクラスのみんなからイジメられる。さらには騎士の人たちからもなんか
恨まれて谷に落とされてしまう。だけどそこで出会った人たちに優しくされ、訓練もさせてもらった。
絶対にみんなを見返してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 17:24:55
70054文字
会話率:53%
本が好きで将来や今に不安を感じつつも何となく今を生きている女子高生「栞」。
趣味に費やすお金が足りなくなり、アルバイトとして怪しげな書店『見返し堂』で働き始める。
癖のある店主と店員との少し不思議な出来事が起こる。そんな中で頑張る物語
です。
多分。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 21:27:22
13905文字
会話率:33%
ルキス・アーベルンは勘当されてただのルキス君になってしまいました!!
ディアガル帝国の三大公爵家の一つ、アーベルン家の次男であったルキスは自身の不手際により実家から離縁状を叩きつけられる。だが彼はそれを切っ掛けに己を見直すことになり、
『冒険者』として改めて成り上がりを決意する。やがては己を切り捨てた実家を見返し、さらには自らが実家から勘当される大元の切っ掛けを作ったある男に『借り』を返すために。
──これは、神の定めた運命に抗う忌子の英雄伝説……とは別の場所で語られる勘当貴族の冒険譚である──
捕捉)この作品はナカノムラの別作品『カンナのカンナ 間違いで召喚された俺のシナリオブレイカーな英雄伝説』のスピンオフ(外伝)作品です。過去にそちらで投稿した文章を改めて別枠で投稿した形になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 00:28:04
63517文字
会話率:40%
少年少女は15歳になると魔力検査を受ける。
魔力の色を知り、魔法使いへの第一歩を踏みだすのだ。
少年アベルもそうなるはずだったのだが、彼は無色だった。
ようするに魔法の才がこれっぽっちもなかったのである。
アベルは相棒の妖精とと
もにメげずに魔法使いをめざすも、
非情な冒険者の手によって奈落へと突きおとされる。
しかし誰も――アベル自身でさえも知らなかった。
無色はなにより対魔力チートであることを!
これは落ちこぼれ主人公が立派な魔法使いをめざし、
さげすんできた人々を見返す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 14:22:31
25432文字
会話率:34%
「彼」との約束の様なものがございまして、特急8時12分発の渋谷・新宿方面の山手線、2号車に乗り込む。
約束と言いますより習慣と言った方が的を射てるだろうか。
サッと乗り込み、さり気なく「彼」の視界に入るかどうかの位置に着く。
「彼」はチラリ
とこちらを見て、私もチラリと見返しお互いに目で挨拶し合い、書に目を落とすこのいじらしい挨拶は、私は「彼」に好意を抱いているが、今一歩踏み出せない行為の象徴でした。
果たして彼女の恋は発展するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 17:25:02
12559文字
会話率:4%
恵まれて幸せな人生を送っていた少年レイ・オルロスト、彼は妹、幼馴染、婚約者の全てを異世界から来た勇者に取られてしまう。
絶望した彼は自ら命を絶とうとするがその瞬間⋯⋯。
自分をどん底へと落とした勇者と元ヒロイン達を見返すため、青年となっ
たレイが何か訳ありの神様と共に奮闘するストーリー。
よろしければブックマーク、ポイント評価お願いします。
日刊ランキングに乗ることが出来ました。
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 23:26:28
62349文字
会話率:30%
魔法によって栄えた世界 ーーアンタジアーー
そこにはこの世の全ての魔を極めた王、”魔王”がいた。
しかし彼は人間が抱え込めないほどの魔の知識を持っていたため、人間という枠組みから外れ存在が昇華されてしまった。
そんな存在をアンタジアの創造神
は許容できるはずもなく、魂を輪廻転生の奔流へ送り出してしまう。
しかし、そんな彼の魂をこっそり拾い上げ異世界へと転生させようとする神がいた....
第一章は主に説明回となっております。こっそりと伏線も盛り込まれているのでお楽しみ下さい。
第二章の王立学園入学編では、ヒロインが登場し主人公のチートっぷりが開花します。
週1、2投稿目指します。
ブックマークの方を宜しくお願いします!
※各話のタイトルを見返した際に何があったかわかりやすいように大幅変更しましたのでよろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 22:19:54
41408文字
会話率:41%
主人公 初谷 創が、地球とは違う異世界エルンに行って初めは、一緒に異世界転移されたクラスメイト達に蔑まれるが一念発起し見返し、時に無双、時に支援、時に恋愛していく物語…。
最終更新:2018-02-09 21:37:30
1800文字
会話率:62%
俺は甘かった。俺が自信満々でネットに投稿した小説、「異世界チート物語」。近頃のラノベ業界はチートものや異世界ものが大部分を占めているので、そのビックウェーブに乗ろうとした結果…
「異世界ものの中でも酷い部類」
「流行りに乗ろうとした感が否め
ない」
鬼のように批判コメントが!!
どうしても見返したいけど、俺には文才がない。どうすれば…と考えていた俺の前に現れたのは!?
女神様と巡る、超つまらな異世界指南!!!
※異世界チートものをdisってるわけじゃありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 19:43:42
3192文字
会話率:44%
これは、魔力飽和という病を抱え、そのあまりの醜さに【ヒキガエル】とまで呼ばれた、とある公爵令嬢のやり直しの物語。「今度こそ幸せになって、裏切ったあの人達を見返してやりたい」……そんな目標を掲げて、彼女は前に進んでいく。※本編58話、後日談1
話、番外編1話の計60話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 02:00:00
294449文字
会話率:33%
魔力飽和という病を抱えていた所為でぶくぶくと膨らんだ身体を持ち、根暗な半面夢見る乙女思考だった公爵令嬢。彼女は、死んだ。そしてまだ幼かった頃の自分に再び蘇った。彼女は誓う、かつて自分を嘲笑った者達を見返したい。そして今度こそ、平穏な人生を…
………ところで『平穏』って何でしたっけ?と首を傾げたくなるお話。※H27.9.3完結致しました。番外編の予定はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-03 19:49:16
153970文字
会話率:32%
一瞬彼女の顔を見てライオンだと思った僕は、その笑顔を見てやっぱり猫だと思い直す。秋の夜道をコンビニに向かって歩く僕の元に、一人の少女が現れる。彼女はブロックに片足を乗せたまま、硬い表情で僕を見返していた。大嫌いな女優がいる僕の、大好きな少女
への応援歌。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 20:58:01
5068文字
会話率:50%
俺は桐生神紅(きりゅうじんく)、30歳、無職引きこもり・・・いわゆるニートって奴だ!ある日、いつもどおり俺が部屋にこもっていると、母親が幽霊のように入ってきた。何か用事でもあるのかとボーっと見返していると母親が俺にのし掛かり首を絞めてきた
。まぁー・・・早い話が母親に殺された訳だな、あはははは・・・どういう事よ!
お約束どおり転生したわけだが転生先が何と、勇者でも魔王でもそれどころか人でもない最弱の雑魚キャラ、ゴブリンだなんて・・・転生した瞬間から詰んでます状態なわけだ!その詰んでます状態から何とか生きて行こうってな話しな訳である!
(残虐な描写・エロい展開が出てくることがありますのでご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 06:34:02
36549文字
会話率:55%
ハズレスキルを二つ持ち、騎士学校底辺の落ちこぼれとして卒業試験合格すら出来なかった黒髪の少年ダイン・ギルバートは騎士学校を中退し冒険者として生きていくことを決める。
ダインは多くの人達を見返してやると、目標を立てたがその程度の気合でどうにか
なるわけでもなく、二ヶ月後依頼に出た先で死にかけ、騎士学校時代唯一の友人に助けられる。
その後ダインは気合を入れ直す!
この物語はダインが冒険者として成長しながら生き抜いて行く話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 00:37:58
5999文字
会話率:45%
クラスメイト全員を巻き込む勇者大召喚に巻き込まれた俺。ファンタジー世界にせっかく来たんだから勇者として活躍すると決めたぜ! 俺に与えられたスキルは誰もが羨む【MP消費ゼロ】の神スキル。つまり魔法使い放題って事だ! でも俺の天職は商人、魔法
がろくに使えない不遇職だった。最初こそ真の勇者様とちやほやされたものの弱さがバレてゴミ扱いの末、追放される事に! でも大丈夫。俺にはアイテムボックスと言う切り札が有る! これで奴らを見返してやる!と思ったんだが……このスキル超強過ぎね? 他の勇者達がどう見ても雑魚にしか見えないんだが! 俺はアイテムボックスを武器に成り上がる事を決めた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 11:33:44
112684文字
会話率:29%