2007年4月1日。世界中にダンジョンが出現した。
建物の大きさや建築様式はさまざまであったそれらは入口に必ず同じ文字があった。
地球上のどの文字とも一致しないそれは読む者の母国語を読んでいるように以下の意味を示した。
「これは神の試練
であり祝福である」
それと同日に世界中のテレビにて一度きり流れた映像もまた物議を醸すことになる。
全世界電波ジャックと評されたそれは次のような内容であった。
「これよりダンジョン最深部に一番最初に来られた方の願いを一つかなえることとします。
奮ってご参加ください」
人知の及ぶところではない御業によって出現した建物。
銀髪の美女によって告げられた冗談のような告知。
王の願いをかなえようと軍隊を送る国家があった。
神を騙る者として破壊を試みる宗教国家があった。
様々な思惑で突入していく団体や個人がいた。
各国は情報不足の中対応を迫られることとなる。
混乱ののち、時は流れ、世界はダンジョンを受け入れた。
法が作られ、仕組みを整えていった。
10年後、インターネットが発達した世界に再び全世界電波ジャックが行われTV放送されると同時に
動画投稿配信サイト「We Tube」にも同じ内容の動画が投稿されていた。
銀髪の美女は語る。
「最下層到達者が現れました。これよりダンジョン攻略情報共有のためのWe Tubeによる配信を許可いたします」
さらにそれから6年後。
世間で最初に最下層到達したと言われている者は派出所で涙目になっていた。
「本当に瀬上秋人なんです、信じてください! 」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 14:19:38
51806文字
会話率:22%
これは、遥か昔のお話。世界には嘗て魔物と呼ばれる存在がいた。魔物は何時しか怪獣と呼ばれる存在に進化し、人類は生態系のトップから陥落していた。世界は怪獣に破壊され、世界の終焉も時間の問題となった。その時、それを嘆いた一柱の神は、自身の力を5つ
に分け怪獣に抗う手段として人へと託す。しかし、託された神の力を人類は使う事は出来ず、人類は滅びゆく世界で途方に暮れた。力を託した神も想定外の事態に頭を悩ませる、そんな時だった。人類を助けるべく力を分けた一柱の神に力を貸すべく、更に5柱の神が人類へと力を貸した。5柱の神は5つの力に合わせ5機の機神を創り上げ、自身達に使える十人の天使達を地上へと遣わせた。神から託された5機の機神は人類に希望の光を齎す。人は機神の力で怪獣たちを退け、機神を元に新たなる機人を作り上げた。そして時は流れ、一人の青年は遥か深く地の底で一人の女性と出会った。これは、5機の機神を駆る青年と、その青年を取り巻く世界の物語……なんかでは無く、更に先のお話し。(此処から本当のあらすじ)時は流れて。救世主と呼ばれるようになったシンは、人類の希望となっていた。しかし、世界の国々は強大なその力を欲し、最強の守護者は直ぐに、世界最悪の犯罪者へと落とさてしまう。やがて、シンは魔王と呼ばれるようになる。たが、当の本人は特に気にする事なくいつも通り過ごしていると、シンは世界連合を名乗る総勢数万を超える軍隊の『魔導機人』に周囲を船ごと囲まれてしまっていた。持てる力のすべてを使い世界連合を撃退したシンは、その戦いの中、これまで救ってきた各国の思想を知り、この世界に自身の居場所は無いことを悟る。自分の周りにすら世界連合の魔の手が及び、シンは自分の持つものが自分事無くなれば争いが起こらないと考え、世界を越え逃げる決意をする。着々と準備をすすめる中、そうはさせまいと世界連合からの攻撃が世界移動準備中の船を襲う。間一髪の所で世界移動を成功させ船から外を見ると、カラフルなロボットが自分達へ県を向けている。初めて見るそのロボットに興味を持ち、話し合いをしようとするが、どうやらタイミングが悪かったようでいらぬ誤解をされてしまい戦いになってしまう。
これは、世界を超えた英雄と、絶賛世界を守ってる最中の戦隊達の複雑怪奇な物語である。
更新は金曜日の午前中0:00折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 00:00:00
113039文字
会話率:45%
しいな ここみ 様 主催の「リライト企画」参加作品です。島猫。さまの作品『第二性(0910)』のリライトです。
このとき地球は侵略者の攻撃を受けていた。思えば攻撃の初まりは出生率の変容からだった。そして新生児の男女比がついに9:1になる
という異常さに世界が戦慄する中で、女性を他国に奪われたくないために各国は次々と鎖国政策を打ち出していった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 23:59:18
2724文字
会話率:62%
時は西暦21XX年、今より少し先のお話。
各国の小競り合い、大戦や天災などもありつつおおよそ発展を遂げた100年ほどは先の未来。
宇宙が開拓先として明確な視野を持って人類全体の生活が進んでいる、そんな未来の話。
主人公はそんな未来において
ほそぼそと社会の一席を担う一人の男性。
凱 十字路(カチド トオジロウ)あだ名はトオジ
突如として未確認物体から襲撃されるトオジたち地球人類。
ひょんなことから出会うロボットに乗り込むことにより物語は動き出す。
途轍もない能力を秘めたロボットと共に地球圏の明日をその手に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 07:00:00
108488文字
会話率:37%
4月1日から連載予定です。ぜひ良ければブックマーク登録よろしくお願いします。
作者の励みになるのでプロローグがいいなと思ったら評価もよろしくお願いします。
第三次世界大戦後犯罪やテロが、各国で横行している中で20年間1度もテロが起きていな
い国”日本”そんな日本の治安を守る組織通称ジャッジメントその存在は、内閣総理大臣クラスでないと先ず耳には入らない程だ。そんなジャッジメントを書いていきたいと思う。
本編開始後は、物語に沿ったあらすじに書き替えます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 23:00:00
14815文字
会話率:63%
「魔法」という不思議な力を手にする「ヒト」が数多いる、とある不思議な世界。
各国は魔法や魔法を生む原料たる「魔力」を巡る勢力争いを繰り広げていた。
争う彼らの最終目的は、すべての魔法を知る「神」の力を以って、世界を我がものにすること。
各々
の手段は違えど、魔法のために魔法を争うという世の中に、彼ら彼女らは生まれ落ちた。
時を経て、アラム魔法王国。
各国の中でも選りすぐりの魔法使いのエリート養成校、「アラム魔法学院」に入学してきたフィデリオ、マリア、シャルの3人。
関わる人物全員が思惑と野望を抱く魔法の国で、訳ありの彼ら彼女らもまた様々な闘争に巻き込まれながら、逞しく成長していく。
そしてその傍には、不思議な不思議な少年がいつも寄り添っているのであった…
これは、3人の少年少女と1人の神様の御使いが、世界の正しさとは何か、苦しみと悲しみの中からも一縷の希望を探すストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 14:45:26
1755文字
会話率:0%
勇者に転生した世界最強の超能力者『カイト・スメラギ(皇開斗)』は魔王を倒した。しかし、それは国王とその裏に潜む教会勢力による思惑だった。その思惑を知ったカイトは国王を殺害し、教会勢力に囚われそうになった魔王の娘『べリア・アスタロット』を救
出する。
互いに恨むべき勇者と魔王の娘は”食べることが好き”という共通点で繋がり、教会勢力への護衛と食への探求を目的に各国への食い倒れの旅をすることになるグルメツアーファンタジー開宴。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 19:40:46
5662文字
会話率:49%
宮廷の魔術師、レイヴァルは、王国の親衛隊に未だ空席があることに心を痛めていた。ある日、海岸沿いを歩いている最中に、まれな黄色い毛並みを持つ猫を見つける。レイヴァルは生命の息吹を確認し、喜んで宮廷まで連れ帰ることに決める。
黄色い毛並み
を持つ猫の特殊能力とは何か? この世界では、珍しい色の猫が存在し、各国が手に入れようとしている。彼らの毛色によって能力が異なるからだ。
この世界では、ウールという生物が支配している。ウールは人々を襲い、人々はその抵抗に立ち向かって生活している。 ウールを倒す事で放つクリスタルは食べ物を浄化する力を持ち、人々はそれが無ければ食べ物を育てることも食べることもできない。 もしウールのクリスタルを食べてしまったら中毒死する。ウールは魔物であり、人々にとって不可欠な存在だ。
物語の舞台は、中世ヨーロッパの風景を持ちながらも、現代の科学技術と魔法が発展した異世界である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 22:53:46
5594文字
会話率:60%
まえがき
この本の試みの主旨は、畏歴二千三百年を記念し、畏歴二千年前後の歴史を振り返ろうというものである。
畏歴二千年。
当時、世界は人種的対立の末期にあり、二つある人種間の戦争がついに決着しつつある。という時代であった。
それと同時に、クラ人の領域では産業の発達に必要な土台が熟成されつつあり、近代的文明への進化の下準備が整いつつあった。
しかし、産業的分野が開明的な色彩を帯び始めていた反面、宗教的方面においては、イイスス教の淀みと歪みは、神衛帝国末期以来の極致に達しつつあり、未だ改革の兆しは見えず、人々は悪しき風習と固陋な観念に支配されていた。
我々歴史を学ぶ者たちにおいては、まことに興味の尽きぬ、変動と矛盾の時代であったと言えるだろう。
当時に生きた人々は、現在に生きる我々と同じように、数々の過ちを犯してきた。
だが、当時国政を担っていた人々(これは王であったかもしれないし、選出された首長であったかもしれない)は、現代に生きる我々と違って、礎となる学問も少ない状態で、伝達の遅い人づたえの情報から物事を判断することを強いられていた。
そのことを留意せずには、当時の世界を正しく理解することはできないだろう。
畏歴二千年からの激動の時代を理解するためには、そのことに留意するとともに、当時存在していた各国家についての概略を把握しておくことが重要である。
本書では、上巻を丸々使い、大陸西部の各国家について概略を述べてみたい。
(後略)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-11-12 11:30:51
47553文字
会話率:1%
世界各国には、多くの冒険者が存在する。そして同時に、彼らが探索し攻略する数多のダンジョンも、世界中に散らばっていた。
誰もが好奇心を胸に探索するダンジョンだが、それが出来るのはひとえに、ダンジョンを整備する職業があるからに他ならない。
人間ではない、魔物とも少し違う。
そんなダンジョン整備職の一人、最優良カンパニーに所属するガルバスは、今日もダンジョン整備に明け暮れていた。
そんな中、彼は精霊ユニの居住区画に、レベルが高すぎてどうしようもできない『盾』が落ちている事を知る。
カンパニー代表であり、師匠のシャットの助言を受け、ガルバスは策を講じることにしたのだった。
全ては冒険者の、安心安全で快適な、ダンジョン攻略の為に。
*一万文字を駆使して、短編をしっかり書いてみよう!という試みのもと習作。
ゆるっとお読みいただければ幸いです。カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:01:04
9242文字
会話率:29%
“食糧枯渇”の危機を迎えた時代。
各国政府は消費を分散すべく、VRMMO制度による仮想世界への移住を推進。
HARUTO(ハルト)と名乗るその男も、現実を捨てて仮想世界のゲームプレイヤーとなる事を選んだ一人に過ぎない。
今回、彼
がプレイするのは“オルタナティブ・コンバット”と言う、自作の巨大ロボットに搭乗して戦うゲームである。
市販の、あるいは、仲間が作ったパーツで組み立てた自機を駆り、プレイヤー達は終わりの見えない“代替戦争”に身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 21:04:20
116619文字
会話率:6%
“食糧枯渇”の危機を迎えた時代。
各国政府は消費を分散すべく、VRMMO制度による仮想世界への移住を推進。
HARUTO(ハルト)と名乗るその男も、現実を捨てて仮想世界のゲームプレイヤーとなる事を選んだ一人に過ぎない。
今回、彼
がプレイするのは“The Outer Gods”と言う、クトゥルフ神話を題材としたゲームである。
テレビゲーム以前のTRPG(テーブルトークRPG)を前身モデルとしたそのタイトルは、ゲームマスターAIとの交渉による「リアルタイム後付けシステム」や幻覚や幻聴をVRで再現した「VR発狂システム」が特長とされている。
プレイ中、如何なる心的外傷・精神疾患を発症したとしてもメーカーに責任を問わない誓約書を書かされる、非常に危険なゲームであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 12:52:34
118818文字
会話率:12%
“食糧枯渇”の危機を迎えた時代。
各国政府は消費を分散すべく、VRMMO制度による仮想世界への移住を推進。
HARUTO(ハルト)と名乗るその男も、現実を捨てて仮想世界のゲームプレイヤーとなる事を選んだ一人に過ぎない。
今回、彼
がプレイするのは“カレント・アポカリプス”(CA)と言う、交流重視型のMMORPGである。
核戦争で滅びた廃墟の世界を、仲間たちと逞しく、気ままに生きる事が出来る。
※この作品は別投稿サイト「カクヨム」でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 10:33:06
64717文字
会話率:7%
古より、神々の存在が信じられている世界エルグォンド。
王暦1765年、絶対王政による支配が続いた国々で市民革命が勃発した。自由の象徴の旗を掲げ、平民達を光へ導いていたのは8人の主導者達。彼らの活躍で革命は成功した。王族達を処刑し、新たな
国を作った。
それから100年ほど経ち、各国は大いに発展した。しかし、戦争の時代は未だ終わりを見せなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 11:58:01
24596文字
会話率:54%
7年前に異世界へ召喚され、『勇者』としての使命を果たした八嶋 透(やじま とおる)。
だがしかし、死んだはずのつもりが目の前には日本の景色が。
「戻ってきたのか、日本に」
透が居ない間、この世界では様々な出来事が起こっていた。
1番大き
な変化は地球に『魔素』が発生したこと。
それにより人々は異能力を使えるようになっていた。
だがそれと同時に、力に溺れ魔人化する人が大量発生。
事態を重く受け止めた各国は『魔殺協会』を設立。
日々魔人の討伐を行い、平和な世界を作る。
魔人狩りを行うその人たちを『ハンター』と呼んだ。
地球に戻った透の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 05:00:53
57986文字
会話率:50%
『この世界はアンバランスで出来ている』の世界観に於ける、各国の情勢についての情報集。
[注意]国や警察、軍などは史実を元にしておりますが、人物や役職等々はフィクションです。
最終更新:2023-11-03 18:56:37
2292文字
会話率:0%
今より技術が進歩した未来で、政府が世界中に密かに設置した人型ロボット「クローラ」。
それは、自分の意識を接続する事で本当の身体と同じように動かすことができ、高い身体能力を得られるものだった。政府はこのクローラを用いて各国との諜報戦に乗り出
そうとしていた。
普通のサラリーマンとして退屈な日々を過ごすカイアンは、ある日突然クローラ部隊にスカウトされる。始めは話半分に聞いていたが、亡くなったはずの友についての情報を聞きいたことで、クローラの操縦者として国家を守るための戦いに身を投じていくことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 23:51:22
61250文字
会話率:64%
第一次魔人機大戦を描いたドラマチック燃焼系戦記。
自由を求めて戦った十二人の英雄たちと、浄化のために世界を燃やしたゼッカー率いるラーバーンとの戦いが第一次魔人機大戦を通じて描かれる、エピソード0『ハーレム殿下』の正式続編。
※スレイ
ブサーガと同じ世界のお話です(雰囲気はだいぶ違います)
※2015年から連載していたものです(連載中)
※完全不定期連載です
ガネリア動乱後から約一年、悪魔となったゼッカーの下に次々と力が集まっていく。現在のテクノロジーを遥かに凌駕する賢人の遺産、それを守るメラキ〈知者〉たち。そして、純然たる力たるバーン〈人を焼く者〉たち。その新しい悪魔の組織をラーバーン〈世界を燃やす者たち〉と呼ぶ。ゼッカーを主席とした最強の悪魔の軍勢である。
彼らが最初に向かった先は、常任理事国の一つであり世界一の経済大国であるダマスカス共和国。そこでは全世界から各国元首が集まる世界連盟会議が行われていた。
同じく常任理事国であり世界最大の軍事国家ルシア帝国、ルシア帝国と肩を並べる強国シェイク・エターナル連合国、世界の信仰を一手に集めるロイゼン神聖王国、世界最先端技術を有する偉大なる箱庭、グレート・ガーデン。
そんな相手にゼッカー・フランツェン率いるラーバーン〈世界を燃やす者たち〉は動き出す。
この日、【世界が分かれた日】と呼ばれるこの日から、世界は激動の歴史を迎える。
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※「ぷるっと企画」燃焼系シリーズ。燃焼系ドラマチックロボットファンタジー戦記シリーズ、エピソード①本編。(PCゲーム「ハーレム殿下」の続編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 06:00:00
296176文字
会話率:25%
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
何かを連想されることもあるかもしれませんが何処にも許可を取っておりませんのでご容赦ください。拙い落書きですが、楽しんでいただけたら幸いです。
あと、最後の2行読めばあらす
じOKです~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここは剣と魔法と危険がとっても身近なユーカッスという大陸、様々な種族が助け合ったり、国を作ったり、ときどき争って滅んだり。
でも神様が見守ってるからきっと大丈夫。
それなりに平和なこの世界は繁栄が約束されているのです。
そう、高名な占星術師が ごめんね、正直に言っても大丈夫?と前置きするほどのヤバイ未来が暗示される前までは。
それは各地で起きる不可解な事件。
各国共通の脅威である魔王国の軍勢に侵攻の気配。
さまざまな噂と予兆の一致を見て、人々は不安な空気に包まれていきました。
もうこの平和は終わってしまうのかと。
***
人間族が治める小国レインタイムスのとある辺境の村では、今年9歳になる少年少女が職業の洗礼を受けるため教会に集まっていました。
洗礼に立ち会った人々は願いました、世界に危機が訪れた際に現れる「勇者」という職業を授かる子の誕生を、人間族の希望となる光が降臨することを。
その日、見たことも聞いたこともない職業を授かった男の子が紆余曲折を経て、なんやかんや良い感じに成長し 世界を救ってしまう・・・みたいなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:18:10
18621文字
会話率:38%
女神ルーヴェルの加護によって守られていると言われる世界には人間に動物、そして魔物や魔族。そういった者達が存在し、それぞれ暮らしていた。だが平穏は突然破られる事となる、魔王が率いる大勢の魔物や魔族達。魔王軍を名乗る者達が人間達の暮らす各国へ侵
攻し次々と魔王軍の力の前に屈してしまう、このままでは世界が魔によって支配され滅ぼされると危機を感じた人間達に希望の光が降り立つ。勇者として選ばれた女性の剣士カリアが魔王討伐の為に世界最高の大国ヴァント王国騎士団と共に魔王軍へと立ち向かう。勇者カリアを中心とした人間達の反撃によって道を切り拓き魔王の居る魔王軍の本拠地へとついに攻め込むと、そこに待っていたのは小さな少年の魔王シュウ。彼は世界を支配するのではなく魔が暮らしやすい世の中にする為に戦っている、この世界は既に人間の手によって汚されているのだと語る。魔王を討つべきなのかとカリアの中で迷いが生じると、仲間であるはずの騎士がシュウを倒し勇者カリアをも消そうとする。それが個人の裏切りではなくヴァント王国が元々企んだ事でありカリアは最初から国に利用されていた事を知ると、このまま魔王を倒しても平和など来ない。王国の為に共に戦う気にはなれなかった。そしてカリアとシュウの二人は人間達と魔族達は自分達が組めば分かり合えるかもしれない。最強の勇者、最強の魔王が手を組み世界を大きく揺るがす。彼らの行く先は…? 本作はpixivでも投稿しています。
この作品はフィクションであり、実際の人物・団体・事件とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 13:17:33
306612文字
会話率:46%
簡単なあらすじ:コミュ障でポンコツで合法ロリな天才召喚士が、異世界転生者とか各国の権力者によくも悪くの注目されながら頑張って世界を救う話。
普通のあらすじ:宇宙から侵略する捕食者、邪神族に対抗するためにモンスターの使役と育成が盛んにおこな
われるこの世界には人知れず、ゲームの世界に転生したと思っている転生者たちがいる。いずれ逆ハーレムを築く平民上がりの男爵令嬢とか、将来処刑される悪役令嬢とか、ゲームの主人公とか敵役に転生したのとかが大勢。いずれも来たるべき未来を無事迎えようと、或いは回避しようと暗躍する中、転生者たちにとって特大のイレギュラーが発生する。
それが大国お抱えの天才召喚士として名を馳せるアルテナ・オートレイン。転生者たちにとって最も警戒すべきイレギュラー……原作には登場しなかったのに、設定上重要なポジションの一人に居座った存在である。
転生者たちはアルテナの事を「モブキャラに転生したけど原作知識で成り上がった人間」だと思い込み、自分たちが知る原作を崩壊させる存在だと警戒するが、それは大きな勘違い。
なんてことない普通の異世界人はアルテナは、周囲に翻弄されながらも過酷な世界で大切なものを守りつつ、転生者たちが知る原作を無自覚に粉砕していく。
作者のコメント:今も昔も転生物が多いなって思ってたら、いつの間にかなろうのハイファン部門と異世界部門がごっちゃになってるの見て、気が付いたら執筆してました。後悔はない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 06:19:27
53661文字
会話率:38%
各国が秘匿する新大陸の存在。それに気付いた傲慢貴族様はその地に潜入捜査官を送り込むのであった。
最終更新:2023-10-26 10:51:15
3376文字
会話率:61%