子どもの頃、壁や机に、あるいは好きな鞄に好きなシールを貼った事はあるだろうか。
その頃貼った憧れに、もう一度出会うにはどうしたらいいのだろうか。
無理だろう、だって何処に素顔があるのか忘れてしまった自分だもの。
今や生物の義務さえ捨て
てしまった自分に、どうして過去を懐かしむ資格があるのだと思ってしまうのだろう。
だけど見てしまったんだ、私は。人生を終える最後の最後に、少しだけ剥がれかけたシールを見つけてしまったんだ。未来を夢見る事は出来ない私が死ぬ前に、過去を思い出して何が悪い。
さあ、シールを剥がしていこう。剥がしていけば見つかる筈だ。無垢で哀れで愚かで何も未来に心配のない下らない下らない下らない大馬鹿で、
それでも未来に夢を見るため大口開けていた間抜けで情けない、憧れだったあの頃の自分を少しだけ覗ける筈なんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 06:50:38
897文字
会話率:6%
何処にでも居るような普通の高校生の佐藤たけし君の日常を面白可笑しく描いた、短編です。
短編完結ですので、宜しければお読み下さい。
最終更新:2021-04-26 14:36:39
1163文字
会話率:3%
殿下と私の魂が入れ替わった。それで、色々あって断罪される話。……誰が断罪されるの?
最終更新:2021-04-25 17:37:07
11258文字
会話率:46%
幼い頃に出会い、心を奪われた相手に再会したと思っていた主人公、聖条基也。
しかし、その彼女は確かに昔日の少女の筈なのに、自分とは初めて会ったと言ってきた。
少女が嘘を言っている風体ではないことは確かなことで、謎は深まるばかり。
あらゆるモ
ノを死滅させる特異な能力を持った少女、天元真理と極々普遍的な少年、聖条基也が日常と非日常、その境を行きつ、戻りつ。様々な人々と接触し、日々を目まぐるしく駆け抜けるように生きていく。
自分たちの立つべき居場所、何処に向かって生きていくのか。それらを探して数多の怪異を相手に少年少女が立ち向かう。
神秘に彩られた現代奇譚、ここに開幕――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 07:00:00
146040文字
会話率:23%
やっほ〜。『気紛れ』が有名な僕だよ?
え?分からない?ふふん、其れでは教えてあげよう!僕は……僕さ!
其れでも分からない?う〜ん。仕方ないなぁ。それじゃあ1つ、面白いことを教えてあげるよ。
其れはね……ふふ、やっぱやーめた!え
?何故やめるのか?そんなの僕が『気紛れ』だからに決まってるじゃないか。
まあ、僕は座敷童子みたいなものだからね。何処にでもいて、何処にも居ないんだよ?ほら、今日は君かもしれないね───────────
◆◆◆
処女作です。受験終わって暇なので、まあ暇つぶし感覚でやってます。なので不定期です。ご了承ください。
R15、残酷な描写は保険です。末永くよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 20:00:00
17867文字
会話率:51%
親友の妹を嫁に貰いましたが、無理なので家族になりました。
江戸末期、何処にでもある農村で、27歳独身に17歳の嫁を押し付けられた男の話。
最終更新:2021-03-24 10:28:37
24488文字
会話率:44%
55歳で亡くなった男が、新たな世界に生まれ変わり赤ん坊からやり直し。 いわゆる異世界転生のありきたりなおはなしです。
のんびり自由気ままに過ごせればいいかなって、お気楽に考えていましたよ、本当に。 勿論現代日本の素晴らしい科学技術に囲ま
れた生活からみれば、多少の不自由は仕方ないですね。 別に魔王を倒して世界を救えとか神に言われたこともなく、初期装備にエクスカリバーなんてもらってない。チート能力で無双とか ないわー。
仲間は10人は欲しい。あれ?貴方その腰に引っ提げていらっしゃる業物は・・・。おや?貴方は杖にローブ姿で・・・。 彼女たちはメイド服で・・・。
思えば遠くにきたもんだ、オレ、何処にいるの?どこに行くの? 余計な事しなければ、幸せに暮らせるんだ。 逃げちゃダメだ。
方向性が曖昧なので、読んでいただける皆様にイライラさせるかも・・・・。
見切り発車で始まりました。批判、励ましお待ちしております。暫しお付き合いを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 16:28:20
69030文字
会話率:35%
綿貫真司、16歳。養護施設出身という事を覗けば、何処にでもいるごく普通の高校生だ。
ある日、いつもと変わらない日常を送っていたはずの真司だが、目覚めたら異世界にいた。
一般的な高校生の真司としては、ラノベなどで良くある、異世界に転移されたと
いう事を理解するが、異世界転移ものにありがちな「チートスキル」らしきものがない事に項垂れる。
しかし、ない物ねだりをしても仕方がないという事で、前向きに生きていこうと思った矢先、|金銀虹彩《ヘテロクロミア》を持つ少女、エルに出会い、望んでもいないのにトラブルに巻き込まれていく。
その後、自分が1000万人に1人いるかいないか、といわれる全属性持ちだという事を知るが、この世界では、属性が多ければ良いという事ではないらしいと告げられる。
その言葉を裏付けるかのように、実際に真司が使えたのは各種初級魔法程度だった。
折角チートっぽい能力が……と項垂れる真司に追い打ちをかけるかの様に、目覚めたチート能力が空間魔法。
人族で使えたのは伝説の大魔導師のみと言うこの魔法。
期待に胸を躍らせる真司だが、魔力消費量が半端ないくせに、転移は1M程度、斬り裂く力は10㎝程度の傷をつけるだけ……何とか実用に耐えそうなのは収納のみと言うショボさ。
平和ボケした日本で育った一介の高校生が国家規模の陰謀に巻き込まれる。
このしょぼい空間魔法で乗り越えることが出来るのか?
※ こちらがメインですが、アルファポリスさんでも同時進行で連載しています。更新のタイミングは少しずれています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/514826223/365420309
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 16:13:20
791800文字
会話率:41%
この物語はとある一人の人間の物語であり、とある一人の記録である。この物語に於いてはその人は主人公かもしれないが、しかし、その人は幾つもある世界の何処の世界の主人公にも成り得ない。その人に求められた役割はただ一つ。その人に与えられた役割を果た
すことのみである。故にその人の幸福など何処にも無く、その人の自由も何処にも無い。誰にもその人は救えないし、その人自身ですら、自らの未来を決める事は許されない。しかし、その人は悪魔だ。悪魔だからこそ、その人は自らの運命に挑むだろう。その人自身の結末をその人が描くと決めたその時に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 06:00:00
1742文字
会話率:0%
次世代全身没入型VRインターフェース『ミラージュ・ゼロ』の開発により、仮想空間はもう一つの現実として世界中で受け入れられる様になった少し未来の世界。ミラージュ・ゼロに対応する数多のゲームタイトルが次々に発表される中、複数の名作FPSをリメ
イクして掛け合わせたVRFPS「Great War(略してGW《ゲーヴェー》)がリリースされた。多くのFPSに見られる歩兵対歩兵の戦闘に始まり、空では戦闘機や爆撃機のパイロットに、海では軍艦の艦長や指揮官に、陸では戦車の砲手など数多くの兵士となり、ノルマンディー上陸作戦やバルバロッサ作戦など有名な戦闘を体験することが出来た。GWの人気は爆発的に世界中へと広がり、古参・新人を問わず多くのゲーマー達が熱狂する。そして、リリースから三年が経ったある日のこと。多くのゲーマー達と共に超大型拡張コンテンツの解禁を待ち侘びる一人のプレイヤー『零軍』は普段と変わらずにGWへログインしてその時を待っていた。しかし予定時刻になっても何も起こらず、運営からのアナウンスも行われない。彼らは再起動が必要なのかと思い、メニュー画面を開くがログアウトボタンは何処にも存在していなかった。彼らは仮想空間に閉じ込められたとパニックを起こしかけるが、トッププレイヤー達の冷静な判断によってなんとか落ち着きを取り戻す。そんな中、零軍は最後の望みにかけて陣営本部内に存在するはずの自室へと向かっていた。その扉を開けると自分が模様替えした通りの部屋の中に、彼の副官である少女の姿があった。彼女はNPCであり、プログラムされた言葉しか喋らないし、表情も数種類の決まったものしか存在していない。しかし、彼の目の前にいる少女は恥ずかしそうにはにかみながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべ「やっと、会えましたね」と口にする。その姿は、あまりにも人間染みていた──
どうして我々はここにいるのか。
現実世界への帰還の術はあるのか。
これは、仮想世界に放り込まれたプレイヤー達がその世界を現実として生きているNPC達と共に世界大戦という荒波を乗り越え、この世界の謎を解き明かす為の戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 12:44:28
2213文字
会話率:12%
潜水艦で出港したはずなのに、目が覚めると森の中だった。水や食料は暫く保つけど、どうすれば良いの?
自分達が何処にいるのか分からず、状況がどんどん悪くなって行くことで決断を迫られていく。
※暇な時にチョコチョコ書いています。更新が遅いと
思います。
※始めて小説書きます。拙い文章ですが暖かく見守って貰えると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 22:47:03
294330文字
会話率:65%
本好きの何処にでもいる女子高生が、交通事故で死んだら異世界に転生した。神さまの課題に素直に対応することで成長していく一方、課題が加速度的に難しくなっていくことで、どうしたらいいかわからなくなるが、出来ることから手を付けてクリアしていく。その
結果最初には考えられない所までいってしまい・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 17:32:46
42943文字
会話率:12%
今日はバレンタイン。
国民、全てに魔法がかかります。
魔法がかかれば私は大好きな彼に「好き」と言えるのです。
悪役令嬢の私には彼とは仲良くなってはいけないのです。
だから今日だけは悪役令嬢をお休みして彼のお姫様になりたいのです。
しかし彼は
何処にいるのでしょう?
私は彼に会えるまで初めて出会った場所で彼を待ち続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 07:10:52
3581文字
会話率:27%
秋風暁(あきかぜあきら)は何処にでもいる中学二年生、しかしある日突然、剣と魔法の異世界へ転移してしまう、それから一ヶ月、ある事情で冒険者を育てる学校『ヒストリア学園』に入学する事に、其処で世界の危機を救った十二人の英雄、通称『十二英雄』のリ
ーダー『ソードル・シャイニング』に目をつけられ………
異世界変身ヒーロー列伝、爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 15:32:24
3517文字
会話率:57%
幽霊や怪異、そういった普通でないモノに悩む者達のお話。
ある高校の女子生徒、『早瀬夏美』は常日頃から見えてしまう怪異の存在に怯えて生活していた。
彼らは何処にでも居る。
どちらを向いても目が合ってしまう。
そんな恐怖と共に、彼
女は日常生活を送っていた。
そして同時期、彼女と同じ学校に務める『草加浬』(アラサー)も悩んでいた。
彼が、顧問として担当する部活『オカルト研究部(超常現象同好会)』通称オカ研について。
その部活は超常現象を研究する為の物であったが、彼は幽霊の類を一切信じていなかった。
降霊術だ心霊スポットだと、部員に連れまわされるものの、現れた幽霊達を彼は不審者として認識していた。
そして今日も部活動は行われる。
部活に所属する学生であり、オカ研の部長『黒家巡』と共に。
2019.09.06
本編は完結致しました。
今後は番外編や後日談を執筆するつもりなので”完結済み”にはせず”連載中”になっております。
2020.01.03
第二部始まりました。
2020.08.28
電子書籍化いたしました。
Amazonなどの電子書籍取り扱いストアで販売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 10:00:00
1345624文字
会話率:27%
友達が欲しい。
強く願った僕の前には、僕だけの親友が現れた。
苦楽を共にして誰よりも親身になってくれる。
愚痴を話せば聞いてくれて、
欲しかった言葉を投げかけてくれる。
理想的だった。
話をしている間はとても心地が良かった。
しかし彼は、他
ならない僕自身だったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 20:41:28
1553文字
会話率:50%
然る国の都にある由緒ある家門の屋敷の一室において一人の令嬢が息を引き取ろうとしていたが、その死を見る者は誰も居なかった。
というのも現当主の愛人の子という事もあり、誰もが蔑んでいたからである。
特に腹違いの兄2人は令嬢を心身ともに傷つけ
たと言われているが、令嬢が病に倒れると今度は無関心を貫く辺り徹底している。
しかし、死ぬ事によって解放されると信じている令嬢には、最早どうだって良い話だ。
ただ・・・・自分が死んだら何処に埋葬されるのか不安に思ったのだろう。
「せめて埋葬される場所くらいは・・・・・・・・」
そう呟くと天井裏から声がして、令嬢は「最後の我儘」を天井裏に居る人間に告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 13:56:17
3049文字
会話率:33%
私の愛しい人。
私の恋人。
マイ・スイートハート。
貴方は何処に居るのかしら?
もう、貴方は私の隣に居ない。
でも、私は諦めないわ。
必ず今度は貴方を捕まえたら離さない。
二度と・・・永遠に・・・
貴方もまた、私を捕まえたら
離さないで。
お願いだから・・・お願いだから・・・折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-04-17 15:02:54
1517文字
会話率:2%
昼と夜が交互に入れ替わり住民も入れ替わるラスベガス。そこで私立探偵事務所を営む男の元に人探しの依頼が来た。娘を探して欲しいという簡単な依頼だったが、どうやらそんな簡単な依頼ではなかった。
最終更新:2009-09-10 21:22:42
2317文字
会話率:24%
此れはある人の手記。
その人は今、何処にいるかはわからない。
……見てみようか。
最終更新:2021-01-24 11:27:31
1473文字
会話率:3%
冬の空に夏の大三角を思う、琴座はいま何処に
最終更新:2021-01-24 03:17:27
1780文字
会話率:11%
ボクこと|未司 紅葉《みつかさ こうよう》はちょっと体臭が独特なところを除けば何処にでもいる高校生だ。
その特異体質のせいで人からは、特に女性からはあまり好かれないが代わりに動物のメスからはやたらと好かれる。
今日も家族であるゴールデン
レトリバーのクラリスとマンチカンのビッケと唯一ボクの体質の例外である幼馴染みの|早乙女 璃里《さおとめ りり》と朝食を食べ学校に行こうとすると、
ーーーーーーそこは、異世界だった。
はしゃぐ璃里を余所目にボクたちの前に立ちはだかる魔物の群れ。
喰われると覚悟したが襲われることなくむしろ懐いてきて。
ボクには異種族を無条件で虜にする体臭、フェロモンを持っているって!?
そしてその力を使って世界を平和にって......ボク、何もできませんけど!?
それに......えっ!? 君たち、なんでそんな姿に!?
これは、ボクと彼女たちが織り成す不思議な不思議な|物語《ストーリー》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 21:00:00
2375文字
会話率:49%