ある時までの記憶を失った少年・阿曽。
彼は突然現れた少女に殺されかける。―――『鬼』である。そんな身に覚えのない理由で。
逃げきれないと諦めかけた時、阿曽を助けてくれた青年がいた。
彼は、『鬼』の証左である紅い瞳を持っていた。
中つ国と呼
ばれる地上世界、更に高天原、黄泉の国を舞台に、阿曽と仲間たちの冒険が始まる。
鬼の名を持つ温羅、地祇である八岐大蛇。そして、天津神である須佐男。
頼もしく温かな彼らと共に、堕鬼人を巡る謎と阿曽自身の謎へと迫っていく。
日本神話の登場人物たちと出逢いながら、阿曽は真っ直ぐに己の運命と対峙する!
※カクヨム掲載作品。自主企画から生まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:30:00
60803文字
会話率:54%
古の神蛇「八岐大蛇」の伝承が残る辺境の地・神蛇村。そこでは五年に一度、新月の夜に生まれた女児を“生贄”として祠に捧げる儀式が今もなお続いていた。だが、ある年の儀式で現れたのは八岐大蛇ではなく、異形の黒龍であった。黒龍は村の掟を嘲笑い、二人の
赤子を攫い、自らの眷属として育て始める。
黒龍の血と魔力に適応した赤子たちは急速に成長し、人の姿を保ちながらも“龍の花嫁”として変貌していく。やがて彼女たちは他村へと潜入し、龍信仰を乗っ取るべく暗躍する。「調和」と「混沌」の二大勢力が衝突するなか、黒龍の巫女として覚醒した少女は、世界を蝕む“災厄の胎”となっていく。
すべては、かつて廃れた黒龍信仰を復活させ、支配の胎動を再び世界へと広げるため。
黒龍の眷属が生まれ、そして世界の均衡が崩れ始める——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:07:28
35703文字
会話率:34%
新解釈十二支物語。
目が覚めた時、どういう訳か、寂しいような、嬉しいような、そんな感情が体の中を吹き抜けていった気がした。八岐大蛇であるはずのこの身に、心、というものなど、存在しないはずなのに。
今宵、年明けとともに、蛇は辰から十二
支の仕事を引き継ぐ。
他サイト…pixiv、エブリスタでも読めます。
2013年に他サイトにあげていたものを、サイト閉鎖に伴い再編成したものを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:24:00
7999文字
会話率:35%
八岐大蛇(やまたのおろち)信仰と製鉄・鍛冶の里『八畑村(やはたむら)』では八つの家が管理するたたら場で神代より鉄を鍛え続けてきた。その八家(はちけ)には神器と神通力が伝承され長きに渡りこの地を妖(あやかし)から守り続けている。
そんな
八畑村に事件が起きる。なんと八家筆頭当主が病に倒れ幼い一人娘が家督を譲り受けることとなった。その娘『八早月(やよい)』は当時わずか八歳、しかし周囲の不安と心配を意に介さず、彼女は歴代最高の巫(かんなぎ)と称された。
それから四年、十二歳の少女となった八早月は村の分校を卒業し街にある中学校へと入学した。初めて村を出た八早月は、今までと異なる生活環境に触れ様々な経験をすることになる。それは初めての出会い、友情、出来事、そして初めての――
この物語は、稀有な幼少期を過ごした少女による初めてづくしの体験談―― そんな彼女を取り巻く人々や環境、学園や社会生活における時の移ろいをそっと覗いてみてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 05:00:00
991948文字
会話率:33%
日本のどこか、おそらく本州の北側に『八岐大蛇』を信仰する限界集落『八畑村』があるという。その村には妖と戦い一族を率いる少女がいた。少女は成長しながら結婚や出産も経験し、やがて大人の女性となっていった。
少女だった頃はいつも一緒で、多く
の時間を共に過ごしてきた友人知人たちとの関係性も昔のままではなく、皆それぞれが大人として社会の中で生きている。それはごく当たり前で自然なことである。
そんな生活がウン十数年続いていたある日、大分歳を召したかつての少女たちが再開する機会がやって来た。連絡を取り合ううちに気の許せる関係であることに変わりはないと感じた少女たちは、過去を思い出し振り返りながら一堂に会することを楽しみに準備を進める。
これは少女たちがたどり着く一つの可能性、『もしも』の物語。
※『限界集落で暮らす女子中学生のお仕事はどうやらあやかし退治らしいのです』外伝となります。本編の登場人物や出来事を振り返る内容だとご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 00:00:00
10858文字
会話率:65%
記紀神話の素戔嗚尊(すさのおのみこと)さまのエピソードって救いがない。だって、畦を埋めたり、堆肥を畦に流したり、機織りの女官にドッキリ仕掛けて女官は下腹部をついて自死――怒った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、素戔嗚尊さまを神さまの力の源であ
る爪と鬚も抜いて葦原中津国(アシワラノナカツクニ)に追放する。しかも、私財没収もして。
追放された先では、みんなを困らせている八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を女装とかして酒に酔わせて謀殺する――なにその更正しました的なアピール? 高天原(タカマノハラ)でのヤンチャぶりで犠牲者でてるから。消えないからアヤマチ――どのあたりが貴いのさ? ご利益ゼロじゃんか。
そもそも、ヤマタノオロチって、ホントに怪物? 暴れ川とかじゃないの? 暴れ川を開拓したとかじゃないの? 畦に肥えって、トライアンドエラーな農業的な試みじゃないの?
女官の事故のような自己死は、なんか嫉妬がらみとかじゃないの? だって三貴子でしょ? スーパーお坊っちゃまじゃん。競争倍率、高そうじゃん。
こう考えると、記紀神話のすべてが疑わしい。よし、再構築だ。
天照大神(アマテラスオオカミ)さまは、ヒキコモリなイメージが染み憑いている――そんなわけがない。太陽が弱いわけがない。よし、残念な感じの脳筋(のうきん)にしよう。
月読尊(ツクヨミノミコト)さまは、やたらとミステリアスでクールなイメージが染み憑いている。よし軽いチャラ男で悪知恵が働く感じにしよう。
素戔嗚尊さまは、マッチョで破天荒なゴッドが染み憑いている。ならばショタだ。お姉ちゃんに似たショタだ。口調は『ですます』だ。一切の粗野を排除しよう。尚且つ闘えるけど戦わない――なぜなら、無駄だから。無駄が嫌い――よし吝嗇家にもしてしまおう。
さぁ、神さまが引きこもる神話を再構築してみよう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:00:00
62231文字
会話率:50%
我が術は最強ッ!――とか言ってますけど、噛んだら暴発するんですよね?
『無能』と呼ばれる、才能と運無しの少年、ライトはいつも変わらないギリギリの日々を過ごしていた。
ある日、新しい剣を買い、調子に乗ったせいで命の危機に瀕してしまう。
そ
んな最中、何とか逃げ込んだ祠で、古代を生きた災厄『蛇の王』と出会う。
生きる為、その蛇の王と契約を結ぶライト、その契約は敗北をせずに最強へと至れと、無理難題だった。
だが、結んだ以上逃げることは出来ず、思考を巡らせる。
そこで、ライトは
「正面から戦う必要は無い、卑怯と邪道の限りを尽くせばいい」
と、正道外れの戦い方を思いつく。
これは、生きる為に邪道を進む少年が、元凶兼相棒+etc.の蛇と共に歴史に名を刻み、覇を唱える。
そんな、蛇道の記録である。
尚、蛇の王から貰った力は噛むと暴発する模様。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
※本作はカクヨムにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 13:01:13
890758文字
会話率:44%
突然失踪した恋人美穂を追って、美穂の故郷を訪れた大輔。そこは歴史に埋もれた山陰の秘境、須佐之男命が八岐大蛇の血を洗ったという言い伝えのある尾呂血湖畔に広がる閉ざされた村だった。美穂は湖に身を投げて自殺したと村人に告げられるも信じられず、独自
の捜索を開始する。村に残る数々の不気味な風習。やがて、国家の中枢を揺るがすような新事実が明らかになってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 15:00:03
52836文字
会話率:43%
突然失踪した恋人美穂を追って、美穂の故郷を訪れた大輔。そこは歴史に埋もれた山陰の秘境、須佐之男命が八岐大蛇の血を洗ったという言い伝えのある尾呂血湖畔に広がる閉ざされた村だった。美穂は湖に身を投げて自殺したと村人に告げられるも信じられず、独自
の捜索を開始する。村に残る数々の不気味な風習。やがて、国家の中枢を揺るがすような新事実が明らかになってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 14:57:33
66027文字
会話率:51%
突然失踪した恋人美穂を追って、美穂の故郷を訪れた大輔。そこは歴史に埋もれた山陰の秘境、須佐之男命が八岐大蛇の血を洗ったという言い伝えのある尾呂血湖畔に広がる閉ざされた村だった。美穂は湖に身を投げて自殺したと村人に告げられるも信じられず、独自
の捜索を開始する。村に残る数々の不気味な風習。やがて、国家の中枢を揺るがすような新事実が明らかになってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 14:52:00
53403文字
会話率:47%
日本人なら誰でも知っているヤマタノオロチのお話。 伝説の裏側には隠された真実がある。 寂れた路地裏の安酒場。出会えば語る酒呑み二人。 語るは歴史か伝説か。はたまた眉唾、与太話。 呑めば吞むほどに謎は深まる。
最終更新:2023-12-24 11:47:21
4274文字
会話率:34%
菅原道真の謎に迫る超時空歴史ファンタジー。学問の神様と呼ばれる道真は、なぜ日本最大級の怨霊として畏れられたのか?
道真の式神「梅」、雷神伝説、土師氏の謎、相撲起源、光り物の怪、御破裂山奇譚、秘術「双龍」、八岐大蛇神話、フリーメイソンなどな
ど、仕掛け満載で連載中。
「魔法のiらんど」、「wattpad」、「Yahoo!ブログ」等にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 08:22:31
115720文字
会話率:43%
ふと夢に出てきた既に消えたはずの記憶。もう思い出す事も無い暖かい思い出が蘇る。やがて恋人同士となる八岐大蛇とエレイナとの出会いを書いた物語。
最終更新:2023-04-08 19:07:13
3392文字
会話率:63%
転生したら蛇いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?どうやら進化したら八岐大蛇()のなれるっぽいのでがんばります!
最終更新:2023-01-21 11:13:57
543文字
会話率:0%
この世には
神が人々に魔力を与えた魔法世界(マジックスペース)
人々が自力で技術を身につけた科学世界(サイエンスペース)
人々に異能が発言した魔技世界(アナザースペース)
が存在している。
ある時、魔法世界(マジックスペース)を滅ぼそうとし
ている神々から人々を守っているイリス・ロードという神殺しがいた。
しかし、創造神の策略で亜空間に閉じ込められる。
イグリスは八岐大蛇と死闘を繰り広げ、
『妖刀 憂鬱(アスタロト)』とともに亜空間から脱出した時にはそこには500年経っていた魔法世界だった。
これはイリス・ロードという神殺しが妖刀を使って三つの世界を救うお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 12:55:31
29910文字
会話率:50%
この作品はpixivにも同じタイトル、同じ作者名で掲載しています。
最終更新:2021-07-09 22:04:58
11397文字
会話率:71%
酒呑童子の手によって甦った大怪獣メカ大蛇。富士の裾野を舞台に最終決戦の火蓋が切られる!
最終更新:2021-07-01 08:28:19
28528文字
会話率:54%
やっほ〜。『気紛れ』が有名な僕だよ?
え?分からない?ふふん、其れでは教えてあげよう!僕は……僕さ!
其れでも分からない?う〜ん。仕方ないなぁ。それじゃあ1つ、面白いことを教えてあげるよ。
其れはね……ふふ、やっぱやーめた!え
?何故やめるのか?そんなの僕が『気紛れ』だからに決まってるじゃないか。
まあ、僕は座敷童子みたいなものだからね。何処にでもいて、何処にも居ないんだよ?ほら、今日は君かもしれないね───────────
◆◆◆
処女作です。受験終わって暇なので、まあ暇つぶし感覚でやってます。なので不定期です。ご了承ください。
R15、残酷な描写は保険です。末永くよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 20:00:00
17867文字
会話率:51%
俺の名は火神。
普通の高校生だった。
修学旅行で出会ったお爺さんに騙され八岐大蛇を復活させてしまった。
復活した八岐大蛇は手のひらサイズの蛇だった。
ひょんなきっかけで異世界に転移されてしまい、、、冒険が始まる。
彼が飛ばされた世界。
その
名はインヴァース。
八岐大蛇は俺に懐きペットとして飼うことになる。
八岐大蛇の八つの頭には八つの属性を持っていた。
そして相手と同属性の頭で食らうことが出来る。
さて。彼は魔王になるのか。
はたまた勇者となるのか。
彼の冒険譚はここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 06:44:25
198092文字
会話率:20%
12月2日。
八嶋鵺子は学校の帰り道に、大蛇と名乗る美女に襲われるが、突如現れたメイド姿の少女・鵺に助けられる。自らを大妖機と名乗った鵺の失われた力を取り戻しながら、自信を狙ってくる八岐大蛇と戦っていく鵺子。だが、八岐大蛇の契約者は意外
な人物で……。
現代に甦る八岐大蛇に立ち向かう少女と無敵の大妖機・鵺、彼女たちを取り巻く人々の物語。
*2000年代初期が舞台です。この時代にこんなものなかったよー等ありましたらご指摘ください。
*ロボットの登場(?)は第三章からの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 02:00:00
145382文字
会話率:57%
予備校時代を通じて抱くブルーな気持ち。
最終更新:2019-11-06 19:08:04
467文字
会話率:0%
国語の授業中、私は昼寝をしている。
八岐大蛇の神話だとかなんだとか…。
午後はかったるい。マジでつかれた
校庭で男子がサッカーをしている頃
一匹のカラスがカーカー鳴いている。
帰りに原宿で
猫耳パーカーを買ってショッピング。
タピオカも忘れずにね。
私の名前はひなた。実は猫耳なの
代々伝わる家宝は、黄金の招き猫
探検家の父は行方不明、その娘は
黄金の招き猫によって呪われ
呪いの手掛かりを解く答えを
探している最中でありながら
クレープを頬張っているのだ
夜になると半分、猫になってしまう
獣人化する条件。
水を浴びてしまった時
怒って興奮した時など
あと
チュールを発見した時。
私は、身なりを活かし暮らしていた。
原宿のメイド喫茶でアルバイト中に。
うざったい客が来店した
聞いてないのに
目利きを教える。だとか意味不明だ。
おしゃべりガラスの神話を教えよう。
カラスは、おしゃべりをし過ぎて……
作者は寝不足でその次は覚えてない。
ひなた「で、で?」
加藤こばん
「俺が教えたいのはそんなんじゃなくて
埋蔵金伝説って信じるか?」
ひなたは打って変わって
興味津々に、聞き入った。
だが
話している最中に捕まる。
超急展開
実は…
ひなたの
裏の顔はキャットウーマンであった!。
金銀財宝を求める呪いにかかっていた。
のだ!!
刑事に、身柄を拘束され
二人は任務を依頼される。
九州地方に向かう。森へ
加藤こばんの最新スマホ
は電波がなく役に立たず
地図もあてもなく、道中に迷い込み
井戸から出現かんかんだらに襲われ
姿は、下半身は蜘蛛に上半身は女性。
そして、海岸の絶壁に追い込まれる。
ボートに乗り一息つくと、思いきや
クラーケンに、襲われ沈没船になる
そんなこんなで洞窟に到着する二人
マリオメーカーばりの仕掛けを構想
したいところだが…。海岸の洞窟は
神殿に繋がっていて、大理石に断片
をはめると扉が開く。
何やら合唱が聞こえ
秘密結社八咫烏の怪しい儀式を目撃
男「そこで、何をしている?
ここは、神聖な場所だ!立ち去れ」
男「目撃されたからには、消えて貰う」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 08:49:52
1408文字
会話率:38%
忍の里で暮らす桜子は、郡司を務める父(秋津彦)が縁談を薦めるのに悩んでいた。相談しようと社を訪れると、祖母(清乃)に「水神の剣」について知らされる。一方、皇に仕える隠密「月読」は、その剣の守り手を求めていた。
八岐大蛇と剣の伝説に基づく和風
ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 21:50:17
100045文字
会話率:25%
これはいつか書くものを認めたもの。とりあえず置いておく。
最終更新:2019-02-11 16:08:55
4934文字
会話率:38%