老店主の口癖は「お客様は神様ですから」。老店主はそう言って客からお金を取ろうとしない。骨董品屋の常連になった少女はそれでどうして店が成り立つのだろうかと不思議がっていたが、ある日、道ばたで拾ったものをきっかけに、老店主の言葉の本当の意味を知
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-12 12:21:39
2979文字
会話率:53%
時は現代。とある街の片隅で古びた骨董店がある。とうてい儲かっているようには見えないのに何故か経営している不思議な店。噂ではこの店は、妖怪退治なんて事をしているとかなんとか。 店主である狭間とその店員である山野、朱莉の三人が行なう怪しい依頼
。いったいどんな依頼があるのかは見てのお楽しみ。 ※残酷な描写は念のためです ※前に電撃へ送って一次も通らなかったものを思い出して発掘したものです。 ※文字数大体11万字の全三話。誤字脱字修正しつつ最低一日一回更新していきます。 ※ジャンル的には現代ファンタジーなんですかね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-24 00:00:00
122615文字
会話率:41%
五十嵐流治は歩いていた。ギーギー音がするリヤカーを引きながら。リヤカーに積まれた荷物は数十冊の本と、刀や銃等の美術品や骨董品。全て小説家である流治の祖父が、資料として友人知人から借り受けた物だ。流治は祖父に逆らえない。喝の一声と共に、祖父
の代わりに資料を返却しに出かけたのだった。面倒臭いけど、ただそれだけの事。次の角を曲がればまず最初の返却先、……の筈だった。*異世界トリップ物。ハーレムとかそういう感じのにしていきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-12 14:12:56
13379文字
会話率:13%
12月に入って1週間。大学二年生の主人公は学校に行かず、六畳一間のボロアパートで日々を浪費していた。そんな彼が普通の人間と違うのは「死にたがり」であること、そして「触れたモノを動かす・治す超能力」を使えること。彼は行きつけの骨董屋で異質な人
形と出会う。その人形が普通の人形と異なるのは「人間そっくり」で「触れた人間を殺す呪い」を施されている点だった。彼は喜び勇んで、死を運ぶ人形との同居生活を始める。なんの因果か大御所都市伝説までやってきて、話の影にアンドロイドも見え隠れ。メガロマニアって関係あるのか、一体なにを捻じ曲げるのか。そして、オカルトなのに怖くないのは大丈夫か。小規模に、なんでもあり気に進んでいく、「死にたがり超能力者」と彼を取り巻く人々の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-04 07:46:26
256107文字
会話率:49%
主人公時島正午(ときしましょうご)はたまたま見つけた怪しい骨董品店で奇妙なデザインの腕時計を貰い受ける。しかしこの時彼はまだ知らなかった。これをきっかけに彼の平穏な生活がとんでもないことになっていくことを・・・
最終更新:2012-10-23 23:56:19
31826文字
会話率:63%
両親を事故で失った姉弟、冴と春樹の日常は、危うい心のバランスの上に成り立っていた。良心の呵責に苦しむ冴と、そんな姉を見て傷つく春樹。ある日、冴はバイト先の骨董品店《やすらひ堂》で不思議なおじいさんに出会う。それをきっかけに、冴は彼女の知らな
かった《やすらひ堂》のもう一つの顔、そして春樹の見てきた世界に触れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-19 23:47:27
71274文字
会話率:37%
一世を風靡した戦闘機「オオタカ」も、骨董品と呼ばれるようになった時代。関東国防軍防空第一小隊に最新鋭の戦闘機が配備されることになった。が、如月修二の属する第三小隊には関係のない話だ。……と、思っていた矢先、小隊長から驚きの言葉が「新型戦闘機
が一機、ウチにも回される事になった」。しかし、第三小隊なんぞに回されるのには、それなりの訳があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 21:50:29
21203文字
会話率:55%
蒼海雪永は病院の一室で二十年暮らすことを余儀なくされていた。
毎年の桜が心の拠り所となっていた彼は、この年の桜が例年に比べ、格の違う美しさであることに気づき、六十年前に自らが想い馳せた少女のことを思い出した。
六十年前の三月下旬、雪永
は上司の紹介で知った骨董商に絵画教室の運営を持ちかけられ、公園の一角にある桜の木の下で開校する。
子供や老人に教える中、彼の会社を懇意にしている社長、衣沼誠も入会してきた。
ある日、誠の参加する教室に遅れそうになっていた雪永は並木道を走り抜けていた際、桃色の着物姿の少女、嵯峨野ほのかと衝突しそうになるが、自身の負傷と引き換えに無傷で彼女を抱きとめることに成功する。
互いに礼やらの言葉を交し合っていた矢先、彼女は彼の所持していた画材から教室の講師であることを見抜き、入会するためにやってきたと話す。運命の出会いを感じながら彼は入会を承諾し、彼女と共に公園に入った。
週に二度の教室は雪永の支えとなり、深まるほのかとの関係と展望を考え、絵画商へ自作を持ち込むようになる。有名な絵描きとなれば、夢のみならず彼女との未来が約束されるものと考えてのことだった。
しばらくして外国の画家協会員の目に留まり、画家の卵として活動を始めることになったが、彼女との交際を認めるように計らっていた誠が急逝してしまう。
一縷の希望を失った彼女は教室の退会を伝え、彼は最後に彼女の絵を描きながら助けに行くと誓った。
一ヶ月を経て、誠の夫人と画家協会員の力を借りて、ほのかの両親を救ったが、彼女は結婚してしまい、二週間後に彼女は新婚旅行先で命を落とし、遺品と手紙を彼に残す。
手紙には彼女の想いの丈と、人でないこと、彼の前に戻ってくることが綴られていた。
それから二十年を経て、画家として成功した彼は病に倒れる。
現代、病床にあった彼の耳にほのかの声が届き、再会の奇跡が成就されたが、想いを告げ、結婚指輪を渡した直後に彼は彼女に看取られて息を引き取る。
懸命な処置の甲斐もなく彼は亡くなったが、その病室の片隅では限りなく現実との繋がりが薄くなった姿の雪永とほのかが見守り、新しい肉体で病室を後にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 04:45:59
24273文字
会話率:36%
商店街の一角にある寂れたある骨董品店。最近その骨董品店について噂話が広がっていた。曰く、いつもは営業していないが噂では営業しているときに骨董品店に入るとそこには爺さんが一人いて、『不思議な力』をくれるらしい。
友人の水瀬が骨董品店
の爺さんから『不思議な力』をもらったと自慢してきた。噂が本当だと知った御剣はそれ以来毎日骨董品店へ足を運び続けた。骨董品店へ通うのが日常となってきて頃、ようやく御剣は力を手に入れることができるのだった。
御剣はその力を使っていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-10 10:00:00
4627文字
会話率:54%
住宅街から少し離れているひっそりとした林の入り口に其処はあった。
映画で観たことがあるような、白壁の大きな屋敷《パレス》。
隅々まで手入れが行き届いた、花々で敷き詰められている広い箱庭《ガーデン》。
重厚な柵と扉を開き出迎えてくれ
た、まだあどけなさの残った端整な顔立ちをした男の子の使用人《サーヴァント》。
窓際に腰掛け、窓の外の何処かを眺めながら迎え入れてくれた若い女主人《ランドレディ》。
今にも語りかけてきそうな、愛らしい赤い衣装《ドレス》を纏った骨董人形《アンティークドール》。
…美しいものたち。
彼女は小さな好奇心から放課後の制服姿のまま此所へ足を踏み入れた。
この物語の主人公になってしまうだなんて知らずに…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 12:50:05
635文字
会話率:14%
僕は、とある骨董屋で奇妙なお面を手に入れた。それから僕の周りでは奇妙な事が起こり始めた。
最終更新:2012-05-23 00:24:22
4673文字
会話率:30%
絵の下手なミサキと、絵の上手いジョウ。
劣等感と嫉妬に日々押し潰されそうになるミサキの前に現れた怪しい骨董品屋。
「僕らの右手は…なぜこんなにも同じで、どうしてこれほど違うのだろう?」
(※pixivでも公開してます)
最終更新:2012-05-02 17:05:10
27876文字
会話率:46%
母が死んだのは、もう十三年も前のことだ。母の誕生日、果ては名前も顏も忘れて久しいのに、命日だけははつきりと覺(おぼ)えてゐる。
其(そ)れは何故なのか。
屹(きつ)度(と)あれの所爲(せい)だ。
故人は死んでも四十九日の間はまだ現世に留ま
ると云ふのを知り乍(なが)らも、どうしてか無性に女が抱き度くなつて──買つたのだ、女を。
母の寢室でだ。
其れがどうしやうもなく後ろめたくて、けれどどうしやうもなく亢(こう)奮(ふん)したので、私は今でも母が亡くなつてからの四十九日間の出來事はしつかりはつきりと覺えて、頭からこびり附いて離れずにゐるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-19 20:46:14
7512文字
会話率:35%
環紗で月が妖しく、そして美しく輝く夜には注意する事だ。哀れな首がまた一つ狩られ、血飛沫で衛星は赤く染まるのだから―――。
隣人の兄弟を連れ、そう囁かれる街へとショッピングにやって来たウィル。休暇中の弟達とも合流し、仲間の住み込む骨董店
へ向かう。
だが、和気藹々と休日を楽しむ彼等の元へ飛び込んだのは、首狩り魔の新たなる被害者の一報。そして宇宙を揺るがしかねない、不死を齎す宝石の極秘情報だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-06 17:00:00
67173文字
会話率:63%
特に恵まれたわけではない生活。平凡から逸脱しない人生。順風満帆と言えはしないが、不満があるわけでも無い。対人関係にストレスを感じることも――とまあこれ以上グダグダいうのもなんだ、とどのつまりは単なる高校生とその周りの奴らとの、どこにでもある
ような日常の話。ただ最近になって、周囲に使う味噌を変えた味噌汁くらいの違和感、というか……でもそれもまた、普通のことだろ?……多分折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 17:09:28
50988文字
会話率:56%
ウェイの街の西区八番通りには不可思議な品物を扱う店がある。
睡月湖亭と呼ばれるその骨董屋の主人氷翠は、自分を尋ねてきた商人の娘の命を気まぐれに救った。
しかし、少女セアンは相手の行動が理解できなかった。
その夜、氷翠のいる睡月湖亭へ直談判に
向かったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-05 20:08:38
31455文字
会話率:35%
骨董屋で見つけた、壁掛け鏡に、秘密があった
鏡にとじこまれたあなたどうします?
最終更新:2011-08-17 01:20:54
1014文字
会話率:38%
ある日、吸血鬼学園に通う吸血鬼・紅蓮は骨董品屋で人間の魂が宿った人形シャーロンと出会う。
そこから始まる、前世の記憶・シャーロンの約束・因縁の対決・未来への物語。
最終更新:2011-08-10 15:52:15
1666文字
会話率:4%
国境を越えれば死霊《しりょう》が跋扈《ばっこ》しているスピーリィズ王国。その国状から、死霊を操るネクロマンサーは忌み嫌われ排斥されていた。 そんなスピーリィズ国のある町に変わった少女、テーラがやってきた。『アンティーク屋』という店で一人で骨
董品に囲まれて暮らしているらしい。しかも彼女は独り言が多いらしいが、その真実は―――。 魔術の天才少女テーラと「黒曜石」のネクロマンサー、セオの織りなす少し不思議な物語。 短編連作のような形になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-26 13:09:04
4112文字
会話率:35%
作者:raki
ある骨董屋で、俺は古いテレビゲームのソフトを購入した。
*ブログ・他サイトでも掲載します。
最終更新:2011-07-19 18:45:12
2031文字
会話率:26%