みのまわりで不運や奇怪なことばかり起こる不幸体質のハルは、『辻切センター駅で首狩り魔人が出る』という都市伝説を聞く。『魔人』という頓狂な言葉から、ハルはうわさを信じなかった。しかし、幼なじみで完璧なラックを持つはずのアンリは、首狩り魔神を探
すと言い残して姿を消す。ハルは都市伝説の存在を仮定し、首狩り魔人に会わないよう願いながら、アンナを探しに夜の駅に足を踏み出す。
――SAN値を削る冒険が始まる。
グロ注意。斜め上展開注意。
【完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 20:00:00
36755文字
会話率:13%
運河白代は六月二十五日の夕方に、腹を切り裂かれそのまま気を失った。
次に目を開けた時、そこに居たのは天使でも神様でもなく、運の化身だった。
「あなたは、絶命する筈でした」
運の化身に助けられた白代は望まざる同居の日々を送ることになる。
そして、街を襲う恐怖の首狩り魔。
それを支配下に置く運の化身である、アレフの計画を潰すため白代とロットは共に戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-09 19:55:10
2101文字
会話率:31%
環紗で月が妖しく、そして美しく輝く夜には注意する事だ。哀れな首がまた一つ狩られ、血飛沫で衛星は赤く染まるのだから―――。
隣人の兄弟を連れ、そう囁かれる街へとショッピングにやって来たウィル。休暇中の弟達とも合流し、仲間の住み込む骨董店
へ向かう。
だが、和気藹々と休日を楽しむ彼等の元へ飛び込んだのは、首狩り魔の新たなる被害者の一報。そして宇宙を揺るがしかねない、不死を齎す宝石の極秘情報だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-06 17:00:00
67173文字
会話率:63%