山田は目立たない少年だ。
同じクラスの藤崎さんがちょっと気になっていて、イケメン男子に絡まれて、日直の仕事を押しつけられる、そんな、平凡で普通な山田くんのごくありふれた日常と、ささやかな秘密。学園青春ちょっとだけファンタジー。
最終更新:2022-05-10 21:34:16
11087文字
会話率:49%
私が恋したのは貴方の「顔」だから。
ある冬の日、シュリンは残酷な告白を受けた。
多くの好奇の目に晒され、分かりやすい嫌がらせをする婚約者の妹と従姉弟は自分達の楽しみの為に人を嘲笑う。
「だったら私も楽しませてもらう」全てを知りつつもシュ
リンは彼の婚約者を演じた。
最低な告白から始まった一年の終わり。偽りの婚約者だったシュリンは婚約破棄を申し出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 12:00:00
79485文字
会話率:45%
この世界とは異なる世界は、数多く存在する。
数多の異世界の中でも小さな世界「ディプレシオン」は春夏秋冬あらゆる季節が混在する不思議な世界。
魔法も化学も存在するこの世界には、一つの噂がささやかに囁かれる。
花明りの森にある古い館には、二匹の
鬼と魔女が住む。
魔女は長い年月を生き、困った村人を助ける優しい存在。しかし、誰一人その姿を見た者はいなかった。
いつからそんな噂が流れだしたのかは誰もが知らず、遠い昔から言い伝えのように囁かれ続けてきた。
ささやかに囁かれ続けた噂は、これから起こる世界の異変と事件で、誰もが知る真実に変わって行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 15:54:04
68676文字
会話率:59%
小説投稿サイトでのささやかな交流。
初めての投稿作品を誰にも読まれなかったあの頃。初めての感想をくれたのは「しらすあなご」さんだった。
あれから4年。
感想の返信でつい書いてしまった『今年こそチョコレート欲しいですね』の一文。まさか本当にバ
レンタインチョコを貰えるとは、思ってもいなかった。
(全6話/17:00と18:00に投稿予定)
藤乃 澄乃様主催の『バレンタイン恋彩企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 18:05:47
62404文字
会話率:23%
たった2人の演劇部。ミステリーが好きな先輩は、いつも私を振り回す。今日こそ先輩にささやかな反撃をするため、私はひとつの「謎」を提示した。絶対に解けるはずのない謎を…。
最終更新:2022-05-02 01:10:53
4658文字
会話率:57%
少女・鬱ノ宮夏姫は、およそ半年もの間、SNSを通じて知り合った友人とメッセージでやり取りを繰り返していた。
顔も、声も、年齢も、性別さえも定かではない、そんな相手とのささやかな交流の時間は、彼女の心を癒やすものであるはずだった。
唐突に訪
れる『疑惑』
一年前に起きた『事故』
喪われてしまった『記憶』
久しぶりに再開した『親友』
過去の夏姫の身に起きた出来事とは?
SNSで知り合った友人の真意とは?
そして、これから起きる事件、その全貌とは―――?
【現代恋愛✕ミステリ、新生!】
ラブコメとミステリを得意とする二人の作家による、新しい形の小説がはじまります。
※今作は「在処」と「えねるど」二人の作者による合作小説です。
主人公とヒロイン、それぞれの視点でお話が同時進行していきます。ぜひどちらも合わせてお楽しみ下さい!
本作【side.N】は毎週日曜更新予定です。
同時進行している【side.R】は毎週土曜更新予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 00:00:00
34166文字
会話率:27%
盗まれた母の形見を取り戻すため、大貴族の次男坊ルカは辺境で開かれるという闇オークションに臨む。会場の入口を教えてくれるのは、場末の酒場に似つかわしくない看板娘アトラ――裏の顔は魔石商。可愛いがたいへん塩対応で、しかも何やら訳ありらしい。
「
私が欲しければ、国ひとつ持ってきてくださいね。あと気安く触らないでください」
母の形見を追い求めた先で、ルカはアトラにまつわる思いもよらない秘密を目の当たりにする。
不思議な魔石を巡る、人々のささやかな幸せの物語。全10話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:22:40
48679文字
会話率:41%
少女が通う雪の森には、小さなキツネが暮らしている。
頼りなく震える身体、穴倉で丸くなる尻尾を、少女はいつも心配しながら眺めた。
無垢な少女は、ただキツネの幸福をだけを祈って、その姿を見守るのだった。
しかし、運命は残酷である。
キツネのさ
さやかな平和は、腹を空かせたオオカミに脅かされてしまう。
捕食者の出現に、揺れ動く少女の心――無力な彼女は、キツネの無事をひたすら祈り続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 22:17:16
5956文字
会話率:1%
宮前琴にはささやかな目標がある。自立した大人になりたい、ただそれだけ。
後頭部が絶壁であることがコンプレックスの琴は、両親の転勤を機に、年の離れた幼馴染の神立レイと同居することになる。眉目秀麗、文武両道、おまけに優しくて警視庁のエースという
超ハイスペックなレイとの同居が決まり、彼の役に立とうと意気込む琴。
しかし琴はまだ知らなかった。レイが琴を甘やかしダメにする天才だということを――――……。
「私は自立した大人になりたいのに……!」
「とんでもない。琴はただ僕のそばにいてくれればそれで良いからね」
立派な大人を夢見る平凡女子高生と、完璧すぎる美形刑事のドタバタ同居生活、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 21:00:00
536998文字
会話率:48%
18歳、高校2年と3年。
部活に打ち込む二人の、心の内は複雑でーー…
二人がそばにいる為に、ささやかに踏み出す1歩。
…のはずが?
最終更新:2022-04-25 14:58:05
6061文字
会話率:21%
赤宮裕真(あかみや ゆうま)は高校生である――っていうか、むしろ〈勇者〉である。
それも、小学生のとき、中学生のとき、そして高校生になってからと、3回の異世界転移によって3つの世界を救った、筋金入りの超ベテラン高レベル勇者だ。
しか
し――そんな彼に訪れた、故郷日本での『4度目』は、なんと悪役だった!?
まさか、この現代日本に実在するハズもないと思っていた魔法少女――。
その戦いに正体不明の助っ人として加勢した結果、誤解と説明不足……そして正体を隠すのに使った、呪われた防具のいかにもヤバい見た目のせいで、悪の凄腕剣士〈クローリヒト〉と認識されてしまったのである。
……もういい加減に、現代日本の平和で真っ当な生活を~……!
そんなささやかな願いは当然かなうはずもなく――。
〈世壊呪(セカイジュ)〉と呼ばれる謎の存在を巡る、何かザンネンな匂いのする秘密結社〈救国魔導団〉と、まだまだ未熟な魔法少女〈シルキーベル〉(しかも正体は彼女)の戦いに、「結構です」とお断りを入れる間もなく巻き込まれていく裕真。
さらにそこへ、別の勇者やら、小さな変身ヒーローやら、新たな魔法少女やらも関わってきて……!
ユルいミリオタ気味な剣の聖霊をお供に、かつての宿敵の魔王を仲間に、流れでクローリヒトとして戦うことになった裕真の4度目は――。
このまま悪役(っぽい)ポジションで終わるのか、果たして……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 20:33:41
1572000文字
会話率:26%
職業。それは、この世界において人類にステータスやスキルなどの恩恵を与えるもの。様々な職業が、生まれながらに手に入る世界では、好かれる職業と嫌われる職業があった。穢れた存在であるとされるアンデッドとともに戦う青年、〈降霊術師〉ピーター・ハンバ
ートは、後者だった。
愛するゴーストのリタと、ドラゴンスケルトンのハルとともに、今日もピーターは傷つきながら、そんな優しくない世界で生きていく。
家族とともにあり続けたい、そんなささやかな願いだけを抱えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 00:02:05
490257文字
会話率:29%
世間で悪役令嬢とささやかれているミネルウァは、婚約者の第一殿下であるオスバルドとうまくいっていない。週に一度のお茶会はほぼ沈黙。
ミネルウァの親友であるリンジーは、あまりに言葉が足りないミネルウァの気持ちを伝えるため、通訳を申し出る。
する
と、オスバルドの側近も通訳をすると申し出てきて…!?
今日ここに、「両片思いの主の通訳をする会」が発足する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 20:27:15
9388文字
会話率:56%
俺と彼女のささやかな幸せは、大型トラックとの衝突により、突如として終わりを告げた。
次に意識が戻った時、俺は前世の記憶を保持したまま、別世界【クリアオノルカ】の地に立っていた。
俺は約束した。
『必ず、君の魂を見つけ出し、幸せにする』
と。その魂が、次代魔王となった元勇者だろうと変わらない。誰よりも君を愛してる-
トラック事故が引き金となり異世界転生した勇者君が、前世の恋人の魂を探し、奔走するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 21:00:00
898文字
会話率:18%
楽園とは程遠い社畜生活を送っていたゲームオタクの三宅光輝は、帰宅中ナイフを持った暴漢に襲われていた少女を助ける為に立ち向かい、命を落としてしまう。
善行により天に召された光輝は神様からささやかな願いを叶えた上でゲームのような異世界へ転生でき
ると聞かされる。
規格外のチートスキルを貰うより、どんなスキルでも自分で選んで習得できるようにして欲しいとお願いし、グラムベルグ王国の貴族の三男、スティール=フォン=レイとして異世界転生を果たした光輝。12歳の神託の儀で神から授かる固有スキルを1つも貰えず、「スキルなし」と周囲から蔑まれるが、レイのスキルは神様にお願いした通り、全てレベルアップで取得するスキルポイントで選んで習得できるという無限の可能性を秘めたものだった。
この物語は、規格外の強さを手に入れた主人公がS級冒険者となり、住み良い世界を作る為、世界平和を目指す物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 07:00:00
4010文字
会話率:41%
ウチの高校の男子制服はブレザーである。
その為、卒業式には好きな男子の『第二ボタン』の代わりに、『名札』を貰うのが卒業式の恒例となっている。
大泉はモテる親友をずっと見ていただけの一途な後輩・鈴井の為に、親友の名札を確保していた。
※『
ずっと好きだった大泉先輩が卒業するので、記念に名札が欲しいだけの鈴井さん。』の大泉先輩サイド。
単体でも読めますが、両方読むなら『ずっと~』の方から読むのがオススメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 19:17:25
6798文字
会話率:25%
結婚10年目。
睦月は嫁ミチルの為、なにかしたい。
【彼と彼女と残念ごはん。】シリーズ。
ありきたりな食事風景の中にある男女のささやかな日常ドラマ。
最終更新:2020-12-16 19:08:51
2692文字
会話率:29%
カレー好きなあなたとの、ささやかな幸せの日常。
最終更新:2022-03-27 17:20:48
521文字
会話率:12%
特に運命的でもなく判断ミスであっさり死んだ。
死後の世界で出会った男は死者の道先案内として、浄化か地獄か転生を選ばせてくれた。
そして転生が選ばれた。
主人公が選んだ新しい生を受ける場所は『魔物と魔法』、そして『スキルとダンジョ
ン』が物理法則に真っ向から喧嘩を売っているファンタジーな世界だった。
前世でのささやかな幸せに満ちた灰色の人生に後悔はないが、せっかく人生をやり直すなら好きなことをしたい。魔物とふれあいたい主人公は召還士兼テイマーとして冒険者の道に進む。
召喚獣やテイムモンスターを増やしながらダンジョンを攻略する冒険の始まりである。目的地は隣街だけど。
死後転生物です。
召喚師兼テイマーの冒険記です。
ダンジョン攻略物を書いてみたかったから書いた処女作です。
*すいません、書きながら手を加えてるのでちょくちょくすでに出てる話の書き方が変わるかもしれません。重ねてご容赦ください。
*投稿は週末の不定期更新となります、頑張って書きますので気長にお待ちください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 10:56:44
163482文字
会話率:34%
会社員の主人公は社畜と化し日々過ごしていたが、憧れの大好きな先輩と話している時に急に倒れ意識を失う。目が覚めるとそこは知らない場所で、周りに何もなく、一人彷徨う。そしてある出会いをきっかけに物語が動き始める。現実と異世界との狭間で揺れ動く感
情と成長して行く主人公。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 06:51:07
8310文字
会話率:25%
ジュエルバーン家の令嬢フレイアは、幼い頃から政略結婚の駒として育てられていた。
彼女の容姿はそこそこ、そのうえ無愛想だったので、周囲からは『鉄仮面』と陰口を叩かれ妬まれていた。
そのため唯一の友達は、同じ令嬢のアイシスのみ。
この世界では
、成婚の儀において、新婦が作った『メラ・ゾーマス』というマズいスープを黙って飲み干すという風習があった。
アイシスはフレイアに、その風習を無事終えるためにと、味覚が鈍くなる薬を渡す。
フレイアはその薬を飲んで成婚の儀に臨むのだが、スープをひと口飲んだ瞬間、あまりのマズさに絶叫とともに床にぶちまけてしまう。
大勢の参列者の前で、大失態をさらしてしまうフレイア。
かわりに乱入したアイシスが、スープを飲み干す。
その飲みっぷりに参列者は感心。
ロキ王子にも気に入られ、王子はアイシスとの結婚を望む。
王子から婚約破棄を言い渡されてしまったフレイアは、若くして人生の目標を失ってしまう。
しかも親子の縁を切られ、身寄りのなくなったフレイアは聖女となり、世界を統べる神のオーディンと婚約。
つつましく暮らしていたのだが、ある日、庭で死にかけになっている仔犬を見つける。
聖女の癒しの力を使えば助けられるが、癒しの力は獣に使ってはならない決まりになっていた。
しかしフレイアはその禁忌を破り、仔犬に癒しの力を使ってしまう。
助けた仔犬ととささやかながらも、幸せな日々を送るフレイア。
しかし仔犬に癒やしを使ったことがバレてしまい、フレイアは仔犬ともども処罰されることとなってしまう。
「自らの手で、その犬を殺すのです。そうすれば、あなたの罪は赦されるでしょう」
仕える神のオーディンからそう命じられ、フレイアは成長した犬に聖剣を振りかざす。
しかしフレイアの剣は、犬を繋ぐ鎖を断ち切っていた。
「逃げて! 誰の手も届かない、遠くまで! そして、わたしのぶんまで生きて!」
「や~だね」
なんとフレイアが育てた犬は、邪獣と呼ばれる『フェンリル』だった。
人の姿をなしたフェンリルは、フレイアを抱いて逃げ出す。
仔犬の頃から育ててきたフェンリルは、フレイアを溺愛。
またフレイアもフェンリルと出会ったことで、この世界がメシマズであることを知る。
フレイアはフェンリルに愛されつつ、美味しいごはんを知らしめるための『フード馬車』を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:07:39
25344文字
会話率:32%