麗らかな5月のある日、私がお客さんにチェリータルトを振舞っていると、学校帰りの妹がボロボロに薄汚れたビスク・ドールを持ち帰ってきた。
その夜、ビスク・ドールは突如動き出し、私たちにこう告げた。
『アタシは、呪いの人形よ』
作者オリ
ジナル第二弾
目に見えぬ精霊の声を聴く姉と、精霊の姿を見つける妹の、不思議な日常を描くファンタジー短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-23 22:30:02
23019文字
会話率:60%
郊外にある、名も無き小さな喫茶店。
そこに静かに暮らす姉妹には、それぞれに不思議な能力が備わっていた。
ある日、妹が突然息を切らせて玄関を開け放ち声を上げる。
――てるてる坊主、見つけた!
妹の手の平には何も見えない。
けれど姉は、その
耳で小さな声を確かに聞いた。
それは、さめざめと悲しみに暮れる少女の泣き声――
作者オリジナルの、ふんわりと、しっとりした短編ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 23:11:05
7403文字
会話率:60%
『あの歌声は――
聴くものをみな魅了し
そして狂わせる。
あの歌声は――
もうこの世にあっては
ならないものなんだ――』
かつては神童と呼ばれた伝説の
ボーイソプラノ結城丈児(ゆうきじょうじ)。
再起をかけ、全寮制の聖マリオン学院
音楽科に編入した彼が出会ったのは――。
奇跡の歌声を持つ、絶世の美少年
岬恵介(みさきけいすけ)だった。
彼には隠された過去があった。
そして彼の歌声には――
音楽の歴史をも超える、驚愕の秘密があった。
禁断の恋と知りながら。
丈児は岬をただ一途に愛し始める。
全寮制の音楽学校を舞台に繰り広げられるダークファンタジー。
そして。
たったひとつの運命の純愛。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-09 21:30:02
107739文字
会話率:37%
遠距離で伝えたくても伝えられない気持ち。
声を聴きたくて、聴くのが怖くて。
最終更新:2011-12-30 22:00:00
1182文字
会話率:7%
神楽陽介は何処にでも居る平凡な大学生。陽介は自らの能力を高く評価している。そのためか「知識をひけらかすだけの講義など聴く意味はない」と云い殆どの講義を睡眠時間としている。そんな陽介の元にある男が現れる。「お前、憑かれてるぞ。早く払ったほうが
いい」そういった類いに関して否定的な陽介は男の忠告も聞かず日々を送っていくのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-12 23:42:59
2348文字
会話率:76%
とある製薬会社が睡眠療法として開発したプログラムCD。
寝ている時に聴くだけで体が良くなるという便利なもの。
ある日普通の高校生崎本 冬希(サキモト トウキ)が手にしたそのプログラムCDには、ある特別なプログラムがインストールされていた。
最終更新:2011-11-09 20:45:03
17355文字
会話率:18%
四神獣記外伝。祭りの支度に沸く赤の国の王都、南都に、火を噴き続ける陽山の主、鸞が舞い降りる。人嫌いだったはずの彼女は、絵描きの男を伴につれていて--。関心を余所に、鸞は王宮に残るかつての人の記憶と現在の交錯に、妙なる謡(うた)を聴く。
【
中編】
※自サイト「鳶の旋回軌道上」と同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-30 11:27:41
22032文字
会話率:46%
子爵家を訪れた元書生の柏木宗助の目的は、令嬢祥子のピアノを聴くこと。どれほど想っても身分の差は越えられない。――激しく鍵盤を叩くその手で、いっそ殺してくれればいいのに。*tinami掲載作品一部改稿。
最終更新:2011-09-05 20:15:04
2868文字
会話率:39%
恵まれない人たちから話される不幸をただ傍観し、聴くだけの男による手記。
最終更新:2011-08-27 11:47:44
726文字
会話率:0%
《こんな恥ずかしいことをしてまで恋を成就させようとする、女の子(男の子)はいじらしいですか?》
そんな恋の風景をいくつかの小説にしてみました。
《もし、好きな人の前でおもらししてしまったら・・・》
それはとても恥ずかしいことです。で
も、相手はその出来事にきっと衝撃を受けると思います。あなたが感じる恥ずかしさと引き換えに、相手はあなたのことを特別な存在と意識するかもしれません。
もしかしたら、その「衝撃」はメッセージとなって相手に伝わることもあるでしょう。すると相手は、あなたがそこまでして思いを伝えてくれたことに感動し、あなたのことを深く心に刻むかもしれません。
そこに小さな「恋心」があるから、様々な思いを秘めた失禁(おもらし)という出来事が、とても繊細に互いの心を動かし、恋のドラマを展開させ、そして、ふたりの絆が衝撃的に深まっていく・・・
きっと誰もが経験してきたであろう、恥ずかしいけど不思議な気持ち・・・
だから誰の心にもそう「してみたい」気持ちがあるのかも・・・
《こんなおもらしだったら、してみたい?》
懐かしい音楽を聴くようにリラックスして読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 16:19:11
82721文字
会話率:35%
僕の特技、それは動物の声を聴くことだ。
ただ、一つだけ条件がある。
それは、僕が作ったシャボン玉にその対象を当てなきゃいけないということ。
これには正直苦労する。たまに逃げられたり、怒られたりするからだ。
ちなみに、今回挙げる例はすべてうま
くいったときの話である。
誤解のないように添えるが、動物のすべてがこういった喋り方をするのでは決してない。これはある意味特殊な例だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-16 19:27:02
1910文字
会話率:33%
いつもより早く学校に行くと教室にはすでに彼女がいた。
彼女は『哲学少女』。
聴くと一時間も前から教室にいたという。
何をしていたのやら。
最終更新:2010-11-22 23:35:18
1568文字
会話率:31%
4年前に起きた、三月ちゃんが家出したと思われる事件。
でも、沙波には、三月ちゃんが家出したとは思えなかった。
必死に真実を聴く。
最終更新:2010-08-19 14:39:19
1097文字
会話率:42%
A子は音楽を聴くことが日課であり、誰よりも音楽が好きだった。 彼女の中に流れる音楽は 詞となり私が音を加え詩となった。
最終更新:2010-08-12 12:00:00
4858文字
会話率:18%
『わたし』の前から突然姿を消したおじいちゃん
お母さんに聴くとおじいちゃんは遠くに行ったんだって。
わたしが大人になっても絶対行けない遠く。
もしかしたらわたしがおばあちゃんになったら行けるかも・・・。
最終更新:2010-07-11 14:23:48
4184文字
会話率:9%
2月21日で誕生日を迎えた少年、「大宮倖斗」(おおみやゆきと)。誕生日プレゼントに音楽プレーヤーを買ってもらった倖斗【自称倖ちゃん】は、早速趣味であるラジオを聴く。ノイズと共に、ある少女の声と共に。え?少女・・・?死んだはずの愛糸(あいと)
の声。電波に乗って、愛糸はやって来たと言う。そんな倖ちゃんと愛糸の電波物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-18 00:01:23
883文字
会話率:31%
2月21日で誕生日を迎えた少年、「大宮倖斗」(おおみやゆきと)。
誕生日プレゼントに音楽プレーヤーを買ってもらった倖斗【自称倖ちゃん】は、早速趣味であるラジオを聴く。
ノイズと共に、ある少女の声と共に。
え?少女・・・?死んだはずの愛糸(あ
いと)の声。
電波に乗って、愛糸はやって来たと言う。
そんな倖ちゃんと愛糸の電波物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-06 01:20:35
972文字
会話率:57%
2月21日で誕生日を迎えた少年、「大宮倖斗」(おおみやゆきと)。
誕生日プレゼントに音楽プレーヤーを買ってもらった倖斗【自称倖ちゃん】は、早速趣味であるラジオを聴く。
ノイズと共に、ある少女の声と共に。
え?少女・・・?死んだはずの愛糸(あ
いと)の声。
電波に乗って、愛糸はやって来たと言う。
そんな倖ちゃんと愛糸の電波物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-03 21:27:02
1655文字
会話率:42%
小説家が持つ、情景を描写する表現力には感嘆させられる。細やかで情感豊かな表現によって、我々はその世界に入り込むことができる。しかし、それは読者を惹き付けるための一つの手段に過ぎない。
私にはその表現力も経験もない。ならば私に可能な手段で読者
を惹き付けることはできないだろうか。
例えば音楽を聴くように。ただ、リズムと発音の美しさを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-23 08:53:02
19444文字
会話率:35%
《唄を愛する少女、兄殺しの覇者。二人が出逢い、紡ぐ唄は果たして、聴く者達に涙を流させるか、微笑を与えるか》舞台は大陸一の武国、反乱が治まりまだ間もない『翠国』。出逢った二人がそれぞれの過去を抱き、どのように生きるのか。(中華風になって欲しい
、作者がそう思って書くお話です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-10 23:12:15
9221文字
会話率:26%
学校からの帰り道、いつも同じ家からピアノの音が聞こえてきた。
和はそのピアノが気に入った。
そしてだんだん、その家の前でピアノの音を聴くことが日課になっていた。
けれど、・・・日課になってから初めて気がついた。
その家には、誰も住んでいない
、ということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-26 17:59:21
4960文字
会話率:22%
第三回アルファポリス ファンタジー大賞 大賞受賞作品
和風・ダーク・ハイ・ファンタジー。
世界に神々がみちて、ひととの距離が近かった頃、相互理解の欠如から、祟(たた)りは身近な禍だった。この難を避けるために、神とひととの間を取り持
つ者が必要とされ、神の声を聴く者を聴(き)き神女(しんめ)といった。
世界観設定は細やかですが、そういうのも嫌いじゃない、という方はぜひともお越しくださいませ。
* 小説&まんが投稿屋様より転載 安芸で掲載
* ライトノベル作法研究所・高得点小説掲載 安芸 改稿前折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-30 23:53:26
99520文字
会話率:50%
ジャズ初心者である私が、ジャズとの出会いから魅力までを赤裸々に綴ります。
最終更新:2009-12-15 21:00:37
1256文字
会話率:0%