乙女ゲームの世界の悪役令嬢として産まれたフランチェスカ。前世の記憶を持つおばあさまが影に日向にフラグを折ったことで幼馴染の攻略対象たちとすこやかに成長し、彼女は乙女ゲームを知らない。
十二歳からすべての貴族が通う全寮制の魔法学院に入学し
たものの、そこにはなぜかおばあさまも教師としてきていて……。
昔は優しかった幼馴染で婚約者のベルトルド王子との関係が気まずくなり、嫌われていると思い悩むフランチェスカ。好きな人と嫌われたまま結婚するなんて嫌だと奮起した主人公と、婚約者への好意を持て余し気味の思春期王子のラブコメディ。
※ 作者都合で亀更新ですが、完結させます。
※ 猫かぶり令嬢の番外編と手直しと併走中
※ お待たせしてしまい、すみません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:15:34
40897文字
会話率:35%
リアは九歳のとき、十二歳になる姉プリシラについて神殿に行く。そこで、姉妹ともども聖女と認定されてしまう。
この国ではひと家庭で二人以上聖女認定された場合、一人を差し出さなければならない。両親は聡明で美しく魔法を使えるプリシラを手放すのが
嫌で、迷わず妹のリアを差し出した。
神殿に召し上げられたリアは聖女候補として厳しい修行を積み、六年後晴れて聖女となる。神殿の聖女の中でも、最も強い神聖力をもつリアは、神託により王太子の婚約者となった。
リアは金髪で美しく優しい王太子に淡い恋心を抱く。しかし、順風満帆に見えた将来に陰りが生じはじめた。
アリエデ王国の最北にある黒の森で魔物が大量発生したのだ。リアはこの国の聖女として討伐隊に参加しなければならない。王都と愛しい王太子に別れを告げ討伐隊とともに旅立った。
そして二年にわたる戦いののち、魔物の封印をなしとげ、王都に凱旋するはずだった。
だが王都に帰ったリアを待ち受けていたのは同僚聖女と戦友のうらぎり。
王太子との婚約もいつの間にか破棄されていて、新たに姉のプリシラが護国聖女の名を冠し、王太子の婚約者におさまっていた。
魔物討伐を長引かせた責をおわされ、役立たずの聖女として国を追放されたリアは、西側の隣国との緩衝地帯である惑い森へ捨てられる。そこにたくさんの魔物が巣食っていて……。
森をさまよううちに彼女は、魔獣に襲われた瀕死の金髪美青年を拾う。
≪全51話予約投稿済み! 毎日18時ごろ更新予定≫
流行りの追放聖女テンプレのつもり。聖女は無自覚でざまぁ(予定)します。題そのものがあらすじです。足の不自由な人が出てきます。タグ注意、地雷のある方はお逃げください。
誤字脱字報告ありがとうございます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:04:58
146242文字
会話率:31%
色とりどりの花細工で飾りたてられ、見事な花園に囲まれた、『花館』と呼ばれている屋敷があった。幼くして花館に引き取られてから、一歩も外に出ることなく育った病弱な少女アデラは、十二歳になったころ、人ならぬものが夜な夜な部屋に忍びよる気配を感じる
ようになった。そんな日々に、新しく館に雇われた花細工師の青年ニールから、魔除けの力を持つ薔薇があることを教えられる。
この作品は「ふりのべ様(https://freenovel.site/mokuji/12)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 11:26:27
22246文字
会話率:33%
夢酔独言は江戸時代の末期の旗本、勝小吉が四十二歳の折に記したものである。
本名を勝左衛門太郎惟寅。享和二年から嘉永三年(1802~1850年)の生涯の中で、彼に特段の歴史的功績は残っていない。むしろ江戸城開城の立役者、勝海舟の父としてそ
の名前が知られている。
武家に生まれながら一生役を得ず、不良旗本として喧嘩三昧をした小吉が著した一冊は、己の半生描いた自叙伝。あるいは、己の不徳から子孫に示した戒言であるともいえる。
習いとして知識を持ちながら、文化人としての常識を持たない小吉は、夢酔独言を口語体で記述した。そうした意味で夢酔独言は古典初心者向けと言えるが、しかしそれでも現代文と考えると多くの齟齬も存在する。本文は勝部真長氏が編集視した夢酔独言を参考に、現代語訳したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 12:00:00
86876文字
会話率:15%
友だちだから、食べたくない。
友だちだから、食べられたい。
十二歳になったその日、ミア・オースティンは霧の立ち込める森に足を踏み入れた。
そこにいるという人喰いに、食べてもらうために。
最終更新:2020-09-08 22:32:18
8450文字
会話率:50%
産まれたばかりの赤子は、母親ばかりか村中を驚かせました。
男の赤子の首には目立つ丸い痣があり、まるで誰かが親指で墨を付けたかのようでした。
脱げば体には斑の模様がいくつもあり、痣のないのは手と顔だけでした。特に背中にたくさん斑痣はあり
、南蛮からやってきた獣のような具合でした。
村人たちははじめは気味悪がりましたが、赤子がまじめな少年に成長するのをみて、そのうちみな慣れていきました。
男の赤子の家は貧乏な農家で、十二歳になってから上方へのぼり大店のうめ津屋という回旋問屋で丁稚として働くようになりました。
まだら、とあだ名を付けられ、女中頭に尻を叩かれながら必死に朝から晩まで働きました。夜は煎餅布団に倒れ込み、夢も見ないで眠る毎日です。
ただ、はじめてまだらをみる客が気味悪がると言うことで、まだらはだいたい店の奥の方で、人目につかず仕事をしていました。
まだらが十六歳になった頃、妙な視線を感じるようになってきました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 15:56:05
3620文字
会話率:18%
十二歳の少女であるモコ・スプラウトは、散々な家の生まれだった。夜半には父にぶたれ、母は父に為されるがままで抵抗しない。しかしそんな生活にも終わりが訪れ、モコは孤児院で仲良くなった友人達との平穏な生活を営む。人の心意が織り成す魔法という、奇っ
怪で妙ちくりんなものに探究心を抱きながら。しかしモコが幸福だと思えていた日々は、孤児院を運営するサルバトーレ家の父が訪れたことによって易々と崩れ落ちた。家も養母も失い人生の道に迷った折、モコは友人達と共に狩人となるべく動き出す——。
※毎日18時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 18:00:00
141255文字
会話率:44%
神が存在し人類を見守っている世界で、少年アランは平和に暮らしていた。十二歳になった時、戦乱に巻き込まれて奴隷となる。
クリシェラル帝国の皇女ミリアに従者になるように請われるが、アランは拒絶した。その結果、アランは剣闘士として生きる事にな
る。
剣闘士の師匠エルダーから、戦闘技術の全てを受け継ぎ、十六歳の時、剣闘士として大成しつつあった。その年、世界を見守る女神が狂った。狂った女神は『滅びの歌』を歌い始める。
天変地異が世界を覆い。1年以内に狂った女神を殺さなければ世界は滅びを迎える。アランは世界を救うために、狂った女神を殺すべく剣闘士の中から精鋭を選りすぐる選抜試験に参加し、見事に勝利する。そして、狂った女神が居る『守護者の塔』で彼は運命の魔女に再会するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 15:34:42
32878文字
会話率:54%
R財閥の令嬢ディオールは、目を覚ますと父親のビジネスジェット機でセントマーチン島へと降り立っていた。
無一文、入国審査、パスポートなしで入国してしまったディオールは、空港で令嬢だと信じてもらえない。
そこへ、ディオールを知っているという男が
やって来て、引き取ってくれた。
男はやたらと怪しかったが、ディオールは迎えが来るまで観光を楽しむ事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 04:16:22
15777文字
会話率:45%
五百年の繁栄を誇る連花王国。代々白髪赤眼の王が治めるこの国の王宮で、一つの出会いがあった。 白髪赤眼の王女・風花(かざはな)と、彼女を暗殺するためにやってきた少年、朝凪(あさなぎ)。 暗殺をやめてくれたら、今より安全な仕事を紹介する、と
いう風花の提案に、朝凪は剣を下ろす。 翌日、改めて風花と対面した朝凪に紹介されたのは、「騎士」だった。 どこの世界に自分を暗殺しにきた人間に護衛を任せる王族がいるんだ、という朝凪の突っ込みが本人に届くことは無かった・・・・・・。 取り巻く環境のせいで早めに大人になってしまった十二歳の少女と、元暗殺者の推定十五歳の少年の、日々の物語。 ※週に1回の更新を目標にしています。 ※都合により、更新停止中です。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 18:00:00
32341文字
会話率:41%
ローズメイデン――薔薇乙女。
孤児院の少女は、十二歳を迎えると公爵令嬢の元へ召し抱えられる。公爵令嬢ミオン様は、慈悲深いお方だ。御自らの発案で孤児院をお創りになり、生活に必要ななにもかもを用意してくださる。
召し上げられた少女が訪れた、昼
夜逆転の街――スーレン。お嬢様に求められた、彼女の役割とは…?
※スプラッタ、グロ表現ありのガチホラーです。
苦手な方はブラウザバックをお願いします。
※一万八千字あります。
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初めてホラーに挑戦し、持てる力を出し切って書きました。
ホラーにはうるさいぜ?って方がおられましたら、ぜひ辛口なご意見を。今後の創作に活かしたいと思います。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 18:43:34
18701文字
会話率:27%
主人公、春日井日向は大学を卒業した二十二歳の春、トランクひとつだけを持って、地元を飛び出した。
「そうだ、海の見える町に行こう」
漠然と海の見える、落ち着いた町での生活を求めて、その場所にたどり着いた。
日向は、他の人とは違う眼を持っていた
。
日向の眼には、人の『感情』が『色』として視えた。
そして、その眼が原因で、日向は幼い頃から、人との関係に悩み、心を擦り減らしてきていた。
そんな彼女が、海の見える町で仕事を探していると、この町でまことしやかに噂される、神様の話を聞く。
曰く、この町には猫神様がいて、町の人達に幸せをくれる。
曰く、その猫神様が運営する、喫茶店がある。
曰く、その喫茶店は、猫神様に認められた人間しか、店主になれない。
日向はその話を、おとぎ話のようだと思いながら、聞いていると、その喫茶店は実在して、現在は店主『マスター』が不在だという。
「仕事がないなら、猫神様を探しても良いかもね」
冗談半分で言われたその言葉を、頭の片隅に置いて、町を散策していると、一匹の黒猫に出会う。
その黒猫は自らを猫神だと名乗り、猫神達の主を助けて欲しいと持ちかける。
日向の眼の力が役にたつから。と言われた日向は、初めてこの眼が役に立つのなら。とその話を受け入れて、『マスター』になった。
『マスター』は心が弱っている人の、幸せだった頃の記憶を汲み取り、その記憶から、一杯のお茶を淹れる。
そのお茶を飲んだ人は、幸せだった頃の気持ちを取り戻し、辛い現実を乗り切る元気を貰う。
「幸せの一杯、お届けします」
この物語で、一人でも暖かい心になってくださる方が居ることを願って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 06:59:38
100285文字
会話率:53%
これは死なない男の物語。
十二歳の誕生日、アレクサンダーは自分が『異世界転生者』であることを思い出す。
記憶と同時に『死なない』という特性を得た彼は、死をいとわぬ鍛錬でみるみる強くなっていく。
彼は冒険をしたかった。一つの村にとどまる退
屈に耐えきれず、新しい土地で、新しい人や、新しい戦いを求めて世界を巡っていく。命の危機があった。大きな戦いがあった。けれど、彼は決して死なない。なにをしても、死なない。
彼は『世界の果て』を目指していた。
ワクワクするものを求めて、歩き続けた。
これは、死ねなかった彼の物語。
『世界の果て』を目指し、国を興してしまった彼の半生をつづったものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 10:00:00
275590文字
会話率:48%
『お嬢様とメイドと婚約破棄』シリーズの第三弾です。
アリスは現在十二歳。貴族学園の三年生だ。伯爵家の一人娘で跡継ぎでもある。昨年は二年生過程を主席で修了。侯爵家の三男エディとの婚約が成立し、充実した毎日を送っている。
クラリッサは現在二
十二歳。元第一王女で、現在は次期侯爵夫人。昨年の二月、侯爵家の跡継ぎであるチェスターと結婚した。彼女はアリスをとても大切にしており、幼い頃から彼女付のメイドを務めている。今はとある理由で休職中だ。
彼女が休職している理由は、それは――
お腹に赤ちゃんがいるからだ。
彼女は既に臨月で、アリスは赤ちゃんの誕生を心待ちにしている。
そんな中、王都に緊急の知らせが届く。
大規模な魔物の氾濫が起きたらしい。
アリスの父やエディの父、そして、チェスターにも討伐要請が来た。
彼等は無事に帰って来られるのか?
残されたアリスの胸中は?
そして――クラリッサの陣痛が始まる。
前作未読でも問題ない作りにしたつもりです。by 作者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 19:00:30
11777文字
会話率:50%
三十二歳でありながら、今年でニート四年目の主人公。
彼は脛かじりの日々に悔いを感じながらも不幸な事故で命を落としてしまう。
そして、輪廻転生。生まれ変わった落下先は中世ヨーロッパな文化レベルの世界。
おまけに空想のモンスターすら存在するファ
ンタジーな世界だった。
前世の記憶を持ちながらの二度目の人生。
今度こそはと決意する彼だったが、幸せを目の前にして、事件が起こる。
それが全ての始まりだった。
やがて、数々の苦難を乗り越えて、人が羨むほどに出世してゆく主人公。
だが、彼が一番大事にしている宝物は遠ざかってゆく。
これは奴隷から英雄と呼ばれる身にまで成り上がる元ニート、現ニートの物語。
人によってはちょっと鬱展開が有ります。ご注意を下さい。
講談社レジェンドノベルズ様より書籍版第一巻、第二巻が発売中です。
書籍版『無色騎士の英雄譚』から此方へ訪れた皆様へ。
一部の固有名詞が書籍版となろう掲載版では違います。
例)書籍版:アルビオン王国 > web掲載版:インランド王国
その辺りを脳内変換してお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 07:00:00
1134451文字
会話率:17%
ホープ島はヘルズ・スクエアに生きる、逞しくもひたむきな子供達を描いた三部作のパートⅠ。
語り部はエッグとよばれる十二歳の少年。変わった名だが、スラムに暮らす子供達が、こうした通り名を持つことは、決して珍しくない。
エッグは、頭脳明晰、
冷静沈着、繊細。その反面、激しい情熱と深い優しさ、熱い友情を持ち合わせている。パートⅠではそうでもないが、Ⅱ、Ⅲ、と読み進めていく内に、どこか悪魔的な魅力の持ち主である事もわかってくるだろう。
エッグと親友マッシュは、ひょんな事から、富裕な地域ヘブン・スクエアに住む少女ウィローと出会う。彼女から、島に隠されたダイヤ百個を探して欲しいと頼まれた二人は、好奇心から探索に出かけるが・・・。
にも関わらず、これは秘宝探しの冒険ものではないのである。真のテーマは、別の所にある。
真実貧しいヘルズ・スクエアとヘブン・スクエアの偽の豊かさ。どんなひどい状況下でも、喜びを見つけ、何とか楽しく生きていこうとする、子供達の逞しさ。大人の助力は期待できずとも、子供達はお互いに助け合い、支えあい、その絆の力だけで生きていく。
彼らの切なく熱い友情。それこそが、真のテーマである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 07:53:50
48494文字
会話率:2%
鈴木美奈は二十二歳で生涯を終えた。転生したのは異世界の村娘。
前世の記憶をもって生まれたものの、特別な力を持っている訳でもない。平凡な日常を満喫しながら村娘として過ごし、リリライラ(リイ)・ワーグナー十七歳になっていた。
そんなある日、彼女
の前に運命の相手が現れる。レイノルド(レイ)・エンファスト十七歳。この国の第二王子だった。
王道恋愛ファンタジーストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 11:00:00
12188文字
会話率:55%
空に大きな鷹が飛ぶ。
その背に乗る少女――肩に天秤の刺繍を飾る会計官・ラウは、じっと地平の果てを見つめていた。
その地のヌシとも呼ばれる、大陸をはばかる巨大な獣〈ダイアクラス〉。
古代から存在する翼竜・ワイバーンを使役する帝国は、今も各地
を進攻・侵略を続けている。
これに立ち向かえるのはダイアホークのみ――七歳だったラウは、そのヒナと友達になったことを理由に、国から軍属せよと命じられてしまう。
だが……これはラウの天命だった。
訓練場を訪れていた商業都市の会計官と出会うと、その才知を活かせと会計を学ぶことに。
そしてなんと十二歳にして、会計官の最高位を意味する〈金色の天秤〉の称号を与えられたのである。
「王は言う。『神のみが与を裁く』、と」
「なれば帳簿は神の宣告なり。会計は決して嘘を告げず、人の手のみ嘘を書く」
才覚を見いだし、智慧を授けてくれた師の教えを胸に。
戦場に蔓延る不正会計を暴くため、ラウは前線に出る会計官として大空へと飛び立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 22:07:52
224568文字
会話率:40%
享年八十二歳。
俺の肉体が活動を終えた。
しかし、魂はまだ終わらない。“お悔やみ係”の少女が言うには、お悔やみの間を体験しなければいけないという決まりがあるらしい。お悔やみの間とは、俺に対する恨みの過去があつまっている空間らしい。物騒な話
だが、その恨みを追体験しないと、死後の魂が集う場所へ行けないと少女は言う。気は進まないが、やるしかないか。
--一人の男が人生を清算する物語です。--
※人、動物への暴力描写があります。
※流産する描写があります。
以上が苦手な方は、ご覧にならないようにお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 10:00:00
29024文字
会話率:48%
注意※この物語はSFではありません!出だしはそれっぽいけれどファンタジーです!
始まりは地球の滅亡からだった。
西暦三千三年、突然の隕石が某国の秘密の核施設に落下し、核融合をおこした地球は壊滅した。
天才科学者と呼ばれ、博士号をいく
つも持っていた綺羅だったが三十二歳の時、いよいよ銀河消滅のその時、ビッグバンにも(多分)耐えうる生命維持装置”卵”に入り次に生まれる命の星の存在を信じて眠りについた。
そして綺羅は奇跡的に目覚めた!
生命の宿る星にたどり着くことが出来たのだ!
するとそこは、科学の通用しない世界、科学より魔法の発達した世界だった。
しかも、何の副作用だか、目覚めた時には元の自分とは全くの別人に!
知識も記憶も地球の科学者三十二歳なのに、見た目は三~四歳の天使と見まごう姿で!
白銀の髪色に、透けるような白い肌。
紫水晶のような瞳!
とにかく可愛い!
科学の通用しない?科学者である自分を全否定するような世界でも綺羅は諦めない!
とりあえず、こうなったら可愛さを武器に?がんばって生き抜きます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 21:06:53
144399文字
会話率:28%
主人公イリューリアは、十二歳の誕生日に婚約者で憧れの王子様に「わたしに近づくな!おまえなんか、大嫌いだ!」と心無い事を言われ、すっかり自分に自信を無くしてしまう。
心に深い傷を負ったイリューリアはそれ以来、王子の顔もまともに見れなくなってし
まった。
生まれながらに王家と公爵家のあいだ、内々に交わされていた婚約もその後のイリューリアの王子に怯える様子に心を痛めた王や公爵は、正式な婚約発表がなされる前に婚約をなかった事とした。
三年後、イリューリアは、見違えるほどに美しく成長し、本人の目立ちたくないという意思とは裏腹に、たちまち社交界の花として名を馳せてしまう。
そして、自分を振ったはずの王子や王弟の将軍がイリューリアを取りあい、イリューリアは戸惑いを隠せない。
「王子殿下は私の事が嫌いな筈なのに…」
「王弟殿下も、私のような冴えない娘にどうして?」
三年もの間、あらゆる努力で自分を磨いてきたにも関わらず自信を持てないイリューリアは自分の想いにすら自信をもてなくて…。
そんな時、イリューリアは、小さい頃から憧れた伝説の国から来た美しい魔法使いに出会い、恋をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 15:40:46
143891文字
会話率:19%