ぼくは、暗い部屋の中で目が覚めた。
いつものことだ、と思い起きたけれど、何やら少し様子がおかしい。
そしてぼくは、この丸い部屋に閉じ込められたことを理解した。
最終更新:2014-04-22 21:06:27
5020文字
会話率:0%
ぼくは、同じクラスのなかまたちといっしょに「大切なもの」をうめる。いつかみんながこのことをわすれてしまったとしても、ぼくはずっとわすれないだろう。土のにおい、汗のつめたさ、スコップのぶつかる音、そして、ひみつを見てしまった人を川におとしてし
まったことを。
でも、しかたがないのだ。すべては「大切なもの」をひみつにするために。
(ほとんどひらがなです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-22 01:37:31
6357文字
会話率:27%
村に吸血鬼が出た。
夏休みを間近に控えた山間の中学校に通うぼくは、お調子者の友達に誘われて、吸血鬼をビデオに撮って、ユーチューブに投稿することを思いつく。
しかし簡単だと思われたその撮影で、友達の西村は、吸血鬼に噛みつかれてしまう。
徐々に
変化していく西村。やつは、感染してしまったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-26 15:53:17
22662文字
会話率:42%
10秒前に戻れる能力に目覚めたぼくは、クラスメイトの美少女エヌ子さんが狙撃される現場に居合わせる。エヌ子さんが狙撃される瞬間をなんども繰り返しながら、ぼくはエヌ子さんを救うことができるのだろうか?
最終更新:2014-01-30 05:35:24
6780文字
会話率:60%
「山をおりたら、帰ってこられなくなるよ」
だれからともなく、昔から繰りかえし聞かされていた言葉だ。
それでもぼくは、初めて恋をしたあの子に会うために山をおりる決心をしたのだ。
だが、とうとう再会できたあの子のとなりには、見知らぬ男の子が笑
っていた。
もう山にはもどれない。それでもぼくは、新たな決心を胸にすえ、あの子を見つめるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-26 13:28:21
3156文字
会話率:7%
輪廻とか流転とか転生とか――、人は別の生物になって生き返るという考え方があるでしょ。ぼくは、世の中って、どんなことも巡り巡ってるんじゃないか、と思うときがあるんです。
最終更新:2014-01-17 22:00:00
2737文字
会話率:0%
小学低学年向け。
今年のクリスマス、どうやら、サンタさんは地球儀をくれそうだ。でもぼくは、ギンガマンのロボットが欲しい。なんとかサンタさんにぼくの思いを伝えなくては……。
他サイトにも重複投稿しています。
最終更新:2012-05-11 20:00:00
3280文字
会話率:61%
ぼくはぼくの命に執着がなかった――
――それでもぼくは、生きなくてはならなくなった
最終更新:2014-01-14 15:56:52
13733文字
会話率:27%
生まれたときから、ぼくはからっぽだった。だけど、とてつもなく会いたい人がいる。そんな気がしていたから。
白くて、生温い、嘘だらけの世界。真実はどこにもない。そんな、薄れゆく世界のなかで、ぼくは、しあわせ、だった、はず。
最終更新:2013-12-31 01:56:45
11209文字
会話率:66%
ぼくの里では冬になると「ほとりさん」の名前を聞くようになる。夜道を一人で歩くと、ほとりさんは後ろから着いてくるのだ。
正月に友人から天体観測に誘われたぼくは、雪の積もった夜中にこっそりと家を抜け出した。
降り積もった雪と流星群の下、9歳のぼ
くは一人で家路を急ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 12:16:40
5600文字
会話率:30%
昔ぼくは、飛行機に憧れた。力強く飛ぶ姿に憧れた。それから20年後僕は戦闘機のパイロットになった。ここは‘日本領扶桑王国
最終更新:2013-11-19 17:53:04
9044文字
会話率:19%
ぼく、稲田夜彦は何の変哲もない、冴えない郵便局員。
今日も今日とて仕事へ向かっている途中、嵐に見舞われてしまったぼくは、桜並木の下に逃げ込んでやり過ごそうと思ったのだが、そこであいつに出会ってしまったのだ。
怖くて美人、存在し
ていないが確かにそこにいるあいつ。
そんなあいつに、ぼくのストップした日常は振り回されはじめる・・・。
ホラーみたいな純愛物語。
あなたはわたしを覚えてる?
・・・ねえ、夜彦さん・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-24 19:20:28
32588文字
会話率:27%
小学二年生のぼくは、毎週日曜日の『守護戦獣シャイニングウルフ』を欠かさず観ている。シャイニングウルフは正義のヒーローで、その敵ダークウルフは、人間の悪の心につけこんで身体を乗っ取るんだ。夏休み、ぼくは『修二おじさん』がママを苛めるところを見
てしまった。どうやらダークに操られているみたい……ぼくがママを助けなくちゃ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 19:00:00
11175文字
会話率:34%
ぼくは、おばあちゃんから昔話を聞くのが大好きだった。
おばあちゃんが生きていた平成時代の話では、みんなパソコンなんて骨董品を使っていたなんて、驚きだよ。
最終更新:2013-08-06 11:01:27
1350文字
会話率:49%
『ぼくは、まいにち悪と戦っています。ぼくは、まいにちしゅぎょうをしています。ぼくは、まいにち異世界の声を聞いています』
封印したはずの黒歴史が、私の部屋のクローゼットから姿を現した――。
最終更新:2012-12-02 12:49:45
1185文字
会話率:10%
理由もわからずに毎日欠かさず桜の木のある丘へと行くぼくは、一人の少女と出会う。
最終更新:2013-07-31 23:01:20
2048文字
会話率:16%
ぼくが出会った学生服を着たそいつは、人を殺すことに抵抗がない――おそらく「殺人鬼」になる存在だった。そんな奴に不覚にも認められてしまったぼくは、そんな異常な世界に足を踏み入れることになった。
最終更新:2013-07-18 21:32:42
34770文字
会話率:40%
歯車のかみあうときに/
学校でひとりぼっちだったぼくは、時計店でひとつの腕時計に惹かれる。店長から譲り受けたそれは、孤独な僕をひとつの運命へと導いていく。時計の謎が明らかになったとき、僕はすべてを知る。
最終更新:2013-07-28 23:57:12
28943文字
会話率:16%
ぼくは、小学校の低学年。先輩の女子に、かみさまの家へ連れていってもらった。
最終更新:2013-07-08 17:11:04
6748文字
会話率:10%
父が亡くなった後、母の伯父の仕事を手伝うために母は家を出た。母は毎週末帰ってくる。次第に都会的になる母は美しく、こんな田舎には似合わなくなる。だけど母と一緒に庭に木綿花を植えたぼくは、母の言葉を信じ、木綿花の咲く日を待っていた。
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01.4.≪ねっぷう≫掲載作品
FC2ブログ 蘇芳環の世界 公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-03 22:39:16
2784文字
会話率:12%
静かな夜に、雪が舞う忍び込んだ
誰もいない教室、君と二人
見回りの光に息を潜めた見回りに
怯えた君ぼくは、とっさに君の
手を取った、かすかな明かりの中
君と目があった、あのとき、
最終更新:2013-04-07 05:43:57
543文字
会話率:0%
郵便受けを覗いているぼくは、ずっと手紙を待っています。
大人になっちまった元子供に、あるいは十年後に大人になるあなたに捧ぐ。
最終更新:2013-02-04 20:14:29
1450文字
会話率:6%
三日後のクリスマスに自分が死ぬと悟ったぼくは、抱えるものがありながらも人助けをしようと思い立った。
そして迎えたクリスマス。ぼくは最後まで人助けを続けた。
神様の気まぐれに振り回された少年のお話。
最終更新:2012-12-24 21:26:20
6326文字
会話率:9%