父である侯爵から母共々虐げられてきたエリュミナ。病弱な母を亡くし、別邸で幽閉紛いに育ってきたが、ある日父に嫁げと言い渡される。相手が誰かも教えられぬまま粗末な馬車に乗せられ、気づけば山中の断崖から谷川に落とされた。死んだと諦めかけたところを
大物貴族に救われ、いつのまにか嫁ぐことに。何も知らずに育ってきたエリュミナに、母の実家が隠す秘密が明かされ、エリュミナ自身の秘められた『盟約』や『婚姻』の話も――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 23:00:00
54105文字
会話率:43%
唐棣(はねず)家の庭に植えられた一本の藤が「鬼憑き」と呼ばれているわけは、枯れることなく年中花を咲かせることと、藤の下に緋色の目をした鬼がいると噂されているからだ。
けれども一人娘の薄紅(うすべに)が藤に癒やされ病を克服した為、当主の蘇芳(
すおう)も藤を無下に扱うことは出来ないでいた。
薄紅の前にだけ現れる鬼。藤の香に誘われてよみがえる、薄紅の知らない記憶の断片。薄紅に持ち上がった縁談話と、鬼に対する確かな恋慕。
やがて記憶は藤の香に引き戻され、薄紅は鬼が誰なのかを知る。
1ページ1300~1500文字で綴った、全16話の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 08:00:00
19785文字
会話率:35%
6歳の時に、リリーは美しい悪魔ルシフェルと契約して以降、悪魔憑きであることを隠して魔法使いとして生活していた。ある時、隣国の魔法使いレオと出会う。
しかし、その時リリーの住むペンクスリ王国、隣国の北ペンクスリ社会主義共和国、レオの住むアンス
バッハ国は戦争への道を突き進んでいた――。
*異世界転生、異世界転移、ハーレム、ギルド、冒険者などはないのでご注意ください
*中世風ではなく、冷戦頃の時代を想定してお読みください
*三人称で物語は進んでいきますが、話によって主人公が変わります。気をつけてください。(メインはリリーで進みます)
*挿絵あります。★がついているところです。随時増やしていきます。
特に用がない限りは3の倍数の日に更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 02:26:31
119373文字
会話率:41%
『転生したら悪魔憑きの悪役令嬢だった』のスピンオフです。王太子を奪い損ねたミミと、悪魔狩りに失敗した天使のその後の話。
◇◇
悪魔憑きとして修道院に隔離されたミミは、元凶の悪魔マルムエルに復讐を遂げることを希望にして辛い日々を乗り越えて
いた。
すると偶然、その悪魔が目の前に現れた。しかも手負いだ。これは復讐するチャンス、とミミは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 22:12:44
7466文字
会話率:48%
『転生したら悪魔憑き悪役令嬢だった』
その後のおまけのお話。(本当にただのおまけです。短いです)
◇◇
悪魔は手にキスをするばかりで、肝心な言葉をくれないが……。
最終更新:2020-08-24 21:17:54
2078文字
会話率:56%
転生した先はマンガの悪役令嬢デボラ。しかもデボラは悪魔憑きで奇行を繰り返し、婚約者を奪ったヒロインミミを呪い殺そうとするキャラだ。
そして最後は火炙りの刑に処せられる。
何故こんなことにと嘆く間もなく、目の前に現れた悪魔。地獄にお帰り願お
うと頼んでみたら、思わぬことが判明する。
なんとヒロインミミには、天使が憑いているという。
まさか私は悪魔対天使の争いに巻き込まれたの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 13:32:23
14265文字
会話率:44%
一定期間、家に住み着いてはまた別の家に住み着く家憑き妖精の日常。話数はなく、水戸黄門みたいにどれを読んでも楽しめるよう書いていきたいです。
最終更新:2020-08-19 12:24:56
495文字
会話率:60%
密かに増える人格分裂症。
しかし、実は異世界からの静かな侵略だった。
侵略を促進しようと暗躍する狐憑きと陰陽師の鬩ぎ合い。
ヒーロードラマではない現実世界では、世界を守る行為が、殺人という犯罪としか評価されない、報われない正義。
群像
劇なので、特定の主人公は居ません。
登場人物にユニークスキルはありません。
ハッピーエンドはありません。
作者の力量不足により、関西弁と京都弁は、東京弁にて表現させて頂きます。御理解のほど、お願い申し上げます。
この物語はフィクションであり、実在する個人、団体、国家、宗教、地球外生命体、創造主とは、なんら関係はありません。
たぶん・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 00:00:00
51818文字
会話率:35%
短編ですがほんの少し長いので分割して。
以前書いたものの設定を一部変更し、イサミとツルギの出逢いを書きました。
最終更新:2020-08-12 17:00:00
11624文字
会話率:30%
歪殺しの少女イサミ。
彼女は今宵も歪を狩る。
最終更新:2020-06-17 17:02:15
16361文字
会話率:13%
刺青師 鴉
彼が自身の肌で飼う怪異な者達は愚かな人間どもを憑き殺してやろうと出番が来るのを待っている。
復讐の原動力はその憎しみ。
怨みが深く、憎しみが壮絶なほど復讐劇は妖達によって華やかに演じられる。
第十回アルファポリスホラー小説大賞
受賞作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 19:00:00
95396文字
会話率:32%
人間と鬼とのハーフである刺青師 鴉。
彼が自身の肌で飼う怪異な者達は愚かな人間どもを憑き殺してやろうと出番が来るのを待っている。
復讐の原動力はその憎しみ。
怨みが深く、憎しみが壮絶なほど復讐劇は妖達によって華やかに演じられる。
絶大な妖
力を持った超絶イケ鬼、颯鬼と人間の負の感情を食べ歩くのが趣味の小鬼達を仲間に加えて鴉の刺青屋が始まります!
第10回アルファポリスホラー小説大賞を頂いた「鴉」を全章改稿、ほぼ新作(?)で連載していきます。
従来のメンバーに加え、新キャラ、新柄も登場します!
アルファポリスでも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 09:59:38
51998文字
会話率:34%
《瞳》(アイズ)という人間を遥かに超えた能力を持つ5人の高校生《瞳憑き》(アイジスト)、そしてそれぞれの《瞳憑き》を守護する、《瞳》と同等レベルに強力な《四神》(しじん)という能力を持つ5人の高校生《守護人》たちの命の奪い合いが始まろうとし
ている。
そんな中《瞳憑き》の一人である黒羽月華(くろばねげっか)はこの状況に納得がいっておらず、殺し合いをしない別の道はないかと模索する。
10人の異能力者の高校生たちによる、残酷な戦いが今始まる...!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 01:07:11
31921文字
会話率:32%
「それでは謹んで、お預かりいたします」
さつきの幼馴染・航夜(こうや)の家は代々、所有者や周囲の人間に怪異や災いをもたらす「忌み物」をあずかって供養する「あずかり処(どころ)」という生業を続けてきた。
ある日、さつきは叔母からの頼みで「
何度捨てても家の中に戻って来る」とある一冊の絵本を航夜の家にあずかってもらう。
しかしその日の夕方、叔母と一緒に来ていたはずの幼い従弟が突然姿を消してしまい――――?
これは彼らの日常と、人の世に隣合う境界の物語。
祟りや神隠し、呪い、憑き物、幽霊、あやかし……
少年少女が怪異に立ち向かう、ちょっと切ない青春ホラー。ぜひご一読ください。
※エブリスタ、カクヨムにも投稿しております。
【宣伝】
第八回ネット小説大賞にて『奇書館黄昏堂の魔女 ~名もなき手記と追憶の栞~』が受賞しました。
新感覚ビブリオファンタジー、この機会にぜひご一読ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 17:00:00
32161文字
会話率:38%
呪いのビデオ……。
二十年近く前、世間を騒がせた都市伝説がそれである。
だが、ビデオテープに取り憑きし悪霊には一つの誤算があった。
DVD……BD……そして、動画配信……。
映像媒体における技術革新は、まさに日進月歩であり……。
――もう、誰もビデオデッキを持っていなかったのである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 19:08:11
6280文字
会話率:32%
生まれ持った能力、異能で全てが決まる世界。
ちょっと強すぎる異能を持ってたんで必至に隠してたんですけど、隠すのが面倒くさくなったので隠すのやめます。
最終更新:2020-06-29 21:32:11
3184文字
会話率:28%
狗神憑きの少女、勇那は焔炉という狗神に憑かれている。祟り神とも恐れられているが、扱い方を間違えなければ福の神になるかもしれない。今日も上手く制御出来ず振り回される少女は、不幸から幸福になれるのか。
鬼神憑きの少年、弥寅は草薙という鬼神に憑
かれている。弱くて小さい小鬼だが、成長して強くなる事は出来るのか。怪異に巻き込まれる度に、自力で何とかしなければならない少年は、今日も適当に頑張っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 21:26:27
4363文字
会話率:37%
彼女を屑男に寝取られた少年は、その足で自ら飛び降り命を絶ってしまった。
しかし、彼は蘇ったの……悪霊として。そして、悪霊となった彼は悪霊故に止まる気も無ければ容赦する気もない。ただ、屑共に憑き地獄に叩き堕とす事だけを考え、蠢きだす。
※注意
、習作となります。書いているのは素人ですので、ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 13:48:48
19605文字
会話率:29%
村で貧しいながらも平和に暮らしていた平凡な少年はある日突然人身御供として山奥に幽閉された。
そこで少年は忌子、魔王と罵られ終わらない苦痛を強いられた。
悠久に続くであろう拷問にすら耐え抜いた、耐え抜くしかなかった少年は
いつしか本当に魔王の力に目覚めてしまう。
その力で牢獄を脱出した少年は何者かによって皆殺しにされた村の人々達を見る。
復讐する相手を失った少年は奪われた自分の人生をこれからは楽しく生きることを望み力を隠して平穏な生活を送ることを決意する。
しかし、少年の望みとは裏腹に彼の人生は勇者との世界を巡る戦いへと巻き込まれていく。
少年は襲いくる敵を全て蹴散らし平穏な毎日を手に入れることができるのか。
最強の力を持ちながらも嫌われた少年の物語が今幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 23:47:39
23625文字
会話率:14%
森に迷い込んだ少年は、何かに導かれる様に隠された地下への階段を下りていく。その先にあったのは大きな鳥籠で、中には少女が捕らえられていた。
自分を魔女だと言う少女は最後の魔力を使って、少年を此処へ導いたのだと言う。そして、少女には肉体はなく、
外へ自由に出歩く為に生身の身体が必要だった。
少女は少年に取り憑き、自由を手に入れた。初めは身体の所有権を奪われて不満だった少年であったが、少女の素性を知った時居たたまれない気持ちになる。少女の為に何か出来ないかと考えるのだが、お伽噺の様に上手くいかず少女と永遠の別れを告げる事に。
全ては本の中――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 21:03:22
20364文字
会話率:42%
とある街でシスターが魔女として裁かれた。異端審問の末、浄化の炎でもって清められた魔女は復活を遂げ、街は一夜にして滅んだ。それを目撃してしまったとある村娘の話
最終更新:2020-05-27 20:42:24
3437文字
会話率:27%
それが現れたのは、ひどい熱が内側からわたしを食らおうとした日だった。
最終更新:2020-05-22 23:44:04
10023文字
会話率:15%
ドリーマー。それは夢を現実に映す人々の総称。
空想が息づくこの世界で、特にそれが色濃く現れる「霧の街」マグラドにて唯一探偵業を営む男がいた。
その名はバジル・グライド。そして、彼に憑き沿う幽霊少女アノン。探偵見習いコニー・二コル。
これはそ
んな三人組が織りなす、人の夢を巡る物語。
※コミティアで出店した同人誌に掲載した作品です。不定期で掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 23:50:22
66171文字
会話率:32%
『世界が壊れたから、父親を殺した。』
——審判の日。悪魔が溢れたその日、籠宮襲は悪魔に襲われて重傷を負った実の父親を殺した。それを見ていた悪魔ラプラスは襲に付き纏うようになる。悪魔を捕食し、投影する力を手に入れた襲は狂ってしまった世界で
のし上がるため戦いに身を投じるが、運命を知っているというラプラスは襲を惑わすような予言を囁き邪魔をする。別居していた妹が悪魔憑きとなり教団の巫女となっていたり、教団の聖女に絡まれたりするが襲は自分の信じる道を進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 17:51:47
12146文字
会話率:65%