エスト公爵令嬢は婚約者のマリウスにうんざりしていた。自分の仕事は押し付ける。贈り物は自分の女におくる。いろいろ遊びまわる。勝手なことばかり。ついに婚約解消を申し込んだ。
しかし、マリウスは王命を盾にそれを拒否。しかし、幼馴染みのアベル
は、正義感と少しの下心をもって、エストの婚約解消をかけ、決闘を申込む。
エストとアベルの運命はいかに。
ロボットものです。
三日連続投稿。
カクヨムにも連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 10:00:00
11348文字
会話率:50%
平民と貴族が身分闘争を起こしているとある国の物語。闘争を鎮めようと、平民出身の英雄アトラスと、国一番の高貴な身分の貴族令嬢アリアドネが王命により結婚した。アリアドネは英雄アトラスのファンであり、この結婚をとても喜んだが、アトラスの方は貴族を
憎んでおり、結婚式後妻となったアリアドネに向かって、「俺に何も望むな。結婚したからといって俺達の間には何もない」と冷たい言葉をぶつける。
そんなアトラスに対して、「……承知しました」と悲しそうに答えるアリアドネ。
言葉通り、アトラスは戦に出たきりアリアドネの待つ屋敷に帰ることは殆どなかった。
一人寂しくアトラスの帰りを待つアリアドネ。
そんな中、アトラスの耳にアリアドネが屋敷で自死したとの報せを受ける。アトラスは真相を確かめるため、屋敷へと早馬を走らせた――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:18:03
21694文字
会話率:38%
エスタファドル伯爵家の令嬢マグノリアは王命でオルガサン侯爵家嫡男ペルデルと結婚する。ダメな貴族の見本のようなオルガサン侯爵家立て直しが表向きの理由である。しかし、命を下した国王の狙いはオルガサン家の取り潰しだった。
マグノリアは仄かな恋心
を封印し、政略結婚をする。裏のある結婚生活に楽しみを見出しながら。
全21話完結・予約投稿済み。
『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『pixiv』・自サイトに重複投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 00:00:00
65290文字
会話率:30%
アルファーロ公爵嫡女エルネスタは卒業記念パーティで婚約者の第三王子パスクワルから婚約破棄された。そのことにエルネスタは安堵する。これでパスクワルの命は守られたと。
5年前、有り得ないほどの非常識さと無礼さで王命による婚約が決まった。それに
両親祖父母をはじめとした一族は怒り狂った。父公爵は王命を受けるにあたってとんでもない条件を突きつけていた。『第三王子は婚姻後すぐに病に倒れ、数年後に病死するかもしれないが、それでも良いのなら』と。
『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『Pixiv』・自サイトに重複投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 17:19:23
7509文字
会話率:5%
「その少女は、世界の脅威になる」
パルヴィス国、王家直属騎士団・二番隊副隊長、アルフレッド・デラクールは、王命を受ける。ある少女を国へ連れてこいというもの。その少女の名は、ラナ・セルラノ。動物の言葉がわかり、意思疎通がはかれるという。国王は
、その少女が動物たちと結託し、国を滅ぼす可能性を危惧していた。さらに、その力を他国に奪われることを恐れていた。ラナは森の中でホワイトタイガーのテオと共に生活していた。王都に行くことを拒まれたアルフレッドは、しばらくラナたちと同行するのだが……。動物と話せる少女×黒騎士×獣?! 異種恋三角関係ラブファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 22:02:04
107405文字
会話率:41%
宮廷魔導師のビョウは、王命により、勇者召喚の儀を行った。
それにより、62人の異世界人が、勇者として王城に召喚された。
召喚された者たちの1人は、拉致された怒りをぶつけるように、ビョウを殴り飛ばした。
勇者の心証を良
くするため、国王は勇者召喚の責任を、ビョウ1人になすりつけた。
ビョウは勇者召喚罪により、引き回しの刑を受け、王都を追放されることになった。
大罪人として投石を受けたビョウは、大通りで力尽き、倒れてしまう。
ビョウが死を覚悟した時、召喚された少女の1人が、ビョウに手を差し伸べた。
ビョウは少女、サクラガワ=ミナモに救われ、無事に王都から逃れる。
一方、足並みが揃わない勇者たちは、各地で様々な問題を起こし始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 13:00:00
8764文字
会話率:31%
辺境の小さな村の治癒術士メイナは、分け隔てなく人々を癒す姿から村の中では「聖女」と呼ばれていた。
……ただし『光属性の魔力』に愛されすぎて周りの光を吸い込んでしまい、真っ暗で顔も見えなくなった『真っ暗聖女』。
だけど本当に『聖女』の
印がみつかった事から、急に王都に送られ王命で第二王子と即結婚。
戸惑うメイナに王子ルルタは、聖女という在り方を尊重し『白い結婚』を誓ってくれる。
その言葉を『顔も見えないような女に欲を抱くのは無理』という事だろうと受け入れ、周りには問題なく新婚生活を送っている様に振る舞いながら、メイナは聖女として大地の『魔力の巡りを整える』お役目を果たす事になる。
聖女としての役目を果たし、無事にルルタをこの結婚から解放する事を目標にがんばるメイナだが、何故か『白い結婚』を誓ったはずのルルタに徐々に距離を詰められて……。
聖女のお役目=女神様の体のメンテと、笑顔で確実に詰めてくる王子の執着愛に振り回されながらがんばる『真っ暗聖女』のライトなお話です。
※他サイト様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 19:00:00
73456文字
会話率:45%
水龍国《スールン》の南部で、田舎貴族の娘として育ったカナンは、ある日突然、自分の出生の秘密を知る。
男女の双子は忌むべきもの。
そんな王都の慣習によって赤子のうちに遠い南部へと運ばれ、十四歳まで平穏に育ってきたカナンに、「病弱なシオン
王子の代わりに男装して大国の皇子を接待しろ」という、とんでもない王命が下されたのだ。
大国、月紫国《ユンシィ》は、ここ数十年の間に周辺諸国を取り込み、属領としてきた国だ。皇子の来訪も、次に取り込む国を水龍国に定めてのことだろう。
慣れぬ王都で王子の身代わりとなったカナンは、決死の思いでトゥラン皇子を迎えるが────。
カナンと月紫国の皇子トゥランの出会いが、やがて世界に変革をもたらすことになる。
★この作品は「カクヨム」様にも掲載しています!(続編もあります)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891566487
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 08:00:00
115704文字
会話率:50%
100年前の英雄と同じ名前で生まれたアラン=ウォレイフ三十六歳。
英雄と間違えられ続けられた人生だが、ある日をきっかけに本当に英雄になる一歩を踏み出すことになる。
【全容丸わかり!】
アラン=ウォレイフは、都心部から遠く離れた辺境田舎で
、畑の土を弄る日々を過ごす何の変哲もない三十代おっさんである。
だが、そんな彼には悩みがあった。
それは『一〇〇年前の大英雄の賢者”アラン=ウォレイフ”』と同じ名前であり、多くの人がかの英雄を一目見ようと、おっさんアランの元へ訪れてくることだ。
「自分は何の関係もない!」
と来る人を説得し追い返すも、来訪者は後を絶たない。
ある日、畑仕事の最中に赤髪の少女メリダが尋ねてくる。
彼女の要件は、自分を弟子にしてほしいということだった。
弟子を断るも、まだ幼い彼女を突っぱねることに気が引けたアランは、一度家へ招くことにする。
だが、帰路の途中この一帯では目撃情報のないモンスターと遭遇してしまう。逃げることも考えるが、メリダを置いていくわけにもいかず、自分を囮に捨て身の覚悟でモンスターに挑む。
死闘の末にアランはモンスターを打ち倒すも、アラン自身もその場で意識を失ってしまう。
なんとかアランは救出され、家で療養するも”アラン=ウォレイフ”が単独で強敵モンスターを倒したという噂は隣町、その隣町へと広まりついには王都にまでも轟くことに……。
そして一通の手紙が、そこにはこの国の王族の紋章の封蝋が押された召喚状だった。
密かに暮らしたいアランだが、王命に逆らえず泣く泣く王都へ向かうことになる。
それが英雄になる第一歩だとも知らずに。
*一万文字強ほどの四話完結作品です。
*手応えがあれば長編を検討します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 02:50:50
14905文字
会話率:25%
公爵令嬢クロエ・マリエル=アルトラムには、生まれついての婚約者がいた。国の頂点に立つべくして育てられた王太子である。
結婚するそのときになっても、ついぞ男女の情は持てなかった。
とはいえ、同じ重責を担う者として寄り添うつもりではあったのだ。
しかし、
「恋をしてしまったんだ」
その一言で、すべてが壊れ始めるだなんて誰が想像しただろうか。
相手が高位貴族であれば、側妃にでも迎えられたかもしれない。ところが、王太子が恋に落ちたとして王宮に呼び込んだのは平民の女であった。
「愛人にするの?」
「愛人になどできるわけがない!」
なるほど、と冷静な頭で考える。
聞けば、国王夫妻も彼女の存在を認めているというではないか。その瞬間、クロエの中で『大事にしたいもの』と『そうでないもの』が明確になった。
(よし、離縁しよう!)
クロエと王太子の婚姻はもともと王命であった。それを王自らが相談もなく反故にしようというのだ。これはもはや、クロエと王太子だけの問題で済むことではない。
そんなとき、折よく幼馴染みからの手紙が届く。
内容を確認してパニックに陥るクロエだったが、父公爵が乗り気なので「まあ、いっか」とその流れに身を任せてみることにした。
「離縁して、幼馴染みの国に嫁いできました!」
かくして、クロエ・マリエルの新たな人生が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 05:26:26
2973文字
会話率:4%
だらだら大好きな男爵家令嬢は、階段から落ちてこの世を去り、小説の悪役令嬢オリヴィアに転生してしまう。小説とは異なり愛し合っていたオリヴィアと婚約者ルシフェルだったが、学院に入学してヒロインが登場したことでその関係は壊れてしまった。オリヴィア
は王命を覆して婚約解消をすることに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 20:33:03
18053文字
会話率:45%
地球日本産の魂を持ってサイエスに転生を果たしたマクラーレン大公の孫娘ビオラは、それは大層な貴腐人でした。
三度の飯よりBLが大好き!
活字万歳な隠れオタクだった彼女は、化学ではなく魔法が発達した世界に生まれ変わり、言葉を覚えるまでに五年の月
日を要した。
知恵遅れと認識されていた彼女は、日常会話が雑音だと認識していただけで知能が高く、賢者と匹敵するくらい魔法適正があった。
そんな彼女は、大の乙女ゲーム嫌い。
召喚系のラノベも大嫌いな歴女です。
何故嫌いかと言えば、勝手に誘拐して他力本願で「世界をお救い下さい」とか言えちゃう馬鹿も、それに乗っかる主人公もヘドが出るほど嫌いなのです。
しかし、サイエスも例外ではなく聖女召喚という魔法があった。
ただでさえ、王命で第一王子と婚約させられ辟易しているところに、召喚された聖女のせいでビオラの生活は更に憂鬱になる。
バカ王子を調教しても、現れるヒロイン候補のせいで元に戻ってしまうを繰り返す。
そして、とうとう取返しのバカ王子が卒業式で取り返しのつかない事をやらかしてくれた。
聖女曰く、ビオラは悪役令嬢なんだそうです。
歴代のヒロイン候補も同じことを言っていた。
この世界の悪役は、魔物や魔王だろうに。
宜しいその喧嘩買いましょう。
※小説家になろう・カクヨムでも投稿してます。
※『お前は、ヒロインではなくビッチです』を加筆修正したもので、設定の変更もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 00:00:00
7516文字
会話率:24%
アクア王国第三王女オデットに、王より結婚の命令が下された。
恋した男もいたが身分差があり、道ならぬ恋。
隣国と戦争中ということもあり、恋を諦めたオデットは、王命を受け入れる。
「必ずや援軍を」と願われながら祖国を発ち、嫁ぎ先の国へ向かうオ
デットだが、トラブルに見舞われて激流に流されてしまう。
たどり着いた先は不幸にも、戦争相手の国であるイグニス皇国だった。
そこでオデットが出会ったのは、将軍と呼ばれていたイグニス皇国の第二皇子エイデンで。
初めは敵国の皇子を憎らしく思っていたオデットだったが、エイデンと過ごすうちに彼の考えや「この戦争を平和的に終わらせたい」という夢を知り、少しずつ惹かれはじめて――
両国の友好と平和、祝福された結婚を追い求める二人は、襲い来る困難にも負けずに突き進む。
どん底スタートから迎える、ハッピーエンドなラブストーリー!
※遥彼方様主催の共通恋愛プロット企画参加作品です。長岡更紗様提供のプロットを元に執筆した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:19:30
84262文字
会話率:29%
かつて婚約を無理矢理破棄されたあげく、婚約者を前王に奪われた騎士ロイド。彼は、武勲の褒美として前王の愛妾を下賜された。
口もきけず、顔も隠したままの女。名を名乗ることさえできない女に、ロイドはガーデニアという名前を与える。
王都から離れ
た片田舎での生活は穏やかなものであった。
ところがある日、慎ましいガーデニアが食事に媚薬を仕込んでしまう。ガーデニアは、ロイドからの愛を得るためにこんなことをしでかしたのだ。
目の前で苦しむガーデニアを見たロイドは、それまで秘めていた胸のうちを吐露する。すると、ガーデニアが思いもよらないことを口にして……。
一途に互いを想いあってきたヒーローとヒロインの恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:03:07
8000文字
会話率:49%
「あなたを愛するつもりはございません」
王命による政略結婚で夫となった侯爵様は、数日前までお顔も知らない方でした。
要らぬお気遣いをされぬよう、初夜の前にとお伝えしましたところ。
どうしてこうなったのでしょうか?
お飾りの妻となる予定
だったのですが。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 19:44:52
154282文字
会話率:25%
『王命』とは王の命令。文字の通りである。
最終更新:2022-07-27 03:06:08
7266文字
会話率:26%
この作品の更新頻度は月に2回、第2第4金曜日の10:00または22:00となります。午前に更新されなかった場合は午後更新となりますのでよろしくお願いします。
グリネード・マーナ魔法王国の辺境地には魔女の森と呼ばれる白い森があった。森の管
理人と呼ばれる少女セシリアは王命により現れた王太子シリウスとともに地脈から魔力を吸い上げる水晶体がある離宮へ調査へ向かうことに。
地脈から吸い上げられた魔力の行方、突如として起きた魔力枯渇の原因究明、邪神の復活を目論む集団の妨害をきっかけに彼女を取り巻く些細なソレは王国全土をも巻き込んでいく大きな事件へと姿を変えていくのだった。
花の名を持つ魔女は────ウタを歌う。
その唇から紡がれるのは神を讃える賛美歌か。
あるいは誰かを弔う鎮魂歌、それとも破滅を呼ぶ終焉の歌となってしまうのだろうか。
ある二柱の女神の存在によって揺るがされるそのきっかけは────この世界に魔法が生まれた時に零れ落ちた負の錆として蓄積されていた。
負の錆は次第にセシリアを、この世界で魔法を使役する生物を無差別に襲う厄災として王国を蝕もうとしていた。
白き魔女と炎の王太子が出会ったことによって
物語の舞台は整えられた。
その結末は────どこへ向かうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 22:00:00
265732文字
会話率:23%
辺境を治めるフォーレイン家の令嬢、マグノリア=フォーレイン。そんな私が王命で第二王子と結婚ですって? しかもお相手は婚約破棄された大罪人? ちょっと、ウチは罪人を送るとこじゃないんだけど?! 一体どれだけヤバい男なのかしら……ってあれ? 予
想以上に良い人? しかもすごく優秀? 婿入りしてくださってありがとうございます! 一生かけて大事にさせていただきますね! 返してって言われてももう離しませんよ!
断罪され、身分を剥奪されて罪人として辺境に婿入りすることとなった悪役王子が、妻となった令嬢とその兄の領主に気に入られて捕まえられる話。
※直接的な性描写はありませんが、露骨な発言等がございます。
※主人公の令嬢とその兄が現金な性格です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 20:00:00
120755文字
会話率:48%
50年に一度の魔獣の大襲撃で治癒魔法を使い、魔力量の虚偽申告がバレたマリーベルは、王命で好きだった人の弟、レイモンドに嫁ぐことになった。
※視点色々。魔法はご都合設定。
ヒーローは出てくるのが遅め。
短編とほぼ同じ所があります(9〜13な
ど)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 08:19:53
61788文字
会話率:40%
50年に一度の魔獣の大発生で治癒魔法を使い、魔力量の虚偽申告がバレたマリーベルは、王命で好きだった人の弟、レイモンドに嫁ぐことになった。王命が決まって数日間のお話。
※視点色々。魔法はご都合設定。
最終更新:2022-05-20 06:00:00
13113文字
会話率:54%
元いた世界ではネイリストを目指す、ギャルギャルしい女子高生だったアリーナ。
そんな前世を思い出してから数年、王命により姉の代わりに嫁いだ先の旦那様(陰キャ)と一緒に前世の夢であるネイリストを目指す事に。
日々の幸せを届ける為にギャルがこの世
界の人達を可愛くします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 09:05:50
38642文字
会話率:33%
アデリオール王国魔法省で魔法書士として
働くわたしに、ある日王命が下った。
かつて魅了に囚われ、婚約破棄を言い渡してきた相手、
ワルター=ブライスと再び婚約を結ぶようにと。
「え?もう一度あなたと?」
国王は王太子に巻き込まれる形で魅了
に掛けられた者達への
救済措置のつもりだろうけど、はっきり言って迷惑だ。
だって魅了に掛けられなくても、
あの人はわたしになんて興味はなかったもの。
しかもわたしは聞いてしまった。
とりあえずは王命に従って、頃合いを見て再び婚約解消をすればいいと、彼が仲間と話している所を……。
OK、そう言う事ならこちらにも考えがある。
どうせ再びフラれるとわかっているなら、この状況、利用させてもらいましょう。
アルファポリスでも連載中。
HOTランキング2位をいただきました。
完全ご都合主義、ノーリアリティ展開で進行します。
生暖かい目で見ていただけると幸いです。
作中、イライラする男がわんさか出て来ます。
苦手な方は回れ右をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 17:23:16
98183文字
会話率:24%