運動会日和に競技施設を貸切っておこなわれるのは、二チームによる紅白戦。
種目は? 相手は?
ネタバレを避けるために敢えて入れていないキーワードもあります。ご了承下さい。
とびらの様主催「清純ギャグ短編企画」参加作品です。
最終更新:2017-11-12 21:00:00
4451文字
会話率:24%
私は二年ほど前に定年を迎え、とりたてて何をするでもなく日々をついやしている。費やすというと惰性でいきているようだが、実際にこれという目標がないのだから、敢えてそう言うことにしている。
そんな私の唯一の努めは、定期的に通院することだ。初期の
糖尿病は我慢できるとして、痛めた膝は我慢できないので、強情を張らずに通院していた。
ある日、電車を降りたはいいがバスは発車したばかり。一時間ほど時間つぶしを余儀なくされた。
フラフラ足を向けた商店街は、いつの間にか櫛の歯が欠けたようにシャッターを下ろしていて、駅前の呑み屋街も、二つのうちの片方はすべて閉鎖。もう片方も半分ちかくが閉鎖されていた。寂しい町になってしまったとがっかりしていたら、一枚の貼紙が目についた。注連縄が張ってある門口に、『成人病対策 遺伝療法』とだけ書かれていた。
翌週、またしてもバスに乗り遅れた私は、そこで治療を受けることになった。
その効果は驚くほど早くあらわれ、ほどなく全快してしまったのだが、治療には副作用があった。そのせいで、厄介なできごとにまきこまれてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 18:59:17
85243文字
会話率:37%
某所に存在する三人組のお話。
それ以外に語ることは、恐らくない。
※小説の中身より会話表現を重視しているため、かぎ括弧を敢えて変更しております。あらかじめご了承ください。
最終更新:2017-10-18 16:51:33
1976文字
会話率:47%
秋永葉月(あきながはづき)は、音を心底楽しんでピアノを弾く。
目を閉じ、耳を澄まし、自分の鳴らす音と対話をするように。
僅かに緩んだ口元は、流れる音の連なりをなぞり、身体は音に身を任せて動き、長く艶やかな髪を揺らす。
その姿に憧
れて近付き、行動を共にするようになった三宅素直(みやけもとなお)は、自身もそれなりに弾ける筈のピアノを、葉月と話した初日以降、しかし全く触っていなかった。
葉月にはそれが、拒絶している風には見えなかったが、善意から敢えて追及はしていなかった。
そんな折、葉月がふと発した一言。
『久しぶりに、君にも弾いてもらおうかな』
ただ純粋に、素直の奏でる音色が好きだから口を突いた言葉。
しかしその日も、素直はピアノの前には座らなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 00:54:32
19585文字
会話率:40%
青春は一度だけである。私にも青春はあった。今、青春している君に、敢えて50年前の私の青春をぶつけたら、何かが生まれそうな気がして、この本を書いた。群馬県から上京して、昭和42年に青山学院大学に入学した頃から卒業、就職まで。学生運動の波に飲み
込まれながらも、数多くの出会いと別れ、胸を焦がす恋愛や様々なアルバイト、夢と挫折。私の青春は、失敗だらけ、みじめだらけ、頭の中がぐしゃぐしゃになって、気が狂いそうな青春だった。しかし、こんな青春だって他の誰でもない、この私だけの青春なのだ。だから、君の青春も自信を持って謳歌して欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 15:00:00
39645文字
会話率:13%
20XX年。
世界中で社会現象が巻き起こった。
その理由は、VRMMO(仮想大規模オンラインゲーム)にフルダイブ出来るマシンが開発された事によるものだ。
まだ発売され始めてすぐだという事もあり、ゲームソフトは一つしか無い。
それは【デスティ
ア・オンライン】というタイトルで、剣や魔法を駆使し謎に満ちた世界を冒険していくという感じのもので、まったりと遊べそうな内容だった。
しかしゲームを始めた直後、そんな考えは間違いだと誰もが気付かされる。
戦闘不能になるとデータが削除され、初めからになってしまうというのだ。
その為、多くのプレイヤーはHPや防御力にステータスポイントを振っていき、なるべく死なない自分を作っていく。
そんな中、とある一人のゲーム好きな十七歳青年は、敢えて過酷なやり方でこのゲームを攻略していこうと勢いで決意した。
・2017/10/08 15:40 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 15:40:52
300649文字
会話率:34%
こんなことが無ければ私は無意味な一生を送っていたか、何処かで安楽死するはめになっていただろう
それにしても勇者…なんて甘美な響きだろうか
だが、敢えて私はこう言わせてもらおう
「私の正義は、私しか決められないのさ!」
最終更新:2017-08-31 19:16:41
215文字
会話率:38%
「諦めないのか?……なら、行くがいい。君の望むがままに………」
目覚めた青年ーー“俺”は、それまでの記憶を無くしていた。まるで別世界のような、“そこ”。自分の“知っている”ことや“認識”とは異なる未知の世界で、俺は
自身のことを探る為に、旅立つ。
俺を“聖なる存在”と呼び、知らず集う仲間たち。西辺境から旅をする中、俺は知らない俺自身の謎に遭遇していく……。
*******
非力で戦う術も持たない世間知らずな主人が、仲間に助けられつつ、自身の謎と記憶を取り戻す為に、“宝玉”を集める旅をする話です。最初から最強!無双!チート!はありません。逆に主人公はひ弱です。現代の普通の人間が異世界に来たらこんな感じだろう的なのに、主人公特性のご都合主義的幸運をプラスした、イージーモード(笑)的展開です。
敢えていえば、異世界に呼ばれた勇者(チート無し現代人)が旅の中で次第に成長し、最終切り札的に最強!になる“王道”な展開を目指しています。展開がゆっくりですが、気長にお付き合いください。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 18:00:00
107664文字
会話率:32%
これは敢えて言うならばヒューマンドラマであろう。
いや、俺の中では、愛やらなにやらいろんなものが含まれているのだが。
しかし、これが人間なのではないだろうか。
これが人間なのではないだろうか。(評価0)
キーワード:
最終更新:2017-07-31 22:11:49
648文字
会話率:0%
背中についてたコードが無くなった話。
cordlessの続き。
続きなので、ジャンルも恋愛系で良いんじゃね、って感じで。
登場人物の名前を書かない、と言うのは、敢えて意識していたことなのでした。
多分、今回も誤魔化せたのですが…。
もしか
したら、書き換えで無かったことにするかもしれません。続くかも解らない話ではあるのですが。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-02-25 21:06:19
1500文字
会話率:36%
――私はあなたと『必然と偶然の狭間』で出会うことを望んだ――
これは『シボラの雪』の世界を理解するためのガイドブックです。小説ではありません。
この作品には多くの登場人物や沢山の用語が出てきます。読者様が自分が知りたいものだけを、す
ぐに検索できるように各項目ごとに分類することにしました。
但し全ての情報を明かしてはおりません。それはこれから読まれる方がこの資料に目を通した時に、物語の先が見えてしまうような情報を知ってしまったら物語を読む楽しみが半減してしまう可能性があるからです。ですから読み進みながら順序よく調べるということを前提にした情報開示をしています。例えば、シャナスは最初に登場しますから物語の後半で彼がどうなるかという情報はできるだけ伏せています。逆に後半に登場する人物は、その時には物語がかなり進んでいますからその時点で分かっている情報はもう隠す必要はありませんので、それ以前には記さなかった情報が記載してあります。まあ、そんな感じでこの資料は作成されております。
また、物語では語られなかった裏設定もその人物に関することは敢えて記載してあります。それを読めば、「ああ、こういうことだったのか」という新たな発見もあるかもしれません。そんな楽しみもこの資料には隠されているでしょう。
しかし、これを読まなくても本編の物語を読めば十分理解できる筈だと思っています。ですから、どうしても知りたい項目だけに目を通しておけばいいと思います。ただ作品について詳しく知りたいと思っている方がいれば、この資料は面白いと感じて下さるでしょう。
PS このガイドブックは暫く執筆完了にしません。それは外伝や続編を書く構想があるので、その時に新キャラクターや新しい用語のためにも未完のままにしておきますのでご了承願います。既に本編の方の情報は全て記載が完了しておりますので、調べたい時にいつでもご覧になって下さい。
宜しくお願い致します。
m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 01:53:50
35544文字
会話率:1%
今でもふと思い出す。
駅のホームで後ろから押された僕は、そこで生涯を終えるはずだった。
今まで、幾度となく人の死を見てきて、いざ自分の身に起こった悲劇をこれでもかというほど噛み締めて、呑気に走馬灯も見た上で、敢えてこの気持ちを表現するとした
ら、
ああ、こんなものかという何とも不思議な気持ちで受け入れていた。
これで他人の死を見なくて良いと思うと割りと悪くないと思った。
人は死ぬことですべて救われる、とは決して思わないが僕の取り巻く環境では、最善ではないにしろ妥協案としてはなかなかの回答だと思っていた。いや、今でも思っている。
現代の日本では、頻繁に人は死なないのだ。少なくとも僕みたいに600人以上の死を見てきた僕にとってあの世界こそ異世界のようだった。
この世界は戦争をしている。
僕がいるには格好の世界、のはずだった。
しかし運命はなかなかに僕には甘くないようだ。
異世界から僕を呼んだのはとても美しい暴君だったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 00:07:24
1394文字
会話率:48%
知っていた。
いつも兄は橋を見ていたから、
きっとこうなることだってわかっていた。
いついなくなってもいいように兄とは距離を置きたかったからか、兄を呼ぶこと敢えてをしなかった。けどきっと今頃飢えているから私は祈ろう。
一歩でも先に進めるよう
に、神に祈ろう・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 23:52:57
3811文字
会話率:15%
私ってばこの国の第三皇女だったの!?
この状況でべったべたな三流小説でも使わない台詞を吐いてしまう私を許して欲しい。
なんせ変な男は突っかかってくるし、従者は肝心な時にいなくなるし、冷たい瞳でみてくるものの頼りになるのは執事だけだわ…
…。
と思ってたのにこの執事、私の事アホ娘だとしか思ってない!?
っつーか私が姫様だっていうなら皆ちゃんとお姫様扱いしてよ!!
くそぅ、どいつもこいつも馬鹿にしやがって!
そんなこんなの第三皇女様の恋の行く末、誰が彼女の心を射止める!?(射止めるのか?)
変人男と有能執事と無能従者、そしてお転婆姫が織り成すすったもんだな物語。
初心者です。誤字脱字が酷かったり辻褄が合わない箇所が多々あるかと思います。
優しくご指導頂けたら嬉しいです。
大ボケ野郎の私がぼけ防止の為に書き始めました。
恋愛自体が凄く苦手意識があるのですが、敢えて恋愛メインで書くつもりでいます。
誰とくっつくかはもう決めてはあるのですが、実際そいつとくっつくかどうか私にも解りません。
何がドキドキ甘々になるのか感覚的に解らない私の所為で恋愛要素薄くなりすぎたらどうしよう……。
ゲロ甘目指して頑張ります!
見切り発車でさらっと好きなように書いています。
注意ですが投稿後何度も修正や加筆をしたりしています。
更新後、暫くしてから読む事をおススメします。
文章力無くてすみません。
書き溜めとかしていないので時間が掛かるかもしれませんが宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 08:10:00
10822文字
会話率:10%
東京都立一橋高校に所属しているタイムマシン研究倶楽部。
同好会として活動している所へある一人の天才科学者の来客と一つの研究の手伝いが舞い込んで来た。
この事を境に過去へとタイムトラベルする事が現実になろうとしていた。
※これはSTEINS
;GATEをリスペクトした作品です。
敢えて似せている部分はありますが二次創作ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 20:18:32
64336文字
会話率:34%
『結局、俺は、大切な人を、誰も守れないのか‥‥‥』 俺は、天空から落下しながら、自分の人生を振り返る・・・。 ・・・気が付けば、何時の間にやら、俺は赤ん坊になっていた。どうやら俺は、転移?転生?したらしい。剣と魔法の異世界ファンタジーの世界
に・・・。ならば今度こそ、大切な人達を守ってみせる! と固く誓ったのはいいが・・・この世界、戦国乱世の真っ只中じゃねーか! しかも、俺には、魔法や呪術等の才能全くなし! だったら、剣術等の武術ならばと思ったが、そちらもからっきし! 腕力では女にまで負けるは! 仕舞いには「あなたは、私が守る!」とまで言われる始末・・・・こんな事で、俺は、大切な人達を守れるのか?・・・・て、俺の周りの女って、皆、勇ましい女ばかりだよな・・・・。だからと言って、男の俺が守られてばかりもいられない・・・・て、あ、あれ・・・僕、女になってる!? そんな、俺?僕?と、勇女<勇ましき女>達が、駆け巡る、異世界戦国ファンタジー・・・・・・・・・・・・になる予定です。
*勇ましい女・・・本当は<勇婦>という字なのですが、敢えて<勇女>という造語を使いました。
小説の基礎の基礎も知らなかった、ドッ、が付くほどの素人が書いている小説です。 上手く書けているか、面白いものが書けているか、自信はありません、が一生懸命書いていこうと思っています。 よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-14 22:01:04
492230文字
会話率:41%
異世界の住人アバターとの邂逅により、魔法技術が開発。敢えて中世時代の外観へと逆行する等、ファンタジー世界へと独自の発展を遂げた未来の地球。そして、アバターとの接触により、進化した新たなる人類シンギュラリティが現れ、彼らの活躍により外宇宙と
の接触にも成功した。
かつて日本と呼ばれたジパング王国の王女ミオは、各地で破壊活動を行うファンタジアンと呼ばれる軍勢に対処するため、父から譲り受けし聖剣を掲げ、自ら軍を率いて彼らの討伐にあたっていた。
※これはファンギャラのリメイクである「アバター捜査官~ファンタジアギャラクシア・オンライン~」の設定を引き継いだ「ファンギャラ~電装戦士マルチフォーマー~」の続編でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 09:24:34
5319文字
会話率:35%
宦官に育てられたキノエは証の保持者。証の意味もみんなが知らない中でその証が欲しい願う芳虎帝とその覇権を争う南方と西方の宦官達や皇后派閥や南朝の金毅国やまたその利権を狙う者達が競合する中で、キノエは純愛を貫く事ができるか?純愛を貫く事で傷つき
暴挙に出る者達にどう向き合っていくか?幼いキノエが成長する中で色々知り得た事を基にどうやって生き抜いていくか?を書いたものです。
時代に逆らって敢えて小難しそうに書いてます。退廃的な感じが後に出るようにしたいと思います。真面目に古き良き純愛の同性愛ものを追求しているつもりです。漢字は読めなくても雰囲気で読んでくれると嬉しいです。
ハードなところは麗人 キノエ 派述記と言う別でまた公開したいと思います。
よろしくですヽ(´o`;
衣装とかの話は極力避けてます。必要なところのみ記述しています。絵をつけてくれる人がいたらその真意をお話ししたいです。
よろしくですヽ(´o`;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 18:13:19
19407文字
会話率:38%
電子的に思いを告げる方法なんて幾らでも出来る昨今、僕は敢えて彼女にラブレターを手渡す。
最終更新:2017-03-29 00:56:12
1241文字
会話率:3%
この本が発見される頃には、全ての人間が完全に機械の身体を手に入れているかもしれない。
2088年に日本で起きた首都直下型地震から5年。全てがおかしな方向へ動き始めていた。
わたしは、わたしの記憶とDに関する当時の記憶の一部を書き残すことにす
る。脳に直接外部メモリを接続してそこに書き込むことは敢えてしない。この世界の流れに対する小さな反抗心から。
これを読んでいる未来の人が、自分たちの過ちに気がつくことが出来るように祈るばかりだ。 E.A. 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 22:40:29
7364文字
会話率:33%
スーヴニール――思い出の品、形見。
昏き、暗き迷宮の最奥にて、冒険者を待ち魂を狩る死神。
彼は何を考え、いつから存在しているのか。
そして、迷宮の大いなる仕掛けとは。
死神という、迷宮の闇側である彼を主役に、物語は進んでいきます。
シリ
アスかつ、硬めの文章で敢えて書いておりますので、若干読みにくい箇所もありますが、ご容赦頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 12:00:00
16909文字
会話率:47%