青春は一度だけである。私にも青春はあった。今、青春している君に、敢えて50年前の私の青春をぶつけたら、何かが生まれそうな気がして、この本を書いた。群馬県から上京して、昭和42年に青山学院大学に入学した頃から卒業、就職まで。学生運動の波に飲み
込まれながらも、数多くの出会いと別れ、胸を焦がす恋愛や様々なアルバイト、夢と挫折。私の青春は、失敗だらけ、みじめだらけ、頭の中がぐしゃぐしゃになって、気が狂いそうな青春だった。しかし、こんな青春だって他の誰でもない、この私だけの青春なのだ。だから、君の青春も自信を持って謳歌して欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 15:00:00
39645文字
会話率:13%