モフモフと書物をこよなく愛する侯爵令嬢エミリナ、彼女はいつも妹にいじめられ、小さい頃拾った親友の黒猫まで、彼女のおかげで捨てられるという悲しい人生を送ってきた。
しかし口が上手で、美しい容姿を持つ妹はすべての人から愛され、口下手で本好きなエ
ミリヤは妹に嫉妬する悪役令嬢と噂されていた、そんな彼女が平穏な一生を送るため魔法学院に入ったころ、王太子の婚約者に内定し? それをずるいと言って怒った妹の企みのせいで婚約破棄され?
婚約破棄から始まる追放劇、平穏な一生を求め続けたエミリナはどうなったのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 20:19:35
4563文字
会話率:29%
我想ふ
悪しき汝を
君想ふ
我のことを
不倶戴天
君、柳眉を逆立てる
君言ふ
危うきこと累卵の如し
愛は惜しみなく与ふ
縁は異なもの味なもの
古往今来ノ物語
ぽかぽかと日光が降り注ぐある日
暗い洞窟を抜けると
そこには溢れんばか
りの桜が咲いていた
この場所こそが古往今来
葵の花が枯れて
悲しく雛菊の花が咲き誇る
貴殿に全ての愛を
汝に全ての怨を
今来ノ物語
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
洞窟を抜けるとそこは――…戦国時代だった。
両親を亡くした私と弟は二人で仲良く暮らしていた。
弟とお墓参りに行った帰りに立ち寄った洞窟、そこは桜が咲き誇る戦国時代。
私の目の前で織田信長に切り捨てられる弟。
そこから私の心は真っ黒に染まりあがってしまった。
必ず弟の無念は晴らす。
私一人の力で駄目ならば、戦国武将を誘惑して復讐します‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 05:44:21
99835文字
会話率:32%
「笑って死ぬなんて、馬鹿なのかな──?」
生に意味などなく、死に価値などなく、生者は無慈悲に切り捨てられ、死者は無残に打ち捨てられる。当然彼らに墓など存在せず、ただ転がるだけの骸に、墓を造る『墓守』がいた。とある大穴の底の、死体が無残に打
ち捨てられる『ゴミ捨て場』で墓を造り、それを守る墓守は、満足げに笑って『死ぬ』死者に遭遇し、ひどく困惑する。
無念ではないのか。悔しくはないのか。
多くが生に縋りついて死ぬことを拒むのに、どうして笑って『死ねた』のか――?
幸せな少女がいた。誰よりも幸福を享受していた。
この『ゴミ捨て場』には、様々な者が落ちてくる。既に虫の息の生者、怪我の少ない無事な死体、ひどく損壊した死体、そして、死んでるはずなのに『生きている』死者。そんな彼らを屠り、看取り、埋めてやるのが墓守の役目だ。無人の『ゴミ捨て場』で、誰もそこに棄てられる死体の存在など知らず、ましてや、墓があることや墓守がいることを知っている者は誰一人いない。そんな中で、墓守は誰に課せられるでもなく、墓を造り続けていた。
少女は何を奪われても幸せを想い続けた。
「わたしの名前は、サクラっていうの!よろしくねっ!」
そんなある日、死体の代わりにサクラという一人の少女が落ちてきた。弱っていた彼女を介抱し、ともに暮らす中で墓守の中の何かが変わっていく。
生活を共にし、時に彼女の睡眠を見守り、時に大人げなく一緒に遊び、そして時に──。
だから少女は、笑っていられた。
彼女たちの出会いは偶然だったのか、必然だったのか。腐敗に塗れたその場所で至る結末は、果たして無念で終わるのか、それとも満たされて終わるのか。
答えなんて最初から決まっている。最後がどうなろうと、笑って終わりを迎えるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:00:00
116405文字
会話率:26%
私は彼に捨てられるかも知れない。だって聞いてしまったのだ。「ちょっと飽きたんだよね」と友達に話しているのを。
最終更新:2021-03-30 00:00:00
1321文字
会話率:19%
友人の勇者召喚に巻き込まれた主人公、水成だったが、他の仲間たちと違ってチートスキル魔法の才能を得ることのできなかった彼に王国は『無能』の烙印を押して永久追放に決める。
そんな死刑も同然の行為に一度は声を荒げて反論する水成だったが、召喚に使わ
れたのが人の命であり、自分は他人の命の上に成り立っているという事実を突きつけられ、言い分をもっともだと理解してしまった水成は抵抗できずに追放処分を受ける。
友達も、仲間も、地位も、名誉も奪われた水成はボロ雑巾のように扱われた挙句に魔物の餌として捨てられるが、そんな彼を救ったのは女神ユノ。
彼女は何もなかった水成に手を伸ばし「私と一緒に戦って」
何も得られなかった少年が全てを得るために成り上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 00:16:24
129776文字
会話率:26%
高校2年の夏休み直前最後の授業中に異世界にクラスごと召喚された、暁悠哉は、戦力外通告され捨てられるそこである出会いを果たして世界を廻る。
最終更新:2021-03-17 23:00:00
774文字
会話率:25%
何故か勇者召喚に巻き込まれたオッサン、サガラ。一般人より上程度の能力しか貰えなかったものの、サガラは冒険者として問題なく活動していた。
少女ながらも、十分な戦力になるリムが仲間になり、日々に不安無く生活出来ていたそんなある日、サガラは闇討ち
を受け花町のゴミ捨て場に捨てられる。
当然の如く報復を誓ったサガラは、実行犯がスラムの奴だと知り、襲撃を目論む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:00:00
76139文字
会話率:44%
目が覚めると、そこに広がっていたのは自分だけが魔法を使える世界。魔力は最強。されど肉体は老人。そんな状況で、俺は人類を救うため奔走する。
……その世界で、人類はゴブリン、オークといった異種族の侵攻に晒され絶滅寸前だった。魔法を持たない人類
と魔法技術を有する異種族の間には圧倒的な戦力差が存在し、人類は追い詰められる一方だったのだ。
とある理由で突然の死を迎えた俺は、生前熱中していたゲームのキャラクターの肉体と魔力を持って、そんな世界に転移してしまう。戦争がすぐ隣にある世界。全体のためなら容赦なく個人の命が切り捨てられる世界……。その世界において俺は人類唯一の魔術師となり、異種族の侵攻から人々を救おうと決意するのだった。
だが、1つ致命的な問題があった。生前俺が愛用していたキャラクターは『老年の魔術師』だったのだ。つまりそれが意味することとは……
外見を若く保っても肉体の年齢までは誤魔化せない。俺は痛む腰をさすりながら、今日も人類を救うために奔走する。
※本作はカクヨム様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 18:07:39
55672文字
会話率:36%
エルテこと、召喚勇者・結城亞留斗は『非モテ』である――
魔王を討つ力と引き換えに、絶望的に異性にモテないという呪いをその身に引き受けたためだ。
辛く厳しく男臭い戦いを終え、魔王を討ち果たしたエルテ。
遂に呪いを捨てられるかと思ったエルテだ
が、世界は未だにエルテの力を必要としていた。非モテの呪いを解けば勇者の力も失ってしまう……
「よし、じゃあ女になる方法を教えてくれ」
もう百合でもいいやと開き直って魔法で性転換したエルテは『異性にモテない』呪いの対象から女性を外すことに成功し、ハーレムパーティーの構築を開始。
これは『クリア後』の物語。
世界を救う使命に燃える恋愛ポンコツなTS女勇者と、彼女を放っておけない親友以上恋人未満なヒロインたちは、最強のパーティーとなってこの世界を守れるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 21:07:39
130399文字
会話率:30%
中学卒業の日、付き合っていた彼女から振られた主人公、九重史郎を待っていた高校生活は、元カノの朝倉志保を護衛する生活だった。
幼馴染の久遠奏の励ましもあり、春休みの引きこもり生活を脱して迎えた入学式の日、休職中の仕事の後輩、萩野結愛からの
協力の依頼を引き受け、史郎は志保を守るべく、秘密の護衛として動き始めるのだが……。
「私、史郎と付き合うのは難しいとは思った」
「実は都合よくキープされていない? 朝倉さんに」
「ねぇ、先輩。どうですか? 私を、彼女にしてみませんか?」
迫る怪しい影。それぞれの思惑を抱いて送る新生活。そして忍び寄る本当の危機。
誰かを守る。その権利が、まだ残っているのなら。
それができる力だけは、あるはずだから。
「賢い振りして動かないことが正しいなら、そんな正しさはいらない。目を逸らして見捨てられるような俺なら、死んだ方がマシだ」
守りたい人が多い高校生活、その始まり。
「失恋した俺の高校生活は、守りたい人が少し多い。」の一章部分を大幅改稿したものを、そのまま仕舞いっぱなしにするのも勿体ないので、投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 17:49:59
94786文字
会話率:53%
婚約破棄されてやっと自由になれたのに、今度は王子の婚約者!?
幼馴染の侯爵から地味で華がない顔だと罵られ、伯爵令嬢スーリアは捨てられる。
彼女にとって、それは好機だった。
「お父さま、お母さま、わたし庭師になります!」
幼いころからの
夢を叶え、理想の職場で、理想のスローライフを送り始めたスーリアだったが、ひとりの騎士の青年と知り合う。
身分を隠し平民として働くスーリアのもとに、彼はなぜか頻繁に会いにやってきた。
いつの間にか抱いていた恋心に翻弄されるなか、参加した夜会で出くわしてしまう。
この国の第二王子としてその場にいた、騎士の青年と――
※シリーズものですが、主人公が変わっているので単体で読めます。
※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 12:23:37
95468文字
会話率:33%
お互いに好意を抱いていたタクミとマリコ。
ある日、百貨店でのJR落とし物市に出会わした。
そこで、あるお坊さんと出会う。
お坊さんは、忘れ物の中から、捨てたもんを買い上げて供養するという。
タクミとマリコは、そんな供養の日に、お寺に行くこ
とになった。
そこの一人の女性が現れる。
その女性は、付き合っている男に捨てられたという。
でも、お坊さんは、それは捨てられてのではなく、忘れられたのだという。
なので、いつか思いだして、戻ってくると断言した。
それを聞いたタクミは、一昨年まで付き合っていたリカのことを思い出す。
そして、リカと別れたのは、リカを捨てたのではなく、忘れたのだと気が付く。
そうなると、リカに会いたくて仕方が無くなる。
タクミは、マリコを残して、リカに会いに行った。
残されたマリコは、捨てられたのである。
でも、マリコは、タクミの事を好きなままでいた。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 09:49:43
7802文字
会話率:35%
もしも、人を簡単に殺せる力を手にしたら、人は変わるのか。
もしも、不要とされたら、人を助ける為の殺しが止まるのか。
もしも、命がけで助けられたら、同様に命を投げ出せるのか。
もしも、愛と正義が矛盾したら、片方を切り捨てられるのか。
もしも、
夢が半端に叶ったら、新たな夢へと歩み出せるのか。
もしも、自らが凡人と悟ったら、諦めずに夢を見続けるのか。
もしも、自らの夢が不可能と知ったら、人に託せられるのか。
もしもの並行世界を夢見て止まない夢追い人よ。
君に魔弾を。
悪魔から渡る力。夢を装填する力。人智を越える力。
誰でも、誰かを殺せる力を与えよう。
これは人の物語。
停滞した現実に風穴を。燦然たる物語に終幕を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 08:24:36
112242文字
会話率:47%
『ナウ』『アベック』『ちびくろサンボ』……。
そこには言葉が捨てられる。
使われなくなった言葉、使ってはいけなくなった言葉、ただ忘れられた言葉。
ある日、わたしは捨てられた言葉のなかに『哀しい』を見つけてしまう……。
最終更新:2021-02-06 00:00:00
2529文字
会話率:7%
ある刀が泉に捨てられる。
彼は光に憧れる。光についてもっと知りたがる。
数百年の時を経て、人の体を得た刀は町へと下りていく。
最終更新:2017-08-05 00:00:00
7377文字
会話率:42%
「オッサンはここでサヨナラだ」
勇者に言われる。
「えっどういうことだよ」
と俺は聞き直す。
「オッサンは役に立たない。だから捨てていくことにした」
ニヤニヤしながら勇者がそう言い、自分たちだけ転移のスキルで脱出して、俺一人を魔物がいる危険
なダンジョンの最下層に置き去りにして去っていた。
勇者に召喚された高校生の異世界転移巻き込まれたから、ほとんどの戦闘能力がない主人公が、どうやって生き残っていくのか?
なろうテンプレ作品ですが、たまにテンプレ外しをかましています。
ギャグ強めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 19:00:00
34878文字
会話率:39%
高慢なことで有名なクロイツェル侯爵家の令嬢カテリーナ(通称「ハートの女王様」)は、八方美人で女子受けのいい婚約者・ミシェル王太子に捨てられる恐怖で悩んでいた。
ならばいっそ、初めからあきらめてしまえばいい。
そう斜め上の決意を固めたカテ
リーナは信頼する家臣に、ミシェル王子を自分から「強奪」する工作員をスカウトするよう命じる。王子をこちらから振ることはできないが、他の女に乗り換えた王子が婚約破棄を言い出すことはできるのだ。
そこで適任者として探し出されたのが、貧乏過ぎて下町で働く男爵令嬢リリス・バレンタインであったが……。
「うっす! 自分、精いっぱい頑張りまっす!」
「大丈夫ですの、コレで⁉」
「申し訳ございません。なかなか条件に合う人材が……」
期待を斜め下にぶっちぎる工作員に、カテリーナの悲鳴が今日も響き渡る。
ほのぼのしたドタバタコメディで考えてます。
軽いストーリーですので、気楽に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 12:00:00
103717文字
会話率:53%
十五歳の誕生日、少年少女は一錠の薬を飲み自分の能力を開花させる。
人類を守る、兵士となるために。
開花する能力は三つのうちどれか一つ。
人類は一つしか能力を持つことはできない、これは人類の常識のはずだった。
だが、とある孤児院の少
年がその常識あっけなく打ち破る。
三つの能力を同時に開花させてしまったのだ。
その少年は、たいそう軍の人から期待された。
しかし、少年は能力を使いこなすことができなかった。
あまりの大きな力ゆえ、まだ成長しきっていない少年の体のでは負荷が大きすぎたのだ。
「一回能力を使うだけで、次の日まで戦闘不能になるやつはいらない」
と、そこで切り捨てられると思いきや、でも君はすごいはずだからと今度は特別待遇を受ける。
正直やる気はないけれど、周りに期待してくれる人がいるから今日もちょっとだけがんばろうかな。
これは、周りからきっと最強になるだろうと言われ続けた少年が紆余曲折を経て最強になっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 08:02:04
157274文字
会話率:43%
サラ=メルティアが生まれたのは、魔女狩りの行われた残酷な世界。
そんな時代に生まれたサラは、魔法も知らぬまま親に捨てられる。彼女を拾ったのは、同じく魔法使い。
師匠となった彼女から魔法や生活の知識を教えられ、サラは平穏に暮らしていた。
しか
し、ある日彼女もまた、サラの目の前で殺されてしまう。
魔法の師であり命の恩人を失ったサラを動かしたのは、亡き師匠の残した手紙。
「いつか人間と魔法使いが分かり合うまで、生きてほしい」
今は亡き師匠の願いを胸に、サラは世界を巡る放浪の旅に出た。
(旧題:銀の魔法と赤の世界)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 12:01:18
103575文字
会話率:34%
「どうか、僕の想いが君に届いてほしい」
感情を「完全に制限されている」アンドロイドがはたらく世界。僕はアンドロイドなのに、川に溺れた君を助けたことによって感情についたロックが外れ、君に恋をしてしまった。
初めて得た感覚。この気持ちはなん
だろう。
でも感情を持っていることは周囲には言うことができない。アンドロイドなどが感情を持ってはいけない。そんな奴は問答無用で捨てられる。
生き続けるために自分が持ってしまったものを隠しながら、僕はずっと、君を探し続ける。
たとえ、己の身が壊れようとも……
ーーー
この作品はカクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 01:46:33
9932文字
会話率:21%
捨てられる、呆れられる、等のイメージなら湧いてくるなあって、我ながらに
キーワード:
最終更新:2021-01-25 20:16:17
583文字
会話率:0%