モブ令嬢、宰相令息、第一王子は前世を思い出した。
彼らは公爵令嬢アシュリーが稀代の悪女になると知っている。
最終更新:2024-09-22 13:16:38
9014文字
会話率:25%
王国で政治家を輩出してきた名家の令嬢ティアーナは、幼い頃から政治に興味を持ち、国を変えたいという野望を抱いていた。
しかし、女性が政治に携わることを快く思わない父親や、保守的な社会の壁に阻まれてしまう。
ある日、議会で女性大臣の意見が無視さ
れる場面を目にし、強い憤りたティアーナ。
幼なじみで魔法使いのオルテスの助けを借りて教育改革案を議会で提案する。
だが、現宰相の息子ヴィクターは女性の政治参加に強く反対し、ティアーナの改革案を潰すため陰謀を企てる。
オルテスの魔法に救われたティアーナはヴィクターの心を動かし、遂に王国初の女性宰相に就任する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 22:28:00
19999文字
会話率:49%
海の日前日、日曜日。
椎名立花(しいなりつか)、22歳。夏のある日の話。
専門学校の時の同期と一緒に、車で2時間かけて海へ!
着替えて、荷物を持って、場所を取って。
「じゃあ、パラソルはあたしが立てておくね!」
水着姿でパラソルを握り、思い
切って砂へとぶっ挿した瞬間…パラソルを挿した場所を中心に眩しい光が主人公を包み込んだ。
眩しさに閉じていた目を開くと、さっきまで目の前に広がっていたはずの海はどこにもなく。
「……どこ? ここ」
数えられないほどの人数の人、人、人。
しかも服装が今まで見てきたものとは明らかに違う、床につきそうなほどに丈が長いローブやマントを羽織った人ばかり。
混乱のまま、固まる主人公がやっと出来たことといえば、手にしていたパラソルに水着姿の自分を隠すだけで。
そこに声がかかる。
「――――こんなのが聖女のはずがない!」
と。
前日の寝不足や、いろんなものが重なり、意識を失くした主人公。
運ばれたどこかの部屋。
そこで目を覚ますと、ベッドのそばにいたのは不機嫌そうなオレンジ色の長髪のイケメンで。
意識を失くす前に聞こえた気がした聖女について聞けば、自分のことだと言われる。
しかも「納得いかないがな」という言葉つきで。
その後、二日ほど地下牢に放り込まれ、第一騎士団長と魔法課連隊連隊長、宰相の三人による取り調べを経て釈放。
彼らがいう聖女なのかどうかがまだ判断しかねるということになり、しばらく第一騎士団にお世話になることに。
ただし、預けられる第一騎士団ではある噂がたっていて。
『露出狂』
『肌を見せてくるほど、鍛えている』
『召喚直後の装備が極端に少なかったのは、それだけ強かったから』
『謎の新しい武器を携えてきた娘は、武器職人か鍛冶屋』
『とにかく、肌を見せたいらしい』
と、よくわからない内容と、水着をきていたせいで露出狂扱い。
そんな誤解を受けつつ始まった、異世界での生活。
主人公は元の世界に戻れるのか。
それとも、聖女として覚醒するのか。
露出控えめなファッションの世界において、露出高めな変態扱いをされるところから始まった、異世界転移小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 11:11:27
47605文字
会話率:37%
真実の愛とやらが持て囃されている昨今。そんな中、公爵令嬢のロザリンド・アドニスは人の恋路を邪魔する悪女として今まさに断罪されようとしていた。そんな彼女に手を差し伸べたのは…。
最終更新:2024-09-14 21:03:51
7375文字
会話率:50%
従騎士(騎士見習い)の少年ロランは、継承争いに巻き込まれて追われる身となったエリシール王女と共に、王国より北の森に逃げ込む。
森の中、ロランは宰相の放った追手によって瀕死の重傷を負わされるが、大精霊と契約を結び、その助けによって一命を取り留
める。
しかし王女は宰相のもとに連れ去られていた。
ロランは捕らえられた王女を救うべく、大精霊に与えられた古代兵器「聖鎧」を操り、再び王国へ向かうのだった。
この物語は英雄に憧れる少年が救いを求める人々を助け、大精霊との命約を果たす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:37:10
89855文字
会話率:30%
エドナ・ワインバークは大変可憐な令嬢である。
ふわふわの金髪にピンクがかった色の目。
ぽやんとした印象を与え、家族から溺愛される辺境伯令嬢。
ピアノを持ち上げたり、ちょうどいい岩があれば押したりどかしたりすることを除けば。
そんな彼女に
王命が下った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 21:00:00
9085文字
会話率:33%
こちらは「尊い5歳児たちが私に結婚相手を斡旋してきます」の続きです。シリーズ設定しています。
結婚式の準備を進めるアガシャとカルレインだったが、カルレイン兄の婚約者が結婚式当日に駆け落ち。その後も仕事が忙しく中々結婚までたどり着けない。そ
んな中で、カルレインは5歳児殿下に呼び出される。
相変らず尊い5歳児たちに振り回される第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 20:30:00
11265文字
会話率:49%
花から人が生まれるこの大陸には、それぞれ有名な花がある。
その最たる者は、薔薇から生まれる薔薇王だ。この大陸が六千年もの間栄えてきたのは、彼の王の存在が必要不可欠である。
他にも百合の宰相やブーゲンビリアの騎士など、個人で有名な者がいるが、
『高嶺の花』と称されるのはただ一人。
その名を、|石楠花《カルミア》という。
これはカルミアと、彼女の想い人である竜胆の執事が織りなす婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:23:14
5790文字
会話率:26%
楽園大陸フィオーレでは、花から人が生まれる。
その中でも統率者として咲くはずの薔薇王が、なぜか咲かなくなってしまった。
そのため白羽の矢が立ったのは、薔薇は薔薇でも野ばらであるエグランティーナである。
百合の花である宰相、アスセーナに丸め込
まれ、エグランティーナは嫌々ながら大陸を統率することになった。
※なろう歴二周年記念によるお祝いとして書き上げました。みなさん、二年もの間ありがとう!これからもよろしくお願いしますね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 17:04:32
9295文字
会話率:28%
幼い頃の誘拐事件がもとで男性恐怖症になったミュリルは、結婚など望むべくもなく、誰の力も頼らずひとりで生き抜く覚悟を固めていた。そのため、ありとあらゆる自活に役立つスキルを身に着け、愛する動物たちとの自活人生を夢見ていた。
けれどある日
、氷の宰相ジルベルトとの縁談話が持ち上がる。男性が怖くて近づけない私が結婚なんて、とすげなく断るミュリルだったが、ジルベルトにはまさかの秘密があって――。
男性恐怖症と女性恐怖症の男女がお互いの身と平穏を守るために契約結婚した、風変わりな夫婦のお話です。主人公ミュリルは、ちょっとやそっとではへこたれないたくまし系自活女子です。強いヒロインがお好きな皆様、いらっしゃいませ。
※アルファポリス、カクヨムでも連載(予定)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 21:40:00
143753文字
会話率:30%
兄4人で唯一の末っ子女子として産まれたマリアンヌは、それはそれは溺愛されて育ってきた。
そんなマリアンヌは王立学園の首席特待生。将来の夢は、初の女性宰相。
平民のくせに主席なんて、と陰口を言われるマリアンヌには秘密があって……。
最終更新:2024-08-25 08:32:47
6348文字
会話率:71%
王妃付きのメイド兼メイド長を務める妻と宰相を務める夫が、国の事情に振り回されるお話。
敬愛する国王陛下、王妃殿下は両片思いのような状態で……。
最終更新:2024-05-17 12:06:06
5675文字
会話率:68%
東の辺境伯の次女として生まれたマリエールは東の国の暗殺者によって殺されてしまった。直後転生して暗殺者を仕留め、東の国の軍勢を殲滅する。領主は半信半疑ながらもマリエールのことを認め遊軍とする。完全な独裁国家軍事国家である東の国の軍事施設や軍
事工場を壊滅し国王や首脳幹部を収納し、国王の息子の穏健な人物を国王とした。マリエールは東の国で宰相になり理想の国造りに邁進する。故郷の国から属国になるように言って来た。もちろん反発する。再軍備する。東の辺境伯から苦しい立場の連絡あったので来れる人は全員呼んだ。兄が東の国に攻め込んだ。殲滅した。マリエールは軍を率いて王都に乗り込む。国王を含め粛清した。父親を国王に据え東の国の属国にした。二つの国で科挙を始め貴族制度無くした。マリエールは二つの国を治める女王に推挙された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 19:42:12
9851文字
会話率:30%
テティは銀の森に住む、小さなもこもこのクマのぬいぐ……じゃない!
ある日、黒髪長髪超絶美形のエルフが森で大勢の兵士達に囲まれているところにテティは出くわす。
兵士の一人が「なんだぬいぐるみか」と言ったひと言にテティは激怒して、星のロッドでそ
いつをぽこった。
「ぬいぐるみじゃない!!」
助けたグラムファフナーはこの国の宰相で、ちょっと訳ありな感じの彼にテティは勢い?でついていくことにした。
悪い大公をやっつけて、勇者の子孫だという小さな王様を助けたら、ここにいて!とお願いされて、テティは王宮で暮らすことになる。
ある月夜の晩。テティはクマの皮?を脱いで“裸”になってお城の噴水で泳いでいるところを、グラムファフナーに見つかってしまう。
なんと、クロクマのぬいぐ……じゃない!の中身は月色の髪の美少年だった!!
誰にもないしょだよ!の中身はない!といいながら、実はあった!テティのあいとゆうきの物語。
※ムーンライトノベルズさんに載せていたものを、ネトコン用にシーンをなしにしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:10:00
149917文字
会話率:40%
シュールワナ国の悪女、アイリーン・ミラー公爵令嬢。
容姿端麗、才色兼備、国を支える宰相の娘であり第一王子の婚約者と極めて地位が高く、そしてそれよりもプライドが高い。傍若無人の限りを尽くしたとされる悪女。そんな彼女は聖女である妹と、第一王子か
ら今までの悪行を断罪され、失脚した。彼女は身分を剥奪され、辺境の地へ追放となる――因果応報、悪因悪果として今も夜会で嘲笑混じりに語られる、寓話めいた話。
彼女が辺境へ渡ってから四年後。目立つこともなく粛々と生活する彼女の下へ、物語の中の王子のような出立の男が現れる。
「貴女の罪はなんですか?」
そう問う男は、この国の第五王子であるユーリス。別名、処刑の騎士。しかし風変わりな処刑執行人は、アイリーンを知るまでは彼女を処刑することはないと言う。
――アイリーンを処刑するために尋ねてきたというユーリスと、アイリーンの奇妙な共同生活が始まる。
※ハッピーエンド予定/ざまあ要素は低め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:01:14
29398文字
会話率:36%
ブレイズは王宮お抱えのモンスタースレイヤーだ。しかし彼はその立場を使って毎晩、酒池肉林の宴を開いて豪遊していた。そんなブレイズに辟易していた王宮の宰相たちは、あるとき彼を王宮から追放することに成功した。突如無職となり困り果てたブレイズは、再
就職先を求めてモンスターが溢れる世界を旅することになる。
そんな流浪のモンスタースレイヤーの冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 00:00:00
100175文字
会話率:44%
「アーシェ・フェルメンデ!筆頭聖女の任を解き追放処分とする!ついでにお前との婚約も破棄だ!!!」
「……は?」
お馬鹿な王子に王宮を追放されたアーシェ。宰相の放った大量の刺客を兄と共にぶっとばし、逃れてその身ひとつでたどり着いたのは最
果ての離島。
エメラルドグリーンの海辺。あふれる濃い緑。そして、難破船からは妙に綺麗な顔の身なりのいい男!?
「全然魚釣れてないけど……本当にご飯食べれてた?」
「うるさいわね!」
突然始まった共同生活。魚釣りに貝拾い、果物を採って、芋を茹でて。一緒に浜辺で焼いた魚は、どんなシェフの料理よりも美味しかった。
だけど、船が直ったら、この生活も終わり。私は追放された聖女。名乗ったのは偽名。腕には宰相に刻まれた、国外逃亡を防止する罪人の呪印。
近づく距離に、甘い仕草。絡み合う視線に、想いは膨らむけれど。
時が来れば、私はこの島を離れ、戦いに戻らなければならない。これは、期間限定の関係なのだから――そのはずだった。
これは、離島で逃亡生活を送る追放聖女のアーシェが、助けた仲間たちと離島で楽しいスローライフを送りながら陰謀をぶっとばし、男気あふれる行動力で、愛と友情を手に入れるまでのお話。
「――あなたは、誰なの?」
緑豊かな離島で、アーシェのひと時のスローライフが始まる。
※全55話の最終話まで執筆済みです!
途中で終わることはありませんので、しっかり完結します。
安心してお読みください。
例によってバンバン投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 14:41:46
264383文字
会話率:57%
「リーン、貴様の婚約は破談となった」
ルトリケの王太子である自分と北の大国カラチロの皇女との婚約を一方的に破談にし、隣国レキラタに侵攻した父王。
その結果、ルトリケは戦争に敗れ、国力は衰退し、政治も腐敗した。
三年後、リーンは父王を玉座から
引きずり下ろす。
ただ、国の復興に心を砕くも、偉大過ぎた高祖父の影響もあり、国民の人気はいまひとつだ。
何とか国民の信頼を得たい、そう思うあまり、お抱えの魔術師は夢見にしたがって、とある人物を探そうという奇策に出る。
しかし、やっと名乗り出た女性はどうにもこうにも怪しすぎた。
確かに何か裏がある。
一方、宰相は王の結婚を画策。
結婚相手もいないのにどうするんだと焦るリーンに、宰相は意外な少女の名を挙げた。
だがその少女には公にはできない秘密があって―
隣国や北の大国の思惑も絡まるなか、リーンはルトリケをうまくまとめていくことはできるのか。
※これは若き王の初恋が実るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:10:00
555369文字
会話率:30%
完結済み長編小説『賢者はいつもお腹が痛い』の番外編。本編のキャラクターによる短編集です。
本編の内容はこちら↓
胃腸の弱い主人公(男)が、聖職者の女の子と仲良くなったり、王子様に口説かれたりしながら異世界の公衆衛生と栄養状況を向上させる召
喚ファンタジー。恋愛要素は一方通行。人を信じる心が薄い主人公の成長のお話です。
※本編にはシリーズのリンクからお入りください。
<メインキャラクター>
城崎亘希(きのさきこうき):主人公。常にトイレの位置を把握したい。
イオリス:快楽主義の魔術師。性格が悪い。好奇心には勝てない。
エルファム:苦労性の騎士団副団長。自覚はないが手の掛かる子が好き。
スフェン:人当たりの良い治癒師。皆に好かれる優しいお兄さん(仮)。
ラディオ:ゆるチャラ系騎士。周囲の愛が重い。いつも困っている。
ユークリート:手が早い王子。気になる子には粉をかけるタイプ。
セラフィス:笑顔が怖い宰相。ヤリ手の美形。何事もコスト管理。
※この作品は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 09:42:27
30615文字
会話率:54%
優秀な宰相補佐官の夫が、恋愛面ではポンコツになる話です。恰好良い男性はいません。(前書きを確認してから読んでいただけると助かります)
最終更新:2024-08-09 22:30:00
8327文字
会話率:26%
城で下働きをしているマリーは、恋人が宰相令嬢と結婚して自分を愛人にする話をしているところを聞いてしまい、ある決意をして姿を消す。一方、恋人であったアルバートは、マリーが突然いなくなって初めて、どれだけ彼女が大切だったのかを知った。――そんな
ある日、アルバートは城下で偶然マリーを見つけるが、マリーにはアルバートの記憶がなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 19:00:00
24887文字
会話率:29%
時はヘイアンの世、三人の貴公子が交換視察団として月へと降り立った。主人公は身分を隠した時の帝。都造朱鷺(みやこのつくりこ とき)と名乗り、従者である三条水影(さんじょう みなかげ)、春日安孫(かすが あそん)と共に、長年の悲願である月の都の
女人――「天女らとの酒池肉林三昧の日々を送る」という最大の目的の為に動き始める。三人は歓迎の宴に出席する為に、用意されていた「しゃつとすうつ=シャツとスーツ」に着替えるが、そのお粗末な姿を覗き見ていた一人のメイド――ルーアンに笑われる。宴の中でメイドのルーアンが、かつての第一王妃の娘であることを知った朱鷺は、彼女を目的完遂の為の援者とすることに決め、悲願が成就した暁には天女であり女中であることから、天女中と渾名したルーアンの望みを叶える手助けをすると約束する。
酒池肉林において、どうしても第一王女のスザリノを侍らせたい朱鷺は、水影の策で目的とする彼女に近づくことが出来た。だが、彼女は第二王妃(現第一王妃)エトリアの娘であり、第三王女である時から願い続けてきた、王族特務課のセライとの結婚が頓挫してしまったことに未練を断ち切れないでいた。その最中、スザリノに他家の王族との見合い話が持ち上がり、セライの進行の下、朱鷺ら三人もその様子を見聞する。その席に、エトリアと宰相に僻地に追放されたかつての第一王妃のミーナやルーアンの支持者(反乱者)が現れる。彼らとの戦いの中で月の世の不穏を知った朱鷺は、悪の根源である宰相、ハクレイと対峙することを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 11:41:09
356254文字
会話率:61%
『ルーデリア王女とクレイズ宰相が駆け落ちした!』
私(ルーデリア・十七歳)とクレイズ宰相が駆け落ちしたという醜聞が王都に広まった。
私は女王に即位したのちは帝国に嫁ぐことが決まっていたけど、そんなの冗談じゃない。私はね、クレイズを愛して
いるの。クレイズは自分より四十歳も年上だけど、恋心をおさえることはできなかった。
でも年の差なんて関係ないわ。私とクレイズ宰相は愛しあって駆け落ちした。目指すは新天地!海の見える丘に小さなおうちを建てて二人で幸せに暮らすのよ!
私とクレイズは身分も立場もなにもかも捨てて駆け落ちし、そのはての心中は――――失敗した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 17:41:50
15540文字
会話率:38%
よくある婚約破棄とが、貴族の通う学校とかを深堀して考えていたら、あまり無い話になりました。かなり設定厨の作者の作った話なので、そういうのが好きな方に読んでいただけると嬉しいです。
アルスター王国の侯爵令嬢オリヴィアは、第一王子リオンの婚約
者。宰相である父と共に、王妃となって王家を支えるために日々を過ごしていた。だが、王立宮廷学校の卒業式で、その婚約はリオンから一方的に破棄された。そこに、抗議の声を上げる者が現れる。
この婚約破棄事件は、思いも寄らない展開を見せ、最終的に関係者の誰もが予想しなかった決着を見ることに。
アルスターの歴史を大幅に変えることになった、その大事件の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 22:00:00
196327文字
会話率:14%