それは、とある真冬の夜更け過ぎ。ふと思い立って身長を測ってみたことからはじまった。
「あ……れ? 157センチ?」
この日を境に、私の周囲を取り巻いていた当たり前は、少しずつ……あるいは加速度的に、遠ざかってゆくことになる。
私
は毎日2ミリずつ、小さくなっているらしい。たった2ミリと侮(あなど)ること勿(なか)れ。
はみ出してしまうのはあっという間だ。
これは、毎日少しずつ小さくなってゆく私の物語。小さくなる私と、飼い猫のクロマルとの一年間。そして、その秘密を知ってしまった、隣の中学生シュウくんのお話です。
☆再掲。第一回ステキブンゲイ大賞の四次選考通過作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 23:00:00
147399文字
会話率:17%
孤高のクリぼっち、黒サンタくんのお話です。クリスマスシーズン、リア充たちを呪いたくなったらそっと開いてみて下さい。あなたのかわりに黒サンタくんが、イタズラを仕掛けてくれています。
そして少しだけ、ほっこりをお届け致します。
※ネット小説大
賞短編部門にて、奨励賞を頂いた作品を、少し改稿した後に再投稿させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 15:00:00
8382文字
会話率:16%
これは恋とは呼べないけれど
きっと俺は恋だと思う。(作者談)
淡くてもいい。甘くなくてもいい。
バレンタインチョコの貰い方に
ポリシーのある男子くんと
一見では恋愛観薄めに見える
クール系不思議ちゃんな幼馴染のお話です。
男子くん
の一人称で物語を紡いでます。
言葉にせずともきっと伝わる心の動き。
そんなワンシーンを短編に込めてみました。
さっくりぽっくりと読んでいってね!
面白い! なんか好き! と思えたら
ブクマやら評価やら感想やら!
ご気軽に送ってくださると幸いです。
アナタに甘酸っぱい春の訪れがあらんことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 11:17:07
9652文字
会話率:8%
2017年の夏に端を発する、変わった名前の高校生「ビンゴくん」の、聞く人によっては数奇な運命と出会いを描く、ラブコメディのような何か、です。
最終更新:2023-02-07 08:59:50
35479文字
会話率:1%
ちょっとヲタク気質のある彼女ちゃんとかわいい彼氏くんの日常。
うちの彼氏くんのがかわいすぎて、供給過多で萌タヒしそうなんです!!!
最終更新:2023-02-05 13:47:58
2166文字
会話率:50%
小学5年生になった優輝くんのお父さんとお母さんは、優輝くんの学校の先生から優輝くんがいじめられているかもしれないと聞いて、とっても心配になりました。
優輝くんのお父さんはどうしたらいいのか一生懸命考えました。でもいいアイディアはなかなか浮か
んではきませんでした。
優輝くんのお父さんは優輝くんの部屋の片隅に“チバにゃん”のぬいぐるみがあるのを見つけて
「“チバにゃん”! 優輝がまたピンチなんだ。 “チバにゃん”! “猫神様”‼ 優輝を助けてください‼」と
“猫神様” の “チバにゃん” に何度も何度もお祈りしました。
そしてそのまま優輝くんのそばで眠ってしまったお父さんの夢の中に
“チバにゃん”が現れました。
そしてお父さんの夢の中で“チバにゃん”は「いじめのない世界」という歌を繰り返し歌っていました …
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 22:52:47
1421文字
会話率:14%
びょうきのゆうきくんをとてもしんぱいしているゆうきくんのおとうさんとおかあさんは、あるひ
「チバちゃん」とかいてあるねこのぬいぐるみをみつけました。
てにとってみるとぬいぐるみのせなかには、「77万年前にちきゅうのじしゃくがひっくりかえった
ときにけんこうでとしをとらなくなった、ふろうちょうじゅのねこのかみさま。
弱いものにめっぽうやさしいせかいでいちばんやさしい「救そねこかみ」。そんけいするねこともは
ねずみのジェリーにとてもやさしいねこのトム」とかいてありました。ゆうきくんのおとうさんと
おかあさんは、かおをみあわせておもわずにっこりわってチバちゃんをかってかえりました。
チバにゃんはろくおんしたうたをうたってくれるねこのぬいぐるみでした。
ゆうきくんはチバにゃんがとてもすきになってチバにゃんからたくさんげんきをもらいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 23:41:56
661文字
会話率:5%
「違うよ、これはコウタくんの真似だよ」
「僕の真似?」
真似されて初めて、自分がくしゃっと笑っていることを知った。
めんどくさい、と人との深い関わりは避けてきたコウタ。初めて会ったはずなのに、マイペースにその心に入り込んでくるユキミ。交
わりそうで交わらない、2人のあの頃の話。
※このお話は、monogatary,エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 20:00:00
17002文字
会話率:57%
しろうさちゃんとくろうさちゃんは、そうたくんのたいせつなともだちです。
どんなときも、いっしょにすごしてきました。
あるひ、そうたくんたちいっかはとおいまちにひっこすことになりました。
とうぜん、ふたりもいっしょです。
でも、そのひっこしの
さいちゅう、たいへんなことがおきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 23:13:32
8476文字
会話率:26%
クマの、ぬいぐるみの、ベアくん。マサルくんの、生まれたときからの、おともだち。マサルくんが、だんだん大きくなると、ベアくんは、だんだんボロボロに。ある日の夜、ベアくんのところに、テンシが、やって来ました。テンシは、ベアくんを、むかえに、来た
のでした。 ☆☆☆☆☆「冬の童話祭2023」参加作品。テーマは「ぬいぐるみ」 童話というジャンルのため、幼年、児童向け、文字数は原稿用紙10枚前後。朗読、読み聞かせ前提のため1500~2000文字まで。漢字の使用は小2で習う漢字のみに設定。句読点多めの、分かち書き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 22:31:54
2016文字
会話率:33%
テストを受けていた私はテストの問題よりも重要な問題を思い出した。
10時30分にスマホにセットしていたアラームが鳴る。
それも、ただのアラームじゃない
BLゲーム『イケメン和尚、悟して、法鐘寺で昇天』の弁髪和尚リキさんと刈り上げ弟子サキくん
の正月限定特典BGM。
『これはマズい、コレだけは聞かれたら、絶対にマズい!!』
現在時刻10時27分。
タイムリミットまで、あと3分。
何としても阻止しなければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 20:28:36
3321文字
会話率:29%
たぁくんは、幼稚園に通っている男の子です。いつもうさぎのぬいぐるみを持ってきています。それから、建物の6階が大好きです。6階? ……ちょっと変わっていますね。
こだわりのある子が成長していくお話です。
「冬の童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2023-01-11 13:27:22
11781文字
会話率:21%
ショウタくんの家にいるぬいぐるみ達は、夜になるとおしゃべりしはじめます。
12月の話題は、クリスマス・プレゼントについて。
みんな、次はどんな仲間たちが来るのか、楽しみにしているのです。
最終更新:2023-01-11 10:36:11
787文字
会話率:45%
ゆうくんの大事なたからものは、赤ちゃんのころから使っている毛布のノンノ。
どこにいくにもノンノをつれていこうとするので、ひきずられてボロボロです。
ある日、ノンノはやぶれてしまいます。
※公式企画、冬の童話2023に参加しています。
最終更新:2023-01-10 11:04:35
3018文字
会話率:44%
ひなたぼっこが好きなねこさんと、夢見がちなカエルくんのおる日のお話です。
最終更新:2022-12-29 01:22:51
1259文字
会話率:39%
男の子が絵本を読んでもらっている最中に寝てしまいました。一緒に聞いていたきつねくんのぬいぐるみは、お話の続きが気になって仕方がありません。
❄️「冬童話祭2023」参加作品です。
最終更新:2022-12-23 19:02:20
1103文字
会話率:34%
みいちゃんとかけるくんの姉弟のお母さんは、最近溜め息をしてばかり。そこで二人は考えます。
◍この作品は「なろうラジオ大賞4」参加作品です。
最終更新:2022-12-01 14:13:58
1000文字
会話率:34%
おたまじゃくしからアマガエルになりたてのカエルくんの話。
※この短編は『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』に応募しようと思って書きました。
最終更新:2022-12-22 16:34:33
959文字
会話率:43%
ぬいぐるみのくーがみつめる、みんなといっしょになりたいかずくんのものがたり。
最終更新:2022-12-20 20:58:06
1411文字
会話率:0%
「ぬいぐるみ」と聞くと、どんなものを想像する?ふわふわで、もこもこで、手触りがよくて、動物の形をしていて、小さい子のおともだち?
……ううん。僕はね、ふわふわな動物じゃなくて、人の形をしているの。持ち主は大人の女の子。
そんな、僕とカノジョ
の話を聞いてくれる……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 20:22:03
1773文字
会話率:16%
「美桜みたいなグズばっかり構ってないで、航輝は黙って私についてくればいいのよ」
あれは、小2の終わりの出来事。私は、取り返しのつかないことを言ってしまった…。
私と、航輝くんと美桜。3人は幼馴染で、幼稚園の頃からいつも一緒に遊んでい
た仲だった。
だけど、心が歪んでいる私は、航輝くんのことを独占したくなって…
そして、彼らと離れて過ごした中学時代に、私はしつこい男子たちに絡まれ続けたことで、更に心が醜くなってしまった。
だから、そんな冷たい言葉を残したまま謝りもせずに転校した私は、7年後に彼らと再会できても、許してもらえなくて当然だった。
―――私は、もうとっくに幸せのレールから外れてしまっていたんだ。
これは、幼馴染に暴言を吐いて『ざまぁ』された女の子が絶望した後、自らの過ちと向き合いつつ幸せのきっかけを掴むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 20:25:08
14212文字
会話率:11%
ぬいぐるみのボクは、まさかの中年のおじさんだった。
たくさんのかわいいぬいぐるみがいるのに、なぜかケンタくんはボクを大切にしてくれる。
そんなある日、ボクが、遠くに行ってしまったケンタくんのお父さんにそっくりなぬいぐるみだと知ることになる。
ボクは、ケンタくんのお父さんになってケンタくんを守ろうと決めたけど……
みんなが幸せになれるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 01:17:58
1559文字
会話率:15%
自分の声が嫌いな男子高校生が、声フェチな高嶺の花の性癖にブッ刺さる。
コンプレックスも?いいえ、コンプレックスこそ愛してる!
少し歪な二人の恋愛模様。
最終更新:2022-12-14 15:52:22
6723文字
会話率:61%