「不束者ですが、よろしくお願いします」
吹雪の晩、人里離れた魔道具工房に引きこもっているトランのもとへ、ヴァンパイアの少女ミュカが現れた。大貴族の令嬢である彼女は、知らないうちにトランの「妻」になることになったらしい。
前世の知識を使っ
て魔道具の歴史に大きな変革をもたらしてしまったトラン。なにやら複雑な事情を抱えていそうなミュカ。周囲に様々な思惑が渦巻く中、小さな魔道具工房で暮らしながら、二人は徐々に惹かれ合っていく。
【第七回書き出し祭り 総合3位】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 18:00:00
139729文字
会話率:46%
槍の王シリーズ3『焦燥と月下のマギア(上)』お楽しみください。ちなみに、この作品の前にすでに完結している第1部『記憶を失った修道女と地下室の少年』と第2部『群青と灰色のサピエンティア』をお読み頂ければ幸いです。世界観や登場人物を追いやすくな
ると思います。時系列的には第3部は第2部と同じくらいの時代へ飛びます。舞台はもう一つの学園へ。以下、あらすじをどうぞ。
幼い頃国王の養女となったハヅキは、マギア聖学院に護衛の七袖(ナナソデ)と共に在籍していた。人見知りで根暗な性格のハヅキも、七袖とソフィアに助けられながら、少しづつ周りの生徒達と打ち解けていく。そしてハヅキが中等部に進学する頃、王都立マギア聖学院と聖都立サピエンティア神学校連盟の交換留学プログラムが発表された。この交換留学プログラムにより、アスラがサピエンティアを訪れ、エウロギウスとアキレスと時を共にすることはまた別の物語である(第2部参照)。ハヅキはそのチャンスを利用し、故郷である東洋の国、獣人族の帝(みかど)が統治する陽王朝へ行く事を決意する。それは幼い時に生き別れとなった双子の姉、ミツキを救い出すためだった。しかしそのためには両校主催の選抜試験を受けなければならない。選抜試験の決勝、七袖の前には『白銀の騎士』と呼ばれるセレステが立ちはだかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 11:00:00
28973文字
会話率:30%
王立学院の卒業式にて、突如第一王子ローラス・フェルグラントから婚約破棄を受けたティアラ・ローゼンブルグ。彼女は国家の存亡に関わるレベルの悪事を働いたとして、弾劾されそうになる。
しかし彼女はなぜだか妙に強気な態度で……?
貴族の令嬢にも関わ
らず次々と王子の私兵を薙ぎ倒していく彼女の正体とは一体。
ショートショートなのですぐ完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 00:00:00
6247文字
会話率:33%
舞台は1960年代 英領香港
職を求めて大陸からやってきた若き詠春拳の達人 林(ラム)は、偶然見つけた高給ボディーガードの仕事に応募する。
しかし雇い主であるイギリス人貴族の令嬢シャーロットは大の男嫌い。故に林はメイド服を身に纏い、男で
あることを隠しながら彼女を護ることを要求されてしまう。
マフィア、出稼ぎ、不良警官。欲望渦巻く戦後香港にて、林はシャーロットを守り切れるのか⁈
感想、レビュー歓迎。
挿絵等書いていただける方いましたら泣いて喜びます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 18:51:19
21631文字
会話率:49%
◆第1部
″神殿″と″王宮″、2つの組織が支配する国″聖王国″--古よりの習わしにより、国王の側室になることが決まっていた神殿系貴族の令嬢こと″一の巫女″エイレンは婚姻の前の晩、王宮を逃げ出して怪我を負う。そんなエイレンの前に現れたのは親切
な精霊魔術師の青年リクウ。2人は成り行きで行動を共にするようになる。
やがてエイレンはリクウに弟子入りする。エイレンの最終目的は国家転覆だが、目下の地味な弟子ライフもなかなか楽しくて捨てがたい。
しかしエイレンに国王の追っ手が迫り、エイレンは国外逃亡を決意する。
◆第2部
帝国へ移動したエイレンは、ガイド等々をからかって遊びつつ皇都をめざす。皇帝の客人として逗留が決まり、暗殺されかけたりなんだりしつつも聖王国神殿との取引を始めるよう皇帝陛下を説得し、使者として帰国していく。
第2部は気付けばいつの間にやら逆ハーレム的な様相を呈してきてしまいました。おふざけ・3の線も濃いめです。苦手な方はご注意下さい。
◆第3部
帰国したエイレンは使者団の面々を案内したり過去を振り返ったりしつつ工場建設等の資金調達のためにそれなりに頑張っています。聖王国の宗教・文化的性質や登場人物の性格・思想等から、しばしばさらっと軽くイヤらしい描写がでてきますのでご注意下さい。現在の倫理観に合わない部分もあり、その辺OKな心の広い方向けです。おふざけ・3の線は薄くなっています。
◆第4部
作者自身ですら説明しようがない……この話全体の中では信じられんほどファンタジーしてしまったラストです。とりあえず、皆しょっちゅうメソメソ泣いてる感が。
どーしてこーなった(爆)
いちおうハッピーエンドのつもりですが、そう信じて読むと文句言いたくなるかもしれません。
☆☆
登場人物には鉄板で性格良いような方はでてきません。スッキリしません。ご注意ください。
☆☆
1/13 タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 19:26:15
559207文字
会話率:44%
とある貴族の令嬢は、両親に売られて意識だけの存在になりました。そして彼女は夢を見ます。夢は(彼女にとって)異世界が舞台で、とある普通だった男の子が出てきます。やがてその男の子は、大人直前崖から転落死します。その次は別の場所で赤子に出会う夢
を見ます。
こちらは『もし〇〇が仲間になったら(〇〇式異世界英才教育〜憎まれっ子よ、世に憚れ〜)』のとある令嬢の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 00:37:31
4002文字
会話率:10%
「どうやら私は貴女に一目惚れしたようです」
とある小国の貴族令嬢ピカロ・ノスティール。
彼女に告白してきた男は神をも殴る、最凶最悪の魔人だった。
「貴女は自由に生きて下さい、貴女は自由に怒って下さい、貴女は自由に泣いてください」
「へ
?」
「貴女がこれから進む道の障害を全て排除してみせましょう。貴女の怒りの源を全て叩き潰しましょう。貴女に涙させる根源を全て消し去ってみせましょう」
恋は盲目。
愛は最凶。
城も国も嘘も真も正義も悪も神も悪魔も。
あらゆるものを殴り倒す。
「嘘も真も関係ありません。私には貴女が真実です」
ただひたすらにピカロを甘やかす、魔人と手下のピカロ溺愛物語、ご堪能ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここからあらすじです。
貴族の令嬢ピカロ・ノスティール。
とある王族の第五婦人の誘いを蹴ったら、反逆罪で島流しに。
流された先ソズモズ島は、遥か昔から人も動物も神さえも近付かないと言われる島。
別名『最果ての大氷原』
過酷な環境の中でも死にあがらうピカロ。
そんなピカロの前にあらわれる巨大な魔獣。
「これは無理だ。これは私、死んだわ」
ワンワン!
「ペロ、何か見つけたのかい?」
ワンワン!
死を覚悟したピカロの耳に聞こえてきたのは、場違いなほど穏やかな声だった。
ちょっと曲者の令嬢と超絶マイペースな魔人、それにしたがう個性豊かな手下達が繰り広げる、楽しく愉快な物語をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 12:00:00
16488文字
会話率:49%
フォリアは万年金欠貧乏貴族である伯爵家の長女だ。貴族の令嬢らしくはないが、毎日のように畑を耕し、野菜を売っては日銭を稼いでいた。三年前に領地を襲った被害によって伯爵家は借金を抱えており、その借金を返すために日々、奔走していたのである。まとも
な結婚は見込めないだろうと思っていた彼女だが、ある日、自分のことを妻にしたいと奇特な縁談を申し込まれる。「あなたとあなたが作った野菜に惚れました。結婚して下さい」。その相手は騎士団に勤めているエリートで、令嬢達に人気がある辺境伯の令息、レウリオ・マルグリッタだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 20:04:47
14784文字
会話率:37%
私は田舎の領地を治める貴族の令嬢、ユフィーリア・アンベリー。
女の子が大好きなのに、突然婚約させられてしまったわ。婚約破棄してやろうといざ赴くと、そこにいたのは目を疑うほど可愛らしい男の娘、フェロだった。
そこで私は決心した。
「ど
うせいつかは結婚しなければならないのなら、このフェロを私好みの女の子にすればいいんだわ!」
大急ぎで婚約破棄を破棄!
かくして始まった、私と彼との新生活。
けれど新しい学校は家の位で差別される階級社会。田舎出身の私の地位なんて無いに等しく、同じく地位の低いフェロと共に迫害される日々が待っていた……なんてこともあるけれど、私としてはどうでもいいや。それよりも、フェロを立派な女の子に絶対にしてみせるんだから!
新しい学校、新しい友達。更には地位も容姿も兼ね備えたクラスメイトのイケメンのせいで学園中の生徒に妬まれて――私の生活はどうなっていくの?
※この作品は男性も女性も楽しめるように作られています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 20:00:41
111982文字
会話率:36%
平凡な田舎娘のオランジュは十四歳のある日、自分が、名門貴族の令嬢が結婚前に秘密裏に産んだ子だったと知る。
実母に引きとられたオランジュ。
だがそれは、今は亡き伝説の英雄の花嫁として、神殿に入ることが決定した異父妹の身代わりになるためだった。
生者でありながら、死者に嫁いだオランジュ。
新月の夜、伝説どおり亡者達が出現して…………。
注意:キーワードを確認してから、お読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 12:04:44
24638文字
会話率:27%
大貴族の令嬢ジャンヌ・フォン・ファブレ。
彼女は、ひょんなことから伝説の聖剣ジュワユーズを引っこ抜き、聖剣の担い手になってしまう。
だが、その聖剣は意志を持つインテリジェンス・ウェポンであり、ジャンヌの性格の悪さを見かねた彼はこう宣言する。
『君の性格は酷すぎる。我が更生させ、聖剣の担い手に相応しい英雄に導こう』「--は?」
ありがた迷惑な聖剣と悪役令嬢。
彼らが向かう先には、面倒なことばかりが待ち受ける!
聖剣の導きで、いやいや世直しを強いられるジャンヌの未来は!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 16:23:11
7343文字
会話率:44%
再婚した母、連れ子は双子の女の子。
妹は義理の父に愛されたけれど、姉の私は新しい家に馴染めず……そしてついに勘当されることに。
絶縁され、家から追い出され、貴族の世界から追い出されても、私はただでは起きない。
辺境の地で、私の大切な従者と
一緒に、私は私の夢を叶える!
◆勘当された貴族の令嬢が、辺境の地で学校を作ったりお金を稼いだりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 18:51:47
110219文字
会話率:52%
多くの名家や貴族の令嬢子息が通うエレメージ学園で、卒業生を祝う卒業パーティーが行われていた。
前世の記憶を持つ侯爵令嬢のメルディアは、卒業パーティーで前世恋仲だった人物と出逢う。もう一度よりを戻そうとするも、次期国王の第二王子・アレクシ
スに婚約されてしまう。
メルディアの運命の恋は叶うのか。
切なくて哀しい恋物語が今始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 23:18:01
5212文字
会話率:26%
これはとある世界での物語。
私は良家のお嬢様オブお嬢様なお嬢様だ。
そんな私に対抗しようとしてくる忌々しいお嬢様が一人いる。
隣町の小さい街の貴族の令嬢。
そいつは私の足元にも及ばない最弱と言っても差し支えないお嬢様だ。
最終更新:2019-07-18 07:03:49
762文字
会話率:0%
私はとある貴族の令嬢として生を受け悪逆の限りを尽くした。
そんな私は領民から謀反を起こされ水死させられる。
気づいたら髭もじゃの爺さんに抱えられた幼い子供だった。
これはいずれ賢者と呼ばれる事になる少女の物語。
最終更新:2019-07-05 07:04:08
942文字
会話率:31%
前世でプレイした乙女ゲームの世界に平民として
転生したエルザ。
めんどくさいと思っていたヒロインや悪役令嬢、貴族の令嬢ではないことにエルザは神に初めて感謝した。
「やったわ!平民モブ最高!」
貴族じゃないことに大喜びしたのはつかの間エル
ザはあることに気づいてしまった。
親友が乙女ゲームのヒロインだったことに。
そしてなぜか、平凡なモブとは程遠い乙女ゲームの攻略者に囲まれ、気がついたら平民ではなく貴族令嬢の仲間入りをしていた。
実はその乙女ゲームの続編のヒロインが自分だと気付かずにエルザは平民を死守しようとするが、初恋を拗らせた王子と一緒にいてほしいヒロインに振り回されて平民を続けられそうにないようです。
この小説はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 06:39:25
36863文字
会話率:46%
アカシア=ラナ=フォルブルク
ガーランド王国の有力貴族であるフォルブルク辺境伯の三女。
ありふれた会社勤めのOLだった「須藤 美咲」が、不慮の海難事故でその生涯を終え、生まれ変わった姿。
前世の記憶を得たのは10歳の夏。奇しくも、前世の死因
と同じ海難事故に見舞われ、奇跡的に一命をとりとめた時だった。
―――前世の記憶は、彼女の世界の色を大きく変えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 22:08:19
8098文字
会話率:53%
幼い頃のヴァレルとヘルガは、本当に良く似た兄妹だった。
母親のメリッサは身体が弱く、双子を産んで間もなく他界した。父親ガーランドも、軍の任務のために家に戻ることは少なく、二人は乳母の乳と、互いを頼りにして育つ。
一日の大半の時間を
、二人で一緒に過ごした。王立学院への通学も、授業中も。三度の食事も、いつも同じテーブルを囲む。父親の勧めで始めた剣の稽古も、同じ胴着を着て、二人一緒に受けた……。
双子の兄妹が、世界を変革した魔王に挑む話です。熱血漢で、ただひたすらに強くなろうとする兄ヴァレルと、そんな兄との距離が遠くなることを恐れる妹ヘルガ。二人は世界の形を変えてしまった魔王に戦いを挑みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 23:03:54
113110文字
会話率:43%
――この物語は、貧乳美少女の皮を被った中年男が、己の欲望に時に忠実に時に葛藤しながらもおっぱい大きなヒロイン達と過ごす、キャッキャウフフなイチャコラ模様を赤裸々に描いたものである。
『封印王国』と他国に呼ばれる国がある。その国の第一王子の
婚約者に『人形姫』と仇名される貴族の令嬢がいた。
金色の髪を湛え女神も斯くやと言わんばかりの美しさながら、その表情は乏しくまるで人形のようだ、と何時しか付いた仇名である。
第一王子の自害と共に一旦は表から姿を消した『人形姫』だったが、その裏では『幽騎士』と呼ばれる王国の霊的存在が監視するなか異世界の男の人格が蘇り、
爆乳メイド、褐色巨乳、金髪爆乳(但し訳アリ)を次々と篭絡して百合ハーレムを築いていく。
『幽騎士』をも骨抜きにした『人形姫』は途中から、黒髪ロリ巨乳、巨乳女騎士をさらに引き入れ、百合の花咲き誇る道を爆進していく。
時に笑い、時にお涙を。ちょっぴりえっちなスパイスを利かせたお話をお楽しみ下さい。
※※ジャンルの変更に伴いあらすじを改稿しました(2019/02/07)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 01:08:52
286082文字
会話率:32%
僕は、森の中にひとりで住んでいる。赤ん坊の頃、森に捨てられていた僕を拾ってくれたじいちゃんは、冬の寒い日に天国に行ってしまった。でも、ある日僕は妖精みたいな女の子に出会って──
森に捨てられたみなしごの少年と、迷子の貴族の令嬢は、互いに惹
かれあう。
---
ちょっと短めになる予定、童話の様なお話です。
***
悪役令嬢要素あり 毎日更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 13:03:38
47547文字
会話率:40%
竜を始祖に持つと言われ、戦の要を任されてきたベルフィリス伯爵家。その伯爵家の後継者として、クロル・ベルフィリスは女の身でありながら厳しい修行を積んできた。 ところがある日、ベルフィリス家に待望の男児が誕生。これによりクロルは剣を捨てるよう
に諭される。
だが、今さら貴族の令嬢として生きることに抵抗があったクロルは、剣ではなく家を捨てることを選んだ。
「剣を捨て、女として生きるぐらいであれば、家を捨て、武人として死んでやるとも」
――これは社交界ではなく戦場にこそ、己の居場所を見出した令嬢の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 01:23:58
175966文字
会話率:58%