玉座に座っている者は言った。
「残虐に悪の道を生きようじゃないか、そう、女神をも殺してな。」
これは数奇な運命により生まれた魔皇の話。
最終更新:2021-07-25 21:34:18
264文字
会話率:25%
創造主のシステムにより調和が保たれる世界。
魔族と人族が絶え間なく争いが繰り広げられている。
魔族領、魔王城。
最奥に位置する玉座の間にて絶えることなく繰り広げられる作戦会議。
今代の魔王:イヴリス
その配下の魔族:アリアドネ
彼女たち
は来るべき日のために、勇者を監視し作戦を練り続ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 07:42:33
7217文字
会話率:47%
お祭り男トージと世話焼き娘リタが、酒のない異世界で大暴れ!
酒さえあれば、ドラゴンだって倒してみせらぁ!
――――――――――――――――――――
酒造会社の若社長トージが、酒蔵まるごと異世界転移!
だが転移先は、なんの因果か「アルコー
ルの存在しない世界」だった!
なぜ酒を造るのか? そこに穀物があるからさ……
異世界の世話焼き村娘リタとの二人三脚で、大好きな酒を造り始めるトージ。
すると、トージはただ酒を造っているだけなのに、
日本酒が、ビールが、焼酎が、ラム酒が、
“勝手に”世界をつくりかえていく!
改善する食糧事情! 増える農地! 活気づく経済! 花咲く文化!
そして、酒の力は玉座に届く!
人類文明を大きく変えた「酒の力」を、異世界を題材に解き明かす。
社会実験系異世界酒造コメディ、どうぞお楽しみください。
※本作は「酒」の存在を肯定的に描写する作品です。お酒や飲酒者に対する強い忌避感を持つ方は、お読みにならないようお願いします。
※作品の展開上、20歳未満の人物が飲酒をする場面が描かれますが、本作は未成年の飲酒を推奨するものではありません。お酒はハタチになってから。
※この作品は、知人が運営する個人掲示板との二重投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 21:00:00
171053文字
会話率:45%
この物語は、玉座を探す旅である。偽物の玉座、本物の玉座、隠された玉座、失われた玉座を探す。この物語は、欧州の玉座文化が格好いいのが悔しいので、日本の格好いい玉座を十二種類考えたものである。舞台になる島は日本列島である。
最終更新:2021-07-06 11:31:06
42807文字
会話率:39%
【全10話35000字、3日で完結予定です】
世界の半分を領土に持つマルクト帝国、そこは皇帝の絶対的な力の支配下にあった。
帝国第6皇子の少年エミリオは自身の出生とともに母を失い、四歳の頃に乳母の女性をも亡くし、財務に携わる皇帝の父か
らは愛情を施してもらえず、寂しい幼少時代を過ごしてきた。
そんなエミリオの暮らす皇宮に、ある日新しく若い1人の女性が奉公の任に着く。
その女性は帝国で一代限りの下位貴族に当たる騎士侯家の令嬢であり、名をマリアンと言った。
皇宮内では圧倒的に下位の身分であることから使用人たちの間で迫害を受けるマリアンと、自身に関わった母と乳母が続けて亡くなったことから陰で呪われていると揶揄されていたエミリオ。
そんな二人はやがて心を通い合わせ、皇子と使用人という身分の差があると知りながらも互いの胸の内に秘めた恋心を抱いていた。
しかしそんな二人の恋路をよく思わない皇帝は、マリアンを皇宮から追放処分とし、後にマリアンの追放を撤回させる為に謁見を行ったエミリオから皇位継承権を奪いマリアンとともに追放処分とした。
皇宮から追放された二人はやがて辺境の村に辿り着き、そこで人目を憚り二人だけの新しい生活を始め、その愛を深めていった。
そして時は流れて八年後、二人が慎ましくも幸せに暮らしていたある日、成人を迎えたエミリオはマリアンに婚姻を申し込み二人は主君と臣下から夫婦へとその関係性を変える。
しかしその幸せは長く続かず、二人が将来を誓い合った一週間後にマリアンが命を落としてしまう事件が発生するのだった。
絶望に打ちひしがれるエミリオは突如現れた〝魔女〟と契約を果たし、時間跳躍の魔法を手に入れ過去へと戻り、マリアンの死の運命を変えるために奮闘していく。
そこで明かされるマリアンの死の因果、その運命を変えるために必要なことは、かの皇帝からエミリオが玉座を奪い取る復讐へとつながっていく。
幾重にも繰り返される時間跳躍の旅路の果て、エミリオはマリアンとの幸せな未来へ、理想郷へと辿り着くことができるのか。
これはお互いの身分から自由に愛し合うことを許されなかった二人が、幸せな未来のために世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 20:03:40
35795文字
会話率:35%
魔女と人間の混血として生まれた辺境伯令嬢メルヴィ・マルヴァレフトは、社交嫌い・貴族嫌いで領地の屋敷に引きこもる変わり者。
ところがある日、お忍びで出掛けた街でひょんなことから第二王子ルート・メーレンベルフの命を助けてしまう。
後継者
争いの渦中にいるルートは、勢力拡大のためにメルヴィを取り込もうと婚約を申し込む。
だが実は、助けた時にルートはメルヴィの顔を見ておらず、メルヴィの顔を知らなかった。
何とか婚約を回避しようとするメルヴィは、顔バレしていないのをいいことに、大柄で筋肉隆々なゴリラ系従者トビアス・ニーニマーと入れ替わり、自分は男装して従者の振りをしてやり過ごそうとする。
しかし、意外なことにトビアスが女装した“ゴリラ系令嬢メルヴィ”とルートがまさかの意気投合してしまい―――?!?!
変わり者令嬢(見た目は薄幸の従者) × 玉座を狙う腹黒王子 × 脳筋従者(見た目はゴリラ系令嬢)
の明日はどっちだ――?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 07:39:37
230129文字
会話率:30%
【8/1】HJ文庫様より書籍版1巻(書き下ろし大量収録!)が発売します!!
十五歳にして無能力。
それ故に「落ちこぼれ」と罵られていた少年ケイルは――ある日、吸血鬼の眷属となった。
その瞬間。ケイルは何かに目覚めた。
初めての
吸血鬼の身体を「主以上に」使いこなせたり、眷属にも拘わらず主の命令に背くことができたりする。自身の力を不思議に思いながらも、ケイルは亜人の力も悪くないと考え、それを利用し始めた。
ケイルは気づいていなかった。
ケイルの「能力」は、亜人の眷属になることで発動するものであり――全種族のパワーバランスを崩しかねないほどの潜在能力を秘めたものだった。
これは、平和に過ごせればそれでいい筈の少年ケイルと、そんなケイルの能力を見抜き、自陣に取り込もうとケイルの争奪戦を始める亜人の重鎮たち(大体美少女)の、熾烈な戦いの物語である。
※本作はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 18:00:00
323992文字
会話率:38%
弟は父親から“騎士王”の称号と玉座、そして円卓の騎士という忠臣を受け継いだ。なのに姉の自分には何もない。母親も弟ばかりを溺愛する。誰も自分を必要としていない。
だから――奪うことにした。
与えられないのならば、奪えばいい。自分がこの国の
支配者となってやる。
……まぁ、企みは全て失敗したのだが。それも、たったひとりの騎士のせいで。
ならば。いっそのこと、その騎士を誑かして手札にしてしまえばいい。都合の良いことに、その騎士は円卓に座しながらも王や他の円卓の騎士たちとは不仲である。
そんな男は今日もひとり、夜遅くまで書類仕事とにらみ合い。これ幸いとさっそく愛を囁いてみるが、男の返答はあまりにも想定外のモノだった。
「この国、えらい赤字まみれやで?」
「ファッ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 00:23:08
11590文字
会話率:53%
戦女神は人の地で薄れ始めていた信仰を取り戻すべく、災厄と呼ばれる魔人を四天王と銘打って送り込んだ。
巫女からその神託を受けた玉座の者たちは、恐怖と絶望に染まる。
王もまた、生まれたばかりの双子の王子の未来を憂うのだった。
***
一方
、最後の四天王として、現代より異世界へ転生した男は、先の三人に予算を使いすぎたという戦女神により低予算で搾りかすの魔人として転生した。
ゆえに戦女神も多くは求めず、ただ生きていればいいよと、なげやりな言葉をかける。
そして、土の魔人だからツッチーという安易な名前と、たった一つだけのスキルを与えて異世界の孤島へと送り込んだのだった。
孤島には戦女神より世話役として遣わされていた妖精が待っていた。
それからは、いつも仲良く、時にケンカしながら、二人は孤島で平和に暮らしていた。
……あの日、孤島にトラブルが降ってくるまでは。
これは、そんな土の魔人ツッチーと、桜色の羽根を持つ妖精が、騒がしくも仲良く過ごす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:04:34
326071文字
会話率:31%
この物語は少年ラインハルトと、少女ヴィクトリアの短くも長い物語。
帝国の士官学校にて平民ラインハルトと皇帝の孫娘ヴィクトリアが相棒になり、帝国内部の貴族や対立国家間の様々な陰謀に巻き込まれながらも切り抜けていくが、やがて二人は大いなる計画
に巻き込まれしまう!?
そして士官学校の入学式新入生代表でヴィクトリアが自身の高祖母である皇帝ヒルデガルドに向けて高らかに宣言した。
「私はまどろっこしい話は嫌いだ。だから端的に言う……」
すると畏れ多くも皇帝ヒルデガルドを指差したのだ。
「私、ヴィクトリア・フォン・アルムルーヴェが必ずや深紅の玉座を奪い、皇帝になってみせる!!」
皇帝ヒルデガルドはヴィクトリアを見るなり冷笑する。
「フフ、面白い。もがき苦しみ、地べたを這いずりまわって深紅の玉座に挑むがいい、我が愛しくも愚かな孫娘よ」
ヴィクトリアが深紅の玉座に座るか、名も無き戦場で倒れてしまうかは誰にも分からない。
それは後世の人達のみが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 20:24:09
408325文字
会話率:45%
大陸最北端にある、光射さぬ森の奥深く、漆黒の大理石で作られた城があった。
幾星霜、そこでは勇者と魔王が相対し、死力を尽くし戦いが繰り広げられていた。
「勇者よ、よく来た」
けだるげに魔王が腰かけている玉座。それこそが、自分である。……まじで
?
知性はあるけれど口がないので突っ込めない玉座の、魔王城謁見の間で行われているあれこれについて書かれた日記風です。
手がないから文字もかけない。
コミカライズされるなら四コマ風。
詳細な描写はありませんが、詳細な描写を想像してしまうとグロなのでは、という描写がたまにあります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 14:00:00
18232文字
会話率:32%
「エレナ! お前のような女との婚約は破棄させてもらう!」
「え? 本気ですか? シュバルツ殿下」
この国の王子であるシュバルツ殿下が、突然大声で私との婚約破棄を宣言した。
「聖女エレナ殿との婚約を破棄だと?」
「殿下は何を考えておられ
るのか……」
周囲からそういった声が聞こえてくる。
「シュバルツ! お前はいったい何を言っておるのだ!」
玉座に座る陛下が声を荒げる。
「父上! この自称聖女と結婚するなど、私は嫌なのです! 可愛げの1つもない! 私はカトレアと結婚します!」
自称じゃなくて教会からムリヤリ認定されたんだよ。それに、可愛げがなくて悪かったな。私も、我が家と王家との政治的な繋がりがなければ、あんたなんかお断りだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 07:54:53
3192文字
会話率:52%
魔王城玉座の間、そこに二人の男女がいる、階下ではたった今戦闘の音が鳴りやみ、臣下が負けたと感じ取る。男は死ぬと分かっていながらもせめてでも陛下が逃げる時間を稼ぎに行こうとするが陛下は逃げずに帰りを待つと言い放つ、それでも男は逃がしたかったが
時間が許してくれない、男は闘志を燃え尽きらんとするほど燃やし、階下に向かった。――――――――全二話で終わります、自分的にはかなりの出来にしやがったのでぜひご覧ください、二話目は四月23日の五時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 17:25:54
9569文字
会話率:38%
私のお父様は大魔王様!
……だけど、状態異常耐性が全くなかった!
しかも変な勇者に好かれちゃってひっきりなしに魔王城にやってくるし!
勇者は「お義父さんに勝ったら結婚してくれ」なんて言うけど状態異常攻撃ばっかりお父様に使うし!
もう!魔王っ
て状態異常無効なんじゃないのー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 16:04:14
6578文字
会話率:38%
私の父は、馬鹿だった。自分勝手で我儘で、欲望に弱くて、楽しいことに目がなくて。そして嫌なことは徹底して嫌がって遠ざける。最低の『魔王』だった。
そんな父が、書置きを残して失踪した。魔王が嫌になったんですって。
その『魔王』の肩書と魔力
で今まで散々我を通して好き勝手してきた男が何を言うのか……だけど、これは好機かもしれない。私が玉座を継いで、『魔王』になろう。そして父を政治の中枢から締め出すんだ!
意気揚々と、魔王になった私。
万歳三唱で喜ぶ家臣たち。
だけどそんな私達の希望に満ち溢れた新しい日々も、新たな情報によって水を差された。
勇者が『魔王』を殺しに来るんですって。
多分、本来の標的は父なんでしょう。他国にも散々迷惑をかけていたし、いつか刺客が放たれるとは思っていたもの。
だけど、その討伐対象。
ざっくり『魔王』なんて言っているけれど。
……その魔王、今は私のことなんですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 00:00:00
51057文字
会話率:25%
魔王の玉座に辿り着いた勇者一行。それを迎え撃つ魔王。
「我が腕の中でもがき苦しむがいい!」
「その腕の中でどー見てももがき苦しんでいないそいつは何だ?」
命を巡る物語が今幕を開ける!
最終更新:2021-03-30 13:00:00
25241文字
会話率:69%
スランス王国、玉座の間。
「我の名を持ってルイン・アカシアに告ぐ。汝にセントヘレナ島に異動を命ず」
無実の容疑をかけられ俺、ルイン・アカシアは千本の十字架が並ぶセントヘレナ島、通称「墓場の島」へと異動になった。
墓以外何もない島で奇蹟
を行使するハンコ『魔術印』を駆使して生き延びようと決意する。
「あ、御璽持って来ちゃった」
しかしなんと『魔術印』のコレクションの中に王のハンコ『御璽:王の威光』を持ってきてしまっていた。
御璽を返すため祖国へ戻った俺の目に写ったのは、俺せいでスパイ容疑をかけられ殺された両親の亡骸だった。
左遷したあげく、両親を、父さんと母さんを殺した国王に復讐することを誓う!
「『印:戦乙女の翼』!『刻印剣:バルムンク』!」
スランス王!お前には俺の、母さんたちの、セントヘレナの千人の人間の恐怖を刻み付けてやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 12:38:06
3898文字
会話率:36%
「この帝国全体が、貴方の敵だ」
全ての国が敵対するこの世界の内の一国、悪魔の帝国で事の全てが動き出そうとしていた。
悪魔の帝国次期皇帝のアルナイルと帝国一の魔術師ラムダアクァーリィはこの大戦争を終わらせるべく、まずは隣国の天使の王国を滅ぼ
すことを決意する。
しかし、軍の増援に現在皇帝が反対。
気づけば後に残された選択は「現在皇帝を排除する」事しか無くなっていた。
それが最後の選択肢ならばとアルナイルの崇拝者を集め、反政府組織を作りあげてゆくのだった。組織の組員の戦闘能力は常人よりも高いものが何人か集っており、その力は兵一万にも劣らない。
「儂が必ず天使の王の首を刎ねてみせようぞ!!」
アルナイルはラムダアクァーリィにそう自分の夢を掲げた。
いつしか玉座に座ることとなったアルナイルは、使命と共に”平和”への道を歩んでゆく__。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 22:14:29
1548文字
会話率:54%
「オレ様も追放とかされたい」
「えっ?」
魔王城の玉座に座る魔王は、今流行りの〝ざまあ〟や〝もう遅い〟をしたいと、配下の魔物たちに命令するが…
最終更新:2021-03-17 12:13:07
2744文字
会話率:70%
魔法王国と呼ばれたエクリシアは、戦争に敗れて滅亡した。
王都にまで敵軍が攻め込んできたその日、公爵令嬢マレーネは玉座の間にいた。
死を決意した彼女はそこで毒の入ったワインを飲もうとする。
しかし、そんな彼女の前にとある人物が現れて――。
最終更新:2021-03-03 15:22:40
9548文字
会話率:31%
仲間と別れ、ひとり、魔王の前に辿り着いた勇者。
魔王城の玉座の間で待ち構えていた魔王は、彼に向かって言い放つ。
「勇者よ、貴様にいいことを教えてやろう」
魔王が勇者に向かって告げた、衝撃の事実とは――――!?
最終更新:2021-01-03 18:48:06
3388文字
会話率:100%