平和な街に住む、しがないオタク高校生である俺、真島 光は、突如として現れたテロリストに人質にされ、その自爆に巻き込まれてしまった。
死んだと思っていた俺が目を覚ましたのは、薬臭い地下室。
生きていると安心したのもつかの間、俺をずっと見ていた
少女に、同じくテロに巻き込まれたのかと聞くと、少女は首を傾げた。
「あなたは瀕死の重症を負っている。培養槽に入れておかないと死んでしまうぐらいには、ギリギリ」
そうして見れられたのはボロボロの自分の身体と、人の物とは思えない無機質な手―――
異世界に飛ばされた俺は、負傷した所をサイボーグの少女ユリアに助けられ、ユリアの雇い主の博士が作った身体に精神を移されたらしい。
身体を治す代わりに博士の手伝いをする事になった俺は、ユリアと共に各地を旅する事に。
全ては元の身体を取り戻す為!
機械の人形になったオタクの異世界冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 23:05:53
155187文字
会話率:34%
ただただ退屈で、無機質で、変わらない毎日。
僕は、私は、いや、私たちは、どうなってしまうのだろう。
死んでしまうか?殺されてしまうか?死ぬことも許されずになぶられ続けるのか?
これは、とある人間たちの日常を描いた物語である。
※不定期投稿
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-04 03:12:05
10022文字
会話率:15%
ピ──────
無機質な機械音が病室に満ちる
「18:20、ご臨終です。」
業務的な医師の言葉に続き看護師たちが遺体の処理を始める。彼を見舞った人はいなかった。彼は人生の最後に1人になったのだ。
これは81歳の老人(バツイチ)氷室恭介が死ん
でからの話である。彼の運命はどこまでも不幸だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 00:00:00
1268文字
会話率:80%
無機質にそびえ立つ灰色の街。
その中で悩み、苦しみもがきながら暮らす一人の青年。
灰色の街と、そこにいる自分に諦めを抱きながらも希望は捨てきれない、主人公の葛藤の話。
最終更新:2017-10-02 15:18:29
691文字
会話率:13%
突如無機質な部屋で目覚めた少年少女達。
何故自分が此処に居るのか、そして此処はどこなのか。
その質問に答えを出せるものは一人も居ない。
果たして彼らは、その疑問に終止符を打てるのだろうか。
最終更新:2017-09-03 17:14:14
262文字
会話率:12%
天上世界でようやく目覚めた”僕”は就職先に人間を選択した。
だけど、他の就職先と違って、人間には心というものが必要らしい。
大好きなコブタ先生の指導を受けつつ、”僕”は心の試験に向けて、
心と人間について勉強していく。
無機質な彼に芽生える
心、地球上で一番面白い人間。
”僕”は本当に人間に就職できるのか。
小さな魂が、心と人間について学び、成長した果てに得るものとは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 19:45:07
60432文字
会話率:40%
フリーライター仲村重明氏からの書評を頂きましたので、ここに掲載致します。
最終更新:2017-08-26 16:11:30
3121文字
会話率:3%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
『無機質な腐敗』を読んでの感想を、富樫耕一氏から頂きました。
また、5名の選者の方たちの評言も掲載致します。本当に、ありがとうございました。
自分に才能があるのか、ないのかは、他の方たちの評価を無くしては語れないものです。
しかし、老婆心な
がら、『根拠のない自信』や『勘違いの自分を持ち続けること』も大事なことかと思います。
選者の方たちの言葉が、決して全てでは有りませんし、本当の自分を知っているのも、本当の自分を信じているのも、自分以外に有り得ないことです。
小説はよく「料理を作るのに似ている」と言われますが、自分が食べて不味いものは、他人も不味く感じるわけで、自分が食べて、美味しいものを人に提供する努力は大事だと思います。
ただその中で、自分らしさ(オリジナリティ)の要素は忘れずに、普遍性を求めて書いていけば、順調にグレードは上がっていくのではないかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 10:52:56
2947文字
会話率:0%
椎名雪広は孤独だった。それでも、人間が好きだった。
自分が人間であるから、仕方なく人間として生きていた。
それくらい自分と世界との乖離を感じながら、人間を愛していた。
彼は義務教育から無機質であったものの、当たり前に人間らしい人間として友
人を作り家族と過ごし、大学生になった。自分が人間であることは大前提ではなく、偶発的なものだと考えるようになったのは、大学に入ってからであった。自らが人間として存在している根拠は、説明の出来ぬ好奇心だった。1が1である根拠を求めるように、それが無意味であっても問いかけてみたいと本気で思った。
そうして振り返ってみると彼には、人間の人間らしいドラマがあった。
けれどそれは、人生にとってほんの一部でしかない。
人間としての感情を、感情のままに解き放つこと。
人を、愛するということ。
彼は紛れもなく、人間であった。
誰よりも人間らしくない彼が、恋をする。
それがまた、人間らしさというものであると知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 23:13:52
11106文字
会話率:27%
戦中末期。火薬はすべて取り上げられてしまった。
そんな中で花火職人の娘火乃は
先日死んでしまった父に花火を送ってあげたいと願う。
そこに襲い掛かるのは黒い大きな鳥。
打ち落とされる火に途方に暮れ
どうしたらいいのかわからないままに、上眺めて
いた少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 18:46:47
7273文字
会話率:21%
完璧だ
君こそ俺の求めてたもの全てだ
嗚呼
なんて美しいんだろう
無機質な感触がたまらない
最終更新:2017-07-31 12:45:27
907文字
会話率:54%
目覚めると、誰もいない暗い洞窟の中。
一人孤独が寂しいので、自分とお話し出来る相手を探し、探索を始めます。
色々な者を見て、自分と言葉が通じる相手を見つけ、恋に落ちるかも?
無機質な者の恋愛話で御座います。
最終更新:2017-07-06 15:51:45
5467文字
会話率:5%
転入生である一心(いっしん)正義(まさよし)は名前の通り正義感の強い少年だった。その正義感強さによって友達付き合いが上手くいかず、今まで友達が出来たことがなかった。
新しい学校では友達が出来ることを期待するが、クラスメート達の無機質な反
応に違和感を覚えていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 15:05:24
53176文字
会話率:33%
裏切られることに慣れ、日々を無機質に生きる結城誠は横山愛との出会いによって日々を充実させて行く。
しかし愛とは長く続かず別れ、愛は死体で発見される。
誠は真相を探るうちに明かされる真実打ちのめされながらも進み続け、最後に見たものとは?
あな
たの愛は本物ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 00:53:14
794文字
会話率:28%
平凡な学生 南原涼の前に突如として現れた少女。
名前をなのらない無機質な少女の正体とは…
最終更新:2017-05-10 01:07:14
1044文字
会話率:23%
ーー西暦20XX年 某日。
紫電を纏う燐光が天を覆った。
それはやがて無機質な紫光となって
地球上に降り注いだ。
始まりは、
世界中の●●が肥大化する現象。
原因不明の急成長を前に
学者たちの論争が
世界中のテレビを賑やかした。
そして、
論争に答えが出ないまま、
アメリカ合衆国
メンフィスの農園から
●●の行軍が始まる。
ーー人類を糧とするために。
さぁ、刮目せよ人間ども。
これは、
人類を糧とする●●と、
それを狩る運命に翻弄される
戦士たちの
終わらない戦いの記録である。
T.yamamoto折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 16:02:07
4526文字
会話率:35%
葛城金一は仕事中、突如仕事用のデスクごと異世界に転移した。
見渡す限りの大草原。混乱する金一を畳み掛けるようにパソコンはメッセージを流した。
<罪を償いなさい>
無機質な命令と共に画面に映る贖罪残り100000000という数字。
身に覚えの
ない悪人扱いと、わけのわからない状況に憤る金一だが、なにもしないわけにもいかないと行動を開始する。とりあえず、人を探さないと…。
数日後、金一は盗賊になっていた。
これは、主人公が冤罪(本人談)で異世界での贖罪を強要される話です。
判定はかなりシビア。数字がゼロになったら帰れるのかな?とか思いつつも好きに生きていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 00:34:41
1621文字
会話率:5%
僕は山岸 湊。
俗に言う平凡な高校生…ってなるのかな
大きな問題など一切起こることがなく、変わり映えのない毎日を過ごすことに飽き飽きしていたんだけどね、とある物を貰ってから一変
見たことのない世界、僕の退屈であった毎日を覆すような場所に来て
しまった。
不安などをよそに期待感しかない気持ちで僕は歩き始めた。
別世界に飛ぶ、という形で書くので想像した世界観で登場人物は出てきます。
不定期で上げる予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 10:22:38
253文字
会話率:0%
彼は無い物ねだりばかりしていた。
彼は検索ばかりしていた。
毎日無機質に揺蕩うように生きている彼が、深く深く思索の海に潜り込む。
不安定な文章で描かれる彼の思索の深海。
最終更新:2017-03-14 15:00:00
3777文字
会話率:10%
俺はこんな変化のない世界に飽き飽きしていた。そんな時、なんの前触れもなく異世界に転移してしまう 恐竜に遭遇したが難なく倒した。その時[無機質な声]が俺に語りかけてきた。この[無機質な声]がこの先の運命を左右することになる。
最終更新:2017-03-06 00:02:01
694文字
会話率:35%
焦げた肉の匂いが立ち込める戦場。燻った死体に纏わりつく虫もいない。
草木は燃えている。かつての肥沃な土壌の跡はない。
ここに生存者はいない。血と灰の無機質な荒廃が淀む。
静寂は雨を呼ぶ。灰は流され、煙は立ち上る。軍服の破片が散乱する。
銃弾
。刀剣。大砲。
彼らは希求する。還る処を。器無き魂は行き場を無くした。
戦場。それを生み出したるは人間。
平穏は決して訪れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 21:13:18
5442文字
会話率:71%