悪い王様は身内も皆殺してしまって、隠れて暮らしていたお姫様は、王族の最後の一人になってしまう。そんな時にお姫様の前に現れたのは、異世界からやってきた黒い瞳と黒い髪を持つ騎士だった。トキビトシリーズの主な舞台となっている「ウェザリオ」という
国の建国のお話。
★単品で読めます。短編なので短めです。
★「育てた騎士に求婚されています」の番外編2で主人公のミサキが読んでいて、「育ててくれたオネェな彼に恋をしています」の番外編3でトールが読んでいる絵本です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-12 07:07:27
3302文字
会話率:8%
二〇一一年一二月、その年の大震災などなかったかのように人びとがクリスマスで浮かれている師走の夕刻、恵比寿駅前で人が突然、燃えた──。
それは、超常現象の類ではなく、焼夷徹甲弾による狙撃だった。五〇〇メートル先から実行したのは、不動
真。元警視庁機動捜査隊警部補。機動捜査隊以前は、警視庁特殊部隊(特殊急襲部隊SAT)狙撃支援班に所属していたスナイパーだ。
八年前、不動の妹が車で連れ去られる。一緒にいた女房は立ちはだかったものの、はねられ死んだ。女房は妊娠しており、お腹の中の子供も助からなかった。妹は、ラブホテルの一室に監禁され、一週間にわたり繰り返し輪姦された挙句、自殺。無残な姿で雑木林に放置されているところを発見される。半グレ〝帝都聯合〟に属する少年六人による犯行だった。彼らは、全員、検挙され懲役を受けた。
懲役なんて、あまりに温い。不動は、最後の一人が少年刑務所から出たのを見計らい、皆殺しにすべく行動を開始。殺戮を繰り返していく。恵比寿で人間を燃した件は、そのひとつに過ぎない。
帝都聯合の背後には黒幕がいた。ロシアマフィアや武器商人らと関係を持ち、犯罪組織を形成している警察キャリアOB、公安部外事課にいた堂上誠一である。ガキどもの犯行は単なるセックス犯罪ではなく、当時、外事課エースだった桂 丈太郎に要請され秘密裡に捜査に加わっていた不動を排除するために、堂上が企てたものだったのだ。
明らかにされていく真実。返り討ちにすべく堂上は、元スペツナズで構成される傭兵まで繰り出してきた。
不動は復讐を成し遂げることができるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 20:53:07
237277文字
会話率:59%
高校二年生の少年、時詠 零時(ときよみ れいじ)は、ボイスレコーダーで日記を付ける事が趣味の、引きこもりがちな少年であった。
ある日零時は、部屋の中の食べ物が無くなったため仕方なく外出をする事になる。
その時、昨日に隕石が落ちた公園の辺
りから、強烈な閃光が発せられ部屋の中を包んだ。
零時は一瞬その閃光に驚くも、あまり気にする事無く玄関の扉を開いた。
しかしそこで零時が目にした光景は、零時の知っている世界では無く、ただ荒れ果てた景色が広がっている全く別の世界…『時間外世界』であった。
いきなり違う世界に迷い込んで戸惑っている零時の前に、一人の少女が現れる。
その少女の名は零(れい)……零時は零から、この時間外世界の真実を教えられる。
時間外世界では時間の概念が無い事、この世界は『ゲームマスター』という神に近い存在が作った世界だという事、この世界には零の他にも、別の平行世界にある別の地球から来た四人の少女がおり、最後の一人になるまで戦わされている事、それらの事情を聞いた零時は、零と共に時間外世界から二人で助かる術を探していく事になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-22 22:25:50
5305文字
会話率:18%
第21回電撃大賞1次選考落選の短編作品。
略してゴミ。以下でどんなゴミかを説明するぜ!
二〇一三年の「アルファ流星群」の観測以降、プラスアルファと呼ばれる超能力者が現れ始めた時代。その力で自殺志願者専門の殺し屋を営む呉井最愛(くれいもあ)
は、仕事に飽き飽きしていた。無気力を精神疾患にこじつけ刺激欲しさに精神科のドアを叩くも、そこは依存性の高い精神薬で患者を薬漬けにし暴利を貪る悪徳病院だった。まんまとしてやられた最愛は腹を立て医者に重傷を負わせてしまう。結果、警察に逮捕されてしまうのだった。傷害はもちろんのこと殺し屋で生計を立てていることも筒抜けであり、このままでは良くて無期懲役、最悪の場合死刑となる。もう駄目だと思ったそのとき、刑事があらぬ取引を持ちかける。「俺ら警察のやばいネタを握っているある男を始末できたら、今回の件は見なかったことにする」と言った。即座に承諾した最愛の前に現れたその男「レキソ」は「死ねない男」なのだと刑事は言う。それでもやるしかない。最愛は彼の殺害を試みた。結果は失敗。そして最愛は能力を失ってしまう。それは刑事とレキソの策謀だった。レキソは他人の能力を吸収する能力者だったのだ。刑事がプラスアルファに対する憎しみを吐露したそのときだった。仲間であるはずのレキソが刑事を失神させる。そしてレキソは今度こそ、最愛に真実を告げるのだった。レキソは自殺志願者の宇宙人だった。二〇一三年のあの日、宇宙から地球に落下する自殺を試みたのだった。地表に衝突した彼はバラバラになったがなおも生存本能を働かせ人間体を再構築、人間社会に紛れ込み、失われた自信の一部である「プラスアルファ」を取り戻すための生活を送っていた。「君がその最後の一人だ。僕はもう一度死ぬつもりだが、その前に迷惑をかけた人類に償いたい」と彼は言った。「君に対してもだ。願いごとはあるかい?」「能力の無かったあの日に戻りたい」彼は能力を使い「能力の無い別の世界軸」へ彼女の魂を転送したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-13 00:30:30
15670文字
会話率:21%
謎の教育実習生に誘われるままゲームに参加してしまった生徒達。
そこから出るための条件とは、最後の一人になるまで戦うこと。超能力を身につけた彼・彼女らは一体どのような行動に出るのか。
以前、とあるサイトにて連載していたものをこちらで完結さ
せようという試みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-08 00:23:04
44116文字
会話率:31%
もしも絶滅した種族の最後の一人になったら、あなたはどう生きますか?
これは、人間最後の一人になってしまった高校一年生の不思議な物語
高校新入生である美由紀は新しい学校生活に胸を躍らせていた中、地球に住む人間は謎の黒い宇宙人によって殺戮を受
けてしまう。
少しの望みをかけ、壊れていく街を全力で駆け抜け森の中に逃げ込んだ美由紀は喉の渇きと極度の眠気のあまり、落ちていたペットボトルの中に入っていた水を飲んで眠ってしまった。
目が覚めると美由紀は森の雰囲気が昨晩とは違うことに気付く。
森を抜け、美由紀の視界に入ったのは変わり果てていた街ではなく、未来の都会のような場所だった。
しかも見えるのは人間ではなく、動物の顔をした獣人たちだった。
目を疑った美由紀は恐る恐るその不思議な都市を探検し始める。
そして美由紀は獣人と共に反撃を始める。
※他サイトとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-12 20:00:00
5673文字
会話率:1%
出会いから始まる物語。
魔法使いの青年、総司は日本のとある地方都市で普通の学生にまぎれて日常生活を送っていた。
自らのおかれた特殊な環境と身分ゆえに普通の日常とは言いがたい生活を送っている彼ではあったが、あるとき養父から渡された一冊の本が、
一人の少女との出会いのきっかけを作る。
それは、血風逆巻き刃を散らす、争いへの誘いであった。
剣と魔法と学○モノ、ではありませんが、意味としては大まかその通りです。
Fate的世界観で、時代設定としてはほんの少し先の未来、という感じの小説を目指しています。
剣、鉄、硝煙、魔法、魔法少女、ロボットあたりが好きな方向けの話を展開していくつもりです。
3/2
2章が終わりに差し掛かかり、必要な設定と伏線を書き終えたので、仮題から本当のタイトルに変更しました。
今後とも宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-02 17:05:34
42576文字
会話率:31%
コンクリートの壁で囲まれた部屋に集められた、不良、不登校児、ニートなどの社会不適合者30人
出口を探していると突如、謎のアナウンスが流れ、30人告げられる。
「ここから出たいなら殺しあえ…そして、最後の一人になるまで生き残れ」
最終更新:2014-02-20 16:21:49
708文字
会話率:31%
深夜のファミリーレストラン、物好きな大学生四人が静かな店内で怪談話を始める。一人が語り始め、縺れ混むように次々と口を開き、交代で話を続ける四人。最後の一人が話を終える時、予想のつかない結末が彼らを待っていた。
最終更新:2013-12-10 12:14:36
7840文字
会話率:35%
中国のしつこさに押し負けそうになり、日本政府は尖閣諸島魚釣島に港とホテルを建設する事を決定した。軍備は持ち込まずホテルとしたところに苦心が見えたが中国の怒りは凄まじかった。
時同じくして石垣マタハリホテルが作られた。表向きは民間資本のホテ
ルだが裏があった。魚釣島での施設建設が済むまで行政関係者や作業員の宿舎として借り上げられた。魚釣島施設の建設が終わると民間ホテルとして営業を始めた。
二年ほど経ったある時、石垣マタハリホテルに日本、中国、韓国、台湾、フィリィピンの記者が揃った。
魚釣島のホテルの利用規約では日本国に来る資格を持つ人々及び日本国籍を有する人の全てに逗留が認められるとある。だが当初は国賓及び各国から依頼のあったゲスト、随行のジャーナリストが優先された。その次の順位にあるのが一般のジャーナリストである。魚釣島へ渡るためのキャンセル待ちは石垣マタハリホテルのみで受け付けられていた。
石垣マタハリホテルの一画にある尖閣カフェを中心舞台として人間模様が繰り広げられる。
日本人記者の立石は同行した女性記者谷川亮子に石垣島でプロポーズをするつもりだった。亮子は韓流スター張りのイケメン記者キムとベッドを共にした。立石は嫉妬の業火を燃え上がらせた。
中国と韓国は他の三カ国の国民には嫌われていたが、中国と韓国の間でも嫌悪し合う材料は掃いて捨てるほどあった。記者達は衝突した。
橘正之は携わって来た仕事柄東アジア、東南アジアに精通していた。学生時代以来の環境から琉球の文化、言語にも通じていた。そこを見こまれて石垣マタハリホテルの表向きのオーナーとなった。
課せられた義務はブログで勝手気ままに発信する事と、中国側の言い分に対しての反論を政府に提言する事である。加えて橘はホテルで採用した母子家庭の子供達の教育をしてみる事に楽しみを覚えた。また表向きの出資者二人から登校拒否になった子供を二人あずかる事になった。そしてまた一人。この最後の一人がサキシマハブに咬まれた。外人記者達の連係プレイで事なきを得る。
島に来るジャーナリストにとって橘の取材をする事も目的の一つとなっていた。ある期間の石垣島を舞台に書き込まれたグラフィティーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-22 18:45:44
47952文字
会話率:28%
『最後の一人/ココノエ・サクラ』によって、『極化/マクスウェル』の力を与えられた冠理倫太郎・三季咲春散・鴛噺円太。人の身には耐え切れない『極化/マクスウェル』の力が3人の身体を蝕んでいき、精神を堕落させる。世界から拒絶され、崩壊していく存在
。生きるために少年少女は『最後の一人/ココノエ・サクラ』へと挑み続ける。十三月の世界に囚われた『永遠真如/エターナル・ノア』を手にいれ、繰り返す世界に終止符を打つ倫太郎。『極化/マクスウェル』を克己し、『広々高射七十二色/ヴェリスズノヴァ』を完成させる春散。陽射/ムラクモを貫き、白海/ワダツミを咲き、薄砂/ハバキリを梳き、術式『小序の思議する国/アリスローグ』に覚醒する円太。少年少女は6巡目の世界に集まり、全ての物語に終止符を打つことを誓う。果たして、三人は『最後の一人/ココノエ・サクラ』を打ち倒せるのか?――
※中二系コメディです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 17:02:23
53286文字
会話率:47%
終電で寝過ごし、最終駅にきてしまった。一晩の居場所となるビジネスホテルに向う途中、誰もが急ぎ足で最後の一人にならないようにしている。その理由は一体何なのだろう?
最終更新:2013-08-09 14:05:33
3300文字
会話率:28%
食料の尽きた貧しい村の最後の一人となった少女が村を出ようと山を彷徨う。空腹と疲労で朦朧とする彼女の前に転がってきた赤い実を口にすることから少女レナとおかしな連れの物語が始まる。不思議な連れとともに歩くレナもその世界の傍観者ではいられない。巻
き込まれていく彼女の行く先は、そして、おかしな連れは?
そんな物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 16:07:39
146427文字
会話率:29%
囚人100人が子どもになる薬を飲まされ、最後の一人になるまで殺し合う話
最終更新:2012-12-26 13:50:58
19406文字
会話率:72%
最後の一人の最強吸血鬼が、旅を始める少し前の物語
最終更新:2012-08-08 19:42:32
1478文字
会話率:10%
ゴーストタウンと化した鉱山町にやってきた男。町を去る最後の一人だった女の、育ての親の知り合い……かもしれない? ひと気の無い町をうろついてしばし追憶に浸っていた彼だが、翌日、逃亡中の強盗三人組がやって来た。傍若無人に町を破壊する三人組に耐え
かねた男は銃を抜く。 / 24p想定、漫画脚本の形式です。(*他サイトで公開済ですが転載に問題ありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-17 17:25:56
3676文字
会話率:33%
諸王国連合盟主国国王都に、突如、王命により不可解な魔法実験の告知が発布される。
身分も専攻学科にも一貫性がない王立学院の学生たちを集めて、なんらかの魔法実験を行うというのだ。
その実験とは、ある種のマジック・アイテムの性能を測ることを
目的としていたが、実質的には学生たちが最後の一人になるまで戦い合うことを強いるものだった。
様々な背景や思惑を抱えた学生たちによるバトルロワイヤルが、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-22 19:00:00
214457文字
会話率:33%
いつものようにバーで飲んでいたぼくは変な男たちに合った。最後の一人を店から追い出すために、ぼくはしかたなく彼の話を聞いた。
最終更新:2012-02-23 01:45:03
1536文字
会話率:50%
ある中学校で期末テストの答案が盗まれるという事件が発生する。ぼんやりと再テストに対する憂鬱を抱え込んでいた「僕」の耳に飛び込んできたのは、どうやら「僕」がその容疑者の一人であるらしいということ。仰天した僕は部活仲間たちと放課後の公園で犯人を
推理することにする。三人のメンバーが見つからない答えに頭を抱えていた時、現れた最後の一人が言った。「犯人はわかっている」と。
いったい誰が答案を盗んだのか。放課後の公園で、三人対一人の推理合戦が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-23 00:04:22
24486文字
会話率:56%
初めての小説です!アドバイス、感想待っております。
(あらすじ)
家族が交通事故で亡くなり、1人になった夏目優希(なつめゆうき)そんな彼の元にある日、1人の女性が現れ、こうつぶやいた。
「最後の一人まで生き残ったら…願い事が叶います。」
最終更新:2012-01-14 17:54:27
643文字
会話率:48%