昭和の戦隊モノでは、悪の組織の主要サービスは「幼稚園バスジャック」でした。そんな昭和文化を引きずる、悪の組織のお話です。
最終更新:2019-07-02 22:23:46
1378文字
会話率:60%
海の上には、絶望した人々が大勢住んだ、砂糖細工の船が浮かんでいる――。いじめに遭い、人生に絶望した少年は首を吊る。誰も助けてくれない。誰も寄り添ってくれない。人生に対する勇気ももうない。猫の三毛しか、そばにいてくれない。気を失い、目を覚ます
とそこは奇妙な場所だった。部屋はそのまま。しかしドアを開けるとそこは船の上だった。女たちがささやき、泣き叫び、男たちが狂ったように同じことを繰り返すこの船で、少年は小学校時代の同級生の少女に出会う。※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 23:18:01
73918文字
会話率:47%
ある男 と ある女 と お化け屋敷 と 小さな世界 の 始めり の 物語
最終更新:2019-05-19 03:20:48
3453文字
会話率:29%
高齢者社会 の 日本 と 小さなお花 の 物語。
最終更新:2019-05-09 14:06:45
2498文字
会話率:43%
※本作は5月1日〜5月10日まで、00:00頃に毎日更新されます。
1962年のキューバ危機に端を発する、全面核戦争が起きてしまった世界。その動乱に巻き込まれた日本は放射能に汚染される中で、かつてのような軍国主義へと逆行してしまう。
やがて昭和、兵成、零和という歴史を経て。この国は、政府の手先である生物兵器が絶えず跋扈する、暗黒の時代を迎えてしまった。
そして。国防軍の頂点に立ち、独裁の限りを尽くす不動猛征首相は――諸外国から取り入れた生体兵器を従えて、とある目的のために圧政を敷いていく。苦しむ人々の声に、決して耳を傾けることなく。
そんな彼に抗するは、反乱軍の切り札たる3人の男達。正義をも穿つ一閃の大義を掲げ、国防軍に叛旗を翻す「閃隊」であった。
これは――私達が暮らしている「核戦争が起きなかった世界」から遠く離れた、「起きてしまった異世界」での物語である。
(本作はカクヨム、ハーメルン、暁、エブリスタでも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 00:04:08
55573文字
会話率:44%
この宇宙がどのような形をしているか、皆さんは考えたことがあるでしょうか。どんな星があって、どんな生き物がいるか、考えたことがあるでしょうか。今日は遠い宇宙でのお話、そのプロローグをご紹介しましょう。
最終更新:2019-05-01 07:00:00
964文字
会話率:43%
煌博士は不老不死を得ようとした。しかし、人間が死ぬのは自明の理。ならば、と考えた博士が発明したのは、タイムマシンだった。
最終更新:2017-05-01 07:00:00
1744文字
会話率:46%
二千十九年四月二十九日、平成の昭和の日より令和に送る。輝ける未来と私たちの生きた過去を思いつつ書く。
最終更新:2019-04-29 12:00:00
2421文字
会話率:35%
2049年。日本は超々少子高齢化社会へと突入していた。
今年から中学生となる女の子「御堂真琴(みどう まこと)」は本土から遥か遠くの太平洋にポツリと浮かぶ小島「雪神島」で生まれ育った。
しかし、見捨てられた限界集落の雪神島にはテレビも電話も
ネットも無く、また生まれつき病弱な真琴は、家から外に出ることすらままならない日常を当たり前のように過ごして育った。
真琴の家にあるのは、かつて父が趣味で買い集めた大量の古本のみ。
それらの本を、毎日毎日ただ読み耽るだけの真琴。
それでも真琴は飽きることなく古本を読み続けて様々な知識を得ていく。
だがその一方で、病弱で外出さえ困難な真琴は「人生経験」と呼べるような、人としてごく当たり経験を殆ど体験してこなかったため、知識と経験が極めて不釣り合いな中学生へと成長した。
ある日、そんな真琴の境遇を知ったテレビ局が、限界集落の特集番組の為にはるばる真琴の自宅まで取材にやってきた。
だが、それが全国のお茶の間に報道されると、その内容の異様さに特集は日本中で大反響を呼ぶ。
取材中、たまたま真琴が昭和のレトロゲームを楽そうにプレイしていた事がきっかけで、視聴していた有志のゲーマー達から最新のVRMMORPG「エターナル・スフィア・オンライン2」をプレゼントされることとなり、外の世界について何も知らない真琴は、最新ゲームの創り出すVRの世界へと旅立つ。
ゲームを始めた真琴が選んだ職業は、「ブックマスター」という一風変わった魔法職だった……。
──時代遅れで世間知らずな病弱少女の、ゲームを通じた冒険と出会いの物語が、今、ここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 07:00:00
91998文字
会話率:34%
貴方は何をして遊んでますか?
スマートフォンもテレビゲームがなかった時代にどんな遊びが広がっているんでしょうか?
もし、戦争で何もかも失ったら…?
大丈夫。この世界には眼には見えないが辺りに遊びが広がっている。
自分自身の「想像力」
がある限り…!
何も無かった時代に生き、希望を掴んだ少年の「想像遊戯」が今、現実になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-17 22:55:09
6146文字
会話率:17%
令和が始まったようです。
老い先短いボケかけた隠居老人には終わりを見届けられないだろう時代。
「令」という言葉が示す「良さ」とは、封建社会や権威社会にとっての「好さ」。
それが民主主義社会の「善さ」ではない事は確かでしょう。
「和」とい
う言葉が示す「人の繋がり」が、付和雷同ではなく、親和や平和の和であるといいのですが。
若い人達はどんな未来を望み、どんな社会を創ろうとするのでしょう。
闘争を強制されて勝ち残るために生きる社会でしょうか。
暢気に色々なモノを作り出そうとする社会でしょうか。
それとも、何も感じず考えずに、流されるままに社会を造る高性能な消耗部品を目指すのでしょうか。
どんな未来であれ、きちんと理解した上で誤魔化す事無く、大手を振って選べる「理不尽でない未来」を創って欲しいものです。
理不尽で論外の話し合う事を拒否した生き方をしないで欲しいものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-08 09:00:00
8516文字
会話率:0%
日本を離れ、アメリカ留学生活で、新たな出来事を経験し、それを一つ一つ、乗り越えていく、愛の姿を見守ってください。
最終更新:2019-04-05 18:00:00
125222文字
会話率:1%
42歳で事故死した俺はあの世で神様に生前の善行を評価され、死を無かった事にしてもよいと言われた。
しかし、ただ死ななかった事にするのではなく、神様によって与えられたテストに合格する事が条件であった。
そのテストとは、これまでの人生のある
時間に転生して、そこから一年間を無事に暮らすだけでよいと言うものだった。未来が変わるような出来事を起こさずに一年間を暮らす、そんなの楽勝じゃないかと最初は考えていたのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 00:12:31
228016文字
会話率:35%
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する
。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
西暦2055年、超高齢社会を是正するため日本政府は高齢者を排除するべく『日本再生計画』を実施する。これに対し高齢者は『昭和・平成連合』(連合)のもとに結集し政府への抵抗と若年層に対する無差別テロを繰り広げ、東日本を制圧した。
五年後
、日本の主要都市で動乱が続発する中、連合は近畿圏に核廃棄物を散布した。日本は放射能によって東西に分断され、東日本は連合が、西日本は『全日本市民同盟』(同盟)が統治し、連合と同盟による事実上の停戦状態に入る。
西暦2065年、15歳になったハルは五年前の動乱で東日本へ渡ったとされる育ての親の『先生』に会うため、防衛学校を卒業し国防軍に入隊する。ハルは防衛学校の同級生達と共に東日本との境界にある防衛都市の守備部隊へ研修生として派遣され、連合との戦いに臨んでいく。
※ポリティカルフィクションのような、そう遠くない未来のお話です。
壊れてしまった国で、古い世代と新しい世代が殺し合いをするだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 14:00:00
141760文字
会話率:36%
――ゴーレムコンソール。略してゴレコン。ゴレコンは人が搭乗し、操縦できるゴーレムだ。戦艦の主砲並みの威力のライフルを手に、縦横無尽に駆け巡る二足歩行のロボット状ゴーレム! そんなゴレコンが普及した世界に、昔ながらの超重硬合金製の超重正義ロボ
を研究している研究所があった。グラビティージャスティス研究所、通称グラ研だ。グラ研の開発主任であるグラッケン博士の孫、重盛正義10歳は、悪のゴレコンと戦うために、今日も巨大ロボット、グラビティジャスティスに搭乗する!――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 21:35:54
1807文字
会話率:27%
「帝国国防軍は、本八日未明、西太平洋上において戦闘状態に入れりー」
「この世界」とは違う、別の世界線で始まった第二次世界大戦。
これは、開戦当日の人々の胸中に想いを馳せ、ごくわずかしか見通せていない絶望が待ち受ける未来の前に咲く、一輪の恋
の花を描いた、短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 00:24:09
4879文字
会話率:40%
取捨選択。
抑圧された平穏?
苦痛を伴う解放?
最終更新:2018-11-28 00:15:08
297文字
会話率:0%
この作品はわたしの脳裏にある作中人物(今後発表する予定がある長編小説『砂の涙』の主人公)の名刺である。ストーリーは特になく、ただ彼のキャラクターが未来に何ものかを暗示している。その意味では単独でも読める小品である。彼は客観的にながめれば単
なるキ印にすぎないが、彼の持つ狂気はもしかすると現代の虚妄をはぐ真実の刃となるかもしれない。
なお、これはフィクションですので、間違ってもこのような真似はしないでください。(笑)この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 22:00:00
5861文字
会話率:8%
これは僕らの、僕の「セカイ」の物語。
今手放そうとしている本たちとともに……
※時間逆行モノです
最終更新:2018-11-05 23:18:23
6423文字
会話率:30%
誰でも一度は思ったことがあるはず
──人生をやりなおしたい──
もしそれが一度だけ叶うとしたら?
やりなおした人生の先に待つのは想像通りの明るい未来?
それとも、絶望?
34歳、バツイチ枯れ女の人生リセットストーリーが始まる
最終更新:2018-08-24 15:49:07
9428文字
会話率:15%
誰かが死ぬまで。
貴方は死にたいと思った。
最終更新:2018-08-17 04:00:00
1312文字
会話率:0%