遺伝子操作技術を施したデザイナーベビー、通称「ソア」。
実験体であると同時に研究の手伝いもしているソアたちは、みんな頭脳明晰な偏屈&変人ぞろい。
……のはずだったが、なぜか第一班『秘書』のヒナトはひとりだけ平凡なドジっ娘だ。
ついでに俺様
系班長・ソーヤに妙に執着されていること、そして自分が彼に恋していることにも気づいていないほど鈍感でもある。
そんなヒナトの、周りの天才児たちの拗らせた人間関係に振り回され、笑って泣いて、はしゃいで凹んで、大騒ぎして、たまにときめきもある、楽しい日々の物語。
次第に明らかになる研究所の秘密と悲しい事実。
確かにある悲劇の前触れ。
死の宿命を負った花たちの未来は、なんやかんやでヒナトの肩にかかっているのかもしれない。
◆マークのついた話には挿絵あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 21:06:43
353974文字
会話率:23%
『耳で聴きたい物語』コンテスト応募作品です。
地球にお住まいの、とある宇宙人が作った変なバトンがありました。
運動不足でダラケ気味でぐーたらしているかわいい姪っ子が、ほんわかジョギングしてくれるようになったらいいな、くらいの感じで雑に作っ
たものです。
そのバトンが、今現在進行系で街にひと騒動を巻き起こしていました。
けれど街の人は誰もバトンの不可解さに気づかず、それを騒動だとも認識せず、疾走欲に駆られて、ただひたすらバトンをリレーしていきます。オーバーテクノロジー、こわいですね。
いろいろなキャラを登場させてみましたので、いろいろな植田さんが聞けたらうれしいなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 12:00:00
10442文字
会話率:9%
我々は老いなければ死なない! 魂魄移植手術を行えば。科学の発展で魂の構成物質が発見されて以降、人類は魂を若い身体に移植することが可能となり、永遠の命を手に入れた。私たちは私たちとしてついに神の領域に踏み入れたのである。老いの恐怖から解放さ
れ人類は次のステージへと進む。のにも関わらず、私の隣人はどうしてか、未だ老人の姿のままだった。そのままだと死ぬのに、なぜだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 04:52:16
4092文字
会話率:33%
町のはずれにある、古びた時計屋。
時計を修繕に持ち込むと、【戻りたい時間】に連れて行ってくれるという。
時計屋の青年・ショウと知り合った女性・キョウコは、
店内にいた少女・ホーロの秘密を知り、そして――
彼の【戻りたい時間】を知る。
こ
の作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 22:35:52
24919文字
会話率:61%
就職活動連戦連敗の青年、シンヤがある日訪れた面接会場。
そこは死人の面接会場だった!?
生き返るために面接会場を脱出した彼を、死神が追う!
しかし自分の身体は今どこに? 生き返れなかったらどうする?
そもそも生き返りたいと――思っている?
追う死神と逃げるシンヤの過去の関係が、やがて明らかに。
この作品は「ノベルアッププラス」「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 18:05:50
14548文字
会話率:63%
森を散策する女性・ありす。
彼女の脳裏には、過去の日の想い出がよぎっていた。
セイと名乗る、狼の耳と尻尾を持つ青年との想い出。
わたしがいて、セイがいて、おばさまがいて――
そうしてわたしは決めたのだ。
あなたにもう一度逢うことを。
こ
の作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 20:23:26
12321文字
会話率:57%
【そうだなあ、とオレが返事をする。この声が彼女へ届くことはない。】
おいしいディナーをこしらえた女性と、その恋人の男性の話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載してい
ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 18:56:13
1048文字
会話率:31%
勉強以外わりとどうでもいいと考える氷雨と全てのことがどうでもいいと考える白雪、幼馴染の二人は昔から互いに踏み込んではいけない──踏み込ませてはいけないラインを設定していた。
それを相手に言ったことはないけれど、それを察せるのが幼馴染の良いと
ころかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 07:50:07
23977文字
会話率:39%
戦争用ロボットアサツキシリーズNo.315、通称「スィスタ」。
「美しい」と感じる心を持っているスィスタは、自分を作ったマイスター・アサツキから、戦場に出るたびに何かひとつ、美しいものを持ち帰るようプログラムされている。
ある日軍部の命令で
壊滅させた村からスィスタが持ち帰ったのは、人間ではない少女「雪椿」だった。
近未来SF(すこしふしぎ)ファンタジー。
――戦争用ロボットが平和を願うことは、許されるだろうか。
初出:2010年2月(ブログ)
この作品はエブリスタ、カクヨムにも掲載しています。
この作品は同人誌として発行されています。
この作品はボイスドラマ化しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 16:25:03
46112文字
会話率:44%
短編。
幼馴染の機械の子とのなんて事ない放課後の話。
機械とかSF(すこしふしぎ)要素出てきますが、あんまり関係ないので気にせず読んでください。
最終更新:2020-03-03 16:30:43
1657文字
会話率:55%
24歳、
(昨日、会社をクビになって)無職、
(年齢=彼女いない歴のため)童貞
そんな俺はついに自殺を試みてマンションの屋上から身を投げようとした が、 そこで俺は蝉のように喧しく、また、元気な少女に出会ってしまった。
最終更新:2019-12-13 22:35:45
2603文字
会話率:38%
主人公の『私』は月見の帰り道、公園で日焼けをしていた全裸の美しい吸血鬼に出会う。
話を聞くと吸血鬼の日焼けコンテストがあるらしい。
吸血鬼と話しながら、『私』は現代社会の吸血鬼について知ることに成る。
不思議な吸血鬼と女子大生との
会話型コメディです。
笑いたい方にオススメです。
※ エブリスタでも同作品が投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 20:15:14
3151文字
会話率:48%
夏休み、飼育当番で登校した教室で、わたしはなぜか金魚を口に放り込んだ少年とばったり出くわしてしまう。
彼の秘密を知ったわたしと彼との夏休みの思い出、そして……
「おれ、魔法が使えるんだよ」
約束と再会の果て、それは一夏の夢の祝福か、終焉
か。
不思議な力を持つ彼と過ごす二度目の夏に、わたしはなにを求めるのだろうか。
※雰囲気重視のため、さらさらっと読めると思います(たぶん)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 01:08:10
17501文字
会話率:47%
「お願いよ、少しで良いの。少しだけで満足出来るから」
一人でいたはずの私の耳に突然聞こえた可憐な声の正体と、彼女の行き先と、私の話。ギャグのようなホラーのような。
最終更新:2019-07-31 15:54:32
6630文字
会話率:38%
彗星航。それは、若い青少年たちにとって、青春、情動の象徴。それは、英雄となるまたとないチャンスである。
その出航を、数時間後に控えた少年と、彼に寄り添った少女のお話。
最終更新:2019-07-19 09:52:29
5575文字
会話率:25%
杠 秋は私立高校に勤める、悩み相談が得意な国語教師である。彼はある日ニュースで以前面倒を見ていた後輩の教師二壁信二が、首を吊って自殺したことを知った。
杠はなぜ彼が死んだのかを知るために、彼が勤めていた高校へ向かう。そこで彼はなぜ二壁が死を
選んだのかを知ることになるのだった。
残酷な描写ありは保険です。一話あたり二千字前後で、全話通して二万字いかない程度の予定です。また本作品はSF(すこしふしぎ)チックな内容も含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 16:29:55
20369文字
会話率:35%
3000字企画で書いたやつです。
ショートショート風味のやつ。
最終更新:2019-04-20 18:56:05
2722文字
会話率:65%
古今東西の昔話を基にしたお話集
最終更新:2019-02-16 10:24:20
5031文字
会話率:21%
大槻盟はクラスメイトの新堂亮司と、あることから険悪になっていた。
放課後の帰り道、一ヶ月後から来たという新堂が目の前に現れて、何があったのかと思うほど友好的な態度をとってきた。未来の新堂と関わるうちにふたりの関係が変わっていく。
教
室で暴言をぶつけて来たヒーローの本音が放課後に解き明かされたり、小規模な力を使って家庭の問題を解決したり成長したりする小規模なSF(すこしふしぎ)ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-08 00:04:44
52575文字
会話率:46%
領主様のお屋敷で働き始めて一か月。
お屋敷に住むある少女へ、密かな淡い想いを抱きつつあったオリバーだったが……。
「蝶を吐く」企画参加作品です。
最終更新:2019-01-23 01:57:16
1828文字
会話率:37%
世間では今日から三連休。
それなのに、あたしは何やってんだろう……
暗くて小さな公園のベンチに、ひとりで座る『あたし』。
「コーヒー、飲みませんか?」
そう言ってあたしの目の前に現われたのは、宅配便のお兄さんだった。
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◆秋月 忍さんの『夜語り』企画参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 20:00:00
18387文字
会話率:34%
兄の名はヘンリー、妹の名はグレース。
ふたりは仲の良い兄妹でした。
ある夏の日の午後のこと。ヘンリーとグレースは、森の中を散策することにしました。
その森の中にあったのは――
最終更新:2018-12-01 18:00:00
7599文字
会話率:30%
ヒガンバナが咲く森で、兄と逢った。
兄は、わたしの記憶と同じ姿をしていた。
最終更新:2018-11-03 06:00:00
7865文字
会話率:9%
世にも奇妙やアウターゾーン、週刊ストーリーランド風なSF(すこしふしぎ)ショートショートです。
不思議な世界をお楽しみくださいませ。
ちなみに私の脳内で思い浮かべた物語を書き出していますので短い話は本当に短いと思います。
そんな時は、皆様の
脳内補完で色々な妄想を働かせてあれこれ考えてみてください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 11:37:34
4600文字
会話率:20%