ジークアクスの公開直後から、ちらほらと話題になって、私のところまで聞こえてきました。
シャアがおると・・・。
一年戦争という響きに惹かれて、気になって映画館に行き、雪崩式にテレビ放送を視聴しました。
そんなおじさんの観た感想です(笑
)。
拙作、決してガノタではありませんので、お手柔らかに(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 00:59:19
7913文字
会話率:0%
会社に身も心もすり減らされたシステムエンジニア・佐倉優は、過労死寸前でまさかの異世界転生! 目覚めた先は、魔物がうごめく超危険な「ブラックダンジョン」でした。
絶望かと思いきや、彼に与えられたのは、とんでもない農業チートスキル!「このブラ
ックダンジョンを、絶対にホワイトに変えてやる!」――前世の「効率化」と「ホワイト化」への執念を燃やし、佐倉はダンジョンを「誰もが定時で帰れる理想の農場(ホワイトファーム)」にすると決意します。
彼はやがて、魔物の言葉を理解する『共感の響き』スキルを覚醒させ、苦しむ魔物たちの本音を知ることに。そこで佐倉は、魔物たちを倒すのではなく、「従業員」として雇い、自身の絶品作物を報酬に「定時退社」という画期的な働き方を提案します。
佐倉の真摯な人柄と、初めて経験する「豊かさ」と「ホワイトな労働環境」に感動した魔物たちは、ホワイトファームの一員となり、種族を超えた絆で結ばれていきます。ダンジョンを楽園へと変えていく彼らの噂は外界にも広まり、疲れ果てた人々までが佐倉の元へ集まってくるように。
これは、一人の元社畜が異世界で「天職」を見つけ、魔物たちと共にブラックな世界をホワイトに変え、定時で上がる幸せを世界中に広げていく、新しい時代の物語。
※火・木・土曜12時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:00:00
2915文字
会話率:12%
音と自然が共に生きる世界——
風が囁き、水が歌い、草木が語るこの地で、人々は“音”に宿る命の気配を感じて暮らしていた。
その片隅、山と森に抱かれた集落に生まれた少女・メアは、生まれつき“すべての音を聴く”力を持っていた。
鳥の羽ばたき、雨
の振る舞い、獣の心音までもが、まるで言葉のように彼女の耳に届くのだ。
十歳になったメアは、特別な子どもたちが通う「響命(きょうめい)の学舎」へと進む。
そこでは、音を媒介として獣と心を通わせる技術や、命との向き合い方を学ぶ日々が始まった。
出会ったのは、言葉を持たぬ白銀の獣・シェイロ。
そして、無口な少年・アオル。おしゃべりな親友・ミーシャ。
失われた音を求める王子・リオヴェルと、音を忘れた父との距離——
すべての出会いが、メアの中の“響き”を育てていく。
これは、一人の少女が
音と命をつなぐ“巫子”として歩んだ、二十年の物語。
そして、やがて誰かに“音を託す”母となるまでの、静かで強い旅の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 10:17:18
1857文字
会話率:15%
ダンジョンの存在する世界でクライシス・グリスは今日も迷宮に潜る。目的は軽くお小遣いを稼ぐためだ。中には自分たちのダンジョンに挑んでいる最中を配信してお金を稼ぐ者もいるが自分には無理だと諦めていた。
そんなクライシスだがダンジョンに潜っ
ている最中、モンスターを連れて逃げている人と出会う。眼の前の人からは逃げてという声とモンスターの怒号。それらを見てクライシス・グリスは逃げるのではなく前に進んで迎え撃つ。
そして響き渡る悲鳴をうるさく思いながら撃退したクライシスは呆然としている逃亡者を無視してモンスターのドロップを回収して撤退する。
「今日からあなたも配信者になりませんか!?」
「は?」
後日、モンスターから逃げていた人から配信者にならないかとスカウトされた。
最初は遠慮してたが、お金を稼げるし成績も上げれると聞いてクライシス・グリスは配信者となる決意をする。
※作者は配信活動に関して詳しくは知りません。変なところがあっても笑って流してください。
※ストックがキレるまで毎日20時に予約投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 05:40:00
471816文字
会話率:48%
【一二三書房Web小説大賞6参加作品】
「故郷を、家族を、奪った全ての者へ――血の復讐を」
数千年の時を生きるハルゼルマ家最後の生き残り、ウタジ。
彼の生は、一族を滅ぼした宿敵への壮絶な復讐譚と化した。
〝血魂の琵琶〟の音色が響き渡る暗
闇の世界で、血と魂が渦巻く因縁の戦いが、今、始まる――。
異形が蠢くダンジョン、裏切りと策謀、そして禁忌の力が交錯する本格ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 19:00:00
158304文字
会話率:20%
徳川家康の誕生から、三代目将軍家光までを壮大なスケールで、平家物語調に描く異質小説。
キーワード:
最終更新:2025-06-23 12:07:01
76985文字
会話率:20%
「逃げろ!」
その声は、昼下がりの街に突如として響き渡った。
銃声のように鋭く響いたその一言が空気を震わせ、道を行き交っていた人々は思わず足を止め、反射的に声のしたほうへと振り返った。
だが、誰もが違う方向を向いている。確かに背後か
ら聞こえたはずなのに、方向が定まらない。互いに目が合うと苦笑いし、小さく首を傾げた。
不安げな表情で上空を見上げたり、背伸びをして通りの向こうに目をやったが、上から何かが落ちてくる気配もなければ、通り魔が暴れている様子もない。爆発音も火の手もない。
誰かのいたずらだろう――そう納得する者が一人、また一人と歩き出し、静寂は降り始めた雨のように次第に崩れ、人々は再び日常へと戻っていった。
しかし、それが終わりではなかった。
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最終更新:2025-06-23 11:00:00
3424文字
会話率:48%
「クソ! クソどもがよお! 消えろ! 消えろよおおお!」
夜、とある住宅の一室に響き渡る少女の怒声。その獣じみた絶叫に、夫婦はただ耳を塞ぐしかなかった。
以前はこんな子ではなかった。笑えば頬にえくぼができ、素直で、拍子抜けするほど手の
かからない娘だった。だが、ある日を境に、何かが壊れたかのように豹変したのだ。
「もう無理よ……あの子がどうしてこんなふうになっちゃったのか、あたしにはわからない……!」
「落ち着けよ。君まで取り乱してどうするんだ。大丈夫、きっと医者がなんとかしてくれるさ」
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最終更新:2025-06-17 11:00:00
2448文字
会話率:60%
「ん、なんだこれ……」
『おはようございます。いい朝ですね』
「え……ああ、そうか……」
朝、目を覚ましたおれは、首筋に妙な違和感を覚えた。女性の澄んだ声が響き、その理由はすぐにわかった。これは「スマートチョーカー」だ。
最新の健
康管理システムで、政府の健康促進キャンペーンの一環として開発・無料配布されたものだ。モニター対象者に選ばれ、昨晩、強引に装着させられた。報酬があるという話だが、おれはどうも気が進まない。
生活習慣を改善させ、国民の健康を底上げするのが狙いらしい。少子高齢化で労働力が足りない今、現役世代の健康管理は最優先事項だそうだ。
付属の器具で極小サイズのチップをこめかみに埋め込むことで、AIの声が自分だけに聞こえるという仕組みだ。
『ビタミンDが不足しています。五分間の日光浴をおすすめします』
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最終更新:2025-05-28 11:00:00
1860文字
会話率:58%
ある日一人の赤ちゃんが孤児院に預けられることになりました。その名前はリエル。少年は12歳になるまで不自由なく暮らすことになるのです。
しかし突然、一人立ちの基準を満たしたので都から出ていって欲しいと告げられる。
仕方なくリエルは旅に出
ることになる。どこかの街で冒険者になろう。そしてお金を稼ぎ、安定した暮らしを探そう。そうした決意を胸に、街道を歩いて行くのです。
そして、数日後。のどが渇いたので川辺で水を汲む。その後で戻ろうとした瞬間、突然の地響きによって足を滑らすことになる。果たしてリエル少年の運命はいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 15:48:56
60142文字
会話率:35%
*一応クラス転移ものです。R15は念のためつけてます。
悪の帝国に召喚されるはずだったが、割り込みによって善の王国に召喚された主人公とヒロイン(多分)!
異世界で、唸れ筋肉!舞い散れ花々!
誰が何と言おうとも!ドン引きされてもどこ吹く風
で!求めるモノへと突き進め!!
これは、響きあう美(?)の物語。
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初投稿です。この作品はノリと勢いと世界平和の心でできています。
気楽に流し見できる作品を目指していますので、気軽に通りすがって行ってください。
基本的に週1投稿で、でき次第の投稿を予定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 06:00:00
435585文字
会話率:46%
ある日、90歳の老人が死亡し、あの世に行くと思っていたら生前に悪魔と契約していた事から異世界転生する事に……
そこは人々が魔法を使える事が常識となった世界で金髪の少女に転生していた。
しかし、魔法が使えない事から少女は、家族の中でどこ
か孤立感を感じながら、過ごしていた。
ある日、妹が村の守り神の生贄に選ばれ、助けようと奮闘する中で出会った悪魔と魔法が使える事を対価に取引し、物語が動き出す。
剣と魔法の異世界に
響き渡る銃声は
少女が奏でる
ガンマン協奏曲
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 23:59:09
220969文字
会話率:38%
星見丘中学のひなたは、天文台で仲間と笑い合う。金色に裂けた空から、ヴェイル・エメラルドが街を襲う! スターライト・フラッシュに変身し、拳と魔法で戦うが、転校生・悠斗が赤金のスターライト・ブレイヴとして参戦。姉・れなを失った孤独な彼に、ひなた
は叫ぶ。「絆は本物だ!」星の光と槍が響き合い、壮絶バトルで希望を掴む!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 21:00:00
1655文字
会話率:0%
高校三年の春、佐藤悠太の日常は六つ子姉妹――熱血な紅音、クールな蒼、明るい柚、癒し系の碧、芸術肌の菫、甘えん坊の雪――で賑やか。文化祭の告白、花火大会の熱い夜で深まった絆だったが、卒業前の進路話し合いで波乱!「体育大でバスケプロ!」「東大が
最適」「芸能界で輝く!」「看護師で癒す」「美大で色を」「教師で笑顔を!」六人の夢がぶつかる中、悠太の心は揺れる。「家族」か「恋人」か――選べない葛藤と向き合う桜の下で、姉妹の本音が響き合う。卒業前の春を彩る、熱く甘いラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 16:23:21
1199文字
会話率:0%
清峰高校の2年生、麻生翔太は、皮肉屋だが仲間を見捨てられない少年。学園祭を1週間後に控えた秋、旧校舎の音楽室で10年前の先輩たちが残した楽譜とカセットテープを見つける。そこから流れる未完のハーモニーと「本音を響かせて」という声が、10人の女
子生徒に奇妙な現象を引き起こす。佐倉美月は声がエコーになり、高橋葵の声は聞こえず、三浦彩花は仲間が見えなくなる。それぞれの現象は、親の圧力、ネットの誹謗中傷、グループの孤立など、現代の思春期の悩みとリンクしている。翔太は、10人のヒロインたちと協力し、現象の謎を追う。音楽室で明らかになるのは、10年前の先輩たちが本音を偽り、互いに「見ず」に解散した後悔。翔太の「俺が見てるぞ」という言葉をきっかけに、ヒロインたちは本音を叫び、葛藤を乗り越える。学園祭のステージで、10人の「本音のハーモニー」が響き合い、現象は消え、絆が深まる。夕陽の校庭で、翔太と10人は「次はどんな本音を歌おう」と笑い合う。誰かが必ずあなたを見ている――そのメッセージが、読者の心に温かい涙を残す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 10:46:36
2501文字
会話率:42%
幼い頃に両親を亡くした執事・早川真司は、ある名家に仕えている。ある朝、彼はピアノを奏で、お嬢様・氷室百合はその音に応えるようにバイオリンを弾き始める。二人の演奏は、互いの孤独や過去の傷を静かに包み込むように響き合う。音に寄り添うことで生まれ
るささやかな心の交流と、季節の移ろいの中に積み重なる変わらぬ日常が描かれる──そんな静謐なひとときの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:01:32
1579文字
会話率:15%
幼い頃に両親を亡くした執事・早川真司は、ある名家に仕えている。ある朝、彼はピアノを奏で、お嬢様・氷室百合はその音に応えるようにバイオリンを弾き始める。二人の演奏は、互いの孤独や過去の傷を静かに包み込むように響き合う。音に寄り添うことで生まれ
るささやかな心の交流と、季節の移ろいの中に積み重なる変わらぬ日常が描かれる──そんな静謐なひとときの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 04:07:13
1579文字
会話率:15%
技術者一家の令嬢エステラは社交よりも機械いじりの好きな、淑女とは程遠い令嬢だった。唯一、エステラを認めてくれる婚約者グレンの義腕のメンテナンスを心の拠り所としていたものの、ライバル家の令嬢メディアナから「グレン様は今後我が家でメンテナンスを
行うことになった」と告げられる。技術者としても婚約者としても自信を失ってしまったエステラは、訪ねてきたグレンを拒絶してしまう。しかしその時、王都中に非常事態を告げる緊急警報が鳴り響き――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:12:19
17575文字
会話率:37%
国一番の陰陽師と呼ばれ、99歳で天授をまっとうした如月ユウマは目が覚めると、見たこともない森の中にいた。
すると、脳内に声が響き、自分が20歳の時の姿で異世界に転生していたことを知る。
『おはようございます、マスター。挨拶はそこそこに
して、目の前のゴブリンを倒してください』
その声の主は転生時に新たに手に入れたスキル【AI】であり、ユウマの新たなる人生を補助するスキルだった。
スキルである【AI】はユウマの式神である金髪の幼女の姿をしたキツネの妖怪に乗り移ると、ユウマはAIちゃんと共に新たなる人生を歩むことにする。
最強陰陽師とAIちゃんの第二の人生が始まった。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:00:00
567898文字
会話率:56%
―火乃森炎架、ただいま敗者モードで参上!?
かつて“灼熱の天才”と称され、学園の頂点・SS等級に君臨していた少女――火乃森 炎架(ひのもり ほのか)。
その彼女が、ある事件をきっかけに一転、最底辺のE等級へと降格され、誰もが忘れかけたそ
の名が、今ふたたび学園に響き渡る――!
制服を着崩し、癖っ毛ミディアムを揺らしながら、火花散るような視線で登校してきた炎架。
その姿を見て、周囲はざわつく。
「……あいつ、戻ってきたのかよ」
「本当に契約精霊、失ったって噂……?」
「っていうかファンクラブまだ生きてる!?」
敵視と畏怖と憐憫、そして熱狂。
今や彼女の存在は、学園最前線の“過去の亡霊”と化していた。
だが、炎架にとってこれは“幕引き”ではなく――「再起の第一歩」でしかなかった。
◆
かつて手を取り合った親友、無邪気に支えてくれる後輩、
氷のように冷ややかな宿敵、そして小生意気なマスコット精霊(?)。
平穏そうでちっとも平穏じゃない学園生活の中、
彼女の周りでは“精霊界をめぐる不穏な気配”が静かに忍び寄っていた。
今はもう手の届かないはずの、あの“灼熱の契約”。
それでも、諦められない――この手で、再び炎を掴むために。
「私は、終わっちゃいない――この火が、まだ消えてないんだから!」
これは、一度全てを失った少女が、仲間と出会い、戦い、笑いながら“本当の居場所”を見つけていく、
ちょっとだけ青くて、ものすごく熱い、“情熱と再起”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 04:06:31
42161文字
会話率:13%
ふと気付けば、俺は人々が犇めきあう広大な場所にいた。
自分に関する記憶だけを失って……
頭に響き渡る入社式の訓辞。
状況が呑み込めない中、俺は、訳知り顔のトーマという図々しい男に声をかけられる。
入社式後、識別番号順に無数のチームが編
成された。
《teams WIS831322》
〔identification code〕〔name〕
9793519305 フィン
9793519306 ニモ
9793519307 俺
9793519308 マイケル
9793519309 トーマ
9793519310 ハル
9793519311 ライラック
9793519312 アンリ
9793519313 サミー
9793519314 レオン
まずは、二人一組のバディーで、新入社員研修をこなさなければならない。
同じチームの個性溢れるメンバー達とともに、この不思議な世界での活動が始まる。
……俺は記憶を取り戻し、無事に円満退社が出来るのだろうか?……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 15:14:57
222212文字
会話率:47%
「あぁ、何度目だろう。君と僕の声が響きあう、宝物のような時間」
小さな旅の中で紡がれる、二人だけの音楽。
そして――
今僕は、独り弦を弾く
最終更新:2025-06-18 19:54:55
2866文字
会話率:3%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%
最愛の恋人を事故で亡くした松橋慧人(まつばせ えいと)は失意の日々を送っていた。それでも友人たちに支えられようやく前を向いて生きる決意を固めた彼は、少しずつ日常を取り戻してゆく。
その日も彼は大学から郊外の安アパートに帰る途中で、最寄り
駅から住宅街を抜け、坂を登りきれば自宅、というところまで来ていた。
ふと、聞き慣れない声を聞いた気がして彼は足を止める。
というか……今の声、どこから聞こえた?
再び声がして、彼は声のした方向を見上げた。
その彼の目の前に、轟音と地響きとともに落ちてきたのは⸺
「お久しぶりです、マイマスター!」
いや誰だよ!?知らねえよ!?
これはそうやって不思議すぎる出会いを果たした“マイコ”と、俺こと松橋慧人との、たった一週間だけの邂逅の記録。それが世界を変える出会いになると、この時俺は、まだ知らない⸺
◆“未来”からやって来た不思議な美少女と、彼女に深く関わることになる(今はまだ関わってない)彼とのドタバタコメディ。「ラブ」になる予定はありません。今のところ、一応。
タイトルは仮題です。もしかしたら一週間書けない……かも?
◆多分20話くらいで終わると思いますが未定です。現状8話を執筆中です(爆)。
毎日更新ですがストックが尽きたら不定期更新になります。ご了承下さい。
◆設定の都合上、舞台は2022年5月の九州北部のとある街です。そのつもりでお楽しみ下さい。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が予告なく再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆アルファポリスでも公開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 21:00:00
22817文字
会話率:46%
「そなたとの婚約を破棄するっ!」
王都、社交シーズン終わりの王宮主催の舞踏会。
その会場に王太子のよく通る声が響きわたった。
王太子は婚約者がいかに不出来かを滔々と述べ立てて、だから自分には、将来の王妃には相応しくないと彼女を断罪する。
そして心当たりがあり過ぎる彼女は特に反論もしない。
だが自分の代わりに婚約すると王太子が告げた人物を見て唖然とする。
だってその令嬢は━━━!
◆例によって思いつきの即興作品です。
そしてちょこっとだけ闇が見えます(爆)。
恋愛要素もファンタジー要素も薄いので久々にヒューマンドラマで。
◆婚約破棄する王子があり得ないほどおバカに描かれることが多いので、ちょっと理由をひねってみました。
約6000字、久々に短編で投稿します。
◆つい過去作品と類似したタイトル付けてしまいましたが、直接の関係はありません。
◆この作品もアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 19:00:00
6417文字
会話率:63%
壮大な第4巻では、ホグワーツが時間のパラドックスと古の預言の重みに揺れる。未来から迫るデジタル黙示録の亡霊が魔法界に影を落とし、忘れられた神話が再び目覚め、時の流れを再構成しようとする。
魔法と科学が交差し、呪文と電子回路が現実の支配権を
巡って激突する。選択は単なる意思表示ではなく、世界の構造そのものに波紋を広げ、運命と自由意志の本質が問われる。
次々と訪れる犠牲と別れの中で、登場人物たちは自らの信念と向き合い、歴史の重圧に抗おうとする。ハリーはその中心に立ち、世界の終焉と再生のはざまで「選ぶ」という行為にすべてを賭ける。
この巻は、希望と責任、宿命と可能性が交差する壮麗な思索の旅である。科学、神話、魔法が織りなす新たな叙事詩の中で、「明日」という名の謎が響き続ける。
運命がすでに決められているように見えても、それに抗う光は確かに存在する。読む者は気づくだろう——選択こそが、未来を切り開く唯一の魔法であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 06:00:00
181665文字
会話率:18%
魔法界は変化の危機に瀕している。三大魔法使いトーナメント前夜、世界中からホグワーツを訪れるゲストの前に、彼女は別の現実からやってきた。異質で、危険で、壊れている。その名はかつて、廃墟と化した都市の野原に恐怖を与えた。
彼女は救済を求めている
。あるいは破滅を。
ハリー・ポッターは謎めいた見知らぬ少女と出会う。過去の傷跡が現在に響き始め、古代の遺物が再び運命を引き寄せる。
聖杯は伝説ではなく、鍵なのだ。
しかし、正確には何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:37:51
182718文字
会話率:5%
朝の光が窓から差し込み、東京都心に位置する私立星陵高校の教室を穏やかに照らしていた。五月も半ば、中間テストが終わり、生徒たちはどこか浮ついた空気に包まれている。三年B組の教室では、担任である田中先生の退屈な古典の授業が緩やかに進んでいた。
「……故に、この歌は古くから男女の情景を」
田中先生の単調な声が子守唄のように響く中、俺、**黒木蓮くろき・れん**は窓の外に目を向けていた。高層ビル群の合間に見える、わずかな青空。都会の喧騒は、この教室の中まで届くことはない。退屈な日常。しかし、それが崩壊する日だとは、誰も想像していなかっただろう。
俺は別に成績が良いわけでもなく、運動神経が特別優れているわけでもない。クラスの中心にいる陽キャでもなければ、隅でひっそりとしている陰キャでもない。どちらかといえば、存在感が希薄な方だ。だが、自分なりに冷静に物事を観察し、判断する癖はついていた。特に、人々の行動原理には興味があった。群れることで強くなる者、群れることで弱くなる者。人間なんて、所詮そんなものだ。
その時だった。
突如として訪れた異変
一瞬、教室全体が白く輝いた。強烈な光に目を閉じると、耳鳴りがキーンと響き渡る。まるで、高速のエレベーターが急降下するような胃の浮遊感と、全身を包み込むような圧迫感。それは数秒間続き、次に目を開けた時には、見慣れたはずの教室が、まるで何かの装置の中にいるかのように揺れていた。
「な、なんだ!?」
誰かが叫ぶ。田中先生も呆然とした顔で立ち尽くしている。教室の窓の外に見えていたはずの高層ビル群は、跡形もなく消え去っていた。代わりに広がっていたのは、見渡す限りの深緑の森。そして、視界の遠くには、まるで空に浮かんでいるかのような巨大な岩の塊がいくつも見えた。
「うわああああああ!」
「地震!? いや、違う!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 17:11:05
9617文字
会話率:29%